112548 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

わたしのブログ

わたしのブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2009年04月24日
XML
カテゴリ:映画 本
 そのおとこは異常にがりがりだった。始まってすぐの感想。気のせいかとも思った。いや、どう見ても異常だ。進むにつれ、その男が1年間、1度も寝ていないことが分かった。そして何かに追われている。幻覚を見、いつも怯えている。
 『寝れない』という事。もの凄く辛いという事を、私は知っている。果てしなく続く暗い夜
。いい事なんて思い浮かばない。最悪な事ばかりが頭の中をぐるぐる回る。寝たいのに寝れないのがこんなにも辛いとは、自分がなってみて初めて分かった。1人ぼっち。
 そして、次の日も次の日も。夜が来るのが怖くなった。朝が来るのが、とても遅い。時計ばかり見てしまう。涙がでる。
 心が疲れて不眠になった。心に傷が出来てしまったのに、見ないようにしていた。その結果が『眠れない』私を作ってしまった。心の奥の底の部分。暗くて寂しい部分とい毎日向き合うはめになった。
 『体』は凄いと思う。シグナルのどこかしらで送ってくる。
 この主人公の男は、ある罪を犯した。それを忘れようと見ないようにしていたら寝れなくなり、痩せ細って気がおかしくなっていく。最後にその罪を受け入れた時、彼は深い眠りに落ちていく。その気持ちも分かる。暗い映画だったけど、私はおもしろかった。76.gif





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年04月24日 17時49分27秒
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X