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世間では『いい夫婦の日』。
これにちなんでまた結婚について書くかとお思いでしょうが、 私にとって今日の日はいろいろつらい思い出があります。 6年前は、兄が脳出血で倒れた日。 父が肺炎で亡くなってから数ヶ月しかたってない出来事で、 信じられない思いで病院に駆けつけたものです。 特に私は前日兄に会ったばかりで、 一緒にお昼を食べていたけど相変わらず食欲旺盛で、 気にかかることと言えば、 いつも約束の時間前にはやってくる兄が、 なんの連絡も寄越さず1時間も遅れてきたこと。 来てからも自分からはなんの弁解もしなかったこと。 まるで自分は時間通りに来た、といった感じだったのです。 もしかしたら、 この日から異常はあったのかもしれませんね。 まあ幸い兄は発見が早く、適切な処置をしていただき、 今は麻痺も左腕のみ少し残っているくらいで、元気にしています。 私の結婚が決まってからは、 なぜか父親のようにあれこれ心配してくれて~ もしや兄の体に父が憑依したんではないかと思うくらい あと2年前には、 私が骨折で入院してるとき隣のベッドにいた主婦さんが、 脳腫瘍で亡くなっています… 私と入院しているとき、 もうすでに余命がないことを宣告されていたみたいなんですけど… 私と話をするようになってから、 食事も私と一緒に食堂へ行くようになり、 病院のイベントも積極的に出るようになって、 あとで主婦さんのお母様がお手紙下さって、 『入院中、あんなに楽しそうな娘の顔を見るとは思ってもいませんでした』 とおっしゃっていました… その後入退院を繰り返され、 私は足の経過を診てもらうため病院に行きついでに見舞っていましたが、 最後は岡山の病院に転院するので~といった前夜、 病院に駆けつけたときはもう意識不明でした… 私が「Meeeです、わかりますか?」と聞いたら、 かすかにうなずかれたようなので、 「来年岡山の後楽園の桜を一緒に見に行きましょうね」と言ったんですが、 結局こののち3ヵ月後に亡くなったのです… 結婚が早くて、成人している息子さんを始め、3人息子さんがいらっしゃいましたが、 離婚されて数年経っているとかで、 でもいくら離婚していても一度は病院に来てもいいだろうと思っていたら、 案の定お母様のお手紙から、 連絡は取ったのに結局お葬式にも全く顔も見せないで、 あの男のせいで娘がこんな事になったも同然、と恨み言を書いてらっしゃいました。 結局、結婚相手って、他人ってことかあ… 結婚って、なんでしょね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月22日 12時02分54秒
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