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気まぐれ☆ハッピーな食日記

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Jan 1, 2006
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とうとう2006年に記入することになってしまいました。。。
本当は年頭所信☆なんて1月1日の日記としてのせたいのに、まだ12月前半です。
気にせず12月を振り返ることにしま~す♪

さて、12月10日土曜日、食とお酒から離れた話を中心に。
今日はお料理のおけいこをお休みしてボランティアの会で栃木に行きました。
訪問したのは児童養護施設。児童養護施設とは何らかの事情で親がいない、親と住めない子供達が共同で生活をしているおうちです。
駅に職員の方に迎えに来ていただいて、施設へ向かいます。
のどかな住宅街に田んぼもちらほら見られる風景、その中に施設はありました。
敷居の低い門を入ってみると、真中に大きな広場があり,周りをコンクリートの打
ちっぱなしの外観もこぎれいで清潔感のあるおうちが3棟、事務所、それに教会が
囲っていました。
ひかりの子供の家.JPG
ここは教会が運営している施設、また私たちと関係の大きいプロテスタント系の学校からのバックアップもあり、他と比較しても施設環境にも恵まれているとのことでした。

到着して、まずは施設長との面談。
私たちから子供達へのプレゼントとわずかながらの寄付金をお渡しして、その後は先生のお話をお伺いしました。
ここでは3つの家に分かれていて、それぞれが独立し,男女、年齢を問わず、5、6人の子供が職員であるリーダーと一緒に生活をし、一つの家族として形成されています。
児童養護施設の現状を聞かせてもらうと、現在では施設に入る子供の大半が虐待が理由だというのです。
それも瀕死の状態になるぐらいまで虐待を受け、心にも体にも大きな傷を持っている子供達。お話をお伺いした後、おうちを見せてもらって、小さな子供達と一緒に遊んだのですが、その子供達の人懐っこいこと!どちらかというと人肌恋しいというぐらい、フレンドリーでスキンシップを求めてくる子供達。
人懐っこい子供達.JPG
笑顔は本当に無邪気で明るい。
でも、その子供達も常駐しているカウンセラーに週に数回見てもらっていて、それは絶対なんだとか。そのカウンセリングルームの案内も子供達と一緒に移動しながら、この笑顔の下に抱えている傷がなんと奥深いかと、胸がしめつけられる思いでした。

みんな高校を卒業すると出て行くことになるそうですが、先生達が一番ケアするのが卒業後だそうです。
特に女の子は、その後、せっかく就職しても、水商売や風俗の世界に入ってしまった子は数年でおちてしまう。。。
お金の問題以上に、心の隙間や傷の部分をそういった商売で受けることができる人とのふれあいに流れるというのです。もちろん卒業生はしっかりした人生を歩んでいく子が大半だし、夜の商売が悪いというわけではないのですが、その理由が昔の傷、親から受けた傷が原因で、それがやっぱりどんなにケアされたとしても完全に癒されることはないということだったら、やはり親の罪は本当に大きいと思いました。
同じこの世界に生まれても、親は選べないということ。
もちろんその親のまたその親、そして周りの環境というのが大きく影響しているのはあったとしても、でも産んだ親の責任は絶対だと思います。(まだ親になっていないのにえらそうだけど、将来に向けての誓い)

子供達と久しぶりにだるまさんが転んだとかで遊び、無邪気な笑顔にこちらも笑顔で答えながらも、この子供達が将来同じように無邪気な笑顔でいつづけていることができるのか、いや笑っていてほしいと思いました。
そして一方で予定の帰る電車の時間がせまり施設を後にすることに、車の中から手を振って子供達とのお別れをしながら、なんとも私たちの無力さを感じたのでした。

さて、東京に戻って、私は夜の予定のため恵比寿アトレにて準備です。本日はボスの出身大学のチャリティーパーティーに出席する予定。おうちに帰る時間がないので、ここで着替えてお化粧もして、会場へ向かいます。自分の微々たる化粧道具に加えてソニプラの充実した品揃いにいつも以上にしっかりメークができました^^

場所は上野の博物館横の法隆寺展を貸し切ってのゴージャスな開催。上野駅についたらそこから博物館への道しるべ。駅から公園を横切って法隆寺展の入り口に来ると、ライトアップされたなんとも重みのある門構えで迎えてくれます。
法隆寺展.JPG
中に入ると、次はスタイリッシュな建物の前、コンクリートにはった水の間の橋をろうそくで誘導された通り道、そしてその奥に法隆寺展の入り口があり、横長のホールがパーティー会場、既に出席者でにぎわっていました。
法隆寺展入り口.JPG
ろうそくの道.JPG

ソートフルな和太鼓による余興から始まり、主催者からの挨拶、大学に援助してくださっている方々、学長からの挨拶などなどがあり、その合間に同窓生に混ざり、お食事と共通の知り合いたちとのお話を楽しみました。
お食事は今回はオークラから調達のピンチョス系のお料理が中心。全てお箸やフォークを使わずにいただけるお料理で、野菜スティック、レバーペーストやトリュフ&チーズのタルト、トルティーヤを使った数々のロールサンドなどなど、提携ワインとの相性もよく私は個人的には大満足でした。

そして何よりもの感動は法隆寺展が見れるということ!
ゆっくり見れるのは貸切の醍醐味☆夜の美術館なんとも独特の落ち着きと静けさがあります。その雰囲気の中で法隆寺の仏像たちが一つ一つケースに入れられて規則的にお部屋一面に飾られている。その一つ一つの仏像の顔を眺めるのもよし、全体のまさしく”気”を味わうのもよし、癒しの鑑賞の一時になりました。
法隆寺展室内.JPG

というわけで、チャリティー会も無事終了☆

本日は同級生シェフのお誕生日会兼忘年会への参加を希望。お仕事が終わる呼び出しの電話を待つ間、ちょっとだけ休憩。。。と思ったら全く呼び出し音が聞こえない程に爆睡してしまいました(>_<)
結局夜中3時過ぎのユカリ嬢からの連絡でやっと起きた私。そんな時間からではシェフもさすがに解散後で(ほんとごめん!)、結局私はそのままユカリ嬢宅にて6時までワインと共に語りをいれてしまったのでした。

そしてそのまま私は明日の!?ワイン会忘年会準備のために食材探しにフェニックスへ。
酔い覚めの散歩で心地よく朝を迎えたのでした。





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最終更新日  Feb 2, 2006 05:09:36 PM



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