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今日、一冊の本を読み終えた。
三浦しをん著「風が強く吹いている」という本だ。 これがメチャクチャ面白かったので、 今日は読書感想文を書いてみる。 あらすじは、同じ大学の寮に住む個性あふれる十人の学生が 箱根駅伝を走ることを急に目指し、ほんとに走っちゃうまでの 数ヶ月を書いた小説だ。 素人が、数ヶ月の練習で箱根駅伝を走るという、リアリズムのなさ。 寄せ集めの弱小チームが大きな目標に向かうというストーリーは、 スポーツ漫画でよく見かけので、斬新なオリジナリティーもない。 リアリズムもオリジナリティーもないこの小説に、 なんでこんなにも感動したのだろうか。 読んでる途中から胸が熱くなって、息が苦しくなったのだろうか。 その理由を考えてみたが、よく分らない。 よく分らないから、読み終えた今の僕が思うことを書いてみよう。 生きることに意味なんて理由付けは必要ないんじゃないだろうか。 ただ、生きる。それだけでいいじゃないか。 仕事でもなんでもそうだけど、これになんの意味があるのかとか、 自分に合っているのかとか、そんなこと考えてる暇があったら、 とりあえずやってみることが大事なんじゃないだろうか。 自分に能力がなくったって、やり甲斐や意味なんてなくったって、 本気になってやることで見えてくる何かがある。 やりたいことや自分に合うものが見付からないとか、今はそんな時間が無いとか 言い訳ばかりして、何もしないよりも、自分を信じて、そして仲間を信じて ただ目の前の課題を黙々とクリアしていく。 そしたら、最後にゴールがあって、 そこでみんなで雄叫びをあげることが出来る。 能力のある者も、ない者も、 自分に適してる者も、適していない者も、 時間がある者も、ない者も、 みんな一緒に輪になって、雄叫びをあげることが出来る。 それで充分ではないのだろうか。 自分にとって「最適の選択が最良の選択とは限らない」 これが、読み終えた今の僕の感想です。 この本読んでない人にとっては、 なに書いてんだか意味不明な文章になってしまって ご免なさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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