レモ・ジャゾット アルビノーニのアダージョ ホルスト・ゾーム指揮 ほか
レモ・ジャゾットトマゾ・アルビノーニアダージョRemo GiazottoTomaso AlbinoniAdagioホルスト・ゾーム指揮コペルニクス室内管弦楽団Remo GiazottoALBINONIAdagioクサヴァー・ヴァルヌス:オルガンララ・ファビアンLara FabianAdagioデイヴィッド・ギャレットDavid GarrettAlbinoniAdagioアルビノーニのアダージョヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団* 20世紀イタリアの音楽学者レモ・ジャゾットは、ザクセン国立図書館から入手したアルビノーニの自筆譜の断片を編曲したと称して、《ト短調のアダージョ》を出版した。この作品が《アルビノーニのアダージョ》として親しまれるようになると、ジャゾットの名もアダージョの編曲者としてとりわけ有名になった。ジャゾットは、自分は編曲したのであって、作曲したのではないと言い張ったが、現在では完全なジャゾットの創作であることが判明している。音楽史上屈指の珍事といわれる。実際、曲調はアルビノーニが生きたバロック時代のものではなく、近代的な感性に溢れていることから、事実がばれるのは時間の問題だったろう。 ・・・よほど照れ屋さんだったのか(?)何だか知らないが、ジャゾット氏の気が知れない