工藤吉生歌集 沼の夢 現代短歌 新刊
工藤吉生歌集 沼の夢 現代短歌 新刊くどう・よしお 第二歌集 全322首孤独感のなかに、溢れる抒情とユーモア価格:1,980円(税込、送料無料)(2024/3/6時点)楽天で購入一滴がひらたい石の床に落ちそれが聞こえるくらいに孤独十一月四日にリリー・フランキー、NOKKO、名倉潤、オレが生まれた工藤にも生きる権利があるという嘘みたいだがほんとの話見かけより歯ごたえのあるパンだけどオレもそうだぜパワーでかじるまた朝だ 磨けば光るものをもつつもりのオレがうなる 短く言ったってどうせ信じてくれない、と涙流したけど嘘だった「それだけのことだ」と言って長ーーーーーーーーーい説教終わる高校の頃の自分に出会いたい嫉妬渦巻く目をのぞきたいスーツ着たままデタラメに歩いたらオレしかいない草原に雲* 動物の中で、ヒト、サル、ネコなどはひとり遊びをするという。ひとり遊びは、最も高度に進化した頭脳の営為であるともいわれる。そこはかとなくそんなことを思い起こさせる、気鋭の歌人の注目の新刊。