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今日も先週に引き続き万博へ。
旦那が午前中用があったので昼から行きました。 万博初体験の姉家族、私たち家族の大人5人、子供2人で車で今回は長久手駐車場へ。 到着ゲートが西ゲートだったので入って目に付いた長久手愛知県館へ。 先週見たばかりの子供が泣いちゃう『地球たいへん公演会』を又見ました。 先週眠っていためぐっちも今日は起きていたので泣くか心配だったけど、『こわいよぉ』といいつつ泣くまではいかず私にしがみついて見ていました。 でも途中で眠くなってしまい大音量の中今日もお昼寝。 愛知県館を出た後はZIPの生放送が行われていた大芝生広場でお弁当。 お腹が一杯になった所で甥っ子のリクエストのわんぱく宝島へ。 前回来た時より3倍くらい人が増えていて体のすべり台も列が出来ていました。 恐竜のロボットを見たり、スポーツの部屋で100M走のタイムを測ったりと甥っ子を満足させてからわんぱく宝島の前にある地球市民村へ。 今月末まで私の住んでいる市の職人さんで作る『匠の会』のパビリオンが出展されているので見にいったんですが、ちょうどイベントもやっていました。 匠の会の展示作品には私の高校時代の同級生の作品も出展されていて同級生の頑張りに少し嬉しくなりました。彼は以前TVチャンピオンの石職人選手権でもチャンピオンになっていた頑張りやさん。その彼がイベントにも参加していて少し話もできて懐かしかった。 地球市民村ははじめて足を運んだ場所だけど、奥のほうにテントが並んでいるところがありました。 ココは難民キャンプを再現した場所でした。 難民キャンプに派遣されていた医師によるキャンプでの生活の説明を聞くことができるんですが、これが本当にためになりました。 日本に居る限り難民キャンプでの生活というのは無縁な気がするけど、震災などで食料が不足したり、水が出ず、電気も通っていないところで役立つ知恵がいっぱい詰まっていました。 穴を掘って作ったトイレを衛生的に使う方法、トイレと水飲み場は100m以上離さないと赤痢などが発生する原因になる事なども勉強になりましたが、私が聞いていて一番感心を持ったのが子供の栄養失調と予防接種の話でした。 現地ではレントゲンや超音波などといった道具も無い為医師の問診が病気を見つける最大の方法なのだそうです。 一人40分位問診をして、聴診器で胸の音を聞いて病気を見つけるというのは大変な事ですよね。しかも風邪などの病気だけではなく、エイズの患者さんも大勢いるそう。 そんな医療状況で子供の栄養失調を見分ける方法は枠の中に子供を通し、通れない子は栄養OK、通れた子は腕の太さを専用のメジャーのようなもので測り判断するそうです。 大人の手でOKと人差し指と親指をつけて丸くしますよね、その○の太さくらいが栄養失調の子の腕の太さだそうです。 1歳~5歳でその太さだと栄養失調と判断されハイカロリーミルク、コーンスープを1日8回、入院又は通院で行うそうです。 その話を聞き、同じ位の子を持つ親として本当に胸が苦しくなりました。 そして子供にとって何より大切なのが予防接種だそうです。 日本では当り前のように行われていますが、栄養状態の良くない、狭い場所にたくさんの人が生活する難民キャンプでは誰かが病気を発症すると瞬く間に広がり本当にたくさんの子が命を落とすそうです。 なので予防接種は命を守るためにとても大事なものなのだそうです。 ワクチンを運搬するにも電気も通っていない場所なので温度を保つのが難しく、専用の箱もみせてもらいました。ガスを使って冷やしているそうです。 この豊かな日本に生活して、100万年前のマンモスを掘り起こして、月にも行って、そんな地球上なのにこんなに苦しい思いをして暮らしている人が今現在もいる事がショックでした。実際に現地で活動していた医師が直接話してくれたからよりリアルだったのかもしれません。 万博って色んな国のパビリオンを見たり、企業パビリオンで未来の生活を見ることが出来たりと華やかな部分が多いけど、この難民キャンプの話を聞けた事だけでも万博開催の意味はあると思います。 旦那が一緒に居なかったので今度は旦那を誘ってもう一度じっくり話を聞いてみたいとおもいました。 難民キャンプを出た後夢みる山のめざめの方舟の予約を取りグローバルコモン1の外国館を少し見て回ってめざめの方舟を見て食事をして帰ってきました。 めざめの方舟は3枚だけアリーナの整理券が取れたので甥っ子とめぐっちと旦那がアリーナで見ました。 2回目なので前よりは多少理解できたけど、アリーナで画面を見て嬉しそうにはしゃぐめぐっちの姿のが見ていて楽しかったかな(親バカ!!) 今日はとても暑くて日中は半そでが良かったけど、夕方はやっぱり冷える万博会場。 次に来る時はもっと暑くなっているんだろうな。 今日は4回目にしてとても内容の濃いパビリオンを見ることができて本当に良かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月18日 11時46分02秒
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