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[イラン代表] カテゴリの記事

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  実況LIVE:パレスチナ戦。

  本日はヨルダンでのWAFF（西アジア選手権）に参加しているイランB代表がパレスチナ代表との大会第二戦目を迎えます。ネット放送はこちらかIRIB(mms://live.iransima.ir/irib3)でやると思いますが、情報はいり次第追記します。初戦をイラクと引き分けている為、きっちりと勝利でグループリーグ突破を目指したいところ。あと４５分ほどでキックオフです。mms://216.93.170.69/liveここで放送する可能性もありそうです。いまイラク戦の映像が↑で流れているのでここでやりそうですね。IRIBでもやってるようですね。映りがいいので↑で見たほうがOKかもしれません。イラク戦とスタメンはそんなに変わらないと思います。ちなみにイラク戦は----------------Roudbarian(C)------Sheys----Hosseini---Shiri---Beikzadeh--------------Rahmati----Asoubi---------Shapouzadeh---------Mpobali-------------Rajabzadeh---Badamakimms://live.iransima.ir/irib3でキックオフです。マジャール・ザレとセペル・ヘイダリ、メイダブーディが出てますね。イラク戦からかなり入れ変えてきました。お、中盤にはバオーも入っています。----------------Roudbarian(C)---Heydari----Hosseini---Shiri---Beikzadeh----------------Zareh--------Rahmati---------Meydavoudi-----------Baoo-------------Rajabzadeh---Badamakiちょっとパレスチナに攻め込まれました。スタメンはじょじょに確認します。中盤でザレがゲームをコントロールしていますね。バオーのフィードからラジャブザデー。シュート打てず。シャプールザデは出てないかな。ホセイニ落ち着いていますね。メイダブーディは左サイドでの起用がおおいのですが右にいますね。マジャール・ザレ得意の弾丸ミドル！セペル・ヘイダリのロンスロからラジャブザデ。バオーの得意の浮かしのパスが見たいですね。パレスチナの８番が傷みました。うーーんラジャブザデの動きにキレがないですね。うお、かなり危なかった！セットプレーからフリーでヘッドを許しました。やはり急造のB代表なので連携があまりよくないですね。ルードバリアン、ホセイニ、ヘイダリあたりはイスラム大会やU-23で一緒にやっているので問題ないのですが。バダマキ、シュミレーションでイエロー。バオーからラジャブザデー。切れ込むもラインを割りました。ザレが前線まであがってCKを獲得。モジュタバ・シリ、ベテランらしい素晴らしい守備ですね。ああ、パレスチナにヘッドで押し込まれたがオフサイド。危なっかしいですね。ゲームを作る選手がいませんね。ザレ、バオーあたりがもっと前線に絡まないと得点につながらないでしょう。ザレ、切り込んでミドル！　これでいい。さあ、いい位置でFK。ザレかな。ラジャブザデーですか。ラフマティは中盤で少ないタッチでボールをまわしてリズムを作っています。前半終了。イラン　０－０　パレスチナ後半モバリ、シャプールザデが見たいですね。イラク戦もスコアレスだったのでここまでイランB、得点を決めていません。後半キックオフ。ホセイニちょっと危ない位置で奪われた。交代は無さそうですね。ラフマティのいいカットからラジャブザデーにスルー。オフサイド。攻撃の連携が見られませんね。パレスチナFWのシュミレーションをとりました。パレスチナのMFがラフマティを後ろから倒してイエロー。メイダブーディのFKも不発。うーーん、ザレのパスからバオーが決定的でしたが押し込めず。ホセイニ貫禄の守備ですね。ゴーーーーーーーーーール！！！！メイダブーディ！！！バダマキのスルーから右サイドに流し込んだ。イラン　１－０　パレスチナこれで、動きがよくなればいいのですが。ベイクザデ強烈ミドル！ルードバリアンも安定していますね。ベイクザデ、パスミス。またもバダマキからメイダブーディもオフサイド。スローで見るとオンサイドですね。メイダブーディ傷みました。うーーん、もっと点差をつけたい相手だと思うのですが。ラフマティ、レイトタックルでイエロー。サベル・ミルゴルバニ、メス・ケルマンの２５歳のストライカーが元U-23代表ストライカーのミラド・メイダブーディに代わります。ちなみに今日のスタメンでアジア杯に出る可能性があるのは１番のルードバリアン、４番ホセイニ、７番ザレ、９番バダマキ、１１番ラジャブザデですね。ホセイニちょっと裏をつかれました。ヘイダリのロンスロをGKと競り合ったラジャブザデーにパレスチナGKが起こって倒しました。イエローです。かんぜんなキーパーチャージでしたね。ラジャブザデ切れ込みました。しかしベイクザデはパスの精度が低いですね。黄色いシューズのミルゴルバニ右サイドを得意のスピードで疾走します。９８年W杯のアジジを思い出すシューズですね。バオーいい位置で倒された。いやシュミレーションでイエローもらいました。ラジャブザデ、オフサイド。バオーの足が吊りました。メイサム・バオー・ディザバディです。お、シャプールザデ準備しています。ラフマティいいミドルシュートでした。バオーに代わりドイツからきたシャプールザデIN。元ハンブルガーで現在はハンザロストックでプレーしています。ベイクザデのパスからラジャブザデ！　おしい！ミルゴルバニが左に行きましたね。シャプールザデはイラク戦と同じく右に入りました。ザレ不用意に奪われました。バダマキちょっと軸足を蹴られてかなり痛そうです。ちょっとまずいかもしれませんね。モバリあたり入るかな。ベイクザデの素晴らしい突破からバダマキとつなぎラジャブザデが決めた！イラン　２－０　パレスチナホセイニ素晴らしいですね。イランさらに動きが良くなってきました。シャプールザデのクロスからラジャブザデのヘッド！あれ右サイドにいつのまにか元U-23のウインガーのホスロ・ヘイダリが入っていますね。背番号１５。バダマキと代わったかな？ホスロ・ヘイダリが入ってからリズムがいいですね。とくに右サイド。今もヘイダリのチャンスメイクでいい位置でFK獲得。ザレに蹴らせませんね。GK正面！ラジャブザデが全てFKを蹴っています。右サイド、ホスロ・ヘイダリとシャプールザデの連携がいいですね。試合終了。イランB、グループリーグ突破です。終盤はかなり良かったんじゃないでしょうか。特にホセイニを中心とした守備は安定していました。シャプールザデ、ホスロ・ヘイダリも良かったのですがアジアカップには候補リストにすら入っていません。特にシャプールザデは入れるべきとの声がまたあがりそうですね。ヘイダリの右サイドはマハダヴィキア、カゼミアン、カービィがいるのでどちらにせよムリですが。それでも今日の動きはフル代表でも試したい選手であることを証明しましたね。次節はさらにいいゲームを期待しましょう。ゴール動画次はヨルダン代表との準決勝です。ヨルダンはフル代表のようなので厳しい闘いになりそうです。

