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September 9, 2006
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「乙武氏のブログ炎上についての雑考」
2006年9月9日

今回は、ブックマークさせていただいている、dandyroadsさんがこの件に関しての雑考をアップされているのを見て、実際に乙武氏のブログを読んで思うことがありましたので書くことにしました。
乙武氏のブログを見に行ってきました。
紀子さま出産
深くお詫びします
読んだ正直な感想としては「炎上してしかるべき文章をアップされているなぁ」ですね。

乙武氏は「紀子さま出産」という記事において、自身とは違う思想をもっている人々に向かってケンカを売るような文章を書いたのだ、という意識はなく、あくまでも、”何か誤解があって炎上してしまったのだろう”と安易に考えられているように読み取れました。
だからこそ、乙武氏が謝罪と称する記事をアップしても、炎上が終わらないのだと私は判断しています。

私は、ここで扱われているブログ記事以外に乙武氏の文章を読んだ事が無いので、断定はしませんが、少なくともこの件に関しては、乙武氏は”一人称・二人称・三人称の出来事”の区別をつけていない、と思いました。
もし、この件以外でも日常的に区別をつけていないのであれば、物書きで生計を立てているものにとっては、致命的なことだと私は思います。


乙武氏の言われる「性別がどちらでも命に変わりはない」という言葉は、残念ながら、三人称の出来事にしか当てはまらず、こういう言葉を臆面もなく言う事が出来る乙武氏は、”天皇家の存続”という命題に対して、自身に関係する事柄であるという認識を持たれていないのであろうと判断しています。

”天皇家の存続”という使命を持った皇族方にとって(一人称の出来事)、また、日本制度の核である天皇制を望む国民にとって(二人称の出来事)、親王殿下のご誕生は待ちにまった出来事なのです。

いまさら言うまでも無いことですが、日本は、天皇制という制度をとっています。
天皇制は、日本国憲法の第一章でも謳われるように、戦後の日本においても核となる制度です。
なので、現在の日本においても核となる『天皇家』に対して、日本国民が関心をもつということは当然の反応なのです。
(もっとも、現在の日本は言論や思想の自由が認められているので、天皇家に対して関心を持たないと言われる人々を否定する気はありません)

皇位の継承は、皇室典範において”皇統に属する男系の男子”だとの明記がある現時点において、親王殿下がご誕生されたというニュースは、日本国民にとって、天皇制の存続を意味し、大変喜ばしい出来事なのです。

紀子様御懐妊の前に、皇室典範の改正が急がれていたのは、『天皇制存続の危機』であったからで、日本の根本を揺るがす事態であるという前提をもとに考案された「皇室典範改正案」を、親王殿下がご誕生されて危機的状況を当面は脱したにも関わらず、つまり、前提が変わったにも関わらず、適用させる必要性があるか?という議題には一切触れずに、乙武氏は、自身のブログにて”親王殿下のご誕生を喜ぶ人々に対して、揶揄するかのような文面を”公開しました。

乙武氏は、「深くお詫びします」という記事にて、親王殿下のご誕生を喜んでいなかったわけではない、という理由を添えて謝罪を口にしていますが、炎上した真の理由である、親王殿下のご誕生を”一人称や二人称の出来事”と認識して祝辞を口にしている人々に対して、乙武氏は”三人称の出来事”として認識している立場で揶揄しているのだという事に対しては、何の説明も謝罪もしていないのです。

もっとはっきり言えば、乙武氏は『天皇制存続の危機』という局面を脱出できたのだと、現状の制度に則って喜びを口にしている人々に対して、「男女同権」という違う視点から揶揄を行い、何故自身がその視点からしか判断しないのかというような説明をせずに、「生まれてくる命に違いはない」という聞き心地の良い言葉で説明した気になっているに過ぎないのです。

乙武氏が、どのような考えを持たれていたとしても、それは乙武氏の自由だと思います。
しかし、ライターとして生計を立てている乙武氏がブログで文章を公開するという行為は、趣味で行っている無名の者とは違い、ある程度のフィルターを掛けられて見られているのだ、という自覚は必要だと思います。
つまり、「ペンの力で生計を立てているのだから、ペンの力を自覚してほしい」という事です。

以上のことから、私は、この事態は乙武氏自身が招いたことだと思うので、物書きとして自身のブランドを背負って書いている以上は、きちんとした対応をして欲しいと思います。





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Last updated  September 10, 2006 06:33:50 AM
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