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[イラン代表] カテゴリの記事

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• 第２５節と韓国戦へ向けて２５名が召集。

  PFDCのジャパンセクションを書き始めてしばらく経ちますが既に第２５節の結果とその直後に発表された韓国戦に挑む２５名のリストを書き終えてあるんですがモデレーターが掲載するまでにラグがあるんですよねｔここでは常に情報は速報として扱ってきたんで、速報性の高いものはこちらに先に載せようかと思います。ということで韓国戦に向けた２５名のリストです。【GK】ヴァヒド・タレブルー(エステグラル)メフディ・ラハマティ(メス)ラフマン・アーマディ(セパハン)【DF】ジャラル・ホセイニ(サイパ)ホセイン・キャービィ(〃)ハディ・アギリ(セパハン)モフセン・ベンガル(〃)ピルーズ・ゴルバニ(エステグラル)サッタール・ザレ(バルゲ)ハッサン・アシュジャリ(ゾブアハン)【MF】ジャヴァド・ネクーナム（オサスナ）マスード・ショジャイー（〃）キャリム・バゲリ(ペルセポリス)マジャール・ザレ(〃)マジド・ゴラムネジャド(パス)ホセイン・カゼミ（エステグラル）キアヌーシュ・ラハマティ(サイパ)モハンマド・ヌーリ(サバ)モハンマド・レザ・ハラトバリ(ゾブアハン)メイサム・バオー(アブモスレム)エフサン・ハジサフィ(セパハン)【FW】ヴァヒド・ハシェミアン（ボーフム）セェイエド・メフディ・サレヒ(ペイカン)アラシュ・ボルハニ（エステグラル）シアバシュ・アクアバルプール（〃）この試合はゴラム・レザ・レザイーが累積警告で出場停止です。海外組はPFDCでも既報のとおりネクーナム、ショジャイー、ハシェミアンの３名。UAE組はマダンチが有力視されるも召集されず。好調のザンディや、マハダヴィキア、怪我から復帰しバーンズリーへローン移籍したテイムリアンも外れました。疑問なのは、ホスロ・ヘイダリが残らなかった事、さらに首位で本日も５得点で勝利したエステグラルからの中盤の選手の召集が、ホセイン・カゼミただ一人な事でしょうか。カゼミはタイ戦で不安定なパフォーマンスをしたマジャール・ザレの影響もあってか、チームで好調で本日も先制点を挙げており納得の選出ですが。ただ、カゼミを入れたのにキアヌシュ・ラハマティは必要ないでしょう。ジャッバリは復帰したばかりですが、ここ３試合で絶好調なので入れて欲しかった。その他はサレヒ、ベンガルといった結果を残してない選手が残り、マハダヴィキアやザンディが外れたことにも批判の声が聞かれます。ただ、選ばれた以上はこのチームで韓国戦を勝利してほしいところ。そのバーレーンはパク・チソンらの主力を欠いたメンバーでシリア戦を１－１のドロー、そして先ほどバーレーンに２－２のドローでイラン戦の前のテストマッチを終えています。予想スタメン---------------Rahmati--Kaabi---Hosseini---Aghily--Ashjari--------------Nekounam--------G.Nejad-------Shojaei---------------Bagheri-----------Borhani---Hashemianもしくはゴラムネジャドを下げてショジャイーの方にハラトバリが入る可能性も。今までの流れだとこのようなスタメンが予想されますが、韓国戦に向けてカゼミを起用するなりアクバルプールを入れてくるかもしれません。タイ戦で批判を集めたスピードで劣るバゲリも得点力で結果を出せるか正念場。第２５節の結果については、またPFDCのほうに載ると思いますのでチェックしていただければと思います。

  2009.02.04

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• 実況LIVE：タイ戦。

  さぁアジアカップ予選のタイ戦です。タイ代表は親善試合でデンマークに１－１で引き分けたとの情報もあり、アウェーでもあり侮れない相手かもしれません。スタメン発表きました。----------------Rahamati-Kaabii--Hosseini---Aghily---Ashjari---------------M.Zareh-----G.Nejad------------Khalatbari----------------Bagheri----------Rezaei--------Borhaniまったくシンガポール戦と同じメンバーですかね。タイ代表は以前のアジアカップで対戦したときも、身体能力が高かく、先制されてかろうじてダエイのヘッドで追いついたこともあり、イランの苦手なタイプだと思います。今回は前線にダエイのようなターゲットマンをおかず、ボルハニ、レザイーの２トップとハラトバリらのサイドからのスピードでどこまで崩せるかがポイントかもしれません。さらにイランの中央のホセイニとアギリが若干スピードに難があるので、そこを守りきれるかもポイントでしょう。やっといいLINK見つかりました。http://ja.justin.tv/sol123マジャール・ザレいい守備で取り返した。バゲリにイエローでます。ちょっとハラトバリ持ち過ぎましたね。右サイド、ゴラムネジャドから出たボールをキャービィがボルハニとの素晴らしい突破を見せました。倒されましたがイエローなし。セットプレーはアシュジャリ。リフレクションをシュートしましたが決まらず。ボルハニ前線からいい守備をしてますね。レザイー？からボルハニに出れば一点という場面でした。ハラトバリの突破からボルハニのヘッド。いい形でした。マジャール・ザレ緩慢なプレーでピンチを招きました。キャービィとホセイニがなんとかカヴァーも、まごつこいましたね。うーん、キャービィに対して厳しいジャッジが続きますね。先ほどはイエローが出ず、今は明らかなCKを取り消されました。レザイーが精彩を欠いているかな。キャービィ鬱憤を晴らすかのようなドリブルシュート。かなり危ないシュート、フリーで打たせました。湿気と32度の気温にやられてますかね。逆にキャービィにイエローでました。前半終了　０－０ちょっと内容的には押されてましたね。審判のジャッジもタイ寄りでしたが。そろそろ後半ですね。こっちのLINKのほうがいいかな。http://www.atdhe.net/live-tv-2709.html後半キックオフ。ラフマティ、完全な一点をスーパーセーブ！！！！　右手一本で防いだ！！！バゲリがちょっとブレーキになってますかね。先ほどシュートまでいきましたが。タイの寄せが早いですね。ラハマティまたしても一対一を防いだ！！！キアヌシュ・ラハマティが準備してますね。不安定な守備をてこ入れか。マジャール・ザレに代わります。ちょっと今日は内容が良く無かったですね。スピードある相手に対応しきれませんでした。バーを直撃するシュートもあったのですが。ダエイは肩を叩いてましたね。ただ、問題は責任を４バックの前の１ボランチひとりに押し付けるべきではありません。ネクーナムでも同じ結果でしょう。ハラトバリのCKからアギリがジャンピングボレー。ラフマティもミスパス。ベテランでそれほど早い選手じゃないです。レザイーがGKと衝突しました。右サイドからいい崩しを見せていますが、ゴラムネジャドのクロスは合わず。ハラトバリのCKからアギリのヘッド。サレヒとヌーリ準備しています。バゲリとレザイーOUTかな？二人同時に入りました。タイ、ボルハニへの激しいタックルでイエロー。これで引き分けると、負けに等しいですね。前後半チャンスらしいチャンスがありません。キャプテンはキャービィなんですね。完全にジャッジがタイ寄りですね。この主審はヨーロッパかな？？タイのファウルはとらず、ことごとくイランのファウルを取ります。危ないFKを許した。またしてもタイ寄りのジャッジ。見るに耐えないですね。うーん、キアヌシュ・ラハマティも酷い出来ですね。中盤で簡単に奪われました。試合終了。この出来で、アウェイで、あの審判で引き分けたならイランにとってはいい結果でしょう。ただ内容的には完敗で酷い出来でした。やはり相性よくないですね。ダエイは自分が出て行ってヘッドでも叩き込みたかったのでは。またしてもラハマティが神がかり的なセーブでチームを救いました。しかしゴラム・レザイー、ゴラムネジャドにまったくいいプレーが見られませんでしたね。ハラトバリも空回りでしたし。来月の韓国戦、海外組が戻ってきただけでは不安は拭えない問題が山積しているのが露呈した感じでした。スタメンのみならずラハマティ、ヌーリ、サレヒもまったく流れを変えられませんでしたね。そしてバゲリについても批判的な意見が出そうです。これは選手うんぬんではなく、チームとしての成熟度がまだまだ低いということでしょう。UAE戦、サウジ戦で見せた不安定さは何も解消してませんでしたね。シンガポール戦で素晴らしい試合かと思えば、タイ戦でのこの低調ぶり。不安定なパフォーマンスは相変わらずですね・・・バゲリに代わる、ゲームの流れをコントロールできる絶対的なプレーメーカーが必要ですね。ジャッバリ、モバリ、ナヴィドキアあたりでしょうか。そして前線のチョイスの幅もどんどん試して広げなければいけませんね。とゆうか４バックは本当にイランには合わない気がします。。試合動画試合画像

  2009.01.28

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• お知らせと当ブログの今後について。

  長らくイラン代表の情報をここで扱ってきましたが、PFDCのほうで日本語版ニュースのセクションを担当することになりました。ですので、主なイランサッカーのニュースはそちらで扱うことになるかもしれません。ただ、このブログはあくまでイラン代表情報でも個人的に期待する選手のマニアックな面を趣味として綴ってきましたのでPFDCのような公的なニュースとは意図が異なります。私も色分けしながら、どのようにブログとPFDCのニュースを書こうか迷っているところですが、できればイランファンの方には両方チェックしていただけるとありがたいです。サッカー用語の英訳など、難しい面もありますが何か気づいた点があれば気軽に指摘していただけると助かります。(あ、今はサイパではなくアーマディはセパハンでしたね・・・) さっそく４つほどニュースをUPしてあります。当ブログほど長々と書くのは適当ではないので、細かい試合内容や選手情報はこちらで触れることになるかもしれません。当面、模索しながらやっていくことになるかと思いますがよろしくお願いします。

  2009.01.23

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  マラヴァンの怪童マジャール・ザレ・エシュグドゥースト。

  国内リーグ第22節ホーム、アザディスタジアムにフーラド・フーゼスタンを迎えたピルーズィはアリ・バダヴィにアリ・キャリミが倒されて得たPKをマジャール・ザレが冷静に決めて先制。その後FWのトーレが２度の愚かなファウルを犯し退場するが、ザレの一点を守りきったピルーズィがそのまま勝利。勝ち点で並ぶセパハンがナヴィドキアの２ゴールで勝利したため３位の座は譲ったが、勝ち点を３３に伸ばし首位のエステグラルを追走する体勢を整えた。このPKの場面、ピルーズィにはバゲリやキャリミといった名手がおり、若いザレがPKを蹴ることが意外にも思えたが、奇しくも同じアザディで先日の中国戦で決めたPKと同じように早い助走からフェイントでGKの動きを見切って逆に流し込むPKは実に見事だった。ザレのPKはガンバ大阪の遠藤のPKとよく似ており、異なるのは最初はボールを見て速めの助走をとり、蹴る直前に大きく踏み込んでタイミングをずらしてGKの動きと逆に流し込む点だ。ゴール動画このPKは彼の性格をよくあらわしている。２４歳になったばかりとは思えない落ち着きと風格で、どんなスーパーゴールを決めた後も派手に喜ばずクールに振舞う。先日の中国戦でのゴール後はシャイな笑顔を浮かべるだけだった。プレースタイルも中盤の底にどっしりと構え、決してスピードはないが強靭なフィジカルと強烈なスライディングで相手をなぎ倒し、冷静に長短織り交ぜたパスでボールを捌き、時折強烈な弾丸ミドルでゴールを襲う。その若さに似合わぬプレーは故郷のマラヴァンでプレーしていた時に身につけた。若干２３歳でキャプテンを務め、英雄の背番号９を受け継いだ。度重なるエステグラルなどのビッグクラブからのオファーを断りマラヴァンで４シーズンを過ごした。そして満を持して移籍したピルーズィでは常にバゲリと共に行動し、ピッチ上でもバゲリの後ろでプレーし多くを学びながら連携を高めた。この事がキアヌーシュ・ラハマティやホセイン・カゼミらライバルを押しのけ、彼がスタメンに定着するきっかけとなったのは言うまでもない。逆にバゲリが代表で活躍できるのも、ザレの存在が影響していると言えるだろう。今日もザレがゴールを叩き込んだ後、バゲリはまっさきに駆けつけ手荒く祝福した。思えば彼に注目し始めたのは３年前の西アジア選手権でネクーナムの横で彼がプレーして以来でしょうか。この大会ではホセイニも代表デビューしています。ショジャイーも活躍した大会でした。その後も彼のことをホセイニとともに将来を担うタレントだと紹介しました。まだ情報も少ない頃は当時21歳の彼を19歳と紹介したこともあったが、U-23としてスプリング杯で優勝を経験し、エステグラルからオファーが届いたが、少年時代自らをマジャール・ガイエグランと呼んだ彼は英雄の意思を継いでクラブにとどまった。チームメッリがドイツW杯で惨敗したとき彼はホセイニらと並び希望の一人だった。その後ガレノイに韓国戦の34名の候補に選ばれるも最終メンバー入りならず。ネクーナムがスペインに渡る一方、ザレはU-23でレネ・シモンエスの元、シモンエスボーイズの主力として活躍し、シモンエスの故郷ブラジルでのキャンプではサントスと対戦。ドーハアジア大会初戦では弾丸FKを叩き込み、ガイエグランの再来を印象付けた。続く試合でも前出の弾丸ミドルを決め、最後はU-23韓国を破って3位に。その後は西アジア大会にB代表として召集されイラク戦で途中交代でフル代表デビュー。続くパレスチナ戦ではスタメンを確保。その後出番はなかったがチームは優勝を果たし、ザレを含む７人はアジア杯のキャンプに合流。だがザレはガレノイのプランではアジア杯のリザーブリストにとどまるのみだった。その後、現ゾブアハン監督の名将マンスール・エブラヒミザデによってハンザ・ロストック戦で召集されスタメンで起用され活躍し、続くカタール戦でもスタメン出場。そしてダエイが新監督に就任した直後にも召集されるが、その後ネクーナムの相棒にエブラヒム・サデギをダエイが重用し召集されない時期が続き、スペインキャンプにすら召集されなかった。そんな現状を憂慮してか、ついに故郷を離れピルーズィへの移籍を決意する。2008シーズンは開幕スタメン出場し、カタール戦ではホセイン・カゼミがボランチを務め、西アジア選手権ではカゼミとラハマティがボランチを務めチームメッリ優勝に導く。しかし焦らずに国内でコンスタントに名門ピルーズィで出場を重ねサウジ戦で再召集も最終メンバーから漏れた。しかし北朝鮮戦で再び選ばれ、途中出場。その後バゲリが復帰したカタール戦でついにラハマティを押しのけて先発スタメン。バゲリの復帰とザレのスタメンが同時期なのは、バゲリの進言があったと見てもいいかもしれませんね。ここでの活躍がダエイの信頼を得ましたがネクーナムが戻ると再び彼の控えに。しかし続く国内組で挑んだオマーントーナメントではすっかりスタメンに定着。ガリシア選抜戦でも弾丸ミドルを放つなど持ち味を発揮。そして中国戦、シンガポール戦でのプレーと続くわけです。ここまでブログで足跡を追った選手は彼とホセイニとショジャイーとテイムリアンくらいじゃないでしょうか。英雄ガイエグランに憧れ伝説バゲリに学ぶマラヴァンの怪童は、いつか代表で背番号９を背負ってキャプテンを務めることを夢見ているとインタビューに語ったことがありました。偉大な先人達の背中を追い続け、静かでしたたかな鋭い眼光を持つ24歳の今後も追い続けようと思います。

  2009.01.16

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  シンガポール戦速報。

  アジア杯予選シンガポール戦、６－０で快勝しました。スタメンは-------------Rahmati-------------------Hosseini---------Aghili-------Kaabi----------------------Ashjari---------------Zareh-----------------GholamNejad---------Khalatbari-----------------Bagheri-------------------Rezaei-----------Borhani-----ほぼ予想通り。前半３６分にシンガポールが退場者を出したことで一方的な展開に。ゴラムネジャドがミドルで口火を切り、バゲリ、レザイー、マジャール・ザレが決めて最後はモハンマド・ヌーリの２ゴールで一人少ない相手にしっかりと勝利を挙げました。途中から見たのですが、やはりゴラムネジャドいいですね。いぶし銀のプレーヤーで玄人好みのプレーを見せます。そしてバゲリの得点力もさすがです。さらにボルハニも得点は無かったもののレザイーとの息の合ったプレーでアシストを記録。マジャール・ザレも低いミドルをしっかり決めてきました。またレザイーのパスからモハンマド・ヌーリが決めて、サバ・バッテリーの連携を見せたかと思えば、ヌーリからのパスをセェイエド・サレヒが惜しいシュートを放つなど旧セパハンコンビの連携も見せるなど随所に見所がありました。またハラトバリも相変わらずのキレっぷりで左のボルハニと共にスピードある展開を見せ、守備面でもザレ、アシュジャリ、アギリあたりもいいプレーを見せました。手慣らしという意味でいい試合だったと思います。国内組でここまでチームが成熟しているのは、いい兆しですがまだまだ韓国戦に向けて連携を高めていかなくてはならないでしょうね。ゴール動画試合画像一方、海外組の動きですがノスラティとメイダブーディがUAEでゴールを決めたほか、フランクフルトのマハダヴィキアも76分からFCアウグスブルクとの練習試合に途中出場しました。尚、スタメンには稲本と共に前日のブログで紹介したカメルーン人FWレオナルド・クウィケがスタメン出場しゴールをあげたようですね。イランでプレーした外国人にも頑張って欲しいですね。Frankfurt: Prouml;ll ; Ochs, Russ, Vasoski, Kouml;hler ; Inamoto (46. Toski, 62. Ljubicic) ; Fink, Caio (46. Meier), Steinhöfer (75. Mahdavikia) ; Fenin, Kweuke. ;Tore: 0:1 Szabics (13.), 1:1 Fenin (45.), 1:2 Kioyo (60.), 1:3 Hain (73.), 2:3 Kweuke (78.).またベシクタシュの監督を務めるムスタファ・デニズリが、ピルーズィの監督時代に指導したキャービィを欲しがっているという噂があります。カヴィアンプールがカイセリスポルでドラッグで１年間の出場停止処分を受けて以来トルコでイラン人はプレーしていませんが、実現すれば楽しみな移籍ですね。

  2009.01.14

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  英雄の息子スロヴァキアへ。

  サイパに所属するアリ・パルヴィン(写真中央)の息子モハンマド・パルヴィンがスロヴァキアのDunajska Stredaに一年間のローン移籍することになった。Dunajska Stredaのチェアマンは写真右のカシャヤール・モフセニというイラン人医師。彼の顔に見覚えのある方もいるだろう。私がよくブログに載せていたオーストリアのペルシャ帝国アドミラでチームマネージャーだった男だ。彼はアドミラを離れた後もアリ・ハーンをピルーズィへ連れて来たりと国内外で精力的に動き回り、最近はアドミラの会長で32Groupの社長のマジッド・フィッシャーが所有するDunajska Stredaのチェアマンを務めていた。このDunajska Stredaには元代表でメス・ケルマンのファルザド・アシュービが所属していたり、アドミラのキックボクサー事件を起こしたモフセン・ファラジもアドミラに移籍する前にこのクラブで10番を背負っていたのにはそういった背景がある。さらに現監督は元サイパのLORANT Wernerが務めており、昨年はアリ・パルヴィンが買収し一部昇格に失敗したエスティール・アズィンからカメルーン人のアディアバと元エステグラルでもあるクウィケや、ピルーズィからもドラジェビッチ、ロベルト・サハといったイランでプレーした外国籍選手を補強、さらに降格を重ねたアドミラからもロルフ・ランダールも加えていた。ちなみにクウィケはこのチームで16試合で11ゴールと好調ぶりを発揮しブンデスリーガのフランクフルトへローン移籍している。少し絡みが多すぎて複雑だが、詳しくはアドミラの記事を最初から読んでもらうしかない。ちなみに古豪であったアドミラはマジッド・フィッシャーらイラン人によってアマチュアチームへと堕落させられたとオーストリアでは批判の的になっている。それはさておき、こういった父親やモフセニらの尽力でモハンマド・パルヴィンの欧州移籍は実現したのである。ダエイ率いるチームメッリにもここのところ呼ばれておらず、サイパでも不遇を囲っているパルヴィンもまだ20歳と若く、この経験が彼の糧になることを願うばかりだ。さてチームメッリは中国戦後14日のアジア杯予選のシンガポール戦に向けてトレーニングに入っている。画像はこちらとこちらこの間、国内リーグでは延期されていたゾブアハンが代表組のハラトバリ(どちらにしても先日の退場で出場停止だが)やアシュジャリを欠いた布陣でダマシュ・ギランにアフシン・チャブーシの２ゴールで敗れる波乱があった。さらに最下位のオサスナは首位のバルサと対戦し２－１と勝ち越したものの逆転され３－２で敗れた。とくに３点目の場面で途中出場のショジャイーが不用意なドリブルをメッシにかっさわられ決められており、一部メディアでは彼への批判も報じられている。これでまたしても勝利を逃したオサスナは依然最下位。チームの状況も厳しいが、ショジャイーが代表でもオサスナでもUAEで見せた得点(40試合で12ゴール)をまったく決められないのが気になる。キャリミとの得点力の違いは前にも述べたが、前線でプレーする以上、チームでも代表でも貪欲に確実にゴールを決められなければエースとしての信頼も自信も得ることはできないだろう。その彼ら海外組はマダンチを除いてシンガポール戦には出場しない見通しだ。シンガポール予想スタメン---------------Rahmati--Kaabi---Hosseini---Aghily--Ashjari----------------M.Zareh-------G.Nejad------------Madanchi/Khalatbari----------------Bagheri----------Rezaei--------Borhani以前のアジア杯で対戦したタイにも苦戦したことがあり、決して楽観視すべきではないが、できれば大量得点を狙いたいところ。だいぶ形が見えてきたダエイのチームメッリがより完成に近づくような試合を攻守において見たいものだ。

  2009.01.12

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• 実況LIVE:中国戦

  http://ja.justin.tv/sol123Rahmatikaabi- Hosseini - Aghily - Ashjari Gholamnejad-Zare-Bagheri-KhalatbariBorhani- Rezaei前半２－０で勝っています。ボルハニとバゲリのゴールですが中国酷いのファウルでバゲリがOUTしました。モハンマド・ヌーリ、バゲリに代わります。バゲリは膝に擦り傷ができていますが、深刻ではなさそうですね。４１分経過。今度はボルハニが倒れています。ロスタイム２分。ボルハニは大丈夫もようですね。ラハマティいいセーブだ。カウンターもマジャール・ザレ吹かした。左サイドバックは29歳のアシュジャリがサッタール・ザレからスタメンを奪いましたね。前半終了。一点目はボルハニがアシュジャリの右からのCKをヘッドで決めました。二点目はバゲリが相手の陣容が整わないうちにFKを叩き込んだ知能的な得点でした。後半始まっています。キャービィがキャプテンですね。左サイドのハラトバリの運動量とスピードが目立ちますね。マジャール・ザレは23歳なんですがどっしりと安定したプレーぶりですね。やはりアシュジャリのような左利きのサイドバックを早くから試すべきでしたね。既にアシュジャリも２９歳なので、若い人材もどんどん試すべきでしょう。ゴラムネジャドはいぶし銀ですが効いてますね。とくにワンボランチシステムでは彼の守備力とテクニックが活きますね。サレヒ、バオー、ハジサフィ、ザレがキャービー、アシュジャリ、ボルハニ、ハラトバリに代わります。今日は６人まで交代Okなのであと一人かな。ちなみにゴルバニの父親が亡くなったのと、イスラエルのガザで犠牲者が出た関係で喪章をつけるって話がありましたが。中国一点返した。２－１ゴール前でホセイニがよくついてましたが、ヌーリが倒されてマークにつききれず決められました。ヌーリはガリシア戦でもよく倒されてフィジカルが弱いですね。パスセンスはいいのですが。サレヒ決定的な場面で詰めれず。ザレは中国戦といえばアジアカップでの退場劇が懐かしいですね。イランにPKが与えられます。　レザイーが押されました、ちょっとムリがあったかな。マジャール・ザレ、フェイントをかけて落ち着いて逆を突いて決めました。さすがですね。３－１確かA代表では初ゴールですね。ゴール前素晴らしいパス交換でしたがレザイーが右に最後流さずチャンスをふいにしました。しかしここまでで最もいい形でしたね。サレヒからのセンタリング、ヌーリが素晴らしいトラップもふかしました。うーん、ちょっと中国が不甲斐なすぎるかな。サレヒはここまでいいポストをこなしてます。ん、ここでゴラムネジャドに代わってホスロ・ヘイダリ入りますね。ヌーリからレザイーのサバラインのスルーパスは長かった。ヘイダリのセンタリングはあわず。エステグラルでは３－５－２の右ウイングですがパス・ハメダンで４バックの右もこなしてましたので問題はないでしょう。８０分経過。サレヒにイエロー。サッタール・ザレはミスパスが多いかな。マジャール・ザレは機を見た前線への突破も効果的で素晴らしいプレーぶり。アギリも久々ですが安定してますね。ただ今日の中国の出来ではあまり参考にならないでしょう。ハジサフィのCKからこぼれ球をホセイニ吹かした。マジャール・ザレどてっぱらにボールを受けた。大丈夫みたいですね。素晴らしいボランチです。キャプテンはキャービィからラハマティに代わったんですね。９０分経過。試合終了。３－１２０ボルハニ、２７バゲリ、７１マジャール・ザレ（PK）６６中国ちょっと手慣らし程度の試合でしたが、結果としては悪くは無かったかな。前半開始早々けっこう攻められてましたが。ここに海外組が戻りアジアカップ予選のシンガポール戦を迎えることになります。今日の試合はRutemoeller氏もダエイの横にいましたね。ゴール動画試合画像

  2009.01.09

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• 中国戦に向けて代表２６名を召集。

  韓国戦を前に今週金曜日に行われる最後の親善試合(14、28日にアジアカップ予選のシンガポール、タイ戦)、中国戦に向けて２６名が召集されました。五日後のシンガポール戦も同じメンバーで挑むようです。以下がリスト。Vahid TaleblooMehdi RahmatiRahman Ahmadi Seyed Jalal Hosseini Hadi Aghili Mohsen Bengar Pirouz Ghorbani Hassan Ashjari Sattar Zare Hossein Kaebi Majid Gholamnejad Khosro Heydari Javad NekounamMaziar Zare Kianoush Rahmati Karim Bagheri Mohammad Nouri Masoud Shojaei Mohammadreza Khalatbari Meysam Baou Ehsan Hajsafi Mehrzad Madanchi Gholamreza Rezaei Seyed Mehdi Seyed Salahi Arash Borhani Vahid Hashemianほとんど変化はありませんが、海外組ではマハダヴィキアとザンディが外れ、UAEからはマダンチのみ、そしてサッタール・ザレと怪我から復帰のアギリが戻り、唯一の新顔がホスロ・ヘイダリが入っただけですね。ぺジマン・ヌーリが外れアシュジャリは残りましたね。セペル・ヘイダリと名前を間違ってますが以前のブログでも書いたように好調エステグラルの不動の右サイドのホスロ・ヘイダリの選出は必然というところでしょう。シモンエスボーイズとしてU-23で活躍しベゴビッチの元パス・ハメダンで名を上げて移籍したエステグラルでさらなる成長を見せた小柄な右の翼はキャービィの新たなライバルとなるでしょう。しかしキアヌーシュ・ラハマティやハシェミアンの選出は個人的には疑問ですね。ハシェミアンに関しては、まだダエイがサレヒに全幅の信頼を寄せていない証だと思いますが。とにかく仮想韓国として、ソリッドな試合を期待したいですね。予想スタメン-------------------Rahmati---Heydari----Hosseini---Aghily---Ashjari-----------------Nekounam--------M.Zareh-------------Madanchi------------------Shojaei-----------Rezaei--------Hashemianさて、国内リーグではゾブアハンのハラトバリがピルーズィを相手に２ゴールの活躍を見せました。ガリシア戦の好調をそのままリーグ戦でも見せてくれましたが、２点目の後にピルーズィのファンに向かって指を立てて一発退場に。ガリシア戦でもPKを献上するなど、熱い狂気が間違った方向に出てしまいました。今までにもアミール・ホセイン・サデギやアクバルプール、ヴァへディといった選手がプレー以外の狂気な一面を理由に代表から遠ざかっているだけにハラトバリには同じ道を進んで欲しくないんですけどね。とにかく今イランで最も手のつけられない選手でしょう。これでゾブアハンは勝ち点を４０に。そしてもう一人のガリシア戦スコアラー、エステグラルのアラシュ・ボルハニも魅せました。ヘイダリのFKからカゼミが押し込んでメス・ケルマンを相手に先制。しかしエディーニョに決められ同点に。このまま終わればゾブアハンに３ポイント差で首位を明け渡すという場面で、ガレノイがアッバスファードとアリザデーのツインタワーを投入。これが功を奏し、ゴール前でアッバスファードが競り合ったこぼれ球をボルハニが頭で押し込みラハマティの守るメス・ケルマンのゴールネットを揺らす勝ち越し弾。勝ち点を４０でゾブアハンに並べ、得失点差で首位をキープ、さらに自身も１４得点で単独得点王となる素晴らしいゴールを決めました。この二人が先発に起用される可能性も十分にあるでしょう。攻守に課題を残すチームメッリにとって中国戦が素晴らしい結果になることを祈りましょう。