  2007.06.20

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  ボルハニがポルトガルへ。

  アジアカップの３０人のメンバーから漏れたアラシュ・ボルハニがポルトガルリーガのヴィトーリア・セトゥバルへとの契約間近だとメディアが報じた。（一部メディアでは彼の地元のチームであるメス・ケルマンと契約に合意とも報道されている）ニュースの真偽は、このメディアは以前にW杯後ミルザプールのポルトガルリーガのCD nacional入りを報じたものの実現しなかった為、定かではないが事実とすればボルハニにとっても素晴らしい移籍になりそうだ。ヴィトーリア・セトゥバルは今季１６チーム中１４位でギリギリで降格を免れたチームで、チームには韓国MFのKim Byung-sukなども所属しているようだ。すでにセトゥバルのファンフォーラムでもボルハニが有力な獲得候補であることが話題に上っている。なお現在その存在自体が危機状態にあるパスとの契約期間は終了しており移籍金は発生しない模様。ちなみにセトゥバルといえばチェルシー監督ジョゼ・モウリーニョの出身地としても知られている。もちろん今でも彼はこのチームのファンだそうだ。ボルハ二はU-23代表で１０番をつけてプレーし多くのゴールを記録するも、その身勝手なプレースタイルで著しく評価を落としていた。関連過去ログだが、C・ロナウド、クアレスマ、ナニといったタレントを生み出す土壌のあるポルトガルリーガにうってつけのタレントであることは間違いない。ネクナムがスペインで成功したように、彼がポルトガルで素晴らしいドリブルを披露すればガレノイも無視はできないだろう。※メス・ケルマン公式サイトでもボルハニ獲得を発表。残念ながらメス・ケルマンで決定のようです。一方、彼が召集されなかったアジアカップへ向けて国内では代表キャンプが始動。このキャンプにはヨルダンで行われているWAFFに参加しているメンバーとハズフィ杯決勝を戦ったセパハンとサバの両チームのメンバーが参加していない。ハズフィ杯はセパハンが優勝し連覇を達成。まさに国内最強の誉れを欲しいままにした。ちなみにセパハンを率いるボナシッチには代表の監督にとの声もあがるほど評価が高い。そのセパハンはACLで日本の川崎フロンターレと対戦する。基本フォーメーションは[Formation]---------------Savari-----Bayat----Aghily---Bengahr--Bahadorani---Abolhail------Lavinian---------Nouri----------Akbari-------Emad Reza----Salehi[Left Footed player]AkbariMohammadpourAzizadehLovinian?[Position]【GK】1 Armenak Petrosyan 22 Mohammad Savari 24 Masoud Homami 【DF】2 Hamid Azizadeh（CB） 5 Hadi Aghily（CB） 8 Mohsen Bengar（CB） 15 Mojtaba Saedi(?) 19 Mahmoud Mansouri(WB) 【MF】3 Seyed Mohammadpour（Left SB） 4 Moharram Navidkia(Offensive MF) 6 Jalal Akbari(Left SB&MF) 7 Farshad Bahadorani(Defensive MF) 9 Hadi Jafari(DMF) 12 Abdul Wahab Abu Al Hail(DMF) 14 Mohammad Nouri(Offensive MF) 16 Javad Maheri(CMF) 17 Meysam Soleimani(Right SMF) 21 Saeid Bayat(Right SMF) 25 Ebrahim Lovinian(Left SMF) 27 Ghader Afkari (?)28 Ehsan Hajysafi (MF)29 Mohammadreza Zare(?) 【FW】10 Hamid Shafiei(striker) 13 Mahmoud Karimi(striker) 18 Hamed Rasouli(striker) 20 Emad Mohammed(striker) 23 Seyed Mohamad Salehi(striker) 26 Jalalaldin Ali Mohamadi(?)30 Hossein Papi (striker)本来のGKであるペトロシャンは監督を批判して以降、スタメンを外れ若手のサヴァリがゴールマウスを守ることが多い。（ペトロシャンはゾブ・アハンへ移籍）また最近怪我からナヴィドキアが復帰し、カップ戦連覇にも貢献しているが、彼の不在の間に成長を遂げたモハンマド・ヌーリが実質的なチームの司令塔である。テクニカルなドリブルから繰り出す多様なパスでチームの攻撃を牽引するばかりでなく、得点にも絡む。またセパハンの台頭を可能にしたのが守備力の強化だ。スイーパーに入るハディ・アギリはフィード能力こそ欠如するものの強靭なフィジカルと深いスライディングを武器とするイラン現代表。その彼とコンビを組むモフセン・ベンガルもターミネーターのような容姿そのままのソリッドな守備を得意とする大型DF。もちろん元代表である。さらに現在は戦列を離れているハミド・アジザデのゾブアハンからの加入もセパハンの堅守に貢献した。彼は元U-23代表でブランコ時代にはフル代表にも選出されている。そして彼も１９０センチを越す大型DFである。まさにこの３人が揃ったときの３バックは高さでは難攻不落の壁となるのだ。そして、その強固な壁の前に入るのはバハドラ二と元イラク代表のアボル・アル・ハイルの堅実なDMFデュオ。特にアボル・アル・ハイルはエステグラル・アフヴァズから移籍するや３０試合中２９試合（うち途中出場２試合、フル出場２７試合）に出場しておりベテランボランチでまさに中盤の鍵となる。そして中盤にはナヴィドキア不在時のキャプテンを務めるジャラル・アクバリがU-23代表で務める左サイドバックやウイングだけではなくセンターのMFとしてもプレー。ドーハアジア大会で見せた左足のFKやクロスの精度で攻撃を活性化する。またボランチの新戦力として去年の国内リーグ覇者エステグラルから、アジアカップメンバーからは漏れたがフル代表のホセイン・カゼミも加入している。この褐色のドレッドヘアーのボランチはスタミナ豊富で攻守のバランサーとしても機能し、さらには強烈なミドルレンジのシュートや正確なフィードも備えている。そしてFWのセェイエード・サレヒは国内リーグでこそわずか１ゴールと不発に終わったがACLでは５ゴールと爆発、イランB代表にも選出された長身FWでスピードがあり、元レバークーゼンにも所属したアリ・ムサヴィのようなタイプ。さらにその彼とコンビを組むエマド・レザ（エマド・モハメド・レザ）はイラク代表のエースストライカーで国内では９ゴール、ACLでもすでに３ゴールを挙げている。彼はもともとモバリがUAEへと移籍するのと同時にフーラドへと移籍したきたストライカーで、１４試合で８得点を挙げた後、今季セパハン入りしたばかりでチームに馴染んだ。ちなみにセパハンは今季国内リーグ５位で３０試合で許した失点はわずか２８。もちろん国内最小失点だ。ACLとの絡みからスタメンは固定ではなくターンオーバー制を用いており、スタメン以外にも多くの選手がプレー時間を得ている。さらにフォーメーションも３－５－２だけではなく、戦況によっては４－４－２にも移行する。川崎の攻撃的なサッカーとセパハンの堅守がぶつかり合う好ゲームが予想されそうだ。中村をアボルハニが徹底マークするとすれば、川崎もモハンマド・ヌーリを潰す必要があるだろう。そして我那覇でもアギリやベンガルのモンスターデュオを相手にまともにエアバトルを演じるのは至難の業だ。川崎得意のパスワークで崩すほうが得策だ。しかしセパハンのDFもでかいだけではなく残忍なタックルを兼備していることも忘れてはならない。またエマド・レザとサレヒはナヴィドキアやヌーリのスルーパスに実に抜け目なくDFの裏をかいくぐるだろう。特にエマド・レザの爆発力には注意が必要だ。彼らの控えには昨年のカップ戦獲得に貢献した１０番を背負う元フル代表のハミド・シャッフィーがいるが、負傷上がりで出場は微妙。つまりセパハンとは強烈な堅守と２人のイラク人、そしてモハンマド・ヌーリとゆうマジシャンが融合した、イラン代表以上との評価を得るチームである。個人的にはもちろんセパハンを応援したいが、純粋にゲームとして楽しみな対戦である。参考としてアザディで行われたセパハン対ピルーズィのハズフィ杯準決勝の模様。１　２

