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カテゴリ:恋愛について。
お盆、実家に帰ると、
こちらではあまり観ないのにをよく観てました。 その中で、 終戦記念日にいろいろと戦争関係のドキュメンタリーがあった中、 予告で観てちょっと惹かれて、チャンネルを回してみたのが 『あの夏 60年目の恋文』です。 昭和19年、 奈良の国民学校の4年生だった少年は、 教生先生として赴任してきた女性に淡い恋心を抱きます。 先生の実習が終わって、先生が学校を離れ、 お嫁に行ったことがわかって、その想いは消えたかに思えましたが、 なんと60年後に、 かつての少年がドキュメンタリーに出ていた先生のビデオを観たことによって、 この恋物語はまた始まったのでした… このNHKのドキュメンタリーでは、 昭和19年の回顧シーンでは役者さんたちが演じますが、 今現在は本人達が出演し、 嫌味なく物語が進んでいきます。 教生先生の雪山汐子さん(現・川口汐子さん)は、 このドキュメンタリー撮影時点では80歳くらい、 本当に上品で知的な方。 この先生に恋焦がれたかつての少年、岩佐寿弥さんは、 70歳の映像作家、年齢より若く感じます。 昭和19年当時のお二人の写真が出てきますが、 先生の笑顔が本当にまばゆくて美しいんです。 あの、『日本がまさに破滅に向かって突進していく暗い時代』であった昭和19年、 でも二人には『たとえようもない輝く夏』だったというのです。 もう私は感動してしまって、 原作となった本をすぐさま購入してしまいました。 あの夏、少年はいた 原作は、その60年後にお二人が交わした書簡、 昭和19年当時の雪山汐子さんの教生日記、 そしてこの往復書簡を読んだ作家の方々のコラムで構成されていますが、 お二人の往復書簡、 なんと美しい文章なんでしょう。 日本語ってきれいなんだなあ~と思うと共に、 手紙というものを書かなくなって久しいなあ…と反省をもしたのでした。 もちろん岩佐さんもご結婚されていますが、 ホント、男の人って初恋の女性は永遠なんですね。。。 また60年経っても、 20歳の時の輝きを忘れないでいた川口汐子さんにも憧れます。 あんな女性になりたい~ ちなみに、 今日買った雑誌は『おはよう奥さん』 節約術を覚えなければ~…これが現実 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月20日 22時37分35秒
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