a piece of knitting

先日マンションのシャトルバスに乗ったときのこと。

市内各所、予め決められた場所へ連れて行ってくれる。
途中から乗り合せた１人の女性に運転手さんが

「どこまで行くの？」

と聞いた。

その女性は中国に来て日が浅いらしく中国語もわからない様子でうなずくだけだった。

私が「どこまで行くかって聞いてますよ」と言うとなんと目的地がわからない（？）し、どこでもいいという！

「渋谷とか青山のようなところへ行きたい」

と言うのだが上海には残念ながらそんなところはアリマセン。。

デパートがあって人通りの多いところを勧めたけど中国らしい所がいいというし、バスが止まる所は限られているし・・・。
唯一「ＧＷ中の電車の切符をこの駅に行って買いたい」と言って紙を見せてくれたが全く正反対の方向だったし。

結局少し歩くことになるけどこの辺で降りたらどうでしょう？と私たちが勧めた場所でその女性は降りて行った。
しばらく様子を見ていたら、道路沿いにこの方向に歩いていってくださいねと言った方向とは全然違う路地の方にズンズン進んでいったけど・・・。

この中国でたった一人で目的地も持たず、上海の地名もだいたいの観光地もわからず、おまけに地図も持たず！
中国語が堪能なわけでもなくほんとある意味すごい人だと思った。

どうやって駅まで行って座席指定をとってくるつもりだったのかなあ。

バスといえば数日前学校に行った時、ちょうど子どもたちの下校時刻と重なって初めて下校の様子を目撃した。

すごかった！

人数が減ったとはいえ１８００人が一斉に下校。

観光バスのような大型送迎バスがあとからあとから何台も何台も何台も出てくる。

中国人の警備員さんと先生が道路で交通整理。
そのほかの先生たちは全員でバスに手を振っていた。

観光地のの駐車場界隈よりすごかったかも？