  2009.01.05

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  IPL後半戦。

  青の軍団を天才の一振りが食い止めた。IPL第20節、首位エステグラルはセパハンのホームに乗り込んだが、前半早々にモハラム・ナヴィドキアのミドルシュートがタレブルーの守るゴールマウスに突き刺さり先制を許す。さらに不運にもアリザデーのヘッドがオウンゴールとなり２点のビハインドに。その後もアギリが復帰し安定したセパハンの守備をなかなか崩せず、ここでオマーンから戻り中二日のボルハニを投入し単独得点王となる意地の一点を返すが、そのまま５試合ぶりとなる手痛い一敗を喫した。ジャッバリが怪我で欠場中のエステグラルを尻目に天才パサーのナヴィドキアが存在感を見せつけた。ジャッバリはドイツW杯では大会直前に怪我で欠場したが、ナヴィドキアはサッタール・ザレの怪我で直前にW杯メンバーに選ばれた経緯がある。ここのところ好調でトップ下候補として再び代表に復帰する可能性もありそうだ。ゴール動画エステグラルはこの敗北で勝ち点37で並ぶ２位のゾブ・アハンを引き離せず、１１日に試合が延期となったゾブ・アハンは再び単独首位に躍り出る可能性を残した。ゾブ・アハンの好調の原動力になっているのがガリシア選抜戦で素晴らしいゴールを叩き込んだハラトバリだ。一方、３位のピルーズィもホームでマラヴァンに２－０で完敗し勝ち点を３３から伸ばせなかった。代表組のマジャール・ザレを休ませたが、先発したぺジマン・ヌーリのミストラップから、最後はラフマン・レザイーのゆるい守備で失点。後半バゲリを投入するもさらに追加点を許し思わぬ敗北を喫した。ゴール動画なお、この試合で先発したモジャタバ・シリ(写真右)の実兄であるメフディ・シリ(写真左)がサウジアラビアのアル・ナサルとの５ヶ月契約にサイン。２０節が最後の試合となった技巧派の３０歳は９４分にPKを決め置き土産にアジアの強豪クラブへと移籍することとなった。これ以前にはダリウシュ・ヤズダニもUAEのエミレーツへと移籍。監督を務めるエブラヒム・ガセンプールの誘いに応じたようだ。レヴァークーゼンやシャルルロアでプレーし、サイパではダエイと共にチームを優勝に導き、さらにバルゲ・シーラズでも加入と同時に前半戦躍進の立役者となるなどいぶし銀の名選手がアジア枠の影響での移籍となった。これからもこういった移籍は相次ぐに違いない。バルゲ・シーラズは前半戦の勢いを失い、さらに主力２人を放出したが、代わりに対戦したサバのボスニア人ストライカー、アレン・アブディッチを獲得し古巣相手に先発させた。アブディッチはフェリドーン・ファズリとゴラムレザ・レザイーの２トップに食い込めず出番を失っていた。サバは放出ばかりでなくACLを睨み続々と補強を敢行しており、噂されるオレロムとバオーの移籍が実現すればファズリ、レザイー、モハンマド・ヌーリ、アデル・コラフカジとイラン最高の攻撃陣を揃える事になるだろう。そして何かと騒ぎを起こしがちな名将フィルーズ・キャリミも９２、９３年にパス・テヘランをアジアクラブチャンピオンと国内王者に導くなど実績も十分だ。その他、国内組ではサイパの元代表左SBのミラド・ジナドプールが移籍したペイカンで、こちらも古巣となるサイパを相手に先発。後半戦に向けて目立った移籍はそんなところだろうか。これからも国内、国外問わず興味深い移籍劇が見られそうだ。首位争いへの興味と同時にACLに向けた各クラブの補強状況にも注目していきたい。

  2009.01.01

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  実況LIVE：ガリシア選抜戦。

  http://www.crtvg.es/reproductor/inicio.asp?canal=tele&arquivo=0本日ガリシア選抜戦です。時間は未確認ですが、深夜かな？予想スタメンはたぶんオマーントーナメントとそんなに変らない気がしますが。----------------Rahmati--Kaabi---Benghar---Ghorbani---Ashjari---------------M.Zahreh-------Jamshidian------Khalatbari---------------M.Nouri-----------Rezaei-----Borhani試合ネット中継試合始まってます。面白いので試合に集中します。前半でまだ０－０です。前半終了　１－１。前半２５分にキャービィが上がった裏をつかれ失点しましたが、３３分にゴール前でヌーリがヘッドで競り合ってこぼれ球をボルハニが豹のようなジャンピングボレーで同点にしました。今年のTMの試合で一番面白くてエキサイティングな試合じゃないでしょうか。ザレの弾丸ミドルあり、キャービィは守備がややおろそかですが果敢に一対一まで持っていくは、ゴラムネジャドは完成度の高いプレーで正確なクロスを上げ、ハラトバリもリーグでの好調そのままに素晴らしい積極的なプレー。司令塔のヌーリは若干当たり負けしてますが、司令塔としては及第点。レザイーも最初は目立ちませんでしたが抜群のキープ力で安定感あるプレー。アシュジャリも左で安定した守備と、今日は攻撃でも顔を出しセットプレーも蹴るなどいいプレーぶり。CBはホセイニがなぜか外れていますが、ベンガルは失点のシーン以外はよくやっていますしゴルバニも今のところ問題なし。ラハマティも失点シーンでは責任はありませんし、他は安定。とにかく見ていて面白い試合です。ネクーナムいなくてもザレの落ち着き払った安定感は４バックの前で機能していますし、ショジャイーがいなくてもワンタッチのパスを多様する中盤は時折ドリブル突破を織り交ぜながら魅力的なプレーを連発しています。やはりブンデスやプレミアではなくスペインはイランと相性がいいのかもしれません。持ち味が十分に出ている気がします。前半の個人的なMVPはゴラムネジャドかな。地味な選手ですが冷静でひとつひとつのプレーが実に正確です。ザレの１ボランチが機能しているのも彼が攻守に貢献しているおかげでもあります。そして右足からのセンタリングが実にいい。頭のいいプレーヤーですね。引き技を使った足元のドリブルテクニックもあり、この代表のなかでは最も完成している選手でしょう。ザレやラハマティ、レザイー・・・とみんないい出来ですが。後半も結果云々ではなく面白い試合を期待したい。ほんとに最高でエキサイティングな前半でした。もっと多くの選手がスペインでプレーすべきでしょう。スカウトも見ていたらかなりチェックしているでしょうね。さぁ後半始まりそうです。試合終了。３－２後半はちょっと押されました。裏をとられタレブルーも交わされ２－１。さらにFKで壁のハラトバリが手を伸ばしてハンドをとられPKを決められ３－１。イランに疲れが見え、流れが一気にガルシアに行きましたが、後半バオー、サレヒ、K・ラハマティ、ラフファイー、モンタゼリ、ハジサフィを投入し流れを引き寄せると、ハラトバリが突破し至近距離から豪快に叩き込んで自らのミスを帳消しに。その後ラフファイーが何度も決定的な場面を決められず、バオーもCKからヘッドを放ちますが試合終了。ハラトバリは倒され、相手ともみ合いながらも持ち味を十分に出し、いい実でも悪い意味でも一番目立ってました。サレヒは投入されてから何度かいいポストプレーを見せ、決め切れませんでしたがラフファイーも決定機はなんども作り、明らかに倒されてPKの場面もありました。ガリシアホームじゃなかったら取ってたでしょう。バオーも精力的に中盤でプレスを仕掛けハジサフィのキックは正確で一番流れを引き寄せてました。K・ラハマティはザレとはまた違った落ち着きでプレーし、タレブルーも失点の場面で飛び出した意外は良かったかな。結果的にオマーントーナメントよりも多くの収穫がありましたね。特にハラトバリは絶好調でキレキレでしたので韓国戦に向けていい材料になるでしょう。そしてオマーンで活躍したハジサフィも楽しみ。ボルハニも結果を出しましたし、あとはここにどう海外組を組み入れるか。マハダヴィキアやザンディよりもスピードのある前述の両者を使うべきかもしれませんね。司令塔にはショジャイーでいいかもしれませんが。今のところ考えられる韓国戦へのベストの布陣は---------------Rahamati--Kaabi--Hosseini---Ghorbani--Ashjari---------------Nekounam------Khalatbari---------Hajsafi----------------Shojaei---------Rezaei--------Borhaniといった感じかな。バゲリの処遇も気になりますが、伸びてきている若手を生かした布陣で戦って欲しいところですね。本音はネクーナムのところをザレに代えて、攻撃的なハジサフィではなく守備面の安定を考えればゴラムネジャドを右で先発で使うべきだと思いますが。バゲリ、マハダヴィキア、ザンディはベンチでもいいかと。いい試合でした。ゴール動画と試合画像はこちら

  2008.12.27

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  鹿島アントラーズがボルハニに興味。

  イランのメディアによるとエステグラルのストライカー、アラシュ・ボルハニに対してJリーグの鹿島アントラーズが獲得に興味を示していると報じられた。既にボルハニの代理人が来日しており鹿島は80万ドルでの獲得の意思を示しているようだ。ボルハニは昨日スペインのマドリッドへイラン代表として向かい、明日のガリシア選抜との試合でも先発が予想されている。イラン国内リーグでは第１９節までに１２得点をマークし得点王争いのTOPに立っておりハジフィ杯での得点もあわせると１７ゴールを叩き込んでいる。自らの活躍でチームを首位に押し上げる目覚しい活躍で代表にも返り咲いたばかりだ。このニュースの裏には当然来年から導入される｢アジア選手枠｣が関係しているが、鹿島同様エステグラルも来季のACL参戦を決めており、主力の放出に応じるかは微妙だろう。また鹿島の得点王マルキーニョスの年齢も考慮した上で、後釜としての期待も大きいのだろう。問題はボルハニがJリーグにフィットするかだろうが、イランの選手が海外でプレー以外の面で挫折するケースは少なくない。文化的にも地理的にも近いUAEやカタールと違い、日本では未だイラン人がプレーした例はない。ただ日本生まれのマリノスの長谷川アーリアジャスールのようなケースはあるが。ボルハニに関して言えばクラブでも優勝経験があり代表経験もユース年代から豊富で、さらにUAEでのプレー経験もある。２５歳という年齢にしては十分な実績を持っており、さらに今季のイラン国内で最高の活躍を見せている。プレーに限ればボルハニを獲得すれば最高の補強になるだろう。左右から放たれる正確で強烈なシュート、ゴール前で見せる嗅覚、DFを置き去りにするドリブルとスピードといったストライカーの全てを備えているからだ。ただし、問題は彼の場合はメンタル面だ。今でこそチームの為にプレーするエースとしての自覚が見られるが、若い頃から何かと稚拙な問題を起こしがちで、それが彼が代表を離れる理由のひとつにもなったのだ。記憶に新しいところではカタールでの、この振る舞いが挙げられる。ただ、それもピッチ上では非難されますが実にイラン人らしい選手であることも確かです。ストライカーとしてのエゴイスティックな一面は神戸の大久保と相似します。私もちょうどこのブログを始めた頃に彼については期待を込めて記事を書いていますが、もし実現すれば日本とイランにとって素晴らしい結果になると思います。イラン人といっても、そのルーツは様々なため性格も様々。個人的意見では、日本にすぐ馴染めレベルの高いプレーを披露しそうな選手は、例えばボルハニと同じエステグラルのモジュタバ・ジャッバリでしょうか。今は古傷の再発で戦線を離脱していますがメンタル面でも強く、人格的にもプレーの精度もアジアトップレベルの一人といえるでしょう。また興行的な面では実力もあって知名度も高いアリ・キャリミにザンディといった線もありかと。ただ、やはりジャッバリのような選手や、これから伸びるセパハンのハジサフィ、ゾブ・アハンのハラトバリ、サバのゴラム・レザ・レザイーあたりが見たいですね。日本には少ないトゥーリオや岩政のような屈強なCBもイランには目白押しです。さて、イランの今季の試合もあと一節となりいくつかの移籍の噂が報じられています。メス・ケルマンの監督パルヴィズ・マズルーミがU-23の監督に就任するため、ブランコ・イヴァンコビッチの就任が噂されています。ゾブアハンのエブラヒミザデ監督はUAEでプレーするラジャブザデーの復帰を熱望。エステグラルのガレノイもラジャブザデーに興味。ファーハド・カゼミ新監督が就任したセパハンはドーピング問題で出場停止処分を受けたアリ・モライーが復帰の見通し。ピルーズィから獲得したカメルーン人MFアーロンアーロンも来年にはプレー可能とのこと。またハティービをUAEから復帰させるとの噂も。エステグラルは出番の少ないベイクザデにメス・ケルマンから、タギプールにはモガヴェマット・シーラズとバルゲ・シーラズからオファーが。ヤドラー・アクバリにも放出の噂が。メス・ケルマン他数チームからはファーハド・マジディにもオファーが。またボルハニ移籍騒動の余波だろうかアミール・ガレノイはアブモスレムのナイジェリア人オレロムとパヤムのドイツ人アリフィの２人の外国籍ストライカーをピックアップ。アブモスレムは経済的危機に陥っておりオレロムの他にも元エステグラルでガレノイの元でもプレーした優勝メンバーの一人で現代表のバオーや他２選手のエステグラル移籍の可能性も報じられている。ただバオーはサバ・バッテリーへの移籍が有力とする声も。またミラド・ヌーリにはペイカンとバルゲが興味を示している。さらにガレノイは国内のポストプレーヤーのアミン・モテヴァセルザデ、セェイエド・サレヒにも興味を示している。これはエナヤティとアクバルプールの２トップを擁し優勝したシーズンの再現を狙うためにもポストプレーヤーとして今季獲得したアバシファードとアリザデーのパフォーマンスに満足していない事をあらわしているのだろう。一方UAEでプレーするアリ・サメレーはガレノイとの関係もあってかエステグラル復帰は否定。また左サイドバックにはアミラバディやマニイーがいるもののサバのフェシャングチにもガレノイはご執心のようだ。さらにはメス・ケルマンのエディーニョにも興味を示し、ジャッバリの復帰が遅れている中盤にジャンバーリオとのブラジルコンビを結成し、磐石の布陣で後半戦に挑もうというのか。エステグラルのトレードを含めた移籍が今季の国内リーグの流れを左右する可能性がある。さらにサレヒを狙われているペイカンの監督は２部のスティール・アズィンに所属するカヴィアンプールとヤヴァルザデの獲得を後半線に向けて熱望。どちらも当ブログで扱ってきた彼らが再び１部リーグで見れれば嬉しい限り。そして、その監督こそダエイとアジジの２トップの陰に隠れ、国内での爆発的な得点力を不運にも９８年の代表から漏れ生かせなかったアリ・アシュガル・モディルースタである。タイプ的にはどんな体勢からも泥臭くゴールを狙うゲルト・ミューラーやウルフ・キルシュテンタイプの隠れた名ストライカーである。Aマッチ３２試合で１８ゴールはアジジの記録を遥かに上回る。彼の名前を知っていればオールドファンといえるだろう。今季躍進を遂げたペイカンは元名ストライカーの監督の下TOP３までに入ることを目標にしている。その為にもカヴィアンプールとヤヴァルザデの獲得に躍起になっているようだ。その他にもピルーズィの監督に就任したペイラヴァニがコーチとしてサーダヴィを指名するなど９８年組の動きが目立っている。またピルーズィでは先日の中国戦でゴールを挙げたぺジマン・ヌーリが干されており微妙な状況。ペイラヴァニは彼の移籍を否定しているが。バダマキもサバへの移籍が取り沙汰されるなどライバルのエステグラルに対してマイナスの移籍騒動が巻き起こっている。ただサバのシェイス・レザイーがピルーズィへ戻りたいとの報道も。とか書いてたら今日９８年組の試合がやってます！mms://live.iransima.ir/irib3今モディルースタがゴール！ミナヴァンド！懐かしい！！！セペル・ヘイダリがPKを与えました。マンスーリアン、タバタバエイ、オスタドアサディ、ハクプール！サッタール・ハメダニ、アリ・ラティフィ、ゴルモハンマディ・・ピルーズィの現役の選手もいるなぁ。ブールマンドもいますね。９８オールスターズかぁ。片方はピルーズィのOBと現役と９８年の混合チームみたいですね。すいません、移籍ニューススレが実況スレになりました。あまりの興奮に・・・これぞドリームマッチだなぁ。あの伝説のガイエグランの兄弟も出てるようですね。ナデル・ガイエグランという名前でギラン側でプレーしています。モディルースタ、DFを背負いながら反転して豪快なゴール！！！ポジションがよくわかりませんが９８年チームのスタメン。--------------Boroumand--khakpour--MohammadKhani--G.Mohammadi--S.Heidari--O.Asadi---------------Mansourian-------Hamedani--Minavand------------------Ali.latifi-----Modiroostatabatabaei play for Gilan.相手はギランのチームみたいですね。ハクプール相変わらず冷静な守備ですね。ヴァへディも出ていたみたいです。試合は４－１で９８年組がギランを下しました。ちょうどブログに書いていたモディルースタ、太ってはげてましたが貫禄の２ゴールでした。最後に話をボルハニに戻して、彼の今季のゴールシーン動画です。追記でチャリティーマッチであった９８年代表チームとギラン選抜の試合画像がこちら前列左からサーダヴィ、セラ、ミナヴァンド、エスティり、マンスーリアン。後列右からアベドザデ、シャフルーディ、ナムジュ・モトラグ、モハンマドハ二、ハクプール、ペイラヴァニ。しかしシャフルーディ・・・２部チームの監督として何度か見てましたが太ったなぁ。イケメンのレフティーで今で言うザンディのような存在だったんですが。ナムジュ・モトラグは過去ログでも扱った、あの日本戦でバゲリの代役として復帰した選手。８枚目の写真は当時の監督のジャラル・タレビかな。２０枚目のコート姿のタバタバエイは相変わらずカッコイイですね。

  2008.12.26

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  年末のチームメッリ情報。

  うーん、楽しみにしていたスペインのバスク代表との試合はキャンセルになってしまいました。その代わりに27日にスペインのガリシア代表との試合が行われます。ガリシア代表はビッグネームはヴィジャレアルのGKディエゴ・ロペスやレアルのミッチェル・サルガドらがいます。ネクーナムとショジャイーの出場はまだ確定ではないようですね。この試合でイラン代表にスペインのクラブが目を向けてくれればいいですね。トレーニングの様子はこちらメンバーを見るとオマーントーナメントと同じ国内組のようですね。サレヒのPKとぺジマン・ヌーリに２点にしか取れなかった攻撃面での課題を２００８年最後の試合でクリアできるのかが見所になりそうです。また２９、３０日には最後の国内リーグ戦となる第２０節も残されており中二日ほどで代表メンバーがプレーできるのか気になりますね。またガリシア戦についての追記情報などありましたらこちらに追記したいと思います。そうそう、ダエイがチームメッリを率いてから９ヶ月になりますが、こちらのスレッドに既に50人の選手をゲームで起用していると載っています。試合成績などもありますが、選手の顔ぶれを見るとモフセン・ハリリが怪我で外れたり、パルヴィンやUAEへ移籍して出場機会を失ったメイダブーディなどの名前に目が行きますね。サイドバックではアリ・ハムーディやベイクザデも最近呼ばれなくなり、あれほど重用されたエブラヒム・サデギもチームの調子と共に召集されなくなりました。ジナドプールもまたサイパですね。アバシファードもサバやサイパで活躍し今季はエステグラルですが、結果を出せずスタメンから外れたことでポストプレーヤーとしての期待に応えられず、また海外ではシャフプールザデもWAFF以降召集されてません。エナヤティも呼ばれてましたかね。逆にUAE組でラジャブザデーが召集されてないのかな。モバリは召集はされましたが出場がないと。カゼミアンも呼ばれてないんですね。UAE組ではハティービとマダンチがよく起用されていますが。年齢詐称で出場停止になっているアムライーも出場してませんでしたかね・・・カゼミはエステグラルでも１ボランチで再び輝きをましているので再召集もありそうですが。これだけを見ると多くの選手を起用しているということでしょう。しかし、出場時間で見れば偏りがあり、まだまだ若い選手にチャンスを与える必要があると感じます。ガリシア戦では２４、２５歳前後の油ののったレザイー、バオー、ハレギファー、ラフファイー、マジャール・ザレ、ホセイニ、モンタゼリ、モハンマド・ヌーリ、ハラトバリなどが活躍を見せて注目を集めて欲しいですね。もちろん１８歳のハジサフィもですが。

  2008.12.25

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• 実況LIVE：中国戦。

  さてオマーントーナメントの３位決定戦となる中国戦です。このあとも中国とは何回か当たりますが、とりあえずこの試合では１、点を取る２、新しい選手を積極的に試すこの二点が重要となります。一部報道ではクリスマスのバスク選抜との試合がキャンセルされたとのことで、数少ない親善試合を大事に生かさなければなりません。スタメンは---------------Talebloo--Kaabi---Benghar----Ghorbani--Ashjari----------------M.Zareh------Jamshidhian-----M.Nouri----------------Khalatbari----------Salehi---------G.RezaeiGKをタレブルー、CB中央をホセイニ抜きで、ハラトバリとサレヒを先発で使ってきましたね。バオーとハレギファーは後半かな。試合開始です。mms://live.iransima.ir/irib3イランかなり危ない場面でしたがゴルバニとタレブルー弾いた。サレヒ、レザイーのセンタリングを押し込めず。あれ、もうジャムシディアンとバオー交代しましたね。ん、ゴルバニにイエローかな。レザイーに悪質なファウル。いい位置でFK獲得。レザイー、どフリーでしたが外しました。ザレが顔でも打ったのかな？ちょっと通信状況が悪いですね。サレヒが左足でPKを決めて先制。イラン　１－０　中国ちょっと見れませんでしたがハラトバリが倒されたのかな？前半ロスタイムです。キャービィ、カウンターで相手を倒してイエロー。前半終了。後半キックオフ。前半のPKはハラトバリからレザイーに出して倒されたようですね。ぺジマン・ヌーリはいりますね。ハラトバリとレザイーがOUTでヌーリ、ハレギファーはいりました。７１分経過。レザイーこの大会では結果を出せませんでしたね。他のFWもそうですが・・・サレヒのPK一点のみですか・・・ヌーリがゴールしたようです！ぺジマン・ヌーリ追加点！イラン　２－０　中国モンタゼリも入ってますね。ボルハニも入りました。８７分経過。ロスタイム４分。試合終了。一応３位にはなりましたがあいかわらずの得点力不足。結果を出したといえる選手もおらず、あまり韓国戦に向けてのいい材料がありませんね。唯一左のアシュジャリが普通に使えるとわかったくらいかな。バスクとの試合がないとちょっと韓国戦不安ですね。ゴール動画

  2008.12.19

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• 実況LIVE:エクアドル戦＝オマーントーナメント準決勝。

  あと一時間ほどでオマーントーナメント準決勝エクアドル戦です。その前に国内ではピルーズィ、エステグラル選抜対IPL選抜の試合がありました。以前にもヤヴァルザデがいた頃こういった試合が組まれてましたね。ピルーズィの赤とエステグラルの青が半々のユニフォームを着ています。ガレノイとペイラヴァニが一緒に指揮をとったのかな。画像結果は４－２でピルーズィ・エステグラル選抜のトーレ、バダマキ、マンスーリが決めたようです。スタメンは1st half---------------abedzadeh(namdari)-----------------------------------------------shakouri---------atsou-----------------------amirabadi-------------------------------------shiri-----------------------------------kazemi---------------------------------badamaki--------------------------nikbakht---------------------------------------karimi------------------------------------------toure------------------akbarpour---------------2nd half:--------------------------------haghighi------------------------------koushki(K.heydari)----taghipour----------sepehr----bagheriha---------------------------beygzadeh( milad nouri)-------------------------K.heydari (beygzadeh)---------------------------mansouri--------------------------------alireza mohamamd---------------------------------------alizadeh------------------------manei(abbasfard)----for sorkhabi, kazemi, toure and badamaki scored in first half and mansouri in second half.アベドザデが前半出たようですね。ただ、ヴァへディとヘイダリはエクアドル戦で見たかったタレントですが。キャリミも好調なだけにここで見るのはなんとも複雑ではありますが。さて、一方のエクアドル戦のTMの予想スタメンは------------------Rahmati--Kaabi----Hosseini---Ghorbani---Ashjari-------------M.Zareh----Rahmati------Rezaei-----M.Nouri------Hajsafi-----------------Borhaniって感じかな。フォーメーションにもよって変るかと思いますけど。バオー、ベンガル、ぺジマン・ヌーリ、ゴラムネジャド、サレヒあたりが先発の可能性もありますがわかりません。どちらにせよ７名まで交代可能なので多くの選手を試してくるでしょう。できれば前線でハレギファーのスピードを見たいですね。あとハラトバリも国内で絶好調なので代表でも結果が出せるか。そして注目はボルハニが得点して再び代表に定着するかでしょう。情報入り次第更新します。http://ja.justin.tv/sol123------------------Rahmati--Kaabi----Hosseini---Ghorbani---Ashjari----------------M.Zareh------Jamshidian-----M.Nouri------Hajsafi------------Borhani----Rezaei試合いきなり始まってますね。上のスタメンは確認しだい変更します。アシュジャリ先発ですね。ボルハニ決定的！！！ボルハニが９番かな。意外だったのが２３番のジャムシディアンが先発ですね。２３歳と若いキャービィがキャップ数が一番多いのでキャプテンですね。守備は４バックの前の１ボランチのマジャール・ザレが機能するかですね。レザイー左サイドを爆走しました。中央でボルハニ、ヌーリが詰めるも決めれず。ラハマティ、ハイボールによく飛び出した。キャービィ危ないスライディングでイエロー。ジャムシディアンよく奪ってレザイーがCK獲得。ハジサフィのCKからボルハニが２発放ったが決まらず。ボルハニよく戻って守備をしました。レザイーとボルハニの２トップも機能するか。ジャムシディアンの折り返しからハジサフィ強烈ミドル！GK弾いた。FKはハジサフィがスルーでジャムシディアンが外しました。弾丸ミドルのあるマジャール・ザレも控えてました。エクアドルのダイレクトボレー、ラハマティ弾きました。ダエイ髪を切りましたね。モハンマド・ヌーリは幅広く動いてますね。レザイーいいチェイシングでチャンスを作る。右からのハジサフィのいいセンタリングをジャムシディアン、フリーのヘッド決めれず。レザイーいいとこで奪ったがボルハニへ通らず。キャービィいいシュート！CK獲得。CKからボルハニシュート。外れた。ザレ中盤の底で落ち着いてさばきます。ボルハニのシュートは枠外。アナウンサーが左のアシュジャリをゴラムネジャドと呼んでますねwしかし左のハジサフィは１８歳とは思えぬ落ち着きとプレーですね。うーん前半ロスタイム１分。悪くはない出来ですが。前半終了。０－０後半始まりました。うーんチャンスがありましたが前線の高さ不足は感じますね。交代はなさそうですね。レザイーはよく粘ってFKを獲得。ハジサフィのFKからヌーリのヘッド惜しかった！ハジサフィ守備もいいですね。ザンディより使えます。ロングスローからザレのシュートは外れる。うーんゴール前の混戦から押し込まれた。イラン　０－１　エクアドルラハマティよく止めたんですが。ボルハニに代えてサレヒはいります。前線に高さが足りませんでしたね。ボルハニ結果は出せず。レザイー独走しシュートも外れました。さあ、いい位置でレザイーがFK獲得。ザレの強烈シュートは壁に。アシュジャリの素晴らしい展開から右のハジサフィへ。ハジサフィはロングスローも冴え渡ります。ゴーーーール！！！かと思いましたがGKチャージかな。ザレの強烈FKを弾いたボールをゴルバニがGKをなぎ倒してヘッドで押し込みました。ファウルですね・・・ジャムシディアン下げるべきですね、バオーかハレギファー入れて欲しい。ジャムシディアン下げてラフファイー入れたかな？キアヌシュ・ラハマティ入ってますね。イラン決定的！！！ラフファイー決めれず。ハジサフィとラハマティを代えたようですね。ラフファイーCKのこぼれ球をまた決めれず。キャービィをゴラムネジャドに代えてますね。国内のFW,レザイー、ボルハニ、ラフファイー、サレヒは結果を出せずか。うーん、ここでベンガルですか・・・ザレに代えます。ロスタイム５分。レザイー倒されPKかと思いましたが、少し倒れるのが速かった。ゴラムネジャド２枚目でレッド。後半は形ができませんね。このFKが最後か。ラハマティのキックは外れる。試合終了。前半が良かっただけに、後半の失点は悔やまれますね。ちょっとした隙をつかれてしまいました。守備陣は頑張っていましたが前線の不甲斐なさが目立ちました。レザイーは奮闘していましたけど。結果重視ではなく若手を試すという意味でもハジサフィ、アシュジャリ以外はラハマティやラフファイー、ゴラムネジャドなど今までの現有戦力でいまさら試す価値も無かったかと。要は結果もテストも中途半端に終わってしまいましたね。これでオマーンに３－１で敗れた中国との３位決定戦に進むことになりますがFW陣が結果を出すこととバオーやハレギファーといった戦力にチャンスを与えて結果を残さないと韓国戦に向けての明るい材料が無いですね。以上。