  2007.06.19

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• 実況LIVE：イラク戦。

  ただいま後半に入っています。０－０スタメンは--------------Roudbarian(C)-------Sheys----Hosseini---Shiri----?------Rahmati---Ashoubi-Shapourzadeh-----Mobali------Beykzadeh---------Rajabzadeh---BadamakiモバリのFK。ここまでホセイニの動きがいいようです。シェイスが傷みました。イラクのCK.モバリが１０番を着けていますね。ホセイニ４。ラフマティ６。アシュビ８。バダマキ９。ラジャブザデ１１。ベイクザデ１７。シェイス２。シャプールザデ２１。７番マジャール・ザレはいりますね。怪我のシェイスに代わります。シリ３。ロスタイム４分。ああ、バダマキからシャプールザデとつないでラジャブザデ決定的な一対一でしたがGKに止められました。前半終了。０－０のドロー。全体的な動きはイマイチでしたね。ただ右サイドに入ったシャプールザデは積極的に仕掛けていました。守備はホセイニとシリのコンビが良くやっていましたし、ラフマティも中盤をベテランらしく落ち着かせていました。ああ、すいません前半終了でした。後半キックオフ。イランさかんに仕掛けています。ホセイニも果敢なオーバーラップ。ザレはボランチに入っていますね。シャプールザデ素晴らしいカット！イラクのシュートもルードバリアン正面。シェイスの位置には誰が入ったのかな。うーーんIRIBは試合が続いていますがPFDCでは試合終了となっていますね。ラジャブザデ傷みました。モバリにイエローカード。時間差で放送しているのかもしれませんね。とゆーことは０－０のドローぽいですね。やはりIRIBは遅れて放送していますね。１３番メイダブーディがシャプールザデに代わります。ザレ、ベイクザデの動きがいいですね。きわどい位置でイラクのFK。ルードバリアン、よく反応しました。モバリのFKからホセイニがヘッド。試合終了。イランWAFF初戦を引き分けました。

  2007.06.16

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  【アジア杯２００７】イラン代表選手名鑑　その１

  アジアカップも迫ってきましたので、イラン代表２３名＋予備リスト７名の選手名鑑を載せておきます。まだ最終メンバーは確定していませんので背番号と２３名は予想リストです。なおヴァへディとマダンチが入れ替わっています。01.Vahid Talebloo/Esteghlal ヴァヒド・タレブルーエステグラルの若き守護神。今大会ではスタメンの座をルードバリアンと争うことになる。02.Mehdi Mahdavikia/Frankfurt(Germany)メフディ・マハダヴィキアキャプテンとして参加する最初の大会になる。どこまでチームを纏め上げることができるか。新天地フランクフルトとの３年契約に合意。03.Amir Hossein Sadeghi/Esteghlalアミール・ホセイン・サデギメキシコ戦ではメンタル面の未熟さと、冷静さを欠いた守備で評価を落とした。３バックの左ストッパーとして再度ガレノイの信頼を得られるだろうか。04.Andranik Teymourian/Bolton(England)アンドラニク・テイムリアンボルトンで充実のシーズンを過ごした経験を生かしたい。今大会の注目株。05.Rahman Rezaei/Livorno(Italy) ラフマン・レザイー今大会で代表引退を表明。最後の舞台で後継者に経験を伝え、有終の美を飾りたいところ。リヴォルノを離れる可能性が高い。06.Javad Nekounam/Osasuna(Spain)ジャヴァド・ネクナムオサスナのMVP的活躍を見せた。マハダヴィキアに次ぐキャプテンシーでチームを精神的にも、プレーの面でも支える事が期待される。07.Rasoul Khatibi/Emirates(UAE)ラスール・ハティービ一部ではHSV時代の監督率いるハンザロストックへの加入も噂されている。ガレノイ政権では結果を残しているだけにハシェミアンのパートナー候補の筆頭だろう。08.Ali Karimi/Bayern(Germany)アリ・キャリミバイエルンを離れガラタサライへの移籍も噂されている。2004年の素晴らしい活躍を再現し新天地への弾みとなる大会にしたいはずだ。09.Vahid Hashemian/Hannover(Germany)ヴァヒド・ハシェミアンドイツでは決して充実したシーズンではなかった。しかしアリ・ダエイの抜けた前線で思う存分プレーできる大会になるだろう。10.Eman Mobali/Emirates(UAE)イマン・モバリダエイとの確執から長らく代表を離れていたが、ガレノイ政権では評価されている正統な１０番の後継者候補。ザンディの加入などにより決して安穏としてはいられない。11.Mehrzad Madanchi/Pirooziメフルザド・マダンチヴァへディの離脱で出番が増えそうだ。その攻撃力をFWとして、左ウイングとして生かすことができるか。12.Ferydoon Zandi/Apolon(Cyprus)フェリドーン・ザンディキプロスでプレーする機会を得ての代表復帰。スタメンに入る場合左サイドを任されることになるが、本来のトップ下でのプレーもみたいところ。13.Hossein Kaabi/Pirooziホセイン・カービィ３－５－２を多用するガレノイ政権では決して出番が多くは無いがU-23で見せたFWとしての攻撃力で新たなオプションにもなりえることを証明した。14.Hadi Aghili/Sepahanハディ・アギリ今季絶好調のセパハンの強靭なスイーパー。ロングフィードの精度は低いがフィジカルの強さ、強烈なスライディングで堅守に貢献。ノスラティが怪我上がりの為、出番は十分にありそうだ。15.Jalal Hosseini/Saipaジャラル・ホセイニレザイーの経験を引き継ぐべきクレバーな守備者。彼の成長がそのまま代表の勝利に結びつくといっても過言ではない。スピード不足をどこまで読みの深さでカヴァーできるか。16.Ghoram Reza Enayati/Emirates(UAE)ゴラム・レザ・エナヤティ今大会では得点王を狙うと公言。まずはスタメンを確保することが先決だが、ダエイの抜けた穴をハシェミアンとともに埋める存在である事は確かだ。17.Maziar Zareh/Malavanマジャール・ザレガイエグランの意思を次ぐマラヴァンの魂。今季はなんとかマラヴァンの一部残留を成し遂げ去年から続くエステグラルからの誘いも断った。ネクナム、テイムリアンの双璧に迫れるか。18.Masoud Shojaei/Al-Sharjah(UAE)マスード・ショジャイーUAEに移籍しても彼のマジックは衰えていない。U-23からの良きライバルで親友でもあるテイムリアンの活躍が刺激になっている事だろう。19.Mehdi Rajabzadeh/Zob Ahanメフディ・ラジャブザデー国内リーグでは常に２桁の得点とアシストを記録しており、今季も見事に達成した。PKを多く含むもののOlerumと得点王を分け合う１７得点は見事。あと求められるのは代表での結果だけだ。20.Mohammad Nosrati/Pasモハンマド・ノスラティベルギーリーグへの移籍が怪我で頓挫し、そのままシーズンをほぼ棒に振った。万全でなけらばスタメンの座を譲ることになるが、彼の守備力は大会を勝ち抜くうえでは欠かせない。21.Mehdi Rahmati/Esteghlal メフディ・ラフマティメキシコでは悪夢の４失点を喫し、スタメンは厳しそう。だが第一回WAFFでは怪我のミルザプールの穴を埋め優勝に貢献した大会だけに思い入れはあるだろう。22.Hassan Roudbarian/Pasハッサン・ルードバリアンタレブルーとの実力は拮抗している。オーバーエイジとして参加したU-23ではキャプテンを務めた。たとえスタメンでなくともベテランとしてムードメーカー的役割を果たし、チームを支えるだろう。23.Javad Kazemian/Al-Shaab(UAE)ジャヴァド・カゼミアンいつまでもマハダヴィキアのサブ扱いを受けている場合ではない。相手がキャプテンであろうとポジションを強奪するくらいの気迫が必要だ。アタッカーとしての才能も披露したい。

