ポジでもなくネガでもなく
ここ最近の出来事を通じて感じたこと。それはいつでもその時、その瞬間、自分の目の前のことだけに集中することの大切さかもしれない。先の事も考え過ぎず終わった事も後悔せずただただ「今ここ」を生きる。言葉として知識として知っていても自分で実体験する事の重みはその比ではない。よくポジティブ思考でいれば、いいイメージを描けば現実もその様になると言われるが実際はそんなに甘くない。勿論、自分自身の考えや方向性、あるいは身内や友人などに対しては通用する場合もあるけれども(例えばスポーツや何かを表現する場合などではその効果は大きいと思う)いざ、利害関係のある相手に関してはそう簡単には通じない場合が往々にしてある。自分がどう動こうと相手に対して目に見える利益を生み出さなければそんなの意味が無いことになってしまうのだから。かと言ってネガティブに考えすぎても自分が辛くなってしまうばかりだし。で、結局、どうするのが自分にとって一番楽なのか。私の結論は、良くも悪くも「考えない」。常にフラットな精神状態で居られればどんな結果も受け入れられるしその状況に応じて即座に動ける。いいイメージを考えすぎ期待しすぎるとそれが裏切られた時違った結果になった時ショックで動けなくなってしまう。それに思ったとおりに何もかも現実が進むなんて考え自体ちょっと人としては傲慢だよねぇ。。人の人生は私を中心には廻っていないのだから。ただ自分自身の考え方を変えること視点を変えることで自然とポジティブ思考になりその結果、相手との関係性がよくなり物事が上手く廻りだすと言うのはよく分かる。実際、そういう経験を自分でもしてる訳だし。でも世の中すべてがそれで変えられる訳ではない。自分が精一杯動いてもどう頑張ってもどうしようもないときもあるのだ。果報は寝て待てとは言わないまでも人事を尽くして天命を待つと言うような心境も場合によっては必要なのだ。何か人知を超えた大きな流れのようなもの、それに逆らわず今、自分の出来る精一杯を尽くしてその上で、よくも悪くも先を読んだり考えたりはせず平坦な気持ちでもってただじっと待つこと。これって気の短い私にはめっちゃめちゃ苦手な生き方なんだけど^_^;(何かしら動いてたり考えてるほうが楽)人生、時としてそういう生き方が必要な場合もあるのだ。と言うことを学んだ気がする今日この頃。やはりどんな経験でも無駄なことってないのだにゃ。