  2008.12.17

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• オマーントーナメント追記 [２３名に絞り込み]

  召集メンバー２８名のうちの最後の一人は何度か取り上げているレザ・ハレギファーでした。じつは彼とバオー、そしてザドマフムードは同じ９月生まれの25歳とゆう共通点が。そのことを私も先々月にPFDCで書いたのですが、お気に入りの選手が３人とも呼ばれたのは嬉しいですね。ただ大会までに絞り込みが行われるのか、そのまま２８名を帯同するのかははっきりしていませんが、今日の国内リーグ、パス・ハメダン対ピルーズィ他１試合が行われた後、明日にはオマーン入りするとの事で全員帯同することになりそうです。彼ら３人に２試合の中で出番があるかは疑問ですが、当然使わなければ呼ぶ意味も無いので大会のレギュレーションにもよりますが途中交代での出場は十分に見込めるでしょう。PFDCでも書いたとおり、どの３人も今までスポットの当たらなかった代表の未来を担う選手達です。簡単に説明しますとハレギファーは縦への突破、そして強烈なシュートとFKもこなすモガヴェマット生え抜きの背番号１０番。モガヴェマットの攻撃は彼から始まる。特に加速の初速の速さはイラン国内でも随一か。バオーは中盤での果敢なプレスと正確な中長距離パスとミドルシュートを兼備。エステグラルでは優勝を経験しUAEを経てラフ･アハン、アブモスレムへと移籍し今季もコンスタントに活躍。ザドマフムードは若い頃に８ゴールをあげ注目を集めるもエステグラル・アフヴァズでの後半はぱっとせず。その後セパハンに移籍しリーグ戦、ACLで限られた時間の出場ながら結果を残し今季はアフヴァズと同じ南部のフーラドに加入し活躍をしている。183センチでバランスのとれた恵まれた体格ながら、ポストプレーヤーというよりはゴール前での細かい切り返し、さらにはアクロバティックなボレーなどで規格外のプレーを見せることも。どれも今のチームメッリに必要な要素を備えた選手たちだ。一方で、もう一人私が推していたモテヴァセルザデは再び選出されなかった。しかし昨日の国内リーグで自身８点目となる豪快なヘッドを叩き込んでいる。セェイエド・サレヒと同様に代表で競わせるべき逸材だと思うのだが。FW陣ではやはりアラシュ・ボルハニに注目が集まっており仕方のないところか。そのボルハニはまたも得点をあげエステグラルはついに勝ち点は同じながらゾブ・アハンを得失点差で上回り首位に立っている。またそのエステグラルで好調を維持する右サイドのセペル・ヘイダリが選出されなかったことも議論を呼んでいる。左のアミラバディと共に評価すべきタレントだ。オマーントーナメントに出場するTMはB代表だと言われているが、これほど楽しみな大会は無い。新たなタレントの活躍でWAFF以来の栄冠を勝ち取って欲しいところだ。さて、あと一時間ほどでパス・ハメダン対ピルーズィの試合があるがピルーズィはマジャール・ザレ、ぺジマン・ヌーリ(チームと揉めており出ない可能性が高いが)、パスはオムランザデ、ゴラムネジャドといった今回選ばれた選手に注目だ。ゴラムネジャド以外は皆マラヴァンでプレーした選手達だ。それにしてもピルーズィからの召集が少ないのは時代の変化を感じさせる。昔ならスタメンのほとんどが代表クラスであったものだが、地方のクラブの躍進も影響しているのだろう。またIFFがAFCに対して厳しい処分を要請していたアジジに対して一年間の出場停止処分が下された。あいかわらず、いい意味でも悪い意味でも９８年組はメディアを騒がせているが、それも彼らの影響力の大きさを物語っている。はたして今の代表に彼らほどの力を身につける選手がいるだろうか。そういう意味も込めて新戦力の台頭に期待したい。＊追記ですが、やはりメンバーは２３名まで絞り込まれましてOmranzadeh,S.Zare,Zadmahmoud,Kolahkaj,Heydariが外されました。オムランザデはCBが多く、残念ですが予想できました。ザドマフムードも残念ですね。サッタール・ザレが外れたのは意外ですね。怪我か何かかもしれません。これで注目はハレギファーくらいかな。あとボルハニがIPLでの結果を代表につなげられるか。[登録メンバー]Goalkeepers: Mehdi Rahmati, Vahid Talebloo, Rahman AhmadiDefenders: Jalal Hosseini, Pejman Montazeri, Mohsen Bengar, Pirouz Ghorbani, Hossein Kaebi, Hossein Ashjari, Majid Gholamnejad, Pejman NouriMidfielders: Maziar Zare, Kianoush Rahmati, Ehsan Hajsafi, Meysam Baoo, Mohammadreza Khalatbari, Mohammad Nouri, Ahmad JamshidianStrikers: Gholamreza Rezaei, Mehdi Seyed Salehi, Jalal Rafkhaei, Arash Borhani, Alireza Khalegifar

  2008.12.13

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• オマーントーナメントに代表２８名を召集。

  オマーンで行われる４ヶ国対抗のトーナメントにアリ・ダエイは２８名を召集。以下がそのリスト。【GK】セェイエド・メフディ・ラハマティ （メス・ケルマン）ヴァヒド・タレブルー （エステグラル）ラフマン・アーマディ （セパハン）【DF】セェイエド・ジャラル・ホセイニ （サイパ）モフセン・ベンガル （セパハン）ピルーズ・ゴルバニ （エステグラル）ペジマン・モンタゼリ （〃）ハニフ・オムランザデ （パス）ホセイン・キャービィ (サイパ)マジド・ゴラムネジャド （パス）サッタール・ザレ （バルゲ・シーラズ）ペジマン・ヌーリ （ピルーズィ）ハッサン・アシュジャリ （ゾブ・アハン）【MF】マジャール・ザレ （ピルーズィ）キアヌシュ・ラハマティ （サイパ）モハンマド・ヌーリ （サバ・バッテリー）アデル・コラフカジ （〃）メイサム・バオー （アブ・モスレム）エフサン・ハジサフィ （セパハン）アーマド・ジャムシディアン （〃）モハンマド・レザ・ハラトバリ （ゾブ・アハン）【FW】ゴラム・レザ・レザイー （サバ・バッテリー）ジャラル・ラフファイー （マラヴァン）セェイエド・メフディ・サレヒ （ペイカン）イマン・ヘイダリ （〃）ホジャト・ザドマフムード （フーラド）アラシュ・ボルハニ （エステグラル）２８名とニュースにありましたが２７名しかいませんね・・・また判明しだい追記します。前回の日記にも書きましたが出場国はオマーン、イラン、中国、エクアドルでイランは１７日にエクアドルと対戦し結果によって１９日に中国かオマーンと対戦します。明日と明後日に国内リーグが行われた後、代表チームは日曜日にオマーンのマスカットに到着予定とのこと。今回のメンバーはわくわくしますね。特に個人的にオムランザデ、ザドマフムードの選出は楽しみです。GKから見ていくと、ここはいつもの人選ですね。DFはCBにホセイニのパートナーとしてアギリが怪我のためアギリ、そしてゴルバニら堅実なベテランが入る一方モンタゼリやオムランザデのような若い世代も呼ばれました。この二人にも是非2010年を見越してチャンスを与えてやって欲しいところ。ゴルバニはエステグラルの最小失点にも貢献しチームではキャプテンも兼任する生え抜きの選手。前回のW杯予選UAE戦ではアギリの穴を埋めて先発し、批判もありましたが鋭い反応で及第点の活躍。もともと評価も高く名門で長くやっているので国際試合を除けば経験は問題ありません。モンタゼリはそのゴルバニと３バックのストッパーコンビを組み、ボランチもこなすユーティリティー性から機を見て前線に攻めあがることもできる選手。U-23ではオーバーエイジのホセイニと組むことも多く、ドーハアジア大会では大会途中からシェイス・レザイーをベンチに追いやりました。そしてオムランザデは今季は昨年最小失点を記録した守備面でこそぱっとしませんが、DFながらに貴重な得点をあげ５ゴールを記録。まだ２３歳と若く、194センチ89キロという巨体を誇る期待のセンターバック。また、サイドバックではハッサン・アシュジャリが初選出。長くゾブ・アハンでプレーする左サイドバックで今季は６アシストを記録。ザレとは違い左利きのサイドバックで長年懸念される左の切り札になり得るか。そして所属チームともめているぺジマン・ヌーリもまた左サイドバックもしくはボランチでの起用が期待される。そしてMFではアデル・コラフカジが久々の選出。サバでコンビを組むモハンマド・ヌーリとともに未来の10番を担う逸材だ。ドーハアジア大会ではショジャイーに代わってU-23の攻撃を指揮し韓国戦では劇的なゴールをあげた。そのほかではジャムシディアンも久々の選出。ラフ・アハンからセパハンに移籍しプレースキッカーを努め、中盤から前線にかけて攻撃を指揮する。その他はいつも通りだが、今回は若手を試すためもあってかバゲリは外れている。最後にFW陣では攻撃力が爆発しているペイカンからサレヒのパートナーで６得点を挙げているイマン・ヘイダリが初選出。さらには得点王のTOPをいくボルハニが復帰。またザドマフムードも６ゴールで、ガレノイが西アジア選手権の４２名の候補の一人として召集して以来となる選出となった。初召集、呼び戻された選手についてはこちらを参照。今回の人選を見ると一部で批判されるダエイが贔屓していると言われるサイパ組は３名と減ったように見えるがアーマディ、ゴラムネジャドなどは元々サイパの選手であり実質は５名。それでもモンタゼリ、オムランザデ、コラフカジといった未来を見据えた召集は高く評価したい。一方で今回の人選はB代表だと揶揄されがちだがマハダヴィキアやザンディ、ハシェミアンといったベテランが顔を並べるリストより遥かにわくわくする人選だ。それは彼らがチームメッリの未来を担う才能に他ならないからだ。２試合という限られた時間の中で彼らに少しでもチャンスが与えられることを願いたい。ダエイはどこまで積極的に冒険し、なおかつ結果を出せるだろうか。そして年末のバスク遠征へとつなげて欲しいところだ。予想スタメン----------------Rahmati---Kaabi---Hosseini---Ghorbani--Zare----------------K.Rahmati------M.Zareh-------------Hajsafi-----------------M.Nouri--------Borhani---------G.Rezaei

  2008.12.11

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  青の逆襲。

  ガレノイ率いるエステグラルの勢いが止まらない。青の軍団の躍進をリードするのが褐色の２トップ、ボルハニとアクバルプールだ。ここまで１７節でリーグ最多となる３７ゴールを記録し、首位のゾブアハンに２ポイント差で次ぐ２位につけている。ボルハニはここまでハットトリクを含む１１ゴールで得点王争いのTOPを走り、アクバルプールも７ゴールを記録。特にリーグ戦の合間に行われたハジフィ杯ではダマシュ・ギラン(旧ぺガフ・ギラン)を相手に８ゴールを叩き込んだ。(動画：１，２)この試合でボルハニはPKを一度失敗するものの自身は６ゴールを記録。続くリーグ戦第１７節パヤム戦ではボルハニ２ゴール、アクバルプールがハットトリックを決めてまたも５－０で大勝した。(動画)なお、余談だがこの試合でパヤムのキャプテンを務め古巣と戦ったメフディ・ハシェミナサブは監督のアジジが試合後にリポーターを殴打した問題の無罪をアピールするためアンダーシャツにアジジの顔を入れて出場したが、PKのチャンスをタレブルーに止められ披露できなかったことを明かした。もちろん彼らが結果を残している裏にはチームメイトの貢献も見逃せない。ガレノイが監督に戻り優勝したシーズンの再現をするかのようにエステグラル伝統の３－５－２システムが機能しているのだ。-------------------Talebloo--------------------Koushki---------Montazeri-----------Ghorbani--Heydari------------Kazemi-----------Amirabadi-----------Janvrio-----------Jabbari--------------Borhani------Akbarpour今季のスタメンとフォーメーションを見ると優勝したシーズンから大きな変化はフェクリがクシュキに、ファルザド・マジディがヘイダリに、エナヤティがボルハニに代わったくらいである。ガレノイが代表監督に就任したと同時にチームを離れたホセイン・カゼミがセパハンから戻ったことも大きい。そしてIPL最強の司令塔デュオとなったジャンバーリオとジャッバリであったが、ジャッバリがここにきて古傷の負傷が再発。この危機にもアフマド・ハジラヴィや元U-19の左利きの司令塔メフルダド・プーラーディが怪我から復帰、さらに出遅れていた元U-23のミラド・ヌーリもトップチームに加わり選手層の厚さでジャッバリの穴を感じさせない。さらにはベテランのジャラル・アクバリも豊富な経験で本来の攻撃的な中盤から、本職ではないボランチまでこなし、ベテランとなったファーハド・マジディはスタメンこそ若手に譲っているがキャプテンとしてあらゆる攻撃的なオプションとして貴重な追加点を挙げてチームに貢献。共にエステグラルを一度離れたベテランだが、そのチームへの忠誠度は高い。さらにガレノイの寵愛を受け続けるアミラバディも優勝したシーズンを思い起こさせるように、右に好調のヘイダリがいることもあり、本来右利きながら左サイドのアウトサイドとして活躍。左利きのマニイーやベイクザデをも差し置いてスタメンを飾るなどガレノイの信頼は厚い。さらに守備陣もタレブルーは素早いスローから攻撃の起点にもなり、スイーパーのクシュキはベテランらしい落ち着きで小柄ながら堅守を見せればモンタゼリは本職の守備のみならず攻撃にも積極的に参加し、時にはボランチを務めることも。ゴルバニもストッパーとして活躍し貴重な場面ではセットプレーから得点も重ね代表にも返り咲いた。そして控えにも彼らと遜色のないシャクーリなどが控える。１７節時点での１８失点はこちらもリーグ最小タイ記録だ。彼らの支えがあってボルハニとアクバルプールは結果を残しているのである。そしてこれらのチームをまとめるのがエステグラルのカリスマともいえるアミール・ガレノイなのだ。代表では結果を残したとは言いがたいが、古巣へ戻るとその手腕が冴え渡っている。エステグラルの好調ぶりを見ていると、ボルハニやアクバルプールは再び代表へのチャンスが与えられることは必至だろう。ただアクバルプールに関してはその振る舞いが今一度問われる可能性があるが。ボルハニのドーハでの振舞いや、アクバルプールの悪童ぶりは何度か述べたが、彼らこそペルシアンフットボールの狂気と旋律を体言する具現者であることは明白だ。また、もうひとつ感じるのが４バックラインシステムで戦っているチームメッリの守備の破綻が叫ばれ、ホセイニとキャービィを擁するサイパの４バックもACLで崩壊しIPLでも最多失点を記録する中、やはりイランには３－５－２が適しているのではないかと考えさせられる。３－５－２ならネクーナムの１ボランチも機能し、守備への負担も軽減、いや彼の守備能力の低さもカヴァーできるだろう。ネクーナムは所属するオサスナをも降格の危機に追いやっている現状で、未だにゴールを挙げることに躍起になっているようにしか見えない。その他ゴトービと契約がもつれ解任したピルーズィはラフ・アハンに競り勝ち、セパハンはアウェイでモガヴェマット・セパシ・シーラズ(旧ファジル・セパシ・シーラズ)と対戦、怪我人の多さから攻守が噛み合わず復帰したナヴィドキアの作った決定機も生かせずにモテヴァセルザデの７ゴール目となる得点で敗戦。上位ではエステグラルとピルーズィが揃って順位を上げた。また得点王争いで目立つのはエステグラルの２トップのほかにボルハニとTOPをいく３７歳のフェレイドーン・ファズリやバオー、サレヒ、モテヴァセルザデ、前節ではザドマフムード、そしてどのチームでも結果を残すダヴォウド・ハギも今節と前節の見事なFKで好調をアピールしている。さて年末のチームメッリの動向だが、しばらく噂されていた元FIFAのTechnical CommiteeでハンザロストックやFCケルンの元マネージャーでドイツ代表でもトレーナーを務めたErich Rutemollerをスタッフに加え１７日から１９日まで開催される４チームによるオマーントーナメントに出場(出場国はオマーン、イラン、中国、エクアドルでイランは１７日にエクアドルと対戦し結果によって１９日に中国かオマーンと対戦する)。その後スペインのバスク、ビルバオで一週間のトレーニングキャンプを行い２３日にバスク選抜と、２７日にはカタルーニャ選抜との試合を行う。来年の１月８日にはテヘランでのカタールとの２０１１年アジア杯予選が控えている。得点力不足に守備の破綻と問題山積のチームメッリが、２００９年に向けていい準備ができる年越しとなることを祈っている。

  2008.12.05

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  実況LIVE：UAE戦。

  -------------RahamatiKaabi---Hosseni---Ghorbani---Zare--------Bagheri(C)---Nekounam----Kia--------------------Shojaie---------Rezaei---Hashemian前半１９分に失点しています。UAE　１－０　イランやはりキャプテンはバゲリ。http://ja.justin.tv/sol123ネクーナムは１６番ですね。ゴルバニと相手の９番が接触しました。マタルのいい突破。ゴルバニがしっかり耐えられるか。失点は見事にゴール前崩されましたね。アギリ以外に試さないツケが出たんでしょう。マハダヴィキアのFKからホセイニヘッド、外れる。キャービィの裏を突かれまくってますね。ホセイニかわされラハマティがかろうじて弾いた。失点はホセイニがつり出され、手薄になった中央で決められましたね。キャービィはカヴァーできず。ホセイニ、オーバーラップでCK獲得。前半終了。むむむ、厳しい展開でしたね。やはりキャービィとネクーナムの守備力の拙さが露呈してますね。海外組もハシェミアンは怪我あがりで先発も無得点、マハダヴィキアも出場機会が少なく試合も勝てず、ネクーナム、ショジャイーは先発もオサスナは最下位と調子は決してよくないですからね。むしろ国内で好調の選手を起用すべきかもしれませんね。この試合がきっかけでベテラン不要論がまた出るんでしょうか。後半始まりそうです。交代は無しかな。さぁまずは同点にしてほしい！ネクーナムさかんに選手や審判に声をかけています。また危なかった！マタルにやられてますねー。守備は本当に改善してないな・・・レザイー惜しいシュート！海外組と国内組の呼吸が合いだすとチャンスが増えますね。またも危なかった！キャービィ簡単にかわされまくってます。危険な位置で何度もFKを与えます。ショジャイーいい突破でしたが身勝手なシュート。イランの守備には規律がないですね。惜しい場面でしたが得点できず。これだけ早くキアを代えるのはめったにないですね。ゴラムネジャド、また救世主となれるか。混戦からハシェミアンのシュート！ネクーナムがほとんどFWとしてプレーしてますね。ますます守備がゆるくなる気がしますが。ネクーナムは簡単に放り込みますね。キープ力がないので。ショジャイーもキャリミに比べると格段に得点力が落ちます。ザレに警告。サレヒ準備してますね、ハシェミアン下げるかな。マハダヴィキアとハシェミアンを国内組に交代ですね。ホセイニとラフマティがぎりぎりで防いでますね。カウンター、サレヒからレザイー倒された。レッドでも良かった場面でしょう。FK、バゲリとオサスナコンビ。ショジャイーのFKはGKがはじき出した。あれ、いつの間にかマダンチ出てますね。ザレと交代したのかな。決定的な一対一の危ない場面、またしてもラハマティ防いだ。凄い反応を見せましたね。バゲリ！！！！！！！！！！！！！！！ゴーーーーーーーーーーーーーール！！！！！！！！！！ショジャイーから右からのセンタリングを中央のサレヒを越えて裏からバゲリが豪快ヘッド！！！イラン追いついた！！！UAE　１－１　イランゴラムネジャド左にいますね。ザレの位置に入ってマダンチを前目かな。マダンチが豪快シュート。UAEでプレーしなれているショジャイー、マダンチに期待したいですね。キャービィがまたも簡単に奪われる。ゴラムネジャドがカヴァーします。イランの守備の弱点は中盤が連携して守らない、走れるボランチがいない、とくにキャービィの再度が攻撃的になるとそれをカヴァーできていない点が大きいですね。ネクーナムもUAEではやってますが。マタルとキャービーがやりあってます。マダンチまたもいいシュート！マタルはスピードがあるのでホセイニは振り切られますね。読みの良さでカヴァーしてますが。ホセイニなんとか防いだ。UAEはゴール前でさかんにクロスしイランの守備陣を混乱させます。ラハマティまたしてもスーパーセーブ。いったい何点防いでるでしょうか。押し上げが少なく攻守の幅が開きまくってますね。レザイー決定的！！！　GKにひっかけられたがPKなし！頭を抱えます。耐えて打つべきでした。ホセイニがさっき突破を体で止めてますし、PKはとれないでしょうね。試合終了。なんとか最悪の結果は免れました。バゲリの同点弾しびれましたね。多くの課題が守備に残っていることが露呈しました。ダエイはいつまでこの問題を改善せず放置するんでしょうか。バゲリとラハマティに救われた試合でした。厳しい戦いは続きそうです。ただ試合後にダエイも言っていますが、政治的な問題からさまざまな練習試合、親善試合をキャンセルされまくっている状況で、まともに対外試合が組めないことも代表の低迷するパフォーマンスの一因でしょうね・・・バゲリのゴールはこちら

  2008.11.19

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  UAE戦直前情報など。

  さて本日行われるW杯最終予選UAE戦。アウェーですがきっちり勝ち点３を取らないと厳しい状況になる大事な一戦です。チームメッリの面々は当然すでに現地入りしていますが、好調にもかかわらず代表に呼ばれなかったニキバフト・ヴァへディが釈明会見を開いたようです。ことの顛末はカタール戦に召集されたヴァへディが、出発前の空港でパスポートを所属するピルーズィの事務所に忘れたと取りに帰ったことから始まります。ところがスタッフがその後何度彼の携帯を鳴らしても彼は応答せず、結局ヴァへディはカタール戦には帯同しませんでした。このことを重く見たIFFはヴァへディに対して２年間の代表への召集禁止処分と、今までに代表で受け取った報酬(金とギフト)を全て返却するようにと宣告されたのです。そして釈明会見でヴァへディは携帯のバッテリーが切れ、充電器もなかったとメディアに応えたというわけです。過去にも何度も代表の試合を避けてきた前科があるだけに、厳罰処分を受けたとのこと。ザンディが負傷あがりで不在のいま、現時点でイランの左サイドとしては絶好調でストライカーもこなせるだけに実に残念ながらイランらしい理由で彼はメンバーから外れました。このままでは彼は自らの愚かな行いのために、容易にマダンチにとって代わられる事でしょう。釈明会見の様子はこちらそしてヴァへディの所属するピルーズィはバゲリとヴァへディが好調ながら結果がここのところ出ておらず、ゴトービが解任されたとのこと。これでイランに戻ることが有力視される同郷の元セパハン監督のボナチッチなどの就任も噂されています。最後にバゲリが正式に背番号６を背負いUAE戦でキャプテンとしてプレーすることになりそうです。ということは当然スタメンでくるということでしょうね。UAEはスピーディな選手が多いのでベンチという可能性もなくはないですが。ネクーナムは代わりにオサスナで背負ったことのある２４番を背負うとの事。これに関しては賛否両論ですね。ちなみにバゲリは過去のUAE戦でダエイ不在時にキャプテンを務めており、得点も挙げています。さらにその直後のUAE戦でも得点しています（そしてどちらの試合でも彼の後継者のネクーナムが後半に投入されています）。再び彼がそれを再現するとすれば彼の復帰は劇的なものとなりそうです。そのバゲリについての興味深いインタビューがこちらこのインタビュー、なぜかチャールトン時代の同僚のポール・コンチェスキーの名前をインタビュアーがバゲリに告げます。私も当時チャールトンの面々には注目していましたが、左利きのFKも素晴らしいイェンセンや、スコット・パーカーといった若く素晴らしいボランチらと得点力のあるロビンソンやアイルランドの重鎮キンセラや、キシチェフやパウエルといったベテランサイドバックら共にクールな出で立ちの若き左サイドバック、コンチェスキーは覚えがあります。確か数試合イングランド代表でもプレーしましたね。バゲリもなぜそのことを聞くのかといぶかしがっている感じですが、実はコンチェスキーはフルハムで同僚となったテイムリアンに対して、｢キャリム・バゲリはどうしてる?　彼はチームで最高のMFで30メートルのシュートを叩き込んでいた。しかし監督は彼を試合で起用しなかった、これは誰の目から見ても奇妙でカービシュリーは愚かな監督だった。」と。しかしバゲリはこれについて｢当時私は代表チームとのかけもちで何度もチームを離れなければならなかった。監督の信頼を得られず１試合の出場でチームを離れたのはその為だ｣と語った。そしてピルーズィに戻り精神的にも肉体的にもいい状態を保った(よく食べよく寝る)ことでここ数年の活躍をなし得たと。またゴトービがボランチよりも運動量の少ない攻撃的MFに彼を起用したことが今季の得点数に結びついていると付け加えた。自分は２０歳の頃のように走れないが、豊富な経験があると述べ、最後にここ最近の練習でダエイのコーチのように振舞っている件について、コーチ業は興味なく、他の形でもサッカーに関われると述べた。元々共にアザリ系であるダエイと共通の言葉で話し合う間柄のバゲリは、この復帰についても実際にダエイと会談し、自らが代表の助けになれると伝えたそうだ。また興味深い話として、現在ピルーズィのGKコーチであるアベドザデと得点後にHUGした件についてオーストリア、メルボルンでのHUGを思い出していたと語っています(Top画)。2002年、日韓W杯出場を逃し、あらゆるチーム、代表での重圧に苦しめられてきたバゲリはピルーズィでキャプテンとしてスイーパー、ボランチ、そして攻撃的MFとしてプレーし昨年ついにチームを優勝に導いた。彼にとっての代表を離れた６年は『空白』ではなく『進化』だったことを今日の試合で証明すべきだ。背番号６がチームメッリに帰ってきた。