  2007.06.15

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  【アジア杯２００７】イラン代表選手名鑑　その２

  24.Hadi Shakouri/Al-Arabi(Qatar)ハディ・シャクーリカタールリーグへ移籍しカップ戦優勝に貢献。メンバー入りは微妙だが全ての面でアギリ、サデギに劣る事はない。安定感は抜群なだけに是非とも残って欲しいが。25.Morteza Asadi/Sabaモルテザ・アサディ実に安定したパフォーマンスで両サイドのウイングをしっかりとこなす仕事人。ガレノイの評価も高く、そのユーティリティー性が評価されれば生き残る可能性もある。26.Hossein Badamaki/Pirooziホセイン・バダマキ今季のリーグでは決していいパフォーマンスではなかったが実績を買われての召集だろう。MFが混戦の為、FWとしてもプレーする可能性が高いが最終メンバー入りは厳しそうだ。27.Ebrahim Sadeghi/Saipaエブラヒム・サデギ今季国内優勝を果たしたサイパでダエイをさしおいてキャプテンを務めた。右サイドもしくは中央のMFとしてプレーする堅実さが売り。28.Mohammad Nouri/Sepahanモハンマド・ヌーリ今季国内リーグではMVP的活躍を見せたマジシャン。セパハンの実質的な司令塔に成長を遂げた。だがトップ下にはキャリミ、ショジャイーが控えている為メンバー入りは微妙だ。29.Sattar Zare/Bargh Shirazサッタール・ザレ国内リーグでも半分を棒に振ったザレをメキシコ戦で初召集したガレノイの意向は何なのか。左サイドでソリッドな守備もできるウイングとして起用するつもりか。30.Kianoush Rahmati/Pasキアヌーシュ・ラフマティパスのベテランMFで実に堅実なプレーで中盤のバランスをとる。現役時代のガレノイに近いタイプともいえるが、派手さはない。マジックをとるか、彼の堅実性をとるか。最後に予想フォーメーション---------------Talebloo----Hosseini----Nosrati----Rezaei-------Teymourian----Nekounam---Kia(C)--------Karimi-------Madanchi---------Khatibi-----Hashemianまた最終メンバー２３名が発表されたら追記します。なお最終メンバーの提出期限は明日までで、それぞれの初戦の６時間前までなら怪我人が出た場合リザーブリストからの入れ替えが可能。ノスラティ、ハティービの怪我の状態が思わしくないという情報もあります。

  2007.06.15

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  西アジア選手権開幕。

  いよいよ明日からヨルダンで西アジア選手権、WAFF（West Asian Football Federation Games）が開幕します。イランはB代表ということで、最初に召集した４２名から以下の２３名までメンバーを絞り込みこの大会に挑みます。Hassan Roudbarian, Misagh Memarzadeh, Hashem Beykzadeh,Mohsen Youssefi, Jalal Hosseini, Mojtaba Shiri, Sepehr Heydari,Ahmad Alenemeh, Sheys Rezaei, Khosro Heydari, Farzad Ashoubi, Kianoush Rahmati, Hossein Badamaki, Maziar Zare, Gholamreza Rezaei,Iman Mobali, Mehdi Nouri, Meysam Baou, Mohammad Mansouri,Amir Shapourzadeh, Milad Meydavoudi, Mehdi Rajabzadeh, Saber Mirghorani残念ながらザドマフムード、モハンマド・ヌーリが落選してますね。ヌーリは落選というよりACLの絡みかもしれません。(＊訂正：ハズフィ杯決勝がセパハンとサバになった為ですね)その他は順当でしょうか。予想スタメンは------------Roudbarian(C)----Sheys----S.Heydari---Hosseini--------Rahmati-----M.Zareh---Baoo-------Mobali-------Yousefi------Rajabzadeh----Shapourzadehホセイニ、ルードバリアン、ザレ、ラジャブザデーといったA代表クラスと国内のB代表にドイツから初召集のシャプールザデを加えたラインナップですね。個人的にはシェイス、ホセイニ、ザレとU-23以来の代表入りとなるメイサム・バオー・ディザバディに期待しています。左サイドのホセイン・ユーセフィもU-23の時にドーハアジア大会で惜しくもメンバー漏れしましたが左利きのオプションとしてはガレノイも候補にあげていた選手です。そしてゾブアハンのキャプテンであるセペル・ヘイダリも期待が高いDFだけに、活躍が楽しみな一人です。イランの初戦は明日のイラク戦です。ちなみに２００４年にテヘランのアザディで開催されたWAFFではイランは見事に地元優勝を果たしていますが、その時にイランはイラクをボルハニとネクナムのゴールで破っています。当時のメンバーにはファーハド・マジディやセパハンの１０番のハミド・シャッフィーといった顔ぶれも居ましたね。２００４年の戦績は●ヨルダン　１－０　　○レバノン　０－４　ダエイ×３、ネクナム○シリア　　１－７　ダエイ、ヴァへディ、ノスラティ、ボルハニ×２、キャリミ、マジディ○イラク　　１－２　ネクナム、ボルハニ○シリア　　１－４　キャリミ、ダエイ、ボルハニ、ネクナムこの大会ではダエイ、ボルハニ、ネクナムの活躍は勿論、ボランチのモハンマド・セェイエド・アラヴィと左サイドのアリ・バダヴィがアジアカップを前にスタメンを確保する活躍を見せた印象が強いです。特にブランコの用いた４バックの左サイドでウイングからサイドバックコンバートされたバダヴィが素晴らしかったのですが、この後のアジアカップでレザイーと試合中に殴り合いを演じ、期待を裏切る結果となりました。その空いた左サイドに入ったのが守備のハードなサッタール・ザレでしたが、彼も中国戦で冷静さを失い、挑発に乗って相手を押し倒し退場し、イランの敗退のきっかけに。また左ウイングに入ったボルハニもアジアカップではこの大会の好調さを保てずにスタメンの座を失い、バーレーン戦では退場。また大会前に怪我をしたカヴィアンプールの代役として、唯一アラヴィはソリッドなパフォーマンスを見せましたが彼も中国戦でゴールをあげた後に退いたベンチからの抗議で退場しています。要はWAFFの優勝で得た新たな力がチームに生きなかったことがアジアカップ２００４の敗因にあったということです。今回はアジアカップのメンバーとWAFFのメンバーとは前述のA代表しか被っていませんが、重要な準備の大会であることは間違いありません。公式サイトはこちらGroup A: Lebanon, Jordan & SyriaGroup B: |Iran|, Palestines, Iraq[/b]Saturday June 16th 2007:|Iran| vs. IraqLebanon vs. SyriaMonday June 18th 2007:|Iran| vs. PalestinesJordan vs. LebanonWednesday June 20th 2007Iraq vs. PalestinesSyria vs. JordanFriday June 22nd 2007:Semi-final #1 [Winner Group A vs. runner-up Group B]Semi-final #2 [Winner Group B vs. runner-up Group A]Monday June 25th 2007:Final [Winner Semi-final #1 vs. Winner Semi-final #2]また現地情報など入りしだい追記します。

