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仕事で御徒町にいったのでついでに湯島天神でお参りしてきました。
仲町通りにある喜屋と心正堂という日本画材料店で日本画の絵の具と絵の具びんと和紙と面そう筆を購入♪ 去年はブルーと紫の紫陽花の花を描くために同じ頃絵の具を調達しにきていたのを思い出しだします。 昨日ひとめぼれして購入したトルコ桔梗の花に使う色を選びました。 ところで、日本画の絵の具の色の名前って、奥がふかいんですよ。 白緑 緑青 萌木 菜種 紅梅 群青 牡丹 辰青 翡翠 琥珀 珊瑚 竜胆 柑子 黄檗 若芽 浅緋 水浅葱 白群 etc..... みなさんはいくつ読めましたか? 繊細な色合いの日本画。この日本画の色は、全て天然の宝石の色なんです。 文京区湯島にある喜屋は、老舗の日本画材料専門店。店内1階には700を超える 微妙な色の絵の具がずらりとならんでいて、10gずつ購入できます。 同じ色でもさまざまな濃淡を作れるのは、作り方にあります。 石を砕き、振るいにかけ、石を細かくしていきますが、細かくすればするほど、同じ色でも色が薄くなるんです。 他にも砕いた粒子を焼いたりと、さまざまな方法で微妙な色の違いを作っています。 そのまま使ったり、すこしちいさいフライパンで焼いたりして色を変えて使ったり、日本画は料理に似ているんです。 ほんの何gの絵の具の量(調味料)と描く人のその場の気持ちで全然違った絵(味)になります。 私の学校は、日本で唯一日本画の絵の具を作れる機械がおいてあり(これが理由でこの学校に入学を決めたのですが(^-^)、橋本光安先生のHPで、作り方が御覧いただけます。 日本画資料集ホームページ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年06月04日 10時15分59秒
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