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テーマ:心のかたち、人のかたち(951)
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昨日ブログを書いてから、病院に行きました。
いや、私の具合が悪くなった訳ではないんです。 骨折で入院してた時知り合って仲良くなった、 ガンが脳に転移して入院してた主婦さん。 お母様が入院してらして、同じ部屋だったので話をするようになった、 眠り姫おばあちゃんの娘さん。 その眠り姫おばあちゃんの娘さんから土曜日にがあり、 主婦さんがもうかなり悪く(これは2週間まえに聞いていた)、 付添いしてるお母様もお疲れのようだから、 一晩付添いを二人で変わってあげないかと言われたのでした。 結局、お母様はここまで来たのだからずっと付いていてあげたいとの事で、 私たちの泊まり込みは断られましたが、 今週岡山の病院に転院されるとの事だったので、 私もお見舞いしたかったのですよ。 眠り姫おばあちゃんの娘さんの話では、 主婦さんは家族の顔もわからないほど悪くなってると聞いていたんですが、 昨日行って「私わかりますか~」と手を振ったら、 うんうん、とうなずいてくれました。 眠り姫おばあちゃんの娘さんは、 「入院中いつもいっしょにいたから、 Meeeさんの事はわかったんだね」と言ってくれて、 嬉しかったけど、胸がつまりそうになりました。 一緒に入院してた頃、 いつも食堂にご飯食べに行く時は一緒で、 リハビリの合間に屋上へ行って景色を眺めたり、 金曜日にはピアノの部屋に行って他の患者さんと一緒に歌を歌ったり。 しんどかったけど、楽しい毎日でした。 私は今度の入院で完全に良くなるけど、 彼女は入院する度悪くなって… 命ってなんなんでしょうって思います。 誰の命が尊くて、誰の命が軽い、なんて事はないはず。 でもやはり彼女の運命は彼女の人生に何らかの意味を持たせるものだったと思うし、 そういう彼女と関わりあった私にも、 何らかの意味があるものなんでしょう。 『死』はマイナスイメージを持つ言葉ですが、 そこから生まれるものも数あります。 そういう事を踏まえて、 人の命の尊さを考えたいと思います。 主婦さんの事を思いつつ、今朝は原爆の日の黙祷をしました。 今日は62回目の広島原爆記念日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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