  2008.11.19

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  チームメッリ近況。

  カタールとの試合をかろうじて勝利したチームメッリは国内に戻りトレーニングキャンプに入った。バゲリは少年のような笑顔をふりまきつつも、さながらピッチ上のコーチのごとくチームをまとめている。カタール戦でのバゲリの出来には賛否両論があったが、６年ぶりとなる代表で彼が共にプレーした選手はほとんどおらず、９８年組に限ればほとんどが引退しコーチ業についている事を考えれば、多少のギャップを埋める時間は必要だろう。ダエイは代表監督、アジジはアブモスレム、ラフ・アハンの監督を経てペヤムのオーナーに。アベドザデはピルーズィでペイラヴァニと共にコーチになり、ミナヴァンドもナキサも引退した。唯一21歳だったマハダヴィキアだけが当時のバゲリの戦友なのだ。その他の選手に関しては以前特集した記事を参考にしてもらいたい。トレーニング画像さて、バゲリが戻ったことで話題になっているのが背番号６を誰が背負うのか、つまりネクーナムが受け継いだ背番号６をどうするのかが話題になっていたが、そのことについてネクーナムがインタビューに応えた。まず彼はバゲリの復帰を嬉しく思っていること、そしてバゲリは全てにおける自分の見本であり、その復帰はチームメッリを大いに助けるだろうと語った。そして喜んで背番号６をバゲリに返したいと述べた。またネクーナムはジダンからの親善試合への招待を丁寧に断り、代表の試合を優先すると語った。誰もがネクーナムとバゲリを重ねてイメージし、その共存は難しいと考えがちだが、当の本人は少年時代のアイドルの横でプレーできることをむしろ喜んでいるようだった。そして新たに背負う背番号についてはわからないと応えた。ただ、バゲリもネクーナムからすんなりと背番号６を受け取るキャラクターではない。とすれば、どちらかが持て余しがちな背番号１０を背負う選択もありえるだろう。ネクーナムは実にスマートな受け答えでバゲリの人格者ぶりも引き継いでいるようだ。さて、１９日に控えたUAE戦はアウェイだけに厳しい試合になりそうだが、ここにきてアギリが怪我で戦線離脱。２ヶ月はプレーできそうになく、さらにジャッバリも今シーズンを膝の古傷の再発で棒に振ることになりそうだ。さらにはザンディとテイムリアンもUAE戦には間に合いそうにない。海外組は先週途中出場したハシェミアンに、マハダヴィキア、そしてUAEからはマダンチが呼ばれることになりそうだ。カタール戦でビサ問題で代表を離れたヴァへディはトレーニングには合流しておらずUAE戦での出場も微妙。まず何と言ってもアギリの代役としてはベンガル、そして経験のあるノスラティ、エステグラルのゴルバニ、モンタゼリらが考えられるが、私としてはゴルバニで問題ないと思う。今季はキャプテンとしてチームをまとめており、長年エステグラルの守備を支えた経験は代表でも遜色のないプレーを見せるだろう。モンタゼリもホセイニとの連携もよく問題はないがダエイはこのポジションに最も経験を求める傾向があるのは以前にも述べたとおり。もちろんその点ではノスラティもベンガルも問題はない。また選外になっているがハディ・シャクーリが呼ばれても十分にこなすだろう。また中盤はネクーナムとマハダヴィキア、そしてバゲリを同時起用するのか、トップのレザイーのパートナーはハシェミアン、サレヒ、ラフファイーの誰を起用するのかも注目される。ハシェミアンはここしばらく代表でも得点をあげておらず、怪我上がりということで疑問の声もあがるがダエイは間違いなく怪我さえなければ彼の経験を重要視するだろう。また話は戻るが中盤の底で素晴らしいプレーを見せたマジャール・ザレを入れ、ネクーナムを高い位置でプレーさせるのも可能なプランだろう。本来彼のプレーは中央のMFという色合いが強い。アウェイとはいえ攻撃的に勝ち点を強奪したい試合だが、ダエイはいつものように調子のいい選手をスタメンに送りこむことになるだろう。予想スタメン---------------Rahmati-Kaabi---Hosseini---Ghorbani---Zare--------------Nekounam------Kia-----------------Shojaei---------------Bagheri--------Rezaei---------Hashemian本日のトレーニング画像マダンチと、そしてハティービも合流したようですね・・・バゲリはさらにコーチのようです。

  2008.11.12

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  実況LIVE：カタール戦。

  映像きてます。バゲリいますね。ゴルバニらの顔も確認できました。カタール戦は過去何度か放送しなかったので心配でしたがIRIBでもやるようです。ちょっと映像が途切れがちですが、カタールはキンタナもいましたね。スタメンは---------------Rahamati--Kaabi?---Hosseini---Gorbani--Zare--------------M.Zareh-------Bageheri-------------Khalatbari--------------M.Nouri--------Rakhfaei------Rezaeiこんな感じかな。分かり次第追記します。ちょっと映像見にくいですね。試合始まります。バゲリは６番、もちろんキャプテンです！まさか、この姿をまた見れるとは・・IRIB3のほうが映像いいですね！キャービィ果敢に仕掛けます。レザイー、ラフファイーの連携からマジャール・ザレ左足のミドル！バゲリもいきいきとプレーしています。カタールはキンタナがキャプテン。中盤のザレとバゲリはピルーズィでやってるので連携は問題ないですね。マジャール・ザレ顔面ブロック。バゲリからラフファイーへパス。倒される。ザレ突破もパスが合わず。背中になぜかSaipaDieselと広告が入ってますね。バゲリ中盤で起点になります。レザイー、スルーに追いつかず。左のハラトバリ、あまり絡めませんね。ヴァへディはビサに問題があったとか。マジャールの素晴らしいフィードがハラトバリに。(ザレ二人いるんでマジャールで)右サイドラフファイー突破も倒された。よく動いてますね。モハンマド・ヌーリもジャッバリがいない間に結果を出したいでしょう。ここまで見せ場なし。マジャールいいですね。中盤の底としてはネクーナムより安定してます。カタール、距離のあるFKをレフティーが直接狙いました。いいキック。ダエイ指示を出します。バゲリからレザイー、ハラトバリとつないでレザイーが素晴らしいフリーラン。マジャール削られた。レイトタックルでイエロー。ホセイニと組むゴルバニはここまで問題ないですね。経験もある選手ですし。キャービィ今日は守備がいいですね。マジャール、いいつぶしだ。バゲリ酷いタックルを受けた。大丈夫か。蹴ったあとの軸足にいってますね。ダエイも怒りの表情。うーん、ハラトバリとモハンマド・ヌーリが中盤で消えてますね。そのせいであまり形になりません。ハラトバリのFK。GKがキャッチ。やっとヌーリがいいドリブルからパス。キャービィがオフサイド。右から自ら倒されたヌーリがFK。バゲリヘッド。ふかしましたがいい動きでした。前半終了。たがいに見せ場は少なかったですね。初めて組むメンバーが多いので連携不足はやむえないでしょう。ただ、攻撃面での連携があまりにも少なかった。キャービィ、マジャール、レザイー、ラフファイー、バゲリは及第点ですね。ゴルバニ、ホセイニも問題はなし。他はちょっと物足りない出来です。後半バオー、ハジサフィ、サレヒあたりを入れそうですね。後半始まりそうですね。キャービィとハラトバリが審判と談笑しHUGしています。交代はタレブルーだけかな。ホセイニ出足のいい守備だ。ヌーリのパスが合わない。キンタナのシュート。ゴルバニがゴール前でファウル？　ハラトバリにイエロー。カタールの７番がFKふかす。後半に入ったようですが、またブラジル人みたいですね。キャービィ後ろからキンタナのけつを小突いた。後半はほとんど攻めてないですね。マジャールのミスからカウンター。かなり危なかったがゴルバニが素晴らしいスライディングでカヴァー。キャービィと７番のライン際の攻防。バオー、アレネメー、ゴラムネジャド入ります。サレヒも入ったかな？　パッと見ザレとヌーリがOUTしたのは見ましたが。あとはラフファイーとハラトバリがOUTかな。バオー中盤を駆け巡ります。---------------Talebloo--Kaabi---Hosseini---Gorbani--Alenemeh--------------M.Zareh-------G.Nejad-------------Baoo--------------Bagheri--------Salehi------Rezaeiいい位置でカタールのFK。ゴルバニがひっかけ、またカタールのFK。キアヌーシュ・ラフマティはいりました。マジャール・ザレと交代かな。レザイー倒された。カタールは球際厳しいですね。レザイー突破からゴーーーール！！！！左から切り込んだ。カタール　０－１　イランバゲリ突破。アシストはゴラムネジャドのようですね。いつも冷静に正確なパスを出しますね。ブルーノ・メツ、大事な試合をホームで落とすか。しかしレザイーはトップスピードで叩き込みましたね。素晴らしいFWです。カタールも続々と交代選手を投入します。バオーよく走ってますね。いいチェック。ゴラムネジャド倒されてイエローをアピール。またもレザイー突破。今度はスライディングで止められた。バゲリが中央で要求してレザイーがパス、バゲリ、シュートをふかす。カタールのカウンター。ホセイニにファウル。バゲリ強烈にぶっ放した。サレヒが相手と衝突していったんOUT。すぐ入りました。試合終了。うーん勝利しましたが、レザイーのゴール以外に見せ場なし。これでUAE戦大丈夫でしょうか。守備はホセイニ、ゴルバニ中心によく頑張り、キャービィもよくやっていました。ボランチはマジャール・ザレが安定していましたし、バゲリも久々の代表で落ち着いてましたね。ブランクを考えれば及第点でしょう。前半のヌーリ、ハラトバリはいまいち。ラフファイーは頑張っていましたが空回り。サレヒもアグレッシブでしたが結果は出ず。ゴラムネジャドはまたもロングフィードでアシストを決めました。これで海外組が戻ってもバゲリを使うのか。当然中盤にネクーナム、マハダヴィキアが戻ってくるので予想が難しいですね。たぶんこんな感じかな。--------------RahmatiKaabi---Hosseini---Ghorbani---Zare--------------Nekounam------Kia-------------Bagheri---------------Shojaei--------Rezaei---------Hashemianハシェミアンが戻ればですが。どちらにせよ今日の試合は成果があまりなかったです。レザイーの決定力がまたもダエイを救ったという感じですね。ゴール動画試合画像

  2008.11.09

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  バゲリ！！！　【代表２２名追記】

  ついにキャリム・バゲリがチームメッリに帰ってくる。共にドイツでプレーした盟友ダエイからの要請を受けた３４歳のレジェンドは６年ぶりに代表に復帰することを明言し、準備はできていると語った。所属するピルーズィではキャプテンとして圧倒的な存在感を示し７ゴール４アシストを記録。キャリミが復帰したチームは絶好調とまではいかないが、バゲリは前半戦無敗で首位をキープしていたバルゲ・シーラズを相手に豪快にヘッドを叩き込み連勝をストップさせ、強豪セパハンを沈めた試合でも先制弾を叩き込むなど絶好調。かつて若手に代表の座を譲ると退いた彼の復帰に批判的な見方もあるが、昨年はチームを優勝に導き今年もモフセン・ハリリを怪我で欠いた攻撃陣を牽引するなど、間違いなく国内MVPである彼の復帰に異論を挟む余地はないはずだ。左右のシュートは爆発的にゴールを陥れ、ゴール前での嗅覚は冴え渡っている。ただ代表復帰を固辞しているのがアリ・キャリミだ。バゲリが一度代表復帰を示唆したとき、復帰するならキャリミも連れて行くと述べたことがあったが(こういった振る舞いが彼が愛されるゆえんだ)、ダエイ自らの説得にも彼は応じていない。キャリミも国内リーグで途中加入ながらハットトリックを含む５ゴールをあげるなど好調だが、協会批判で代表を外されて以来モチベーションが低下しているようだ。そして昨日行われたピルーズィとサバ・バッテリーの一戦では、ヴァへディが２ゴールで得点王争いのトップに立てば、サバの３７歳の豪傑ファリドーン・ファズリも２ゴールを叩き込むなど打ち合いを演じた。また、この一戦シェイス・レザイーも古巣との試合で躍動していた。ヴァへディはこれで９ゴール４アシストとこちらも絶好調。なかなかメンタル面などで期待されるほど代表に定着できない感があるが、ザンディが負傷している今、ダエイはヴァへディをチームメッリに戻すべきだろう。ちなみにファズリも９ゴールと絶好調。彼については2006年のW杯惨敗後に私も名前を挙げているが、もう少し早くチャンスを与えたかった選手だ。ただ今も好調だけに予選で試す価値はあるだろう。ゴール動画一方、ガレノイ率いる青の軍団も調子を上げてきた。シーズン序盤こそつまづいたが中盤のジャッバリ、ジャンバーリオのW司令塔が機能しだすとベテランのアクバリ、シャクーリがチームに安定感をもたらし攻撃が爆発。なかでもアラシュ・ボルハニがテヘラン・ダービーでゴールをあげてからハットトリックを含む８ゴールと大爆発。共に好調のペイカンとゾブアハンを立て続けに粉砕する原動力となった。ドーハではU-23代表の１０番として結果を残せず、UAEに渡って以降、代表と縁遠くなっていたが一転して得点力不足に悩む代表の攻撃の駒に名乗りをあげた。そしてUAE戦前の親善試合となるあさってのカタール戦に向けてダエイは４７名をピックアップ。そのリストにはバゲリ、ボルハニらの名前が連ねられた。絶対的な存在であるバゲリの復帰でチームメッリは厳しい最終予選突破をかけたUAE戦で結果を出すことができるだろうか。カタール戦メンバー２２名が発表されました。GK:ラフマティ、タレブルー、モハマディDF:ホセイニ、ゴルバニ、モンタゼリ、キャービィ、ゴラムネジャド、ザレ、アレネメーMF:キアヌーシュ・ラフマティ、マジャール・ザレ、ハジサフィ、ハラトバリ、キャリミアン、バゲリ、モハンマド・ヌーリ、バオーFW:セェイエド・サレヒ、ラフファイー、ゴラム・レザ・レザイー、ヴァへディ国内組のみですね。バゲリ、ヴァへディ入りました。ボルハニはいませんね。ジャッバリとアギリは怪我です。モハマディは久々の召集。アレネメーはザレと左SBの座を争います。そしてメイサム・バオー・ディザバディも宣言どおり試されそうですね。予想スタメン-----------------Rahmati--Kaabi---Hosseini----Ghorbani---Zare----------------K.Rahmati--------M.Nouri----------Vahedi-----------------Bagheri-----------Rezaei-------Salehiそうそう、余談ですが１２月２３日にサンマメスで行われる恒例のバスク選抜との試合にイラン代表が招かれたようです。まさしくPersian & Basqueとゆうことで私にとってはドリームマッチです。今から楽しみですね。

  2008.11.07

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• 実況LIVE：北朝鮮戦。

  中継始まりました。http://ja.justin.tv/sol123マハダヴィキア先発ですね。キャプテンも務めます。-------------Rahmati--Kaabi--Hosseini--Aghily--Zare-------------Nekounam------Kia---------------Shojaei--------------Jabbari-------Rezaei---------Khatibiまさかのハティービ先発ですね。チョン・テセかな、足を引きずっています。ハティービ倒されたがPKなし。１０番を背負っています。ショジャイーなぜか１８番。ネクーナムと接触した北朝鮮GK倒れています。ジャッバリの９番も違和感ありますね。ゴーーーーーーーール!!!!マハダヴィキア！！！！レザイーが流してジャッバリの素晴らしいセンタリングをマハダヴィキアがジャンピングヘッドで流し込んだ！これぞキャプテン！イラン　１－０　北朝鮮キャービィちょっと危ないバックチャージ。レザイーとキャービィが速い。レザイーいい位置でファウルをもらった。アギリのヘッド惜しい！　キアのキックが冴えます。チョン・テセとアギリのセットアップはACLでの川崎とセパハン以来ですね。ザレがセンタリング防げませんね。ジャッバリ素晴らしいプレーだ。マハダヴィキア突破からジャッバリヘッド！ショジャイーは下がり目ですね。レザイーがスペースによく走る。そして中央でシュートはジャッバリ。オフサイドですがいい流れでした。ザレいい上がりからレザイーヘッド。アギリとテセが激しい競り合い。アン・ヨンハ、FKをふかした。アギリのミスキックから決定的な場面、キャービィがかろうじて防いだ。ハティービ、ボールが足につかない。批判をゴールで返せるか。北朝鮮１０番のヘッド。左サイドからいいクロスはいりますね。ネクーナムふかした。ちょっと膠着状態ですね。追加点を狙っていきたいところ。カウンター、キアの突破からハティービ倒されたがPKなし。ザレ左から右足でシュート。ショジャイー素晴らしいドリブルもスルー通らず。キア、FKをショジャイーに流して中央のハティービ触れず。ネクーナム簡単なパスミス。ハティービの抜け出しからショジャイーのシュートは弱い。逆サイド、フリーのレザイーを生かせず。アギリがテセを抑えてますね。４５分経過。ショジャイーが奪われてシュートまでもっていかれたが、精度を欠いて助かりました。キアのFKからハティービヘッド決まるもオフサイド。ここで前半終了。後半始まりました。ザレの左足のセンタリングは精度が低い。うーんレザイーからジャッバリのシュート。マハダヴィキアに危険なファウル、ネクーナムがエキサイティング。アリ・パルヴィンも来てますね。アギリがテセを倒した、徹底マークしてますね。北朝鮮１０番、いいシュート。ナサール・ヘジャジもいますね。キャービィ顔面でクロスを防いだ。ちょっとイランの守備が緩慢ですね。アフシン・ゴトービもいます。レザイーこぼれ球をシュート。ハティービがあまり生きてませんね。ショジャイーのセンタリングからハティービヘッド。北朝鮮いいシュート。ラハマティ弾いた。ゴール、ネクナーム！！！！イラン　２－０　北朝鮮FKのこぼれをショジャイーが折り返してネクーナムが右足で押し込んだ。オサスナコンビ炸裂です。やっと追加点。レザイー突破からシュート、今日もキレてます。CKこぼれからアギリヘッド、惜しい。ザレ精力的に動きます。ホセイニ、ラハマティいい守備で決定的な場面を防いだ。キャービィもバイシクルでクリア。FKから北朝鮮、チョン・テセ豪快なヘッドを決めた。イラン　２－１　北朝鮮アギリ完全に遅れましたね。守備の緊張感が切れかけたところをやられた。またも北朝鮮、決定的なシュート。ラハマティ片手でスーパーセーブ。ちょっと守備まずいですね。ネクーナムのカウンターからレザイー突破でハティービにセンタリングもふかす。ザンディ入りそうです。ジャッバリに代えてザンディ。　ジャッバリちょっと消えてましたね。アシストは見事でした。しかし守備がまずいのにザンディとゆうのも。。。ハティービ代えてないのかな。イラン間延びしてますね。さてサレヒはいりそうです。やっとハティービと交代です。ハティービ見せ場なし。またもや北朝鮮決定的。イラン守備崩壊してますね。このチームにはボランチがいません。ザンディやサレヒのような攻撃的選手よりマジャール・ザレを投入すべきでしょう。またもやザレとアギリのサイドが崩されかけています。キャービィのサイドも崩されます。これ相手がサウジだったら、また失点を繰り返しそうですね。守備の改善はまったく見られません。粘りのある守備ができるのがホセイニ一人とゆう感じです。いったい後半で何本FKを与えるのか。ちなみに次の試合ではファリド・アベディ、メフディ・シリあたりを試すそうです。マハダヴィキア、ミドルシュート！やっとマジャール・ザレ入れますね、遅いって。レザイーと交代です。カウンターもキアとサレヒに呼吸が合わず。試合終了。イラン　２－１　北朝鮮後半かなり押し込まれました。相手が北朝鮮だったから勝てた試合でしょう。このままではチームメッリかなり苦しい戦いを強いられそうです。

  2008.10.15

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  北朝鮮戦に向けて海外組が合流。

  キャリミの衝撃的な代表引退宣言の後、チームメッリにマハダヴィキアが帰ってきた。明日テヘラン入りする北朝鮮を迎えるべくキャンプに入ったチームメッリに合流した海外組はキアのほかネクーナム、ショジャイーのオサスナ組。もちろん負傷のハシェミアン、テイムリアンは姿を見せなかったが、ザンディは遅れて合流するようだ。キャンプ画像キャリミに関してはカフシアン会長が説得し代表に戻すとメディアに答えたが、この日のキャンプにキャリミの姿は無かった。またダエイがキャリミの代わりに召集を示唆したバゲリの姿も無い。混乱する状況の中、決して落とせないホームでの北朝鮮を迎えるにあたってマハダヴィキアの経験と統率力が必要なのは言うまでもない。また新戦力では国内リーグで６得点をマークし、その多くをヘッドであげているセェイエド・サレヒがハシェミアンに代わるストライカーとして活躍できるかが注目される。スタメンのチャンスも十分にあるだろう。中盤はキャリミとテイムリアンが外れたといってもタレントは豊富でメフディ・キャリミアンの出番があるかは微妙だ。またアギリが出場停止では無くなった事からゴルバニとモンタゼリのエステグラルコンビを起用するかも微妙なところ。もちろん両者ともCBで先発起用されても遜色はないが、まずは彼ら新戦力はペイカンと行われる練習試合で試される可能性が高そうだ。右サイドはカービィもしくはゴラムネジャドが五分五分だが、カービィと中央のホセイニ擁するサイパの守備陣はここのところACLから３試合で１３失点と崩壊しており、守備を重視すればゴラムネジャド、攻撃重視ならカービィか。左サイドは批判も多いがクラブでの実績からそのままザレか。問題はキアをどのポジションで使うか、ガレノイはHSVでの経験からキアを守備もできる右サイドバックとして起用したが、ダエイは今回寵愛するエブラヒム・サデギを外しており右のMFでの起用が濃厚だ。またザンディの位置に対人の守備にも強いマジャール・ザレが入る可能性もあるだろう。そしてFWにはレザイーの相棒としてヘッドの強い選手をダエイが考えており、そのままならサレヒが起用されるべきだが、ここにハティービが入る可能性も無くはない。以上のスタメンに国内で絶好調のハラトバリ、ハジサフィが食い込んでくるようだとスタメン争いも面白くなってきそうだ。予想スタメン------------------Rahmati---G.Nejad--Hosseini---Aghily--Zare-----------------Nekounam-------Kia-------------------Zandi------------------Shojaei----------Rezaei-----------Salehiペイカンとの練習試合は２－２でドロー。得点者はネクーナムとレザイーだったようです。しかしエースのサレヒを欠くペイカンに２ゴールはいただけない。またザンディは今夜合流するとのこと。そしてキャリミ問題に対してダエイは二度と召集しない旨を語り、さらに代表に戻る手助けもしないと語ったようですね。一方のバゲリに対しては個人的に代表に加わるよう再度要請したようです。共にドイツに渡りアルミニア・ビーレフェルトで戦った同胞の願いにバゲリが動くか注目ですね。ザンディは合流しているようですが、合流して間もないのでペイカン戦には出ませんでした。なお４０分にPKをネクーナムが４５分にレザイーが追加点をあげましたが、選手を入れ替えた後半に７０、７５分と失点したようです。ペイカン戦のスタメンは以下のとおり。first half:Rahmati (Taleblou 30') , Aghili, Hosseini, Zare, Kaebi, Nekounam, Hajysafi, Jabbari, Karimian, Seyed Salehi, Rezai.----------------Rahmati--Kaabi---Hosseini---Aghily---Zare---------------Nekounam------Jabbari------------Hajsafi--------------Karimian--------Salehi---------Rezaei2nd half: Taleblou (Ahmadi 60' ) Montazeri, Ghorbani, Gholamnejad, Pejman Nouri, Zare, Mohammad Nouri, Shojaei, Mahdavikia, Rafkhaei, Khatibi--------------------Talebloo---G.Nejad---Montazaeri--Ghorbani--Nouri---------------------M,Zareh---------Kia--------------------M.Nouri---------------------Shojaei------------Rafkhaei-------Khatibiあれ、ラフファイーはいつの間に呼ばれたんですかね。テイムリアンとキャリミが抜けて追加召集されたのかな。やはりラフファイーではなくハラトバリですね。試合画像で確認できます。ダエイは常に調子のいい選手と相手によってたてた戦術にあった選手を先発で起用すると名言していますが、ショジャイーが先発でない可能性もあるんでしょうか。

  2008.10.11

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• アリ・キャリミが代表を引退。

  先日召集されたばかりのキャリミがIFF会長のアリ・カファシアンに手紙を送り自身が代表を引退する旨を伝えた。以下がキャリミが送った文章。"Respected head of Iran football federation, Mr. Ali Kafashian,The Team Melli jersey, inspite of me wearing it more than a 100 times so far, is still very valuable and sacred to me. The incidents that happened and the obstacles which were placed between me and the national team have been far from goodwill and love. Today, I feel that Team Melli and it's authorities will be able to reach their goals with much more peace and concentration in the absence of someone small like me. Eventhough I am very motivated to join Team Melli, I feel that pressure from the media and the fans has forced the decision makers in Team Melli to invite me. In accordance with the current atmosphere in our football, I apoligize to the understanding people of Iran and all the fans who accepted me with complete honesty and care for the sake of Iranian football and I wish the best for my Iranian teammates on their road to the 2010 Worldcup. I hope you and the rest of the understanding Iranian people, understand my situation and the difficult decision I had to make for the sake of Iranian football. There was a time I used to service Iranian football by putting on Team Melli's jersey, and today I offer a bigger service to Iranian football by retiring from the national team. With the best of wishes for Iran qualifiying to the 2010 World Cup and happiness for the entire nation.Ali Karimi" 要約すればこの召集はメディアやファンの圧力によるもので、代表のために引退したいと告げた。これはキャリム・バゲリがFAXで当時のIFF会長のファラハニーに引退を告げたことを思い出させた。バゲリは２８歳で引退したが、キャリミもまだ２９歳であまりにも早い決断ではなかろうか。確かにショジャイーといった後継者は育ってはいるが、まさか３０歳を前に彼の代表での姿を見れなくなるとは・・・UAEで才能をくすぶらせたのが彼のキャリアの過ちであったことは確かだ。それより以前に彼が２１歳の時に届いたアトレチコ・マドリーからのオファーを蹴ったピルーズィにも責任はある。キャリミはその稀有な才能の多くを世界の舞台で披露できずにキャリアを終えるとすればこれほど残念なことは無い。この決断を受け入れるには時間がかかりそうだ・・・この報道を受けてダエイはキャリミの召集は自らの意思だったと語り、代わりにキャリム・バゲリの召集を示唆したようです。バゲリは頑なに代表復帰を拒んできただけに召集に応じるとは思えませんが他ならぬダエイの呼びかけに応えるだろうか。３４歳のバゲリは現在国内リーグで絶好調だが、果たして。ちなみに先週のNAVAD（イランのサッカー番組）に出演した際バゲリは代表に復帰する意思が無いことを語っています。ただテイムリアンがフルハムのリザーブリーグで４週間から最悪４ヶ月の怪我を負ったことからボランチが手薄になってるのも事実。