  2007.06.15

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• アジアカップへ向け３０名を召集。

  アミール・ガレノイはアジアカップ２００７へ向けて３０名を召集。なお２３名が本大会へ、残り７名は怪我人がでた場合の控えとなる。以下がメンバー。太字が予想最終メンバー。【GK】ヴェヒド・タレブルーメフディ・ラフマティハッサン・ルードバリアン【DF】モハンマド・ノスラティジャラル・ホセイニラフマン・レザイーハディ・アギリアミール・ホセイン・サデギハディ・シャクーリ【MF】フェリドゥーン・ザンディモルテザ・アサディメフディ・マハダヴィキアホセイン・バダマキエブラヒム・サデギイマン・モバリジャヴァド・ネクナムアンドラニク・テイムリアンモハンマド・ヌーリマスード・ショジャイーヴァヘディ・ニクバフトマジャール・ザレサタール・ザレキアヌーシュ・ラフマティホセイン・カービィアリ・キャリミ【FW】ヴァヒド・ハシェミアンゴラム・レザ・エナヤティメフディ・ラジャブザデージャヴァド・カゼミアンラスール・ハティービGKはメキシコ戦で評価を落としたラフマティが選ばれ、怪我のミルザプールは間に合わず。それ以外は妥当。DFも予想どおりのメンバー。レザイーがこの大会での引退を決めているだけに、彼の経験を新たな守備のリーダーとなるホセイニに引き継ぐことになるだろう。MFも驚きは少ない。約一名サッタール・ザレは国内リーグでも怪我で出遅れていただけに、ここに来てのメンバー入りに疑問の声が多い。左右をこなす堅実なSBのモルテザ・アサディやエブラヒム・サデギはガレノイ好みの選手だ。ただひとつ、ホセイン・カゼミをついにマジャール・ザレが押しのけたことが目に付く。ネクナム、テイムリアンの控えはザレとサデギ、そしてキアヌーシュ・ラフマティに絞られた。（最後の２人は中央のMFとしてもプレーする）そしてキャリミ、ショジャイー、ヌーリのマジシャンの競演も楽しみだ。今季国内リーグMVPといわれるヌーリは本大会まで生き残ることができるか。バダマキ、モバリの将来の１０番候補にも期待。またFWはいつもどおり、B代表でこれから試されるシャプールザデの処遇が気にかかるが。いずれにせよ、メキシコに大敗、五輪敗退といいところがないイランサッカーにとって、この大会は正念場となりそうだ。日本やサウジ、韓国、オージーといったライバルが難なくU-20W杯や五輪への切符を手にしている現状で、フル代表こそアジアトップの座を保って入るが、それは虚空そのものである。まずは西アジア選手権があるが、なんとかこの惨状を立て直すべく兜の緒を締める必要があるだろう。なお、マハダヴィキアのフランクフルトへの移籍が決定したようですね。再び「TAKA」と呼ぶ高原とチームメイトになります。稲本も加わり、要注目のチームになりそうです。

  2007.06.08

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• 実況LIVE、サウジ戦。

  ただいま五輪予選、U-23サウジ戦。前半終了間際で１－０とリードを許しています。ほぼ絶望的な状況で、この試合を３点差以上で勝利し、ヨルダンが豪州を倒せばわずかな可能性もあるのですが・・・ホームで先制されるとは情けない。１６歳のアムライーがスピードを生かして１対１の場面をなんども作っていますが決められない。前半終了。せめて予選突破できずともホームでの敗北だけは避けて欲しいところ。サウジの得点シーンはナジフカーが追いつけずにサウジの快速FW１７番に流し込まれました。試合はmms://live.iransima.ir/irib3で。後半キックオフ。右サイドを突破したハムーディからグーダルズィがヘッドも吹かしました。キャプテンはいつもどおりコラフカジです。彼の深い位置からの縦パスからの攻撃でした。左はアジズモハンマディですね。ああ、完璧に左を抜けたグーダルズィの折り返しをアムライーがシュートもGKに当たりました。きょうはとことんアムライーついてませんね。今日はカービィではなくメイダブーディとの２トップのようです。前がかりになっているイランも危険なカウンターを許しています。３１番はアーマディ？ちょっと見ない顔です。こぼれ球をDFのナジフカーが強烈ミドル。どうして、調子のいいチャトラブグーンを使わないのか。いや、３１番がそうかな。ボランチのコラフカジがさかんにDFの裏にロングフィードを送ります。ああ、やっぱり３１番チャトラブグーンですね。U-19で素晴らしいゴールを決めた選手で、今季パスで活躍しました。左を突破し見事なチャンスメイクでFKを獲得しました。５７分経過。メイダブーディOUTでハジサフィ？INハジサフィは中盤ですね。チャトラブグーン、オーバーヘッドを試みた。グーダルズィ酷いミスでボールを奪われた。ああ、チャトラブグーン、シュミレーションで退場です。アムライーのシュートはまたもGK正面。６５分経過。サウジも一人後ろからのグーダルズィへのタックルでレッドカード。サウジ追加点。だらだらと攻め込まれ流し込まれた。イラン　０－２　サウジコラフカジ、FKを力任せに叩き込んだ。イラン　１－２　サウジさらにおいついた！イラン　２－２　サウジ１分で２点入りました。２点目はグーダルズィ。考えてみればチャトラブグーンとの２トップはU-19以来ですね。グーダルズィさらに左サイドからチャンスメイク。９８年戦士のナイーム・サーダヴィコーチ、懐かしい顔ですね。７９分経過。さあCK。イランまえがかりになってますので、カウンターをもらいますね。サウジ追加点。イラン　２－３　サウジ８３分経過。ほんっとこのバカなクロアチア人監督の作ったチームは一勝どころか引き分けもできませんね。アムライーの絶妙なスルーパスをグーダルズィ決めれず。サウジGKが接触しかなり痛がっています。サウジの決定的なチャンスもバーに救われました。ロスタイム６分。またもサウジ決定的。最後のFKか。試合終了。オミデイランの戦いは終わりました。U-19までいいチームで、シモンエスが監督を務めていれば結果も違ったでしょう。まるでチームを把握していないバカなクロアチア人監督のクビをいつまでも切らなかったことで最悪の結末になりました。彼は結局オムランザデ、ミラド・ヌーリ、ナデル・アフマディといったこの年代のスターを自分の趣味で切り捨て、２部リーグなどから無名の選手を多用したことでチームの熟成度を著しく落としました。メキシコ戦といい、オミデイランの戦いといい最悪の結果ばかりです。この流れを西アジア選手権でB代表が立て直さなければアジア杯もあやういですね。

