じっくり
久しぶりにまともに休日が取れた今日、天気は快晴。やろうやろうと思っていた色んなことを片付けようと朝から気合いっぱつ。朝牧場から帰ってきて、とりあえず洗濯。洗いたかった冬物や汚れた作業着もと、洗濯機をまわすこと計4回。その間くくるを捕まえ、抜けた冬毛をブラッシングしてぼさぼさだった毛が3分の2くらいのボリュームに。薪ストーブ関係のものを片付け、床を雑巾でふきあげる。今年もやっている庭での家庭菜園。今のところこんな感じ。マルチの二十日大根は全て収穫が終わったのでマルチをはがし、堆肥を入れて耕した。マルチじゃない二十日大根も大分少なくなってきた。一列並べて植えたジャガイモはいい感じ、順調に伸びてきた。カリフラワーとブロッコリーの勢いは素晴らしいけれど、ナスや枝豆は何故か弱々しい。去年の日記を見ても最初の頃は弱々しかったようで、こんなもんなのだろう。ここ最近は、昼間20度を越える日も少なくなくなってきたけれど朝晩はまだ冷え込み、10度を下回る日も少なくないので、寒さにやられているのだろうか。ミョウガとシソのところは去年から全くいじらず、ミョウガは地下茎から、シソは去年落ちた実から芽が大分出てきていい感じ。イチゴも去年に比べて四方に広がり、2,3個やっと取れた去年よりは良さそう。布団を叩き、部屋を掃除し、洗濯を干しているとあっという間に時間は12時。アウトドアは午前で終え、午後は返事を書いていなかった手紙を数通書き、「最後の将軍」を読んで、じっくりインドア。それにしても司馬遼太郎が面白い。「竜馬がゆく」を読んで以来、まだ多くは読んでないけれどはまってしまった。「竜馬がゆく」が倒幕側から見た幕末ならば「最後の将軍」は幕府側から見た幕末。同じ時代なのに全く印象が違うのは、視点違いだけではなく「坂本龍馬」と「徳川慶喜」のキャラクターを、文章全体で表現しているからなのだろう。次代の描写や背景は、この本の中では二人の強烈で魅力的なキャラクターを表現するのに必要な材料にすぎないように思えた。んでもって、幕末という時代背景がこの二人を表現するにはあまりにドラマチックで、あまりによく出来てる。とにかく面白かった。しいて言うならば、最後の将軍を先に読んでた方が面白かっただろうなと思う。夕方になって買い物へ・・・。そんなこんなで久々の休日はじっくり過ごせた一日でした。