  2008.10.09

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  アリ・キャリミが代表復帰。

  最後の一戦となったピルーズィとアブモスレムの一戦でアリ･キャリミがヘッド３発でハットトリックを達成。試合はメイサム・バオー・ディザバディの２ゴールを含む４点を奪われ４－３で敗退したがキャリミが圧倒的な存在感を示した。またバオーもエステグラルからUAEへ渡りラフ・アハンを経てアブ・モスレムに加入して以降最高のパフォーマンスを見せた。彼もB代表でも結果を残しており、右の中盤としてはスタミナ、パスセンス、機動力の３拍子揃った選手でテイムリアンと競わせるべきタレントだ。試合画像 そして昨日発表された代表に、今日試合を行ったピルーズィからの追加召集メンバーが発表されアリ・キャリミとマジャール・ザレ、そしてぺジマン・ヌーリの３名が追加された。アリ・キャリミはイランサッカー協会を批判して以降、代表からの引退を示唆していたが、今回マハダヴィキアと共に代表復帰することに。結局怪我のハシェミアンを除くすべての海外組とキャリミが選ばれる事となった。またシーズン途中にアル・アインに移籍したミラド・メイダブーディは外国籍選手の人数事情からアル・アインのリザーブチームでプレーしていることが響いたのか召集は見送られた。ここまで結果を出しているだけに疑問は残る。また累積警告で出場停止と見られていたアギリは北朝鮮戦への出場が可能なことがIFFより発表され、昨日バルゲ・シーラズの攻撃を封じた鉄壁の守備を代表でも見せてくれそうだ。一方そのバルゲの攻撃陣を牽引するのは初召集となったメフディ・キャリミアン。昨季はパス・ハメダンに移籍したメフルダド・キャリミアンと共にWキャリミアンでチームを牽引した。何度かU-23代表にも選出されているが出場の機会はなかっただけに今回のチャンスを生かして最終メンバーに残りたいところだろう。これで北朝鮮戦に向けてすべての選手が揃ったが、マジャール・ザレとヌーリは共にボランチの控えとして、ヌーリは左サイドバックとしてもプレーができる。そしてキャリミも同様にボランチからストライカーまでをこなし、場合によっては今代表のアキレス腱である左サイドバックでの起用も考えられる。元々代表でデビューしたポジションであり、バイエルンで高めた守備力とドリブルでこのポジションをこなすことは十分可能であろう。ただ、やはりスタメン起用となればボランチか前線でショジャイーと組むのが濃厚か。今回のメンバーではあまりに多くのオプションが考えられ、彼らをどう起用するのかがダエイの腕の見せ所になりそうだ。もちろんマハダヴィキアとキャリミをベンチに温存する可能性も十分にある。そして彼らのためにショジャイーとレザイーが控えに回ることはありえない話である。ハシェミアン、キャリミ、マハダヴィキアを中心に挑んだアジアカップで大きな挫折を味わった今、再び彼らの力に頼って最終予選で失敗を繰り返せばさらなる批判が巻き起こるだろう。ダエイはそのリスクを冒すことを承知で彼らの復帰に踏み切ったはずだ。北朝鮮戦はダエイの手腕が問われる重要な一戦になりそうだ。追記：やはりリトバルスキーが解任されました。サイパは最後にやっと賢い判断を下しましたね。ピルーズィVSアブモスレム動画一部報道ではキャリミが代表召集を拒否したと伝えられていますが真相はいかに。

  2008.10.08

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• 北朝鮮戦へ最後のリーグ第１０節速報 【代表メンバー発表】

  北朝鮮戦へ向けて最後の国内リーグ第１０節。ヒューマン・アフザリによれば、この試合後に代表メンバーが発表になるとことで、すでにダエイのプランでは２５名のメンバーが頭の中にあるようだ。一部報道ではマハダヴィキアの復帰が取り沙汰されており注目を集めている。先週はオサスナのネクーナム、ショジャイーが揃ってラシン・サンタンデール戦にフル出場。特にショジャイーはリーガでの試合で一番ドリブルがキレていた試合で、何度もラシンDFをごぼう抜きにした。しかしゴール前で決めきれずキャリミと比較される決定力を欠く。先週国内でキャリミが同点弾を叩き込んだのとは対照的だった。試合はオサスナのプラシルが前半にFKの壁に入りジャンプしたところ手にボールが当たり、それを故意と見なされ退場処分に。このシーンはPKは与えても、厳しくてイエローとゆう場面だったが主審は不可解な退場とPKを宣告。このPKはなんとか防ぎ、その後一人少ないオサスナはショジャイーを中心にラシンを攻め立てるが、本当の不幸は終了間際の91分に待っていた。カウンターを見せたラシンが左サイドからのクロスをヘッドで決めたのだ。ここまで圧倒的に押していたオサスナにとってはなんとも手痛い敗北。プラシルの退場劇と終了間際の失点で再びリーガでの勝利を逃した。しかしショジャイー自体の出来はここ一番の素晴らしさでネクーナムも攻守に体を張るなど及第点。チームを勝利に導くことは出来なかったが、北朝鮮戦でもチームの中心になりそうだ。試合動画そして国内リーグ。エステグラルはモガヴェマット・シーラズをアザディに迎えた。ビヤン・クシューキが先週ガレノイとのいざこざから関係者を殴るなどで出場停止に。エステグラルの守備はモンタゼリ、ゴルバニ、シャクーリの３バック。一方モガヴェマットはモテヴァセルザデを控えに回しハレギファー、グーダルズィの機動力を生かしたカウンターを狙う。試合は中盤を圧倒的に支配したエステグラルが攻勢をしかけ、特に左に入ったマニイーが高精度のクロスでチャンスを増産。ここ最近ハシェム・ベイクザデの影に隠れていたが、久々のチャンスに意地を見せた。しかし押されていたモガヴェマットが一瞬のカウンターからハレギファーが電光石火のゴールを叩き込み先制。それでもエステグラルはすぐにマニイーがCKを直接叩き込んで同点に。しかしモガヴェマットもグーダルズィが思い切りのいいミドルシュートを放ち、それがDFに当たってラッキーな勝ち越しゴール。それでもまたしてもマニイーの高精度のクロスを逆ウイングのホスロ・ヘイダリが決めて再度同点に。前半はシーソーゲームのまま２－２で終了。後半エステグラルは脆弱なモガヴェマットディフェンスをジャッバリ、ジャンバーリオ、マニイーが崩しアクバルプールがヘッドで２得点、ジャンバーリオがミドルを叩き込んで５－２と圧勝した。モガヴェマットはモテヴァセルザデを後半終了１０分前にやっと投入するなどペイラヴァニの采配が仇となった。ボルハニは結果を出せなかったが、久々に悪童アクバルプールが結果を出し代表のストライカー候補に名乗りをあげた。その他、サイパは再びパスに２－０で敗戦しリトバルスキーの解任は決定的に。またバルゲ・シーラズはセパハンの絶好調ハジサフィに先制点を許し苦しい展開だったが、終了間際にPKを獲得しザレが決めてなんとかドローに。ゾブ・アハンが勝利したため首位は譲ったが粘り強さを見せつけた。メス・ケルマンも終了間際までフーラドに２－１と苦戦したが最後にモルテザ・エブラヒミのゴールで追いついた。本日に北朝鮮戦に向けた代表発表があるとのことだが明日のアブ・モスレムとピルーズィの一戦が残っており、その後に発表される可能性もありそうだ。代表メンバーは以下のとおり。RahmatiTaleblouR.AhmadiP.MontazeriAghiliHosseiniP.GhorbaniS.ZareGholamnezhadKaebiTeymourianNekounamZandiHajsafiShojaeiMahdavikiaMehdi KarimianJabbariM. NouriKhatibiGh. RezaeiSeyed SalehiKhalatbariディフェンスにゴルバニとモンタゼリのエステグラルコンビ。これはアギリとマダンチが出場停止でベンガルも負傷した影響だろう。そしてマハダヴィキアも復帰。注目のFWにはセェイエド・サレヒが選ばれた。バルゲ・シーラズからは司令塔のキャリミアンのみが選出。その他は順当だが、不振のサイパからエブラヒム・サデギが落選。国内で調子のいいハラトバリ、ハジサフィをどう使うのか、ホセイニのパートナーはゴルバニかモンタゼリか、といったところに注目だ。ゴルバニはエステグラルのキャプテンとしてチームをまとめており、得点も決めるなど好調だし、モンタゼリはU-23でドーハアジア大会でのホセイニのパートナーであったため連携も問題が無く両者とも甲乙つけがたい。そしてピルーズィとアブモスレムからの召集メンバーはたぶん明日の試合後に発表になるだろう。ホセイニのパートナーとしてセペル・ヘイダリなども候補に入るか。しかし再びハティービが選出されたのは意外だ。サレヒを試さずに彼が再びスタメンに入るのだろうか。個人的にはあまり驚きもチャレンジも少ない地味な人選だ。バルゲからは少なくともシリかアベディは入るべきだろう。果たしてこれで北朝鮮から勝ち点３を奪えるか。予想スタメン----------------Rahmati--Kaabi---Hosseini---Ghorbani--Zare---------------Nekounam--------Kia---------------Zandi----------------Shojaei----------Rezaei-------Salehi

  2008.10.07

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  ダービーウィーク９。

  ファリド・アベディが止まらない。テヘランダービーを始め、多くのダービーマッチが組まれた国内リーグ弟９節。まずは好調バルゲ･シーラズはモガヴェマット・シーラズと対戦。またしても試合を決めたのはアベディの一発だった。バルゲはアベディとシリの好調コンビはもちろん、司令塔キャリミアンが攻撃を操り、ザレは何度も上下運動を繰り返し、さらに左のジャファリも左から幾度と無く好機を演出。特にキャプテンで１０番を背負うザレの代表との違いは驚くばかりだ。一方のモガヴェマットもモテヴァセルザデ、ハレギファー、グーダルズィのトリオがあと一歩までゴールに迫るがポストに嫌われるなどでバルゲの快進撃を止めることは叶わなかった。試合終了間際に負傷退場したファリド・アベディだが３１歳とゆう年齢を考慮しても６試合連続での７ゴールは快挙だ。絶好調のベテランにダエイはチャンスを与えるだろうか。ただ２７歳のペイカンのサレヒも前節素晴らしいヘッドを再び決めており、現時点では彼かモテヴァセルザデにもチャンスがありそうだ。さらに南部のフーゼスタンダービーではフーラドとエステグラル・アフヴァズが激突。アフヴァズには数日前に加入した暴漢アリ・アンサリアンが加わり多くのタレントを放出し苦しむチームに活気を与える。そしてフーラドには昨年アフヴァズでエースだった元U-23代表FWのレザ・タヘリやザドマフムードといったタレントが揃った。また元エステグラルのモメンザデやバフティアリザデといったベテランや元U-23代表のアーマディに元代表のカメリといった面々も揃い試合に花を添えた。試合はアフヴァズがアンサリアンの活躍もあり２－０で久々の勝利を飾った。試合画像ダービーでははないぺガフ・ギランとサバ・バッテリーの一戦では元B代表のフェリドーン・ファズリが２発を叩き込んで勝利に貢献。彼ももとアフヴァズのストライカーだが３８歳にして毎年１０ゴール以上をあげる得点力には恐れ入る。馬力と老練さを兼ねたストライカーだ。彼のほかにもコラフカジ、ヌーリの両司令塔にゴルモハンマディ、シェイス・レザイー、モルテザ・アサディを守備陣に擁し、ゴラムレザ・レザイー、バヤティニヤ、メフディ・へイリ、モフセン・ユーセフィを前線に揃えるタレントひしめくサバは徐々に順位を上げてくるのではないだろうか。そしてアザディに９万５０００人を集めたテヘランダービー。ゴトービとガレノイの初対決ともなった試合はいつもの殺気立つ異様な雰囲気の中、前半は緊張感のある試合が続く。エステグラルはボルハニが、ピルーズィもトーレを中心に何度かチャンスを作るがゴール前でのきわどい攻防が繰り広げられるたびにシュミレーションによるカードが飛び交うなど荒れた展開に。やはり興奮と狂気が入り混じったテヘランダービーでは選手同士も正気ではいられないのか。前半はスコアレスで終了、そして後半中盤の混戦をものともせず静なる指揮者モジュタバ・ジャッバリのパスがふわりと上がるとボールは飛び出したタレブルーの前で強烈にバックスピンがかかり、駆け込んだボルハニの先制点を導いた。怒号の歓声をあげるエステグラルファン。ガレノイはクシューキを投入し守りを固め勝ち逃げを狙う。一方ゴトービは疲れの見えたヴァへディを下げマンスーリ、ペトロビッチのレフティーコンビを投入。ピルーズィも必死に反撃を試みるがクシューキ、ゴルバニ、シャクーリ、モンタゼリの揃った守備をなかなか崩せない。それでも意地の攻撃を見せるピルーズィは終了間際の８８分、ついにマンスーリが左からあげたクロスをバゲリが頭で折り返し、それを豪快にヘッドで叩き込む。帰ってきたテヘランの魔術師アリ・キャリミだ。韓国戦を彷彿させるような首を豪快に振るヘッドで極上で最高の同点ゴールを決め、これが古巣復帰後初得点となった。彼のマジックは再びテヘランで蘇った。狂気のさなかでは見方同士ですら傷つけあう。守備かために投入されたクシューキを失点後にガレノイが批判し一色触発のムードに。試合はこのままドローで痛み分け。ジャッバリの才能、ボルハニの復活、そしてバゲリとキャリミの相変わらずのカリスマ性が光った試合だった。特にバゲリの中盤での存在感はレジェンドと呼ぶに相応しい。３４歳にしてピッチを駆け回り、高精度のパスやシュートを駆使する姿はまさしく将軍だ。今季も間違いなく国内リーグで最高の選手だろう。試合画像試合動画そして最後にリトバルスキー率いるサイパがゾブ・アハンに６－３と大敗したことを伝えておこう。代表MFのモハンマド・レザ・ハラトバリが爆発しハットトリック。昨年ブレイクした才気がその爆発力を再び証明した。サイパの守備陣はクルフチ戦に続き崩壊。まさに無能のドイツ人が招いた惨劇で、かつてダエイが国内王者に導いた時の面影すら無い。唯一モハンマド・パルヴィンが奮闘したのが救いだがホセイニ、サデギ、ラハマティ、ミルザプールといった代表組を含む守備の崩壊は明るいニュースではないし、カービィもハラトバリの足をへし折るような悪質なタックルでカードをもらっている。これが代表の試合でも影響するようだと、リティを監督に据えたサイパ首脳陣の責任は極めて重い。イランサッカーにまるで精通していない、それも日本での傲慢な振る舞い行った無能監督はクルフチ戦後に会見でテヘランに戻り、そこで私の未来は決められるだろうと語ったが、これで彼のイランでの挑戦は終えることになるだろう。もしこれでアクションを起こさなければサイパの豪華補強で集まった有能な才能すら潰されかねない。試合画像北朝鮮戦まであと１試合。なかなか親善試合が組めない中、国内リーグの重要度は増している。今、旬のタレントが一人でも代表に加わることを祈りたい。間違っても不調サイパに偏重した人選ではあってはならない。

  2008.10.03

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  躍動するストライカーズ。

  ミッドウィークのイラン国内リーグ第８節、またしてもストライカー達の熱いプレーの競演が繰り広げられた。まずは首位を行く好調バルゲ・シーラズはホームに先週パス・ハメダンを２－０で下したこちらも好調のメス・ケルマンを迎えた。バルゲは代表で常に批判に晒されるサッタール・ザレがチームでは１０番を背負い、キャプテンとしてチームを牽引。この日は右のアウトサイドでのプレー。メス・ケルマンは代表の正GKラハマティを擁するが、バルゲの破壊力はことごとくラハマティのゴールを蹂躙した。まずはメフディ・シリが先制弾を叩き込んで今季４ゴール目。このストライカーの今季のゴールは落ち着き払って冷静に決めたゴールが多く、じつにクールでクレバーなストライカーだ。ピルーズィと代表でプレーするモジュタバ・シリの実兄でもある。続いて３１歳のファリド・アベディがラハマティをあざわらうかのようなチップキックで今季５ゴール目を決める。さらに後半にはメフディ・キャリミアンが豪快にミドルをぶち込んだ。メスも一点を返すが、バルゲの勢いは止まらない。中盤の底から攻撃を支えるダリウシュ・ヤズダニのいぶし銀もプレーも光る。そして仕上げはPKを得て再びアベディが今季６ゴール目を叩き込んだ。この注目の試合を観戦に訪れたダエイも目の前でこれだけのパフォーマンスを見せられては、たとえ３２歳のハシェミアンに代わるストライカーを探しているとはいえ、このベテランを無視することはできないだろう。ここ５試合で５試合連続での６得点は驚異のパフォーマンスだ。試合はこのまま４－１でバルゲ・シーラズが圧倒的な強さを見せつけた。だが、まだ強豪との試合が少なく彼らの真価が問われるのはこれからかもしれない。そしてキャリミの復帰が話題のピルーズィはホームに８万の観衆を集めてぺガフ・ギランと対戦。予想を反してチャブーシを軸としたぺガフの猛攻にあうがアツトウとバゲリハーが体を張り、GKのメフディ・ヴァェジもスーパーセーブで２失点を防ぐ。そして後半バゲリがゴール前でボールを受けると右足で切り返し左足を強振。今季５ゴール目を豪快に叩き込んで先制。この日共に得点王のヴァへディは累積でスタンドで観戦。その後も１トップのトーレが幾度もチャンスを作り、ついにトーレが倒されPKをゲット。蹴るのはもちろんバゲリ。今季６点目が確実視されたがバゲリのシュートはバーの上を越えてしまう。しかし審判はGKの動き出しが早かったとして再びPKのやり返しを宣告。ぺガフの選手の必死の抗議も実らず再びバゲリがPKを蹴る。しかし今度はバーに阻まれる。ピルーズィファンのため息がスタンドにこだまする。一方のキャリミはドリブルも冴えが見られず、時折いいパスを見せる程度。むしろペトロビッチのほうが攻撃を牽引していた。そして彼のCKからアツトウが打点の高いヘッドを叩き込んで追加点。ここでゴトービはバゲリを下げてアラヴィを投入。このときバゲリの巻いていたキャプテンマークはヌーリに手渡され、ヌーリはキャリミの右腕にアームバンドをはめた。試合はこのまま２－０でピルーズィが勝利した。ただ、この試合でも審判の曖昧なジャッジが物議を醸しそうだ。PKのやり直しは明らかに意図的で、先週ピルーズィに対して厳しい笛を吹いたイラン唯一の国際審判モラーディがピルーズィファンに脅迫を受け、家族の安全のために審判を辞めるというニュースが出ている中での再びピルーズィに対する不透明なジャッジ。今回はピルーズィファンとってはいい結果になったが再びこの笛は話題になるだろう。この日のピルーズィのスタメン。---------------VaeziZare---Bagheriha---Atutou-----Shiri-------M.Zareh-----Nouri----Karimi----------------Petrovic-----------Bagheri--------------------Tore試合画像ゴール動画そしてモガヴェマット・シーラズはアブモスレムのホームに乗り込み２－１で勝利。得点者は以前のブログでも紹介したハレギファー。モテヴァセルザデは前節の豪快なヘッドに続く得点を挙げられなかった。もう一人の得点王サレヒを擁するペイカンは２－０から３点を奪ってエステグラル・アフヴァズに逆転勝利を収めサレヒも１得点。これで得点王レースは以下のとおり。【Top Scorers】アベディ-6 goals [1 pk]バゲリ-5 goalsサレヒ-5 goalsモテヴァセルザデ-4 goalsヴァへディ-4 goalsシリ-4 goalsまだエステグラルらの２試合を２７日に残しているが相変わらず好調のストライカーが多いのはダエイにとっても頭を悩ます嬉しいニュースだろう。北朝鮮戦までに国内リーグで好調の彼らを試すのか、それともボーフムでベンチに座る３２歳のハシェミアンを再びスタメンに据えるのか。好調バルゲ・シーラズから選出されているのはザレ一人。アベディとシリの攻撃力を目の当たりにして決断するか。ダエイが多くの選手を代表に呼んでいるサイパはACLで５－１と醜態を晒したばかり。直接の敗因は愚将リトバルスキーの采配によるものだが。リティはACLホームでの試合で古巣サイパのロッカーに入ろうとしたダエイを拒絶し、さらにアシュティアニ、ミルゴルバニ、ジナドプールを規律違反を犯したとして一時期チームから隔離するなどチームに様々な混乱をもたらした。さらに悪いことは続き絶対のゲームメーカーであるアッバス・アガイーが負傷欠場。ACLでイランチーム史上、最も醜い敗戦を招いた。あれだけの豪華補強を施したサイパだが、最後に無能なドイツ人を監督に据えたことですべてが台無しになった格好だ。話が逸れたが、これから続く厳しい最終予選,、ダエイがレザイーのパートナー選びを怠れば最後につけが回ってくるだろう。新しい血を導入するなら今だ。

  2008.09.25

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  ACLほか詳報。

  アジアの大会にしては豪華な面子が揃った。ACL準々決勝サイパはホームにクルフチを迎えたが、試合前にはリトバルスキーの元にリヴァウドが挨拶に訪れ、クルフチの監督はカザフスタンの英雄カシモフ、イランの英雄アリ・パルヴィンも愛息の応援に駆け、もちろんサイパOBで代表監督のダエイも観戦に訪れた。試合はアウェイのクルフチがリヴァウドと右サイドのビジャヌエバ(ブラックバーンの某選手ではない)が攻勢をしかけ、前半１０分にゴール前の混戦からビジャヌエバが先制。しかしホームのファンの後押しを受けるサイパもカービィのスローインをラハマティ、パルヴィンとつなぎ右サイドからオミド・シャリフィナサブがセンタリングを入れてイマン・ラザギラッドが豪快にヘッドを叩き込んで先制。まっさきにパルヴィンが祝福に駆けつけたのは昨シーズンまで共にエスティール・アズィンでプレーした為だ。それ以前はパス・ハメダンの前身であるパス・テヘランでプレーしたストライカーは試合後に敵将が、もっとも我々を混乱に陥れた選手と評された。だが喜びもつかの間リヴァウドが即座にカウンターでさらに勝ち越す。さすがにかつてのワールドクラスの片鱗を随所に覗かせたがサイパもベテランのボルジョルーやアシュービがハードなタックルでリヴァウドを削る。さらにホセイニがボランチの位置に入り読みの深さでクルフチの攻撃を寸断すると、４０分ついにラハマティがFKを決めて同点に。相手DFに当たるラッキーなゴールであったが彼の思い切りのいいシュートが結果を出したのはWAFFでも実証済みだ。試合はこのまま同点で終了。ホームで辛くも追いついたが、リトバルスキー率いるサイパは続く２４日のアウェイで結果を残せるか。後半からリティと一時期もめたジナドプールも投入され、同じく確執のあったミルゴルバニは先発を飾ったが、アガイーやアシュティアニといった才能も生かして欲しいところ。一方のクルフチのカシモフは代表監督に抜擢され、ダエイのように２足のわらじで指揮をするかが気になる。試合動画試合画像一方、国内リーグでは第７節が行われ会長の辞任騒動にまで発展したエステグラルが６点を叩き込めば、ピルーズィもアウェイでバゲリとバヘディが決めて快勝。ともに前節の鬱憤を晴らした。ピルーズィのコンビはこれで共に４ゴールでバルゲシーラズのストライカー、ファリド・アベディ(画像左)と並んだ。ただアベディのバルゲ・シーラズは対戦相手のサイパがACL参戦のため一試合消化が少なく、アベディは５試合で４試合連続の４ゴールを叩き込んでいる。また彼のパートナーのメフディ・シリもゴール前での落ち着いた決定力で３得点と気を吐きバルゲ・シーラズの躍進を支えている。中盤にはかつてダエイと共にサイパを優勝に導いたダリウシュ・ヤズダニの存在も見逃せない。そして彼らと並ぶのが元セパハンのエース、セェイエド・サレヒ(画像右)だ。セパハンがパス・ハメダンからジャファルプールや、ファジル・セパシからタフマセビ、さらにはラフ・アハンからアシュカリとジャムシディアンを獲得したことで居場所を失いペイカンに移籍。ここで２７歳のストライカーは打点の高いヘッドを武器に３試合連続で４ゴールと得点王レースに突如名乗りを上げた。そして最後の一人モテヴァセルザデも前節エステグラルを葬ったサバ・バッテリーを相手に今季４点目となるヘッドを叩き込んだ。余談だが、彼のゴール動画を私がある掲示板にUPLOADしていたところコンタクトがあり、彼のファンサイトを開いている彼の親戚からメールが届いた。また何か彼についての情報が得られればここで紹介したいと思う。バゲリの代表復帰は無いだろうが、ヴァへディやサレヒは既に先日の候補には選ばれており、アベディとモテヴァセルザデについても国内でのパフォーマンスいかんでは北朝鮮戦のキャンプに呼ばれる可能性はある。特にレザイーと組むターゲットマンをダエイは欲しており現時点ではサレヒとモテヴァセルザデにチャンスがあるのではないか。ただタフマセビのように召集しても試されない選手もおり、ラフファイーやエブラヒミといったタイプの異なる選手を使うなどいまいちダエイの起用に一貫性が感じられないのは試行錯誤している証だろうか。国内リーグからの話題をもうひとつ、アリ・キャリミがついに次節のぺガフ・ギラン戦に出場するようだ。ウィザードオブテヘランの帰還にファンも心を躍らせている。背番号はぺジマン・ヌーリが８をキャリミに譲り１８をつける事に。シーズン中にも関わらず異例の背番号交代はピルーズィにおけるキャリミの存在感を顕している。ベンチにはゴトービはじめアベドザデー、ペイラヴァニが揃いUAEやカタールでキングとしてプレーしたキャリミにとってもいい環境の古巣でプレーできることは幸いだろう。また中盤で奮闘するバゲリやペトロビッチの負担も減るだろう。代表からは引退を示唆したキャリミだが、まだまだ彼はその才能を腐らすべきではない。その彼の後継者であるショジャイーはリーガエスパニョーラで難敵ヴァレンシアを相手に素晴らしいプレーを披露した。先発したのはネクーナムのみ、彼は相変わらず守備面での貢献度の低さを見せサウジ戦での失敗を繰り返したが、後半は無難なプレーぶり。ショジャイーは再びこれまでのパフォーマンスに見合わぬベンチスタートとなったが、後半に投入されると即座に得意のドリブルを披露。一気に流れをオサスナに引き寄せる。スペインの実況も彼のテクニカルなドリブルにマスードの名を連呼した。試合は退場者を出したオサスナが耐え切れずに終了間際に失点し敗北を喫したが、間違いなくショジャイーはピッチでもっとも輝いていた。次節彼をサブに回すようではジガンダは批判を浴びるに違いない。ただ、プレッシャーのきついメスタージャで彼を庇護した可能性もあるが。次節デポルティーボを迎えるホームゲームに是非ともスタメンで揃ってイラニアンデュオの姿を見たいものだ。ショジャイーハイライト動画

  2008.09.22

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  波乱の第６節。

  W杯予選で５節が延期となっていたイラン国内リーグは第６節が行われ、名門ピルーズィとエステグラルが共に敗れた。アザディでホームのピルーズィを破ったのはメス・ケルマン。シーズン前の効果的な補強がチーム力を確実にアップしていた。守備には代表の正GKラハマティとエステグラルから獲得したアミール・ホセイン・サデギが揃い、共にU-23時代の息の合ったプレーで堅守を構築。さらに右サイドにはアリ・ハムーディが効果的な突破を見せれば、左を元エステグラルのベテランのエブラヒミが守り、ボランチには古巣を相手に燃えるファーザド・アシュービ。そして攻撃の指揮をとるのはナヴィドキアの弟ラスールに、ロナウジーニョに似た風貌のブラジル人エディーニョ。前線にはマラヴァンから獲得のドリブラー、ルホラー・ビグデリが陣取る。ホームのピルーズィも好調バゲリを中心に攻撃を仕掛けるがラハマティがスーパーセーブを連発。負けじとピルーズィのヴァェジも前半終了間際のピンチをスーパーセーブでしのぐが、その活躍が報われたのはラハマティのほうであった。後半から投入された代表経験もあり、降格したシリン・ファラズから大枚を払って獲得したルホラー・アタイーが値千金の先制弾を叩き込む。ホームに集まった6万のサポーターの大ブーイングに後押しされたピルーズィも意地の反撃を試みるが、レフェリーがメスDFのペナルティーエリア内でのハンドを見逃すなどつきにも見放され、ミルトローギを投入し守りに入ったメスにこのままホームで手痛い敗戦を喫した。ゴトービもさかんにチームを鼓舞し続けたが、今季初黒星と初の無得点試合となった。メスはこれで前節のエステグラルに続いて名門２チームを撃破。試合画像　画像２ゴール動画さらに本日深夜、そのエステグラルはサバ・バッテリーのホームに乗り込んだ。サバもメス同様に素晴らしい補強でチーム力を上げている。トーリャを中心にした守備にはモルテザ・アサディにドイツでのトライアルが叶わなかったシェイス・レザイー。右サイドにはサイパで活躍したファルザネーが、さらに左サイドバックに入ったアミール・ホセイン・フェシャングチはこの試合で大活躍。23歳のサイドバックは巧みなドリブルで効果的な突破を見せた。その前には古巣対決となったモフセン・ユーセフィが鋭利な突破を見せる。そして、なんといっても中盤のモハンマド・ヌーリとアデル・コラフカジのファンタジスタコンビの奏でるハーモニーでエステグラルを圧倒。前線には代表でさらに実力をつけたレザイーが巧みなキープとスピードで圧巻のプレーを見せれば、相棒の馬力のある国内屈指のストライカー、フェリドーン・ファズリとの２トップも強力だ。試合はトーリャが素晴らしいセーブでエステグラルの攻撃を凌ぎ、ジャンバリオのシュートも枠の外へ。その直後シェイス・レザイーが突破を図りそのまま左足で見事なミドルを叩き込んで先制。試合はそのまま後半に入り、投入されたアリザデーが得意のロングスローでアクバルプールのヘッドをアシスト。辛くもガレノイ率いるエステグラルは同点に追いつく。サバの監督は昨シーズンエステグラルを率いたフィルーズ・キャリミということもあってベンチもヒートアップしマルファヴィコーチ(元エステグラル監督)が審判に抗議し退場に。ガレノイもマジディを投入し、勝ち越しを試みるが、ここでコラフカジがこぼれ球を強烈に突き刺しサバが逆転。ここでサバは現役復帰したゴルモハマディを投入。図らずもシェイスとの元ピルーズィラインがエステグラルの前に立ちふさがった。さらにパス・ハメダンから獲得した左のウインガー、メフディ・へイリが疲れの見えたモフセン・ユーセフィに代わると流れは再びサバに。さらに左サイドのフェシャングチが巧みな突破から決定機を何度も作る。エステグラルも元サバで同じく古巣対決となったアリ・レザ・アバシファードがフリーで決定的なヘッドを見舞うが、またしてもトーリャがはじき出す。そして終了間際、同点を狙ってエステグラルが前がかりになったところを再びフェシャングチがカウンターで持ち込み、レザイーが触ってこぼれ球をファズリが冷静に流し込み３－１と突き放した。試合はこのまま終了。ガレノイ率いるエステグラルは５試合での痛恨の３敗目を喫した。どちらの試合も国内リーグの新たなパワーを感じる試合であった。メスのナヴィドキアは優雅に攻撃を指揮していたし、名門を負われたサデギ、エブラヒミ、アシュービ、ラハマティの意地を見た気がした。そしてサバのヌーリとコラフカジのイランの未来を担うW司令塔はエステグラルのジャッバリ、ジャンバーリオを圧倒。レザイーとファズリの２トップもそのままチームメッリに導入しても差し支えない連携を見せた。一方、ピルーズィはハリリを怪我で失いアガイーも移籍しトーレ、ペトロビッチにバゲリ、ヴァへディの共に３ゴールをあげているコンビが絡むも不発に。ボランチのマジャール・ザレやサイドのモハンマド、マスード・ザレも奮闘し、中央もアツトウ、セペル・ヘイダリがよく守ったが虎の子の一点を奪われてしまった。特にヴァェジは幾度となくチーム救うセーブを見せただけに残念だろう。左サイドに投入されたマンスーリが一対一を決めていれば試合結果はひっくり返っていたかもしれない。次節から出場可能なキャリミが起爆剤になれるか。またエステグラルはモンタゼリとクシューキが守り右のホスロ・ヘイダリも前半はいい突破を見せたが後半は尻すぼみ。ジャンバーリオも決定機を外し、アリザデーとアバシファードも、交代したマジディも不発。ラヴァンハフを怪我で失い攻撃力にかげりが見えている。試合画像ゴール動画この２試合で見られた新たなパワーがそのまま代表に導入されればチームメッリはさらに次の段階へと進むことができるだろう。最終予選を勝ち抜くにはダエイがタイムリーに彼らを生かし、代表にあてはめる必要がある。今、最もその価値がありそうなのはコラフカジではないだろうか。ネクーナムの横に据えてもいいし、そのままヌーリと組ませるのも一興だ。偶然にもドーハアジア大会でショジャイーの外れたシモンエスボーイズの司令塔を務め、韓国戦で３位を決定づけたゴールをあげたのがコラフカジであった。新たな司令塔候補に名を連ねることになるか楽しみだ。また中国での視察から帰国した代表スタッフのヒューマン・アファゼリによれば北朝鮮は侮れないがホームで勝利を収めるだろうと述べた。サウジも逆転でUAEから勝ち点４を上げているだけに、もちろんホームアザディで北朝鮮相手に不覚を取るわけにはいかない。

  2008.09.12

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  イランの失点シーンを振り返る.

  ISP(Iran sports press)の記事でイランの失点シーンを取り上げた記事が興味深かったので取り上げます。失点シーン記事このシーン、ネクーナムのプレスが追いつかずザンディとザレの間を通され7番にボールが渡り、オーバーラップした２番がどフリーで折り返し決められたシーン。一見するとアル・ハルシがホセイニから離れて見事に折り返しを決めており、オーバーラップに対応できなかったザレが批判を浴びている。しかし問題はそもそもザンディのプレスの弱さとカヴァー能力の欠如であり、彼と共に失点シーンで守備的MFのネクーナムとテイムリアンが歩いているのが良く分かる。ホセイニは確かにマークを外したのはハルシがいったん前方に進むと見せかけて、ホセイニを釣りステップバックしてマークを外しゴールを決めている。これはホセイニのマークミスとザンディのお粗末な守備と右サイドを破られた時点で動きださなかったネクーナムとテイムリアンの怠惰が招いたゴールだ。名手ホセイニが判断を誤った裏にはアギリがそれまでに何度も背後を破られており、ザレがぶち抜かれた時点でプレッシャーに行ったアギリを信頼できずに、自らのカヴァーの意識が働きマークをおろそかにした経緯があると私は読む。このシーンばかりが目立つが、試合全体を通してみれば４失点してもおかしくないような内容であった。全後半のダイジェストはこちらアギリとザレの問題はもちろんだが、４バックシステムにおけるボランチの守備の責任は大きい。特にダブルボランチで守備に重きを置くべきネクーナムが得点しただけで彼を評価することはまったく出来ない。３バックのスイーパーシステムならいざ知らず、４バックにおけるボランチは時に最終ラインに戻ってスイーパーのように守備をカヴァーする危険察知能力がなければ、サウジのようなスピードのある攻撃にまったく対処できるはずがない。ただ攻撃に重きを置くザンディにそれを強いるのは酷だ。この失点シーンの責任は４バックだけではなくボランチにもあったと言えるだろう。展開力があってリーダーシップもあり得点もあげるネクーナム。だが私が彼をまったく評価できないのは彼の守備意識の低さにある。彼の良さを生かすには、危険察知能力、守備力を備えた本来スイーパーも経験しているような守備的ボランチのパートナーが必要だ。キープ能力もあればさらにネクーナムの弱点を補えるだろう。ラヴァンハフやアラヴィでもいいだろう。またここにブンデスで守備意識を高めたキャリミが代表に復帰するヒントがある。ホセイニのパートナーもアギリで決定とは言えないだろう。これらの問題を改善できなければイランの守備は脆弱で、とても最終予選を勝ち抜けるとは思えない。今までの弱い親善試合では露呈しなかった弱点がサウジのような速攻の得意な強豪を相手に露呈したことは収穫ではあるが。

  2008.09.07

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  サウジ戦寸評。

  最初の難敵となったサウジアラビアとのアウェー決戦。チームメッリは以下の布陣で挑みました。------------------Rahmati-G.Nejad---Hosseini---Aghily---Zare-----------------Nekounam-------Teymourian---------Zandi------------------Shojaei----------Rezaei-------Hashemianサデギの位置にテイムリアンを入れた以外はほぼ予想通り。欧州組をずらりと並べた布陣でマハダヴィキアとキャリミの不在を感じさせないラインナップでしたが、序盤からホームの大声援を受けたサウジアラビアの猛攻に晒されます。サウジの攻撃は高さこそないものの、足元での細かいワンタッチパスをつなぐイランの守備陣が苦手とするタイプ。特にサッタール・ザレ、ハディ・アギリのような対人プレーに強い選手が相手のパス回しに追いつかず何度も裏を取られては決定的な場面を許します。それでもラハマティが一対一のピンチを体を張って防ぐなどなんとか失点を免れていましたが、ついに３０分、またもザレの裏を破られアギリが飛び出したところを中央に速いクロスが入り、中央で押し込まれて先制点を許します。この場面ザレとアギリの守備のほころびはもちろん、ホセイニも中央で相手FWが距離を置いて一瞬下がったのを見逃しブロックできず。これではラハマティを攻めるわけにはいかないでしょう。また攻めてもショジャイーが個人技で何度か素晴らしい突破を試み、レザイーもピッチを縦横無尽に走りましたが特にハシェミアンとショジャイーがかみ合わず。ザンディもセットプレー以外では見せ場をつくれません。前半はこのまま１－０で終了。後半、ダエイは選手を替えずじょじょに疲れの見えたサウジを攻め立てます。特にショジャイーが素晴らしいドリブルでゴール前へ侵入し倒されますがノーホイッスル。ハシェミアンも前線で奮闘しますがレザイーとの連携が見せれず、空中戦でもマークしたサウジDFに押され気味。また中途半端な出来だったのがテイムリアン。守備もおろそかで、攻撃にもほとんど絡めず。これではサデギを使ったほうがいいと言われても仕方のない出来。ザンディはザレとの絡みで左サイドを破ろうと試みますが決定的な仕事はできず。ただ右サイドのゴラムネジャドは前半は守備に奔走し、失点してからは何度も突破を試みて効果的なクロスを上げるなど攻撃を活性化します。そしてハティービとマダンチをレザイーとザンディに代えて投入。ハティービが前線に張りハシェミアンはマークを逃れてウインガーの位置でプレーするようになります。ただ、このUAE組はなんの変化ももたらせず。その後テイムリアンをジャッバリに代えて投入。この交代でイランは救われたといってもいいでしょう。冷静なパスでボールを散らし、ショジャイーとともに中盤を活性化させると、ジャッバリが起点となった攻撃からCKを獲得。それをジャッバリが蹴ってショジャイーが頭で流してネクーナムが値千金のダイビングヘッド。アウェーで貴重な同点ゴールを８２分に叩き込みます。その後危険な位置でFKを与えるなどサウジの意地の反撃にあいましたが辛くもドローで決戦を終えました。この試合内容的には多くの課題が噴出。特にザレ、アギリの足元の弱さ、さらにテイムリアンとザンディも守備意識が低く、またこの日同点ゴールを決めたネクーナムさえも攻守に中途半端で何度もサウジの速いプレスに負け味方に苦しいパスを送るなど出来としては標準以下。テイムリアンとネクーナムはセンターMFであり、守備的MFではないし、特にボールをキープできずに散らすタイプなので周りがフォローしないと厳しい。やはりカヴィアンプールやエスティリのようなボランチが不在なのが痛い。またハシェミアンも威光こそあるが、得意のエアバトルで勝てず、効果的なポストプレーも見せれなかった。ただ終了間際に意地のダイビングヘッドを見せたがサウジのGKがことごとく阻止。アジア杯から続く無点記録を伸ばした。これからダエイが最終予選を勝ち抜くために着手すべき改善点は、ホセイニの相棒にアギリ以外のDF、特に対人のみならず足元にも強く読みの鋭いDFを試すこと。候補としては今いるホセイニやノスラティのみならセペル・ヘイダリ、オムランザデ、アラヴィ、モンタゼリ、クシューキ、ゴルバニあたりを試すべきだし、ザレのサイドもぺジマン・ヌーリやシリ、アレネメフあたりを起用すべき。また海外組偏重ではなく、テイムリアンは明らかにスタメンに値しないし、サデギやメイダブーディ、ハジサフィといった結果を残した若手を起用すべきだろう。豊富なスタミナをもつハラトバリの突破力、攻撃力もサウジのようなタイプには有効だったろう。どちらにしても国内リーグを中止にしてまで、早めに代表キャンプを行ったにもかかわらず攻守に連携不足が露呈したのはダエイの責任といえる。もし海外組が入ったことで連携が乱れるならテイムリアン、ザンディ、ハシェミアンはベンチにおいてもいいくらいだ。個人的にはテイムリアンをサデギに代えて先発させていれば結果も違ったと思う。メイダヴーディ、ハジサフィに厳しい試合を経験させても良かったが、彼らは最終の１６人には入ってなかった模様。またマダンチはまだしもハティービは明らかに不要。彼が入ってキャリミとマハダヴィキアが抜けるのはナンセンスだ。それでもショジャイーはキャリミの不在を感じさせない素晴らしいプレーを披露してくれたが。ただ最も懸念されるのは走れてキープができるボランチがいないこと。ネクーナムを攻守に支えるカヴィアンプールのようなボランチがいないと今のイランの守備は簡単に崩される。守備専門でもいいからキープでき、リズムを作れるボランチが必要だ。残念ながら国内にもマジャール・ザレ、ホセイン・カゼミなどいるが彼らもタイプが違う。一人だけスタミナがあってドリブルができてシュート力もあって、守備もできるのがオミド・ラヴァンハフだと思うが彼は開幕戦で膝に重症を負って戦線を離脱している。もしくはブンデスで守備を磨きパスとドリブルができるという点ではキャリミも忘れるべきではない存在だ。国内リーグでトップフォームを取り戻せれば復帰もありうる。ただ、多くの親善試合がキャンセルされ真剣勝負でチームを強化できなったのも事実。そう考えるとこのドローは課題も露呈し、必要最低限の結果は残したといえるだろう。ダエイは国内リーグのタレントを再度精査しチーム力をさらに練り上げる必要がある。ゴール動画試合画像

  2008.09.07

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  サウジ戦直前情報。

  いよいよ本日深夜に迫ったサウジ戦。チームメッリは既に海外組も合流しトレーニングを行っています。画像はこちらサウジのメディアによればスターティングイレブンは---------------Rahmati-G.nejad--Hosseini--Aghily--Zare---------Teymourian--Nekounam----Sadeghi---------------Zandi---------------Shojaei--------------Hashemainとなっているようです。ちなみにカービィは累積警告で出場停止。ただ、レザイーが外れるという予想に疑問の声もあがっています。ただトップ下としてはショジャイーに分があり、堅実な試合運びという意味でサデギが先発というチョイスもあり得ない選択ではありません。あくまでアウェイですからね。テイムリアンとサデギが先発することで守りに重きを置く可能性もあるかもしれませんね。当初はアル・カフタニのスピードを警戒してノスラティを右に先発なんて声もありました。また直前情報入りしだい追記します。また今回のチームから外れたキャリミは古巣のピルーズィへの復帰が決まりました。カタールのクラブとの契約を破棄し、最近ではIFFへの不満を述べたことで代表からも離れていたのですが名将ゴトービの元で再びトップフォームを取り戻せるでしょうか。ただゴトービはあまり必要としてはいなかったようですが。またマハダヴィキアは下部リーグとの試合でフル出場しチームの３点目をあげたようです。彼らの不在はマイナスになるが、それは監督の決断だと盟友アジジも述べています。ダエイも彼らの力が必要になれば召集する旨を改めて述べていますので各チームでまずはいいパフォーマンスを見せることが先決でしょう。いよいよ迫った大一番、難敵サウジのホームでダエイは勝利をおさめることができるか。

  2008.09.06

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  速報：オサスナvsヴィジャレアル。

  リーガエスパニョーラ開幕戦、オサスナはヴィジャレアルをホームに迎えました。ネコーナムはスタメンで、ショジャイーはベンチスタート。前半をドローで終えて、後半５４分にマルコス・セナがＦＫで先制。オサスナは６０分にショジャイーを投入。その９分後ショジャイーがＰＫを獲得し、これをネクーナムが決めて同点。その後両チームともに退場者を出し荒れた展開になるも、試合はそのまま終了。ショジャイーは見事なデビューを果たし、イラニアンデュオが開幕戦から大活躍です。これで、なぜショジャイーをスタメンで使わなかったのかという声もオサスナのサポーターから上がることでしょう。また動画、画像等出しだいUPします。強豪相手によくやった!ちなみにキプロスのザンディも１ゴール、１アシストを決めたようです。さてサウジ戦に向けて弾みになりそうですね。その他画像はこちらゴール動画はこちらとこちら

  2008.08.31

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  英雄の英断。

  アゼルバイジャンとの試合をかろうじて勝利したダエイ率いるチームメッリは、翌日の国内リーグがキャンセルになったことで、恒例のキシュ島でのトレーニングキャンプに入っている。最終的に30名から25名までに絞り込みサウジのリャドに乗り込むことになる。さて、サウジ戦に向けて物議を醸しているのがアゼルバイジャン戦後にダエイがマハダヴィキアを召集しない旨をインタビューで応えたことである。｢私はマハダヴィキアのポジションにおいて、他の選手の出来に満足している。またマハダヴィキアは我々の戦術にフィットしない。ハシェミアンに関しては我々はヘッディングに優れた選手を必要としており、彼の力が必要だ｣と発言。これがマハダヴィキアを代表から切り捨てるとみなされ賛否両論の声が上がっている。それに呼応するマハダヴィキアのコメントも各誌をにぎわせたが、真否のほどは定かではないので紹介は控えよう。どちらにせよ今ダエイの頭にある欧州組を加えたスタメンはほぼ以下のとおりだろう。-----------------Rahmati---Kaabi----Hosseini--Aghily--Zare----------------Nekounam---------E.Sadeghi------Zandi-----------------Shojaei--------Hashemian------G.Rezaei*Kaabi=Gholamnejad,Sadeghi=Teymourianの可能性もあり。ダエイが右のMFに好んで据えるエブラヒム・サデギは、派手さこそ無いものの豊富な運動量でパス交換を繰り返し守備にも積極的だ。例えるなら1994年のセレソン・ブラジレイラにおけるジーニョの役割に似ている。マウロ・シウバとコンビを組んだドゥンガがライーの怪我によりスタメンを確保すると攻撃的なボランチとして司令塔の役割をこなし、本来ドゥンガ以上に司令塔に適したジーニョは黒子となり、その優れたポジションセンスと運動量で歯車の役割を果たし優勝に貢献した。ジーニョほどブラジル国内のタイトルを獲得した選手はおそらくいないだろう。横浜Ｆの試合においても、そのいぶし銀のプレーは素晴らしかったし、初めてサッカーを見た友人も彼の動きに魅了されていたのを思い出す。アゼルバイジャン戦では決していいプレーではなかったがサデギはそのジーニョと似た役割をチームメッリで担っているのだ。一方のマハダヴィキアはフランクフルトのサブに甘んじ、往年の運動量が感じられないのが実情である。もちろん彼の正確なプレースキックやセンタリングは未だに錆付いていないが、戦術面でダエイが求める右サイドとしてはサデギに軍配があがるということだろう。確かにサウジ戦は重要な試合でベテランの力が必要になるだろう。しかし彼らがアジア杯でその周落ぶりで敗戦を招いたのも事実。いつまでも３１歳のマハダヴィキアやハシェミアンに頼るべきではない。そもそも彼の後継者であるカゼミアンがUAE移籍に甘んじ、代表での跡目を継げなかった弊害ともいえるだろう。ダエイのこの判断は極めてプロフェッショナルであり、これを彼らの確執だと囃したてるのは軽率、もしくはメディアの話題つくりに過ぎない。それでもマハダヴィキアは偉大な選手であり、最もドイツでダエイ以上に成功した選手だけに今回の判断には多くの反感も生まれている。右サイドバックとしてもプレーできるし、なによりその豊富な経験が重要な一戦に必要だという声も大きい。しかしダエイはWAFF優勝を通して自分の若いチームにそれ以上の信頼を持っているということなのだろう。アゼルバイジャン戦、UAE組がフィットせずメイダブーディ、ハジサフィといった若い力が躍動したこともダエイの判断の根拠となったはずだ。サウジ戦で結果を出さなければダエイはさらなる批判の矢面に立たされるのは必至。自らを追い込み自らの判断でダエイは重要な勝利をもぎ取ろうとしている。私にはそれを批判する気にはなれない。漢が覚悟を決めたならそれを支持する以外に何ができるだろう。ただ、彼の人選にはモノ申したい部分もある。例えばダエイが言うようにヘッディングに優れたFWということであれば私が以前から推しているモテヴァセルザデが好調だ。開幕４試合ですでに３ゴールを上げておりゴールランキングでヴァへディやバゲリと並んでトップに立っている。オーストリア帰りの昨年はぺガフ・ギランでプレーするもチームにフィットせず、２６試合で３ゴールしかあげられなかった。ただ終盤にはチームをハジフィ杯決勝に導くなど調子を上げていた。今季は既に４試合で昨年のゴール数に並んでおり、その好調の要因としてモガヴェマット・セパシ・シーラズ(旧ファジル・セパシ・シーラズ)が彼の地元であることと、名将ゴラム・ホセイン・ペイラヴァニの影響だろうか。この地元出身の名物監督は長年地元のバルゲ・シーラズでリベロとして活躍した後、引退後もバルゲで監督を務め1999年から同じくライバルのファジル・セパシの監督に就任。現チームメッリのコーチのマラヴァンにおけるアーマドザデのような存在だ。アクバルプールやマダンチ、さらにはメフディ・ラハマティ、ラヴァンハフ、ベイクザデ、ハンザデ、タフマセビ、ゴラムレザ・レザイーと彼が育て上げた選手は枚挙に暇が無いほどだ。そして今季はモテヴァセルザデとシャフラム・グーダルズィが名将の下でプレーすることになる。さらにモテヴァセルザデと２トップを組むレザ・ハレギファーも今季は好調だ。昨年はセパハンに移籍したタフマセビが絶対的なエースに君臨しており、ウインガーとしての５得点にとどまったが、今季は１０番を背負い生え抜きのエースストライカーとしても期待されている。ダエイが就任後、最初に選んだ３０人の代表候補にも名を連ねていた選手で、縦へのスピードが素晴らしくタイプ的にはヴァヒド・アムライーに近いが冷静なシュートやパスも兼備している期待の２４歳だ。このハレギファーとモテヴァセルザデの２トップは名将ペイラヴァニの元で成功を収めるだろう。モテヴァセルザデはオーストリアで成功を収めたシーズンと同じ背番号２７を背負い、地元シーラズでの再起を誓っている。空中戦に強く、どこからでもひねりを加えて頭で狙い、シュートも正確で、さらに冷静なポストプレーとスペース作りにも非凡なものがある。ダエイが求めるゴラム・レザ・レザイーのパートナーに適任となる資質は十分だけに国内リーグでの活躍が求められる。個人的にはオサスナに移籍したショジャイーよりもハレギファーやモテヴァセルザデ、さらにはオムランザデのような国内でのライジングスターに興味が尽きない。ショジャイーも国内で注目されだした頃は私も画像館などを作り彼の情報をこちらで多く紹介したが、ある意味メジャーになった時点で彼への興味は薄くなっている。昔はブンデスで活躍するイラン人を見るのが楽しみだったものだが、最近は新たなスターを発掘する方が楽しい。もちろん彼らの活躍を祈っている事には変わりは無いが。今まで注目してきたホセイニ、ショジャイー、マジャール・ザレ、テイムリアンと多くの選手が確固たる地位を築き始めた今、皮肉にもドイツW杯で37歳にしてストライカーの座に居座ったアリ・ダエイがチームメッリの若返りに着手する為にマハダヴィキアを切るという判断は歓迎するべきなのかもしれない。結果が伴うかは神のみぞ知るところである。

  2008.08.30

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• 実況ＬＩＶＥ：アゼルバイジャン戦。

  http://ja.justin.tv/sol123さて、サウジ戦に向けての最後の親善試合となるアゼルバイジャン戦です。アゼルバイジャンはあのベルティ・フォクツが監督なんですね。いわずもがなですがクライフを徹底マークした元ドイツ代表ＤＦです。召集メンバーは38名のリストから27名が抜粋されています。練習風景の画像はこちらUAE組のハティービとマダンチはスタメンでくるのかが気になりますね。さあ試合映像きました。--------------Rahmati--Kaabi--Hosseini---Aghily--Zare--------------Rahmati------Sadeghi---------Madanchi--------------Jabbari--------Rezaei-----KhatibiやはりＵＡＥ組入りましたね。ハティービがキャプテンです。前半キックオフです。レザイー持ち込んだ。今日も決めるか。アゼルバイジャンには黒人選手が居ますね。帰化かな。ハティービしかも10番です。アジアカップ以来ですね。けっこうハティービとレザイーはタイプが似た２トップなんですけどね。ハティービのほうがストライカーらしいですが。サデギ左足で打っていった。今日もいいプレーを見せるか。ハティービとジャッバリのパス交換がかみ合わない。ワンボランチのラハマティ、プレスに負けてミスパス。もうちょっとジャッバリが落ち着いてゲームメイクしてほしいですね。ラハマティ顔を蹴上げられた。マダンチじょじょにエンジンがかかってきた。カービィ突破も倒された。PKのこぼれ球からアゼルバイジャン鋭いシュート!　ラハマティ片手で弾いた！マダンチ打っていった。ハティービ、マダンチとつないだパスからレザイー飛び込んだ。いいセンタリングを入れられたがアギリが弾く。ラハマティ、どてっ腹にボールを食らって悶絶。ザレのシュートは大きく外れる。アゼルバイジャンの黒人はオシマという名前みたいですね。よく動きます。１１番に何度か打たれています。ハティービのパスからジャッバリ決定的!　GK正面でした。サデギが奪ってジャッバリ、ボレー。うまくヒットせず。ハティービいい突破をみせた。カービィは軽率なプレーが多いな。ジャッバリここもオシマに奪われた。ボランチの黒人選手効いてますね。11番は競り合いに強くホセイニが空中戦でちょっと苦戦してます。ホセイニ１１番と競った際に軽く流血したようです。ここまでのところ、調子のよかったハジサフィ、メイダブーディに代わってUAE組を使ったことでなかなか攻撃の形ができませんね。レザイーもふかした。ホセイニは包帯にネットをしてプレーします。アゼルバイジャンは１１番のジャバドフ、ママドフにオシマがキープレーヤーですね。前半終了。あまり見るべきシーンはありませんでした。カービィも相変わらず不安定なプレーですね。あれならゴラムネジャドのほうが安定しています。ザレも悪くはないという程度。後半始まります。ハティービまだ居ますね。カービィまたも突破を許した。ラハマティがカヴァー。またオシマがザレのカウンターを止めた。メフディ・ラハマティ足を痛めたかな。ゴール前の混戦を押し込めず。ママドフのカウンターをサデギが後ろから倒した。イランは前線にターゲットがいませんね。アギリのフィードからレザイーのかぶりながらのバー直撃!カービィまたも奪われた！　強烈なシュートはラハマティ正面！カービィひどい出来だ。ハティービからマダンチとつないでカウンター。モハンマド・ヌーリはいりそうです。ジャッバリかな。ジャッバリのパスからハティービとGKが交錯。ヌーリはいります。ジャッバリ最後のほうでいいパスを見せましたが決定的なチャンスを逃すなど結果は残せず。やはりサウジ戦はショジャイーかな。レザイー、ザレのフィードから抜け出してシュート！ザレいいこぼれ球を左足でいかずにチャンスをつぶしました。サデギ簡単に奪われた。ハティービに代わってやっとメイダブーディ。遅くないか。メイダブーディさっそく絡みます。キャプテンはカービィになってますね。今日活躍のオシマがマダンチと交錯し倒れています。サデギに代わってゴラムネジャド。正確なパスでチャンスを作れるか。サデギは見せ場なし。ヌーリは何もしてませんね。カービィからゴラムネジャドがセンタリングでレザイーヘッド。アゼルバイジャンのファビアン・ルイスも目立ちますね。７０分経過。UAE組をくわえたTM得点できないのか。マダンチに変えてハジサフィ。UAE組から元に戻した。ゴラムネジャドからハジサフィのヘッド。ハジサフィ強烈なドライブシュート。レザイー突破でGKのスライディングで飛んで倒れたがPKなし。ゴーーール!!ゴラムネジャドからヌーリのダイビングヘッド。イラン　１－０　アゼルバイジャンやはりゴラムネジャドのパスからですね。この選手地味なんですがパスがすごく正確で冷静なんですよね。ジャッバリに劣らないパスセンスと精度がありますね。レザイーとラフファイー交代。レザイーは得点こそできませんでしたがほとんどの決定機に絡んでいました。孤軍奮闘しましたね。ロスタイム５分。ザレ、ヌーリのパスからメイダブーディ抜け出してシュートは惜しくも外れる。試合終了。サウジ戦の前にしては物足りない試合でした。UAE組が入ってかみ合わず、ここまでWAFFで国内組の連携を高めた意味がありませんでしたね。ここにマハダヴィキア、ハシェミアン、ネクーナム、ショジャイー、ザンディが加わってどう変わるでしょうか。明日の国内リーグ戦はキャンセルされ、サウジ戦前に行われるかは不明ですがもうちょっとエンジンをかけたいところ。オサスナコンビは31日に開幕戦を迎えるので彼らにも期待したいですね。

  2008.08.27

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• サウジとの決戦に向けてイラン代表候補３８名を召集。

  いよいよ迫ったサウジとのW杯予選に向けて３８名がイラン代表候補に選出された。人数からしてキャンプで絞り込むことになるでしょう。メンバーは以下のとおり。【GK】ラフマティ、タレブルー、アーマディ、ミルザプール【DF】ホセイニ、アギリ、ベンガル、アレネメフ、カービィ、ゴラムネジャド、シリ、ノスラティ、ぺジマン・ヌーリ、サッタール・ザレ【MF】マハダヴィキア、ネクーナム、テイムリアン、ショジャイー、ザンディ、サデギ、キアヌーシュ・ラハマティ、ハジサフィ、ジャッバリ、ハラトバリ、マダンチ、モバリ、パルヴィン、モハンマド・ヌーリ、ヴァへディ、マジャール・ザレ、ザニドプール【FW】ハシェミアン、レザイー、メイダヴーディ、ハティービ、ラフファイー、エブラヒミ、ラジャブザデー、セェイエド・サレヒまずは海外組にマハダヴィキアとハシェミアンが復帰。UAEからはラジャブザデー、ハティービ、マダンチが復帰。ダエイはサウジ戦に海外組を戻すと公言していました。そして何と言ってもモバリがついに呼ばれましたね。その他では昨年は左サイドバックで活躍しピルーズィの優勝に貢献したぺジマン・ヌーリが復帰。無尽蔵のスタミナで中盤から強烈な左足のパス、シュートを放つ評価の高いマラヴァン産のタレントです。ボランチとしてもレベルの高いプレーが期待できます。さらにマジャール・ザレも久々に呼ばれました。その他はほぼWAFFのメンバーですが、FWに元セパハンで今季からペイカンでプレーしているサレヒも久々に呼ばれていますね。ハジサフィ、パルヴィン、エブラヒミといったティーンズもWAFFに引き続き選出。そしてキャリミとカゼミアンは選出されず。一応ここからの予想メンバーでは--------------Rahmati---Kia----Hosseini---Aghily---Alenemeh--------------Nekounam------Sadeghi-----------Zandi---------------Shojaei--------Rezaei--------Hashemianといった感じになるんじゃないかな。サデギのところにテイムリアンという声もありそうですが、サデギは不可欠な選手になりつつありますし評価も信頼度も高いかと。そしてハシェミアンとレザイーの２トップも楽しみですね。左サイドにはザレのままかシリ、アレネメフの両レフティーでも遜色ないですし、司令塔は控えにジャッバリ、モバリ、ヌーリといった面々が揃います。UAE組がスタメンに食い込む可能性もあるでしょうね。今月２７日のアゼルバイジャン戦で準備を整え、いよいよ来月６日にサウジをアザディに迎えます。決してホームでも侮れる相手ではないことはダエイも分かっていることでしょう。

  2008.08.23

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• 実況ライブ：西アジア選手権決勝ヨルダン戦。

  http://ja.justin.tv/sol123試合始まっています。------------Ahmadi-G.Nejad--Benghar--Aghily--Alenemeh------------Rahmati----Sadeghi--Kazemi----Hajsafi-----Meydavoudi---Rezaeiあと一人誰かな。分かったら追記します。ヨルダンのシュートポスト直撃。ゴラムネジャド倒された。アレネメフ打っていきました。レザイーのスルーからサデギいい突破。CKを取りました。ああ、カゼミですね。ちょっと前目かな。GKは初先発のラフマン・アーマディですね。元サイパで今はセパハンかな。レザイーまたもPK獲得！！！アギリ決めました。イラン　１－０　ヨルダンさきほどアギリがヘディングでシュートした際に顔を蹴られたヨルダンのDFが包帯巻きまくってますね。イラン危なかったがオフサイド。ラハマティ削られました。カゼミ遠目のFK狙っていきました。ゴラムネジャド切り込んでカゼミのシュート。レザイー素晴らしい突破からサデギをおとりにしてカゼミが切り込むもイエローもらいました。しかしサデギはよく走るプレーヤーだな。タイプは違うけど、ジーニョの動きを思い出すな。アーマディ、ヨルダンFWと接触で両者倒れましたが、そのまま前半終了。後半キックオフ。アレネメフに代わってシリは入ってるかな。メイダヴーディに代わってラフファイーも入ってるかな。ゴラムネジャドも目立ちませんが右サイドをそつなくこなしますね。ラフファイーいいトラップだ。誰か準備していますね。モハンマド・ヌーリ、カゼミに代わります。彼のほうが司令塔らしいですしね。さっそくいいパスをレザイーにほうりました。さぁPK以外にも得点がほしいところ。いいパス交換からレザイーがシュート。強烈だがふかした。レザイーとラフファイーがクロスしてラフファイーの惜しいシュート！GKかろうじて触れた。レザイーまたひっかけられたがPKなし。シリが崩してレザイー交わしてシュート。ラフファイー倒された。ヨルダンDF２枚目でレッド。アギリとラハマティがお互い蹴りたそうですね。サデギ流してラハマティが蹴るも壁に当たりました。アギリ、イエロー。危ない位置でFKを与えた。直接決められた！すごいタレブルーコール。イラン　１－１　ヨルダン一人少ないヨルダン一気呵成に攻め立てます。決めるべきに決めないとこうなりますね。いい最終予選に向けての教訓になるでしょう。ただ一人少ない相手にドローでPK戦に入るのはまずいですね。ヨルダンたった２人で崩してます。ハジサフィ強烈なシュートをGK弾いたがそのままラフファイーに当たって出ました。アーマディはFKの場面で一回逆に飛んでいましたね。なぜ決勝で初先発させたのかな。ラハマティ叩き込んだ!!!!イラン　２－１　シリア左足で強烈ミドル。ベテランが躍動します。ロスタイム３分。連覇間近。イラン優勝!!!ダエイ率いるチームメッリ結果を残しました。西アジア選手権を通してレザイー、サデギはさらなるダエイの信頼を得ましたね。また細かい一人ひとりの選手評は後日にでも。ダエイが作るチームがよりカタチになった大会と言えそうですね。ここにショジャイー、ネクーナムが加わる感じかな。とりあえずサウジ戦に向けていい準備が出来ました。おめでとう！

  2008.08.15

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• 実況LIVE:西アジア選手権準決勝シリア戦。

  http://ja.justin.tv/sol123-------------------------talebloo--------------------------------------bengar-------------------aghilli-----------------gholamnejad---------------------------------ale nemeh---------------------rahmati----------kazemi--------------------sadeghi---------------------------------------hajsafi-------------------meydavoudi--------rezaei--------------ただいま前半終了。１－０で勝っています。またもレザイーがPKをとってラハマティが決めています。布陣はここまででベストのメンバーを揃えましたね。後半キックオフ。またレザイーいい位置で倒された。メイダヴーディ頭剃ってますね。メイダヴーディのFKはGKに弾かれた。アギリの左足のフィードは精度を欠きます。レザイー素晴らしいキープからドリブル、メイダヴーディがGKを交わして余裕でレザイーに返しスライディングでゴール！イラン　２－０　シリアレザイーまたしても独走。パスは通りませんでしたが調子いいですね。ダエイも満足そうだ。ハジサフィ傷みました。今度はラハマティも傷みました。またハジサフィも倒れています。ここでダエイ、１７歳のホセイン・エブラヒミに指示しています。ハジサフィに代わってエブラヒミはいりました。こんどはアレネメフが倒れています。カゼミに代わってハラトバリかな？アレネメフ、ゴラムネジャドにイエロー。レザイー飛び出したGKをなんとか交わして浮かしたシュート。ラフファイー準備しています。メイダヴーディ下がります。ハラトバリ左からふかした。レザイー鋭く突破してラフファイーに折り返すもヘッドをGKの飛び出した空のゴールに入れられず。３対２の場面、ハラトバリから受けたラフファイーのシュートはまたもバーに直撃で入らず。レザイーが相手のハンドを誘ってとったFKはサデギが流してラハマティがふかした。右に入ったエブラヒミいまいちですね。試合終了。イラン　２－０　シリア難なく決勝進出を決めました。

  2008.08.13

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• 実況LIVE：カタール戦。

  http://ir2007.com/jj2.htm　(Jamjame2をクリック)ただいま前半です。２－０で勝っています。先制点はメイダヴーディがハジサフィからのCKを決めました。２点目はたったいまサデギがちょんと流してアレネメフがFKを豪快に叩き込みました。------------Mirzapour-Hamoudi--Beghar--Aghily--AleNemeh----------Kazemi-----G.Nejad-----E.Sadeghi------------Hajsafi--------Meydavoudi---Rezaeiスタメンはこんな感じかな。ボランチのラハマティが出れないボランチにカゼミが入ってます。ハジサフィに激しいバックチャージ。カタール、プレーが荒いですね。アレネメフのゴールキックが強烈でそのままメイダヴーディのアシストになりそうでした。アレネメフは身長も188センチとセパハンコンビにも劣りませんね。サデギが右サイドをよく走る。前半終了2-0。後半キックオフ。交代は無いでしょうね。アギリがハジサフィとワンツーで抜けてこぼれ球をハジサフィが強烈なシュート！なぜかPK！アギリ止められた!しかし審判はやり直しを命じます!　カタール抗議しています。２回目アギリ決めた。イラン　３－０　カタールカタール、またしても突破にかかったサデギを後ろからカニ挟み。イエロー受けます。カタール中央でフリーの選手が簡単に決めた。イラン　３－１　カタールミルザプール倒れています。ぜんぜんマークしてなかったな。ラフファイーとハラトバリが入りそうですね。ミルザプールがだめそうで、タレブルーを先に交代で入れます。ミルザプール担架で運び出されます。レザイーに代わってラフファイー、サデギに代わってハラトバリはいります。両者とも御役御免といったところですね。両者ともダエイの代表に欠かせない選手となりました。アギリからハムーディへフィード、追いつかず。ハジサフィゴーーール!!!中央を抜けてパスを出したのは誰かな。こぼれを頭でGKの上を抜きました。イラン　４－１　カタールカタールはFKをふかす。アレネメフ左をぶち抜かれセンタリングを許した。ゴラムネジャドはキックが丁寧で正確ですね。メイダヴーディと交錯したカタールDFが小競り合い。ハムーディが長いボールに届きませんでしたが、ダエイはそれでいいと拍手で指示を出します。セットプレーからメイダヴーディが受けてラフファイーにグラウンダーで流したがGKがキャッチ。カタールの選手がハラトバリにぶつかりながらあがりました。客席からはブーイング。カタール２枚代えます。このカタールもB代表とゆうかキンタナなどの主力はいませんね。アレネメフからロングフィードをメイダヴーディがシュート!GKかろうじてはじいたハジサフィのCKからカゼミのヘッドも惜しくもはじかれた。ハラトバリ、ゴラムネジャドが右から崩してシュートまでもってった。メイダヴーディは前半に一回決定的なチャンスを外したようですが、ここまでは動きいいですね。ハラトバリよく走ります。カゼミもカウンターを受けるところでうまく流れを断ち切る。キャプテンはミルザプールからアギリに。メイダヴーディのシュートをGK弾いてラフファイーゴーーール!!!イラン　５－１　カタール今のはほとんどメイダヴーディの得点ですね。アレネメフもハムーディもメイダヴーディも元エステグラル・アフヴァズですね。昨年最も得点を挙げたチームです。アギリとベンガルの堅さはB代表レベルでは崩せないでしょうね。メイダヴーディ、ハジサフィのチップキックを受けてGKの上に浮かしてゴール!!!イラン　６－１　カタール胸の背番号１０を指差して笑顔を見せます。カタール蹂躙されてますね。後半はメイダヴーディ、ハジサフィ、ハラトバリの若い力が輝いています。カタール荒いプレーでハムーディを倒しました。しかしベンガルのプレーにイエロー。試合終了。イラン快勝です。ミルザプールは見せ場ありませんでしたが、アギリとベンガルはいつもどおり。アレネメフは若干守備面でほころびを見せたが左足で決定的な仕事をし、ハムーディも決定的な仕事はありませんでしたが及第点。カゼミは効果的な散らしは見せませんでしたが守備面で貢献し、サデギとレザイーはよく走り貫禄のプレー。ゴラムネジャドも目立ちませんが、いいつなぎを見せました。ハジサフィも動きもよく決定的なチャンスを作り、ハラトバリも後半躍動しました。ラフファイーは得点の場面だけでしたが２試合連続得点。そしてMVPはメイダヴーディかな。パレスチナ戦で外しまくったツケを見事返しました。今日の試合はマハダヴィキア、キャリミ、ハシェミアンを呼ばず若いチームで挑むとしたダエイも満足の試合でしょうね。サウジ戦に向けていい試合ができました。この勢いで連覇を成し遂げてほしいところ。それが若いチームにとって更なる自信となることでしょう。ゴール動画

  2008.08.11

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  西アジア選手権ほか週末試合レポート。

  いよいよ開幕した西アジア選手権、初戦はパレスチナ戦。スタメンは以下のとおり。--------------TaleblooG.Nejad---Benghar---Agily--Shiri--------------Rahmati------E,Sadeghi------Zinadpour--------------M.Nouri-------Meydavoudi---Rezaei守備の中央をセパハンコンビ、中盤をサイパの３人と久々に代表復帰のモハンマド・ヌーリがトップ下を務めた。パレスチナ代表が不甲斐なかった為、あまり参考になる試合ではなかったが右サイドに入ったゴラムネジャドはカービィとは違った価値を示した。決してスピーディではないがタイミングよく攻め上がり丁寧で正確なクロスを供給。セパハンコンビは安定したソリッドな守備を披露。左のシリもベテランらしく固い守備を見せ、スピードのあるサイドバックタイプではないが攻撃にも積極的に参加しチャンスを作った。リーグ戦では左足でFKを決めるなど攻撃力にも定評がある。ダエイは彼をサッタール・ザレと競合させるつもりだ。そしてワンボランチに入ったラハマティは退場こそ喫したものの、ボールを効率よく散らし中盤を安定させ、右に入ったエブラヒム・サデギも豊富な運動量で堅実なプレーを披露。このサイパベテランコンビはさらなるダエイの信頼を得た。また左に入ったジナドプールは得意の左足でクロス、セットプレーと見せ場をつくりサイドアタッカーらしい突破力も見せた。トップ下のヌーリはサバコンビであるレザイーとの連携を見せたがプレー内容はいまいち。１０番を背負ったメイダヴーディは100パーセント決めるべきチャンスをふかすなど決定力不足を露呈。それでも3点を奪った快勝の原動力になったのが、やはりレザイーであった。ほとんどボールを奪われること無く貫禄のプレーを見せたレザイーはゴール前で突破したところをGKに倒されPKを奪取。これをラハマティが落ち着いて決めて先制。さらにサデギが突破し流したボールを豪快に右から蹴りこみ２点目をマーク。これでレザイーは代表６試合で４ゴール目。最後はレザイーが途中交代で入ったラフファイーにパスを送り、これをラフファイーは切り返して冷静にGKの位置を見てミドルを叩き込んだ。次節は１１日にカタール戦が行われる。ゴール動画いっぽう欧州ではイギリスに遠征中のオサスナコンビが大暴れ。ストークシティーとの試合に後半２－１の場面で揃って投入されるとCKからネクナムがヘッドを叩き込んでドローを演出した。さらに続くハルシティとの試合ではネクナムは背番号６、ショジャイーは１９を背負って揃って先発出場。ネクナムはフル出場し、ショジャイーは８７分プレーしさらにバルサから移籍のエスケーロのゴールをアシスト。１－０の勝利に貢献した。試合画像ゴール動画試合画像そして最後は昨日行われた国内リーグのピルーズィ対パス・ハメダン戦。この試合前季のセパハン戦でピルーズィファンがおこした不祥事によりアザディでの無観客試合となった。パスのスタメンは以下のとおり。-----------------Makani-Hamidi--Omranzadeh--Khorej--Shirzad------------Nazari----Hajizadeh-----Ghafoori---Karimian-----Abolhassani -----------------Gholamiパスは序盤、素晴らしいカウンターサッカーを披露しオムランザデのヘッディングクリアからアボルハサニが持ち出し右に流してガフォーリが叩き込んで先制。その後も１トップのゴラーミが素晴らしいチェイシングを見せ、中央のキャリミアンへ決定的なラストパスを送るもマジャール・ザレが必死のクリア。アウェイチームに押し込まれたピルーズィもバゲリの素晴らしいパスからモハマドが左からクロスを入れてヴァへディが決めて同点に。この場面でホレジとマカニが譲り合いパスはまだまだ新戦力との連携不足を露呈した。それでもオムランザデは圧倒的なフィジカルでソリッドな守備を見せた。セットプレーでは攻め上がりピルーズィのGKメマルザデと接触。メマルザデはこのプレーで膝を壊し担架で運ばれる羽目に。さらにオムランザデはヴァへディに強烈なスライディングを見舞いイエロー。その後もペトロビッチを削るなど破壊的な守備でピルーズィの猛攻を跳ね返す。試合は１－１で折り返し後半に突入。ここでオムランザデが暴挙にでる。セットプレーで前線にあがったオムランザデがハイボールをハンドボールのように手で払い２枚目のイエローで退場。さらに前線で孤軍奮闘しチャンスを作っていたゴラーミまでもかつてのマラヴァンの同僚マジャール・ザレにバックチャージを受けて負傷交代。これで流れは一気にピルーズィに傾く。そしてオムランザデを失ったパスの守備陣を切り裂いたのはやはりバゲリだった。ピルーズィ攻撃陣がハミディのミスパスを奪い、ペトロビッチからのスルーをバゲリが決めて逆転。バゲリはベンチの息子に駆け寄り熱い抱擁をかわす。さらに試合終了間際にヌーリとのパス交換で抜け出したヴァへディからのクロスを豪快に頭で叩き込んで追加点。開幕戦に続き素晴らしいプレーでピルーズィの２連勝に貢献した。今間違いなくバゲリはイランで最も素晴らしいMFだろう。ただオムランザデの退場がなければ彼の得点もなかっただろう。この敗戦のすべての原因は彼の愚かな行為にある。ベゴビッチがこの教え子の退場劇にどう発言しどう処理するかも注目される。だが昨年築いた彼のオムランザデへの信頼がこれで崩れることはまず無いだろう。退場するまでは実にソリッドな守備を見せていたし、あのハンドもボールへの執念の表れだろう。むしろイランらしさと南米のザゲイロのようなマリーシアは不可欠な要素だ。チームにとっては痛い敗戦となったがビーストの成長がますます楽しみである。UAEリーグに都落ち移籍が決定したノスラティに代わってチームメッリに選出される日が楽しみだ。ゴール動画試合画像

  2008.08.10

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  チームメッリCB事情。

  「オムランザデが我々のプランを狂わせた」セパハンのヘッドコーチ、エンジン・フィラットが吐き捨てた。38歳ドイツ生まれのトルコ人は、イラク代表をアジア杯優勝に導いたジョルヴァン・ヴィエイラが契約満了前に解雇された後任としてセパハンの監督に就任した。そもそも彼がイランのフットボールと関わるきっかけはダエイのアシスタントコーチとしてサイパにやってきた2006年に遡る。その後トルコへ戻っていた彼をダエイは代表監督に就任した際に再び呼び寄せていた。フィラットはUAE代表との決戦の前にも｢100パーセント我々は勝利する｣と力強くコメントしていた。ダエイの左横がフィラット。ダエイの右にいるのがGKコーチのベフザド・ゴランプール、1998年のアジア大会優勝時のGKだ。左端がモハンマド・アーマドザデ。マラヴァンの監督やエフサン・ハジサフィなどを率い日本代表とPK戦を演じたときの元U-19イラン代表監督である。つまりフィラットはアリ・ダエイの右腕としてサイパ、代表で手腕を発揮したことが評価されセパハンにやってきたのである。そのセパハンはパス・ハメダンとの開幕戦、エマド・レザ、アシュカリ、ジャムシディアンを前線に並べサイドからはハジサフィ、アクバリ、アルマンド・サ、中盤からもアボルヘイルらが猛攻を仕掛けたが、その攻撃はことごとくオムランザデに跳ね返された。そして冒頭のフィラットの発言である。DFのモフセン・ベンガルも｢我々が100パーセントチャンスを生かしていれば試合をものにできただろう｣と悔やんだ。セパハンの監督になってもダエイと密接な関係にあるフィラットの評価を得たことはオムランザデにとって再び代表に呼ばれる可能性が高まったことを示している。しかし彼は先日発表されたWAFF(西アジア選手権)のB代表とも言えるメンバーにすら含まれなかった。これはダエイが起用するメンバーのある傾向を顕している。確かにダエイは１０代のハジサフィを積極的にスタメン起用し、ホセイン・エブラヒミやパルヴィンなど前線と中盤に若い選手を招集している。しかし、ことGKとCBについてはあまり若い選手を起用していない。これはダエイがこの両ポジションの選手に経験を重視している証だ。26歳のジャラル・ホセイニは不動だが、その相棒にアギリ(27歳)、ベンガル(29歳)とACLで経験を積んだ２人を起用。就任２試合はベンガルをその後５試合はアギリがホセイニのパートナーを務めている。またホセイニと同じノスラティももちろん経験豊富なCBで、モジュタバ・シリも既に28歳。彼もエステグラル・アフヴァズで長年キャプテンとしてプレーしピルーズィへ移籍したベテランで、唯一ホセイニより若いのがアーマド・アレネメフ(25歳)くらいだろう。ただアレネメフもエステグラル・アフヴァズやイランB代表としてシリと共に昨年のWAFFで優勝を経験し今季は昨年移籍したフーラドの一部昇格に貢献している。以上のようにダエイはCBに２５歳以上でフル代表(B代表含む)経験がありリーグで実績を残している選手のみを招集していることがわかる。思えば34歳のバフティアリザデがドイツW杯最終メンバーに驚きの選出を果たしたのも、当時サバ・バッテリーの同僚であったダエイの後押しがあったと思われる。このことからもダエイがこのポジションで少なくとも予選段階では若い選手を試す冒険をするつもりが無いことが分かる。ただ、だからこそ今日行われる西アジア選手権(パレスチナ戦)でアギリ、シリ、ベンガル、アレネメフではなくオムランザデのような若い選手を再召集し試すべきではなかったのか。確かにオムランザデはU-19、U-23と各カテゴリーのユースを経験しているがスタメンを確保したのはU-19のみであった。だが2006シーズンにパスからノスラティ、シャクーリといった主力が抜けると翌年はベゴビッチのもとスタメンを完全に確保。リーグ最小失点の立役者となり、モフセン・ハリリやオレロムなどの外国人など多くのストライカーをねじふせてきた。じつは今回セパハンの前線を張ったアシュガリとジャムシディアンもラフ・アハン時代にオムランザデの前に沈黙を余儀なくされている。(画像11番アシュガリ、10番ジャムシディアン)名将ベゴビッチの庇護のもと着実に成長を遂げるオムランザデ。試合後フィラットとベゴビッチは笑顔でプレスルームで握手を交わした。土曜日にパス・ハメダンはアザディに乗り込み王者ピルーズィと対戦する。バゲリが牽引する強力な攻撃陣をオムランザデが再び食い止めれば、23歳の守備者に再びスポットが当たるだろう。ただアザディの大観衆のプレッシャーに耐えられればの話だが。彼には是非ともダエイの冒険心に火をつけてもらいたい。

