心配事
ビジネススクールを卒業したばかりの若者が、経理社員募集の広告をみて応募することにした。小さなオフィスを経営しているのは、神経質そうな男だった。「経理業務が分かる人材が欲しいんだけれど、主な仕事は私のために心配してくれる人を探しているんだよ。」「。。どういう意味ですか?」「私は心配事が尽きないんだよ。それで、もうこれ以上、金の心配をするのは嫌なんだよ。だから、君の仕事は私の代わりにお金の心配をして欲しいんだよ。」「わかりました。それで、給与はいくらですか?」「初任給は年俸10万ドルでどうだね?」「10万ドル!!」 若い会計士は叫んだ。「小さな会社なのにどうしてそんなに高い給与が払えるんですか?」男が言った。「それだよ。それが君が最初に心配する仕事だよ。」