  2007.06.06

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• 実況LIVEメキシコ戦。

  すいません、時間間違えました。メキシコ戦です。メキシコのメディアによるとスタメンがこうなっています。------------------Rahmati--Shakouri---Hosseini----Nosrati---Kameli-----------------M.Zareh------Kazemian--------------Shojaei-------------------Zandi-----------Enayati-------Khatibiただノスラティ、ハティービが怪我で不在とも、ネクナムが合流するとの情報もありいまだ不確定です。またカメリがサデギをさしおいてスタメンとゆうのもちょっと怪しいような。-----------------Rahmati----------Hosseini---Kameli---Sadeghi--Kazemian---Nekounam---Mobali----Sattar.Zareh------------------Zandi------------Enayati(E,Sadeghi)---Rajabzadehただいま後半開始です。２－０で負けています。得点者はボルヘッティ。内容はひどいですね。ボルヘッティにラフマティのしょぼいクリアを押し込まれ、セットプレーからヘッドで２点を許しています。ピルーズィとセパハンの選手が不在とはいえ、ザレとカメリをなぜ使うのか？エナヤティは一対一で決定的なミスをおかし、交代しています。カゼミアンも決められません。後半からショジャイーがザレに代わって？入っています。ネット中継はこちらサデギもいらいらしっぱなしで抜かれまくっています。ザンディが惜しいループをみせました。ネクナムの１ボランチで守備が崩壊してますね。なぜマジャール・ザレを横に据えないのか。----------------Rahmati----------Hosseini---Kameli-E.Sadeghi-------------------Sadeghi---------------Nekounam-------Mobali-----------Zandi---------------Shojaei-------Rajabzadeh-----Kazemian今のフォーメーションはこんな感じでしょうか。ラジャブザデーOUTでアバス・アガイーはいりました。やっと２ボランチにしましたね。ダエイはウズベキスタンとアジアンオールスターズの試合で（３－３）の先制点をアシストし２点目を決めたそうです。ショジャイーいいですね。見事なかわしからカゼミアンへ。カゼミアンがクロスを通せれば決定的でした。あれ、ラジャブザデー残ってるかな。いい位置でFK。モバリいくか。いや、いませんね。アガイーと代わったのはモバリかな。ネクナムか。壁に直撃。ネクナムいいところなし。まだまだキャプテンの風格はありませんね。３－０メキシコ追加点中盤でショジャイーが奮闘していますが、２列目の飛び出しをまったくケアできないネクナムの１ボランチで守備は崩壊。いくらスペインで結果を残そうが、１ボランチでこのレベルでプレーできるボランチではないですね。ボランチがリズムを作れないのは致命的。ザンディの守備のお粗末さも中盤をメキシコが圧倒的に制圧している一因です。４－０崩壊しまくりです。ネクナムがついていけずにメキシコの見事なシュート。カゼミアン、レイトタックルで一発レッド。いいところありませんね。いくらキャリミ、キア、ハシェミアン、テイムリアン、ピルーズィ、セパハン抜きでもこれは酷い。ガレノイ解任、こうなるとダエイ就任も現実味を帯びてきますね。ラフマティもまずいですね。彼を抜擢したガレノイは責任をとわれるでしょう。試合終了。ガレノイ体制で最悪の結果となりました。

  2007.06.02

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  アリ・ダエイが現役を引退。

  プレーイングマネージャーとしてサイパを率いるアリ・ダエイがつい先ほど、混戦となっていた国内リーグの優勝争いで自らのゴールによりチームを優勝に導いたあと、現役引退を表明。これからは監督に専念するとのこと。画像なんだろな、一言じゃ語れないものがありますね。なおメキシコ戦のメンバー２１名も発表になっています。【GK】Hassan Roudbarian (Pas Tehran)Vahid Taleblou (Esteghlal Tehran)Mehdi Rahmati (Esteghlal Tehran) 【DF】Mohammad Nosrati (Pas Tehran)Jalal Hosseini (Saipa Karaj)Hadi Shakouri (Al Arabi, QAT)Jalal Kameli Mofrad (Esteghlal Ahvaz)Amir-Hossein Sadeghi (Esteghlal Tehran) 【MF】Javad Nekounam (Osasuna Pamplona, ESP)Fereydoon Zandi (Apollon Limassol, CYP)Sattar Zare (Bargh Shiraz)Maziar Zare (Malavan Anzali)Hossein Kazemi (Esteghlal Tehran)Ebrahim Sadeghi (Saipa Karaj)Abbas Aghaei (Pas Tehran)Masoud Shojaei (Al Sharjah, UAE)Iman Mobali (Al Shabab, UAE) 【FW】Reza Enayeti (Al Emarat, UAE)Rasoul Khatibi (Al Emarat, UAE)Javad Kazemian (Al Shaab, UAE)Mehdi Rajabzadeh (Zob Ahan) 海外組はネクナム、ザンディのみ。また復帰組としてサッタール・ザレとジャラル・カメリという懐かしい顔ぶれが。ザレはW杯直前に膝を負傷して以来の復帰だが、今季国内リーグでもそれほど出場していないだけに実績を買われての左ウイング、サイドバックとして召集か。守備力が高いことも復帰の理由だろう。またカメリはフーラドからエステグラル・アフヴァズへ移籍しコンスタントに活躍しチームを優勝争いに導いたことがで復帰を果たしたといえそうだ。ただスピードに難があるだけに、メキシコ戦で試すのは疑問符が残る。その他にはパスのキャプテンでFKから多くのゴールをあげているボランチのアバス・アガイーがひさびさの復帰。彼の選出は妥当だろう。メキシコ戦予想スタメン-------------Talebloo---Hosseini---Nosrati----Sadeghi--------M.Zareh---Nekounam(C)-Kazemian-----------------Zandi--------------Shojaei-----Rajabzadeh----Enayati/Khatibiはぁ・・・ダエイ引退か。あの広い肩をいからせて１０番を背負い、ピッチでは常に威風堂々と振る舞い、多くのゴールで情熱と感動を与えてくれた偉大なキャプテンの姿をみれなくなるのは辛いですね。イランサッカーを応援してきて１０年ほどの時間を常に彼と過ごしてきたような錯覚もありますし、横浜スタジアムで声援に応えてくれたキングのオーラと優しい表情が目に浮かびます。とりあえず、ありがとうと言いたいですね。でもお疲れ様ってとは言いたくない。２０１０年に監督としてチームメッリを率いる可能性もあるわけですからね。英雄との決別（過去ログ）愚かな背番号１０気質と狂気と韓国戦。 背番号１０の行方ひるまざる猛者血染めのキング衰えぬキングと従者。 英雄の怒りと様々なしがらみ。追加画像ゴール動画（６３分に自ら交代出場し１０分後に決めたダエイ現役最後のゴール動画もあり）