  2008.08.07

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  エステグラル対アブモスレム、開幕戦リポート。

  王者ピルーズィが勝利を挙げた翌日、残りのゲーム８試合が行われた。30000人を集めたアザディではエステグラルがホームにアブモスレムを迎えた。エステグラルの布陣は以下のとおり。------------------Talebloo-------------------Koushki---------Montazeri---------Ghorbani(C)---Heydari---------Kazemi-----------Amirabadi----------Ravankhah--------Akbari------------Alizadeh------Akbarpourスイーパーに安定感のあるクシューキを据えた３バックにカゼミがワンボランチに入る。ガレノイがエステグラルを王者に率いたシーズンのスイーパーであったフェクリはコーチとしてガレノイの横に陣取る。右アウトサイドにはホスロ・ヘイダリ、左にはアミラバディが。攻撃的MFには復帰したアクバリとラヴァンハフが入りトップにはアリザデーと同じく復帰組のアクバルプールが入った。これも優勝したシーズンのエナヤティに代わってアリザデーとゆうポストプレーヤーが入るという布陣だ。つまり人が入れ替わってはいるものの、ガレノイは再び優勝したシーズンの再現を狙っているのだ。前半からファンの後押しを受けたエステグラルが果敢にアブモスレムのゴールを脅かす。一方のアブモスレムはトップにオレロムを据え、中盤はエステグラルの優勝メンバーのメイサム・バオーが入り、守備陣にはアドミラでプレーしたジャヴァド・ラザーギーに元U-23代表のレフトサイドであるサイード・チャフジョイーに今季獲得したアジア杯優勝メンバーのイラク代表DFジャシム・モハメドなどが揃う。前半開始早々、こちらも元U-23代表のラヴァンハフが右ひざを負傷。このピルーズィとのダービーで２ゴールを上げ、豊富なスタミナと強烈なシュートが売りのMFは１７分でピッチを去ることになる。代わりに入ったのがフランスから戻ったモジャタバ・ジャッバリだ。ファンから喝采を受けると拍手でそれに応えた背番号８は、中盤の深い位置からゲームを指揮する。アブモスレムはオレロムとバオーを中心にエステグラルの牙城に迫るが、サイドから効果的な崩しが無くことごとく跳ね返される。特にスイーパーに入った元パスのビジャン・クシューキは決して上背はないがソリッドなDFで、ハズフィ杯ファイナルでもヘッドの強いモテヴァセルザデを完封している。そして左のストッパーには今季キャプテンを務めるピルーズィ・ゴルバニもソリッドな守備を見せ、右のストッパーのモンタゼリは守備ばかりでなく何度も前線に駆け上がりチャンスを演出する。右アウトサイドのヘイダリはまだまだ連携不足を感じさせたが、左のアミラバディは相変わらず好調をキープ。代表のサッタール・ザレと同じく右利きで左(彼は両)サイドをこなす。ただ、最後の場面で決定力を欠き前半をドローで折り返す。後半ガレノイはアクバリに代えてマニイーを投入し流れを変えると、５７分ついに先制点が生まれる。シアヴァシュ・アクバルプールが左から中央でフリーのジャッバリへボールを送ると、ジャッバリはこれを繊細なタッチでゴールに向けてコントロール。そして右足を鋭く強振。右にアウトカーブのかかったボールはGKを避けるようにアブモスレムのゴールネットを揺らした。ゴール動画静なる指揮官は強烈に存在感をアピールすると両手で天を指差しシャツをめくった。アンダーシャツには先日天国に召された父親がプリントされていた。やはり今季もこの男がエステグラルを勝利に導くようだ。それにしても静かなる外面に熱いものを秘めたジャッバリは全盛期のバゲリを彷彿させるものがある。アブモスレムもバオーに代えて元ピルーズィで元U-23代表のウインガーのアフガニスタンとイランのハーフであるエフサン・ホルサンディを投入し反撃を試みるが、さらに１０分後再びジャッバリが起点となりエステグラルの追加点が生まれる。深い位置から正確なフィードをゴール前のアクバルプールへ送ると、これをアクバルプールが頭で落とし駆け上がってきたアミラバディが決めた。そしてアクバルプールは８５分にハジラヴィと交代。UAEから戻り背番号１０を与えられた悪童はチームプレーに徹し、ジャッバリの力が大きかったものの結果として２アシストでガレノイの期待に応えた。彼らの狂気は方向を間違えば監督の悩みの種になるが、この狂気こそイラニアンフットボールの魅力であることは以前にも述べた。彼らは実にイラン人らしいプレーヤーだ。アクバルプールがガレノイの元、ジャッバリのサポートを受けて今日のようなプレーを続ければ間違いなくモフセン・ハリリを失ったチームメッリの攻撃のオプションに加わることだろう。そしてガレノイ率いるエステグラルは大勢の再起を願うファンの前で開幕戦に勝利を収めた。元々オサスナに移籍したショジャイーがドイツW杯に行けたのもジャッバリの怪我があったからだ。今季は是非海外ではショジャイー、国内ではジャッバリのプレーに注目してほしい。ジャッバリの代理人は今もフランスに残りグルノーブルと交渉を続けている。最低でも来年には海外で、このイラン最高の指揮者の姿が見られるに違いない。その他の結果パス・ハメダンは退場者を出したセパハンとスコアレスドロー。ベゴビッチはGKのマカニをはじめキャリミアン、ゴラムネジャド、ハジザデ、ハミディ、ゴバフローといった新戦力を試したが、チャトラブグーンを欠いた攻撃陣は得点をあげることが出来なかった。次節は注目のベゴビッチの古巣でもあるピルーズィとの対決となる。そのほか注目すべきはフーラドが復帰初戦をエステグラル・アフヴァズから獲得したレザ・タヘリのゴールで勝利している。試合画像次節は全ゲームが土曜に行われるが、前述のパスとピルーズィの試合と、フーラドとサイパの試合が注目のゲームになりそうだ。ただ西アジア選手権が７、９、１１日とイランがホスト国で開催されるため、以下の召集メンバーは過密なスケジュールを強いられる。Goalkeepers: Ebrahim Mirza-Pour, Vahid TalebluDefenders: Hadi Aghili, Mojtaba Shiri, Mohsen Bengar, Ahmad Al Nemeh, Majid Gholamnejad, Milad Zenied-Pour, Ali Hamudi, Jalal RafkhaeiMidfielders: Ebrahim Sadeghi, Mohammad-Reza Khal’atbari, Ehsan Haji-Safi, Hossein Kazemi, Kianoush Rahmati, Mohammad Noori, Mohammad ParvinStrikers: Gholamreza Rezaei, Milad Meidavudi, Hossein Ebrahimi 何人かの新顔についてはこちらつまり、この大会に主力を出すチームは戦力ダウンが余儀なくされるためモジュタバ・シリ以外の主力を出していないピルーズィのゴトービとダエイの確執が取り沙汰されるなど周囲が騒がしい。そしてダエイも観戦したサイパの試合で酷い出来であったミルザプールの召集も批判を集めている。しかし、国際的なトーナメントを経験するのも選手にとっては貴重な経験であるのも確かで、イランには連覇もかかっている。まずは７日のパレスチナ戦、そして９日の国内リーグを挟んで１１日にカタール戦が行われる。イランは代表とリーグの試合でしばらく盛り上がることになる。

  2008.08.06

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• 実況LIVE:ピルーズィ対サイパ　【IPL開幕戦】

  IPL開幕戦、ピルーズィ対サイパの一戦が行われています。http://ja.justin.tv/sol123ただいまペジマン・ヌーリの素晴らしいゴールでピルーズィが先制し後半開始しています。ペトロビッチのクロスからバゲリのヘッドの場面。相変わらず身長があるのにハイボールの処理が下手なミルザプールがそらして再びピンチでした。リトバルスキー、イランでの初采配。サイパはカービィを怪我で欠いていますが、マジャール・ザレ先発ですね。スタンドにはピルーズィのGKヴァェジの姿も。ザレがサデギを削ります。代表ボランチ対決。サイパはミルゴルバニが前線にいます。サイパの左サイドのアシュティアニ、ホセイニの動きがいいですね。サイパのラザーギー(９番)、パスからエスティール・アズィンを経て久しぶりのIPLですね。ピルーズィの５番はバゲリハーとゆう選手ですので、ちょっとバゲリとかぶりますが。バダマキに代えてアブモスレムから獲得のマンスーリ入ります。代表にも一度呼ばれた左のMFですね。ホセイニはフィードもいいですね。アシュティアニにピタリとあわせました。ダエイも観戦しています。ミルザプール、またもボールの処理をあやまった。バゲリあと一歩で追加点でした。これでは代表では見たくないですね。サイパ、アガイーが入ります。ピルーズィの守備はGKメマルザデ、中央にバゲリハーとセペル・ヘイダリ、左にシリ、右がモハンマドですね。ヴァへディに代えてヘイリハフ入ります。ミルゴルバニにマジャール・ザレの厳しい寄せ。ペジマン・ヌーリは左サイドではなくボランチみたいですね。サイパのマジッド・アユービは最終ラインか。ミルゴルバニ、セペル・ヘイダリにシャツを引っ張られたとアピールしすぎてイエロー。キアヌーシュ・ラハマティに代わってサイパ１１番の選手を入れました。見た事ない長身の選手ですね。マヌーチェフリかな。あ、カービィ出てますね。ピルーズィベンチにはアベドザデとペイラヴァニがいます。しかしトップ下で攻撃を牽引するバゲリは今年も元気ですね。先日国内最優秀選手にもなりました。バゲリ強烈なFK！ミルザプール辛うじてセーブもCKに。サイパは攻撃の核がいませんね。エブラヒム・サデギもシャリフィナサブもインパクトがありません。アシュティアニだけが左で頑張っています。パルヴィン使えばいいのに。バゲリ、後ろからアユティアニをカニばさみ。スナイデルが怪我をしたシーンに似てマシタァが問題なさそうです。ピルーズィ、若そうな選手入れそうです。ハミド・レザ・アリアシュカル？と実況では言っているようですが。ペイラヴァニがさかんに指示を伝えています。シャリフィナサブ、ボールを蹴っ飛ばしイエロー。メマルザデも長身GKですが、ミルザプールとはハイボールの処理に雲泥の差がありますね。マンスーリが流してバゲリのシュート。惜しい場面でしたがアユービが体を張って止めました。ヌーリがサデギにタックルに行って足が吊りました。ザレが伸ばして、カービィが抱き起こす。アリ・アシュカリはいりました。ゲームセット。昨年の王者、リティ率いるサイパを１－０で敗りました。印象としてはピルーズィはバゲリが元気で守備も中央のバゲリハーとヘイダリが固い印象ですね。前線にハリリが居ないのは攻撃力の迫力不足になっていますが。サイパはまだまだ新戦力が馴染んでいないかな。特に中盤でアガイーあたりが真価を発揮してこないときついかもしれませんね。明日は楽しみなハメダンとセパハンの試合を含む残りのゲームが行われます。もうヌーリのゴール動画出てますね。ミルザプールお粗末。画像はこちら

  2008.08.04

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  ジャッバリ、グルノーブル入りか。

  静なる指揮者として紹介したモジュタバ・ジャッバリがフランス、グルノーブルのテストマッチ(ル・マン戦)に参加している事がわかった。ここ最近マルセイユやドイツ、中東からのオファーの移籍が絶えなかった彼だが、一度はサバ・バッテリーの練習に参加し、その後エステグラルとの一年契約を更改しエステグラルファンを安堵させた直後だけに驚きである。ただジャッバリ自身は何度もメディアにフランスリーグへの移籍を示唆してはいたのだが。グルノーブルといえば日本企業が買収し大黒や梅崎もプレーしたクラブで一部昇格を果たしたばかりのクラブである。(現在は伊藤翔が所属) ジャッバリは既にメディカルテストをパスしているようだが契約がまとまるかは不明。この試合２５番を背負ったジャッバリは５９分間プレーし、30メートルのパスを通すなど見せ場も作ったようだ。まさにフランスリーグアンは彼の芸術的なプレーにはうってつけだが、若干怪我がちなジャッバリには激しさも要求されそうだ。シェイス・レザイーが度重なるドイツでのテストマッチ(シュツットガルト、カールスルーエ)から帰国しサバ・バッテリーに加入した後だけに冷静に見守る必要があるだろう。土曜日にはオーぜールとの練習試合があるようだが、果たしてジャッバリは再びプレーするだろうか。オフィシャルより動画と画像そして先日お伝えしたベゴビッチ率いるパス・ハメダンがまたも素晴らしい戦力を補強した。当サイトでも何度も扱っているベフシャド・ヤヴァルザデ・アフランジャニである。(画像館)昨シーズンはエステグラルから２部のエスティール・アズィンに移籍し、今季はパスでの２年契約にサインした。185センチ86キロの恵まれた体格ながら、スピードと高精度の左足のクロスを兼備する期待のアウトサイドだ。ベゴビッチはさらにアラヴィと同様にフーラド時代の教え子であるジャラル・カメリの獲得も熱望していたようだ。Pas Hamedan----------------------Makani---G.Nejad--Omranzadeh---Khorej(C)---Shirzad---------------------Mamani----------Majidi----------------Yavarzadeh---------------------Karimian-----------Chatrabgoon------GholamiSub:Safa,Mujiri,Nazari,Hajizadeh,Hamidi,Yousefi,Amiriこれで１１名ものシモンエスボーイズ、つまりその後ベゴビッチが率いたU-23代表選手が揃うことになる。この布陣は決してピルーズィ、エステグラル、セパハン、サバ、サイパといった強豪チームに劣らない戦力といえるだろう。GKにマカニ、そして控えはサファとエスラミ。中央の守りはホレイとオムランザデにハジザデが。右サイドにはゴラムネジャドにマジディが、左サイドにはシールザド、ムジリのベテランにユーセフィとヤヴァルザデ。ボランチにはママニーとナザリ、そしてゲームメイクはキャリミアン。そして２トップは背番号１０を新たに背負うチャトラブグーンにベテランのゴラーミである。そして前線の控えにも元U-19の10番アリ・アミリが陣取る。新シーズンは８月４日に開幕。補強を重ねたサイパと昨年度の王者ピルーズィの開幕戦を皮切りに、翌日パス・ハメダンはセパハンをホームに迎える。

  2008.08.01

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  名将猛る。

  移籍期間が終結しヴィンコ・ベゴビッチ率いるパス・ハメダンの今シーズンの布陣が明らかになった。主要選手リスト以上の通り１０人のユース経験者と現代表も含む８人の経験豊富なプレーヤーが集結した。ベゴビッチは以前のインタビューにて、主力の相次ぐ放出を埋める為に自らが率いていたU-23代表を中心に選手を補強すると述べたがその言葉どおりの結果だ。ご存知ベゴビッチは1999年にフーラド・フーゼスタンの監督に就任するやモバリ、カービィ、バダヴィ、カメリといった若いタレントを見出し、2004年の国内リーグを制覇する基盤を作った事で知られる。残念ながら2004年のフーラドの優勝時には彼はその功績が認められピルーズィの監督に就任し不遇の年を過ごしたのだが、皮肉にもベゴビッチの後を受けて彼の育てたチームを優勝に導いたのはセパハンをACLに導いたベゴビッチと同郷のボナシッチであった。ピルーズィでは名門特有の様々なしがらみからサポートを得られず結果を残せなかったが、ここでもベゴビッチはカゼミアンやオラディーを見出している。ただ彼の能力は若い才能を見出すに留まらない。たとえばヤヒャ・ゴルモハンマディは1999年に４年間プレーしたピルーズィを解雇され、ベゴビッチの元2002年までフーラドでプレーしたが、2002年に再びピルーズィは彼をチームに戻している。そしてご存知のとおり2006年のW杯では代表の守備の主軸としてゴールもあげているのだ。つまり彼は選手を再生する能力にも長けているのだ。そして再び彼のその能力は発揮された。ピルーズィでの失敗から一度はイランを離れUAEのアル・ワスルを率いていたが、2005年に再びイランに戻り２部のぺガフ・ジランの監督に就任。プレーオフまで戦いながら一部昇格は逃したが、彼の育てたチームは翌年１部へ復帰する。そして2006年レネ・シモンエスが家族の問題で辞したU-23代表の監督に就任。ここでもピルーズィと同様彼に理不尽な試練が課せられる。アリ・カファシアン会長(現イランサッカー協会会長)率いるオリンピック委員会はチームのサポートを拒否、ベゴビッチは孤立し、少ない準備期間と選手を召集できないジレンマに悩まされ結果を残せなかった。私も彼の選手起用や起用法について当ブログでも幾度と無く痛烈に批判したが、その裏には苦しい台所事情があったようだ。そして2007年、五輪出場を逃したベゴビッチはテヘランからハメダンにチームが解体され移されたパス・ハメダンの監督に就任。ここではチームを息子の為に買収したカゼム・オリアイー会長とディレクターの1998年のアジア大会を制したときの代表監督でもあるマンスール・プールヘイダリMGの全面的なバックアップを得る。この強力なバックアップのもと、生まれ変わったパス・ハメダンはベゴビッチの指揮のもと幾度と無く強豪チームを倒し最小失点で５位の好成績を収める。そしてここでも彼の能力は再び証明されるのである。まずはエステグラルで長年プレーした元代表のジャラル・アクバリはサバ・バッテリーを経て昨年チームに加入。背番号１０を背負い絶対的なキャプテンとしてチームを牽引。そして３４歳の彼は今年再びエステグラルと契約している。さらにフーラドから移籍した元代表のモハンマド・セェイエド・アラヴィも守備の要として最小失点に貢献し、今年は代表にも復帰しピルーズィへと移籍。彼らはベゴビッチの元でプレーし再び輝きを取り戻したのである。さらに右のウインガーであった元U-23代表のホスロ・ヘイダリは右サイドバックにコンバートされコンスタントな活躍を見せ、彼もエステグラルに引き抜かれている。ベゴビッチは改めて監督としての２つの才能を証明してみせたのだ。そして今シーズンもパス・ハメダンの補強は彼のマジックが発揮される予感が漂う。アクバリの穴にはバルゲ・シーラズからメフルダド・キャリミアンを獲得。ルイ・コスタに似た風貌でアシストと得点力を備えたゲームメーカーで国内での評価は高い。今夏パスが手に入れた最強の補強と言えるだろう。そしてアラヴィの抜けた穴には元ピルーズィのスタメンでサバ・バッテリーから２部クラブへとプレーの場を移していたベテランDFのアボルファズル・ハジザデを獲得。再び輝きを取り戻せるか。そしてヘイダリの抜けた右サイドには現代表のマジド・ゴラムネジャドをサイパから獲得。ただこの移籍はパスが軍隊のチームであり、彼の兵役が重なった為に実現したという経緯がある。前者に劣らないクオリティーでボランチとしても、その真価を見せるだろう。同じく右サイドにはスティール・アズィンからファーハド・マジディの弟のファルザド・マジディを獲得。彼もアジア杯の代表メンバーでガレノイ率いるエステグラルでは正確な右足のクロスで3-5-2のアウトサイドとして活躍し優勝に貢献した。そしてGKには元U-23のファジル・セパシ・シーラズよりソーシャ・マカニを獲得。国内若手No.1のGKで、前任者のトミッチの穴を埋める。さらにはエステグラル・アフヴァズからメフディ・エスラミも復帰。これで既に在籍するサマン・サファと共に３人のU-23組が勢ぞろいするから圧巻だ。そして左サイドバックにはACLでも活躍したジャバ・ムジリを獲得。グルジア人だがイランでのプレーも長いベテランで、その正確な左足のキックでジャヴァド・シールザドと共に左サイドを磐石にするだろう。*一部情報ではセパハン残留も。その場合今季のパス・ハメダンは国産選手のみになる。そしてU-23代表のモフセン・ハミディもセパハンより加入。両サイドバックからFWまでこなすユーティリティー性の高さは元々ベゴビッチによるコンバートで見出された。今シーズン恩師の下で飛躍を見せるか。さらに左のウイングには同じく元U-23でB代表のモフセン・ユーセフィをエステグラルより獲得。ガレノイの元では輝きを見せたが、今シーズンは加入組に押され不遇のシーズンを過ごしベゴビッチの呼びかけに応えた形だ。*一部情報ではサバへ移籍とも。そして最後はボランチにモハンマド・レザ・ママニーを獲得。ピルーズィではムスタファ・デニズリのお気に入りだったがゴトービとの折り合いが悪くチームを解雇される。元々気性が荒くテヘランダービーでは悪童シアヴァシュ・アクバルプールと衝突したことも。今季は自らの価値を証明してみせると息巻いている。今シーズンの予想布陣-------------------Makani (Safa,Eslami)-G.nejad--Omranzadeh--Khajizadeh(Nazari)--Shirzad-----------Khorej---------Mamani (Mujiri) -----------------Karimian---------Yousefi ------Chatrabgoon(Majidi)--------------------Gholami (Rasouli)名門チームがスター選手を大金で獲得し使い捨てにする一方、若手にチャンスを与えて育て、さらにベテラン選手を再生するベゴビッチの手腕は賞賛に値する。今シーズン、前述の３人に加えボスニア人チーム得点王のエミール・オボチャ、そしてGKのサンドロ・トミッチと多くのスターティングメンバーを放出したばかりかドーピングスキャンダルに巻き込まれサイード・ダギーギとオボチャと同郷のスタメンボランチのファーラク・エフティアロビッチ、さらには右腕の通訳レザ・チャランガーをも失ったベゴビッチ率いるパス・ハメダンのスタートは決して安易なものでは無いだろう。それでもベゴビッチは再びマジックを見せるにちがいない。そして彼の力はいつかチームメッリにも生かされる日が来るだろう。ベゴビッチマジックが再び旋風を巻き起こすか。今季もパス・ハメダンから目が離せない。

  2008.07.30

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  イラニアンデュオ、パンプローナに到着。[入団会見LINK追加]

  チームメッリのトレーニングからテヘランに戻っていたネクーナムとショジャイーが本日午後オサスナのあるパンプローナに到着したとオフィシャルサイトが伝えた。明朝8:30からショジャイーはメディカルテストを受け、夕方18:00に記者会見が開かれる模様。未定の背番号もそこで発表される可能性が高い。19:00には初の練習に参加予定だ。PFDC - PAMPLONA, The Iranian duo of Osasuna, Javad Nekounam and Masoud Shojaei have arrived this afternoon in Pamplona. The new Osasuna signing will be presented tomorrow, on Monday.Javad Nekounam and Masoud Shojaei have arrived in Pamplona in order to be under the command of Jose Angel Ziganda from tomorrow afternoon.According to www.osasuna.es, the Iranian players took this morning's flight from Tehran to Dusseldorf, later they flew from the German city Bilbao and arrived to the capital of vizcaína at 14:30.Tomorrow morning at 08:30, Masoud Shojaei will undergo medical tests in Pamplona's San Miguel Clinic and in the afternoon at 18:00, the official presentation of the player will take place in Tajonar facility's Players' room in presence of Osasuna's Vice President , Juan Pascual, and Sports Director, Juan Jose Lorenzo.An hour later, at 19:00 hours, Shojaei will join Osasuna's professional team training along with Nekounam.昨年の怪我から復帰し巻き返しを狙うネクーナムと、攻撃の即戦力として期待されるショジャイー。両者の出来が今季のオサスナの順位を左右するといってもいいだろう。ナバーラ自治区にあるオサスナはバスクの隣にありオサスナがバスク語で｢健康｣の意を表すように多くのバスク人選手が在籍する。彼らはバスク選抜とは別にナバーラ選抜としてプレーしているが、彼らの中でも一番有名なのはセサル・クルチャガだろうか。私の好きなソシエダからの誘いをはねのけオサスナ一筋。この経験豊富で強靭な肉体とリーダーシップを兼備するキャプテンをコバチェビッチも素晴らしいCBだと絶賛していたことを思い出す。勿論バスク選抜としてもプレーしており、いかにも質実剛健なバスク人で今やオサスナの象徴と言っても過言ではないだろう。文字通り当サイトPersian and Basqueとしてもショジャイーとネクーナムがオサスナでプレーする事は喜ばしい限り。できればソシエダでイラン人プレーヤーを見たい気もするが。ダエイ率いるチームメッリでも両輪となるオサスナデュオのスペインでの活躍を期待したい。ショジャイーの入団会見の模様が公開されました。オサスナのユニもしっくりきてますね。

  2008.07.28

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• 実況LIVE：スラヴィア・プラハ戦。

  ただいま前半終了。４３分にプラハに先制を許して１－０で負けています。スタメンは以下の通り。----------------Rahmati--G.nejad---Hosseini--Aghily--Zare-----------Kazemi---Rahmati------Sadeghi--------------Hajsafi----------Rezaei----Meydavoudior----------------Rahmati--G.nejad---Hosseini--Aghily--Zare--------------Rahmati--------Sadeghi------Kazemi-----Rezaei--------------Hajsafi-------------MeydavoudiSUB:Mirzapour, Ahmadi, Shiri, Bengar, Nosrati, Kaebi, Khalatbari, Parvin, Tahmasebi, Amraeeカービィに代わってゴラムネジャドが先発してますね。あとは代表復帰のカゼミがキアヌーシュ・ラハマティとボランチを組んでるのかな。もしかしたらサデギが下がり目でカゼミが攻撃的MFかもしれませんが。後半始まったようです。ハジサフィに代わってハラトバリ入ります。後半も押し込まれているようですね。プラハの１０番はハンブルクでキアとプレーしたヤロリムの従兄弟みたいですね。レザイー下がります。アムライー投入。レザイーちょっと今日はチャンスを生かせなかったようです。さぁアムライー結果を出せるか。ゾブアハンの若い二人に期待しましょう。さらにモハンマド・パルヴィンきました。カゼミと交代です。ミルザプールもラハマティに代わります。前線に10代のトリオ(パルヴィン、ハジサフィ、アムライー)が入ります。６４分経過。７５分経過。あら、後半から入ったハラトバリを下げてタフマセビ、ゴラムネジャドに替えてノスラティはいります。８０分経過。追いつけないかな。８５分経過。ベンガルとシリが入って、サデギとホセイニがOUT。フリーキックをアムライーが蹴りましたが止められたようです。あれ、もう試合画像出てるようです。試合終了。１－０で敗れました。多くの選手を試せたのは良かったのかな。ただショジャイー、ネクーナム、ザンディ、テイムリアンと怪我で離脱のハリリを欠いた攻撃陣が得点できなかったのは残念ですね。ダエイ率いるチームメッリはサウジ戦までに攻撃力不足を解消できるでしょうか。

  2008.07.27

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  フーラドがイラクの翼を補強。

  ブラジル人MFファビオ・ジャヌアーリオをエステグラルに強奪された腹いせだろうか。今季イランプレミアリーグに復帰したフーラド・フーゼスタンがイラク代表でアジア最強のレフトウインガー、ハウル・モハメドを獲得した。ピルーズィとセパハンもこの左利きのイラク人MFの獲得を狙っていたが地理的・文化的・人種的にイラクに近い南部のクラブが彼を手中に収めた。２００７年のアジア杯優勝メンバーでアル・アインでプレーしていた昨季はセパハンとのACLでの試合で起死回生の同点弾を叩き込んでいる。イランとイラクの関係が良好になり、セパハンのアボルへイルやエマド・レザら多くの才能豊かなイラク人選手がイランのクラブで活躍を見せる事は興味深い。事実セパハンのアジアにおける躍進に彼らの力は欠かせなかった。イラク代表のアジア杯制覇はシーア派もスンニ派も共に勝利の喜びを分かち合った素晴らしいものだが、クルドの血を半分ひくイラク人であるハウルがその一端を担った事もフットボールには政治も民族も超える力がある事を証明してくれたと言えるだろう。さて、そのフーラドの今季の予想布陣はキャプテンを務めたアリ・バダヴィにジャラル・カメリといった元代表組にエステグラルやサイパでもプレーしたベテランで１０番を背負うアフマド・モメンザデ、そしてダエイの代表にも呼ばれたアフマド・アレネメフに、若く有能なDFのレザ・マルダニが顔を揃える。またブラゼビッチが重用した元エステグラルのモジャヘド・ハジラヴィやピルーズィへの移籍が頓挫したラフテフ・ハミディあたりも懐かしい顔だ。そこに新戦力としてハウル、さらには同じフーゼスタンのエステグラル・アフヴァズから元U-23ストライカーのレザ・タヘリ。そしてエスティール・アズィンからも元アフヴァズのキャプテン、ゴラムレザ・エイディザデと同じく元アフヴァズ組のザドマフムードがセパハンより加入。さらに昨年はパス・ハメダンで一試合に出場しただけの元エステグラル、サババッテリーのベテランでドイツW杯アンゴラ戦でゴールを決めたバフティアリザデも加わった(尚、彼と同じくドイツ大会でのゴールを挙げたサバの監督に就任すると見られていたゴルモハマディもイランの名将フィルーズ・キャリミの就任によって再び選手契約を更新した)。昇格の原動力であったジャヌアーリオの穴は大きいだろうが守備陣は元U-23代表のナデル・アーマディなどが実力を発揮しハウルと共に強力な中盤を構成すれば、復帰一年目で上位に食い込む可能性は十分にあるだろう。ブラジルから獲得した２３歳のブラジル人ストライカー、ローマの出来も順位を左右しそうだ。そのジャヌアーリオだが既にエステグルの練習に参加しておりガレノイの元、マルセイユやサバ・バッテリーへの移籍の噂もあったモシュタバ・ジャッバリと共にクリエイティブなゲームメイクを披露しそうだ。また大物外国人といえばアブモスレムにはオレルムと同郷のナイジェリア代表でバルセロナでもプレーしたクベンガ・オクノウォーが加入。バルサでは強烈なスピードで右サイドバックとしてプレーし、私も好きな選手の一人だっただけに彼のイランでのプレーは楽しみである。ただぺガフに加入しそこねたタリヴォ・ウェストのような事にならなければいいが。他にもフーラドから同じく昇格組のセパハン・ノヴィンに移籍した元モザンピーク代表左SBのアルマンド・サもヴィジャレアルやエスパニョール、そしてリーズでプレーした経験豊富な外国籍選手だ。彼は法的に父親である元ポルトガル代表でもあるAugusto Inácioがフーラドの監督に就任したことでイランにやってきたという経緯がある。移籍シーズンも締め切られ、他にも多くの移籍が実現しているがイランでプレーする大物外国人選手たちにも是非とも注目したい。

  2008.07.27

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