由紀さおり・安田祥子(安田姉妹) 花 ――春のうららの隅田川
由紀さおり・安田祥子(安田姉妹)花(春のうららの隅田川)* この動画の視聴には「ニコニコ動画」の一般会員登録(無料)が必要です。武島羽衣(たけしま・はごろも、又次郎・またじろう)花春のうららの隅田川のぼりくだりの舟人が 櫂かひの雫も花と散る 眺めを何に喩ふべき見ずやあけぼの露浴びてわれにもの言ふ桜木を 見ずや夕暮 手を伸べて われさし招く 青柳を錦織りなす長堤ちやうていに暮るればのぼる朧月おぼろづき げに一刻も 千金の 眺めを何にたとふべき作曲:滝廉太郎組曲『四季』第1曲として、明治33年(1900)発表。註舟人が:舟人の。cf.)「君が代」。見ずや:見ないか。見ようよ。ご覧よ。「見ず」と「水」の掛詞(かけことば)の意図もあるのかもしれない。われにもの言ふ:私に語り掛ける。げに一刻も千金の:本当に一瞬一瞬が値千金(あたいせんきん)の。プレシャス・タイムの。 花見 (1900年頃撮影、写真は江戸川。)ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン * 画像クリックで拡大