  2007.05.28

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  実況LIVE:豪州戦。

  試合始まっています。スタメンは以下の太字。Soush Makani (gk), Ali Hamoudi, Mohammad Nazari, Ebrahim Karimi, Adel Kolahkaj, Hossein Kaebi (c), Milad Mirtorabi, Mehrdad Pooladi, Omidreza Ravankhah, Ali Nazifkar, Vahid Amraei. Substitutes from: Milad Midavoodi, Reza Mohammadi, Shahram Goudarzi, Reza Taheri, Morteza Mohammadi, Sina Ashoori Mehranjani, Mahdi Mohammad Pour前半２分にコーナーからU-23豪州が先制。しかし４分に１６歳のアムライーが見事な同点弾を叩き込みました！豪州１－１イランさあ、負けられない、さらにたたみかけて逆転したいところ。フォーメーションはこんな感じかな。コラフカジとラヴァンハフの位置が逆かもしれませんが。----------------Makani-Hamoudi---Karimi---Nazifker---Mirtrabi---------------Nazari-------Kolahkaj---------Pouladi---------------Ravankhah----------Kaabi--------Amraeeラヴァンハフ負傷交代。先日の試合でも活躍したぺガフのアジズモハンマディが入りました。４１分、豪州がPKをゲット・・・豪州２－１イラン前半はこれで終わりかな。ファウルを犯したのは今日のキャプテンのカービィみたいです。しかもイエロー。責任をもって自身のゴールで追いつきたいところでしょう。豪州３－１イラン５３分豪州追加点。厳しくなりましたね。グーダルズィとメイダブーディが入り攻撃的なフォーメーションになっています。７１分経過豪州は一人退場しているんですが。７９分経過メルボルンの奇跡を再現することはできないかな。試合終了。豪州３－１イランオミデ・イラン最後の望みも絶たれました。フィジカルの強い豪州相手にイランいいところありませんでした。あっという間に追いついたものの、カービィの不用意なタックルで同点に。さらに３点目の場面では４番のナザリと１７番のプーラーディがまったく守備を放棄してますね。結局べゴビッチ一人にU-23イランはこわされた印象がありますね。選手を異なるポジションで使い、リーグ戦をどこまで見ているのかも怪しいほどです。そしてオムランザデのようなソリッドな選手を外し、小柄なスピード重視の人選で五輪への道を断ってくれました。U-23時代から見ているファンとしては、べゴビッチ就任後のドタバタが全ての敗因だと痛感せざるをえない。就任直後に準備期間がないからとドーハのユース大会をキャンセルしたりと、IFFの対応の拙さもありましたし、ぺガフを昇格に導けずにイランを離れたべゴビッチをUAEから連れて来たのも彼らです。この悪い雰囲気を払拭するためにも西アジア選手権はきっちりと結果を残し、アジアカップへ挑みたいですね。ゴール動画

  2007.05.16

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  西アジア選手権にB代表４２名が召集。

  ６月に開催される西アジア大会に４２名のイランB代表が召集された。メンバーは以下の通り。Sousha makani(Fajr Sepasi)Hashem beig zadeh(Fajr Sepasi)Gholamreza rezai(Fajr Sepasi)Meysam Amiri (Fajr Sepasi)Mehdi Vaezi (Perspolis)Sheys Rezaei (Perspolis)Farzad Ahoubi (Perspolis)Mohammad Mohammadi (Peykan)Mehdi Nouri (Peykan)Mehdi Bayaninaya (Peykan)Jalal Akbari (Sepahan)Mohammad Nouri (Sepahan)Seyed Hossein Seyed Salehi (Sepahan)Mohsein Yousefi (Esteghlal)Meysame Bao (Esteghlal)Siavash Akbarpour (Esteghlal)Ali Alizadeh (Esteghlal)Mohammad Mansouri (Aboumoslem)Shahab Ghardan (Aboumoslem)Amir Shapourzadeh (Hansa Rostock)Khosro Heydari (Pas)Kianoosh Rahmati (Pas)Ali HamoudiMotjtaba ShiriMohammad AlenemehMilad MeydavoudiMostafa HajipourHojjat Zadmahmoudi(All from Esteghlal Ahvaz)Sepehr Heydari(Zob Ahan)Mohammad Mansouri (Zob Ahan)Vahid Amraei (Zob Ahan)Seyed Jalal Hosseini (Saipa)Mohseyn Khalili (Saipa)Meysagh Memarzadeh (Don't they mean Mo'meynzadeh?) (Saipa)Pejman Montazeri (Foolad Khuzestan)Adel Kolah Kaj (Foolad Khuzestan)Mohseyn Hanifi (Traktorsazi)Ali Karimi (Traktorsazi)Maziar Zareh (Malavan)Motjtaba Ansafi (Bargh Shiraz)Saber Mirghorbani (Mes Kerman)Seyed Daghighi (Saba Battry)かなり大所帯の召集ですね。しかも初召集も多いので現代表（太字）復帰組（黒）U-23（青）初召集（赤）に色分けしてみます。現役は召集頻度の高い選手、復帰組にはB代表経験者も含めます。なんといってもガレノイ自身がドイツ視察で召集を決めたアミール・シャプールザデの初召集が注目ですが、それ以外にも興味深い召集がいくつか見られます。では上から分かる選手だけばっと解説します。マカニはU-23代表のGK。先日のヨルダン戦でも素晴らしいプレーを見せ評価が上がっていた。ベイクザデは左利きのウインガーで代表経験あり。レザイーは小柄ながらがっちりとしたストライカー。ヴァェジは元代表のベテランGK。一時期コカイン使用で出場停止を受けていたがピルーズィで復活。シェイス・レザイーは先日のダエイとのバトルでおなじみ。モハマディはヴァェジらの加入により押しだされペイカンへと移籍した元代表GK。バヤティニヤはブランコ時代にはU-23、フル代表も経験したストライカー。アクバリはドーハ大会でも見事なFKを披露したセパハンの左サイド。ヌーリはこの中でも最も注目のマジシャン。今季の国内リーグMVP最有力。セェイエド・サレイは国内リーグでは不発もACLで爆発している細身で長身の元イランB代表。ユーセフィは元U-23でガレノイがヴァへディ、ザンディと共に左サイドの駒として期待されるアタッカー。バオーはかなり最初の頃にここでも扱った容姿端麗で強靭な肉体をもち、ランニング能力、パスセンスに非凡な才をもつMF。アクバルプールはおなじみの気性の荒いストライカー。アリザデーは、長身でロングスローが武器のストライカー。U-23日本との試合で途中出場している。ファンからはバッシングをよく受ける。シャプールザデはもとHSVのストライカー。ハンザロストックに移籍したシーズンは降格の決定した終盤の試合でトップデビュー。２部に落ちてからチームの主力に。ブランコ時代にもイラン代表への興味を示していた。今の彼の監督はフランク・パーゲルスドルフはHSVのキア、ハシェミアン、ハティービ在籍時の監督でもある。ちなみにデジャガーは今回召集を拒否し、ドイツ代表入りを目指すようだ。ホスロ・ヘイダリは元U-23のライトウイング。キアヌシュ・ラフマティはここ最近代表に定着しかけているパスの堅実なベテランボランチ。ハムーディは現U-23代表の右サイドバックで、先日の試合ではMVP級の活躍。シリは元エステグラルのベテランDF。メイダブーディは現U-23のストライカー。ザドマフムードも元エステグラルの長身MF。昨シーズンは８ゴールをあげ注目を浴びた。肉体的な強さでは国内リーグ髄一か。風貌はサイボーグを思わせる。セペル・ヘイダリはゾブアハンのキャプテンの長身DF。国内では代表復帰を最も切望された一人。アムライーはご存知１７歳のストライカー。はやくもフル代表での英才教育を施されるのか。2010年W杯でも２０歳だけに期待される。ホセイニは説明不要。ハリリは爆発力のある点取り屋で１試合４ゴールを叩き込んだ事も。代表には縁遠かったかがチャンスをモノにできるか。モメンザデは元エステグラル、フーラドでもプレーしたベテランMF。モンタゼリは元U-23のCB。フル代表に召集されたことも。コラフカジは元U-23代表の将来の１０番候補。ザレも説明不要。ミルゴルバニは一回だけフル代表で試されたメスケルマンのエース。ダギーギは元U-23のスピードあるストライカー。ばっと見てこんなところだろうか。ただこの中からアジアカップのメンバーに入れる可能性のある選手は多くは無いだろう。ホセイニは当確だがザレ、ラフマティは当落線上といったところか。シャプールザデも代表では未知数だ。注目はなんといってもモハンマド・ヌーリ。先日のACLではシリアのアル・イテハドを５－０と蹂躙し、自身も２点を叩き込んでいる。あとはアクバリ、バオー、ユーセフィ、ザドマフーディ、セペル・ヘイダリあたりが化けると面白い。勿論カービィ以来の逸材である１７歳のアムライーも楽しみな存在だ。さて、そのカービィとアムライーが２トップを務めるべゴビッチ率いるU-23は今週の水曜日に絶対に負けられない運命の豪州戦を迎える。チームは既に豪州入りしておりシドニーユナイテドとの試合で２－０で勝利。得点者はプーラーディとアムライーだ。ちなみにこの試合の召集メンバーは以下の通り。Iran squad: Sosha Makani, Mohsen Forouzan, Ali Hamoudi, Milad Mirtorabi, Ebrahim Karimi, Alireza Nazifkar, Esmail Nazari, Morteza Aziz Mohammadi, Omid Ravankhah, Mehrdad Pouladi, Vahid Amraei, Hossein Kaabi, Reza Taheri, Sina Ashouri, Mehdi Mohammadpour, Saei Chahjooei, Adel Kolahkaj, Hamed Hajeti, Shahram Goudarzi, Milad Meidavoudi, Reza Mohammadi, Hamed Rasouli 太字が今回のB代表に召集されたメンバー。メンバー的には固定されてきたがチャフジョイーがひさびさの復帰か。オラディーは累積。どちらにせよ勝利以外では五輪への道は開くことがないだけに、かなり攻撃的なカービィ、アムライー、メイダブーディの３トップもあり得そうだ。B代表、U-23からフル代表へと登りつめる若手の台頭が望まれる。

  2007.05.12

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  ハディ・シャクーリ、カタールへ。

  パス所属のイラン代表DF、ハディ・シャクーリがカタールの強豪アル・アラビへの移籍を決めた。元広島の豪州代表DFトニー・ポポヴィッチの代役として期待されているようだ。ここ最近、監督がシャフルヒネジャドに代わってからスタメンの機会が激減していたのだが、ガレノイの評価が高い代表DFにとって、この海外移籍のメリットは大きそうだ。ナヴィドキアらと同じ世代でU-23代表として活躍し、ドイツW杯では直前合宿にまで呼ばれながらも落選。しかしガレノイ体制では安定したプレーで期待に応え信頼を獲得、重要なDFの駒となった。長身で空中戦に滅法強く、スピードも申し分ない。さらに最後尾から繰り出すロングフィードの精度も高く、アジアカップで代表引退を表明しているレザイーの穴を埋める一人といえるだろう。試合において見せるCOOLでソリッドな守備や、ピッチ外での冷静な観察眼にも顕れているように賢明な彼がカタールでの己の道を見失うことはないだろう。カタールでのさらなる飛躍と成長を祈りたい。移籍会見画像またシャクーリと同じように右サイドのDFとして期待のシェイス・レザイーもブンデスリーガからのオファーをにおわせる発言をして注目を集めている。ダエイとのバトルでも見せたように、そのソリッドなプレーはドイツのユルゲン・コーラーや、ヴェルンス、ノヴォトニーといった剛健なDFを彷彿とさせるだけにブンデスリーガでのプレーは十分に可能に思うのだが、真偽の程は疑わしいといわざるを得ない。あくまでピルーズィ会長アンサリファードに向けたパフォーマンスである可能性が高いだろう。彼にはまずフル代表で安定して結果を残すことが求められる。またかつての右サイド、ホセイン・カービィはストライカーとしての才能を発揮しだしている。ピルーズィへと移籍してからというもの、２４節、２６節とスピードを生かしたゴールを披露し、さらにU-23代表でも先日のヨルダン戦でゴールを記録している。代表が３－５－２に移行したことでポジションを失ったカービィにとってFWとしての可能性を発揮していることはガレノイにとっても新たなオプションとして考慮する材料になるだろう。このように国内リーグも佳境をむかえ、移籍話もいくつか出てきているがやはり気になるのはアリ・キャリミの動向だ。オーストリアのメディアでは、彼の代理人レザ・ファゼリがレッドブル・ザルルブルクとの本格的な交渉に入ったと報じたが、キャリミは以前にもPhantom Energy drinkのCMの撮影でオーストリアのアドミラスタジアムを訪れており（レザ・ファゼリも出演している）、ポルスターの引退試合もこなすなどオーストリアに縁がある。ザルツブルクはイヴァンシュイッツをギリシャにレンタル中で、ローン期間の延期も決まったことからトップ下のキャリミの獲得に動いたとしても不思議ではない。そして何よりバイエルンとの蜜月関係にある事も、この移籍話の信頼性の高さを裏付けている。魔術師が忘れかけたメロディーを思い出しタクトを振るうには絶好の環境であるのは間違いないのだが。UAEへの金満生活への復帰は彼の終焉を意味するだけに、賢明な判断を望みたい。

  2007.04.25

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  オミデ・イラン望みをつなぐ。

  べゴビッチは追い込まれていた。就任してからわずかな準備期間でチームを任され、ここまで３試合を終えてわずか勝ち点２、得点に至っては０という惨状でチームを窮地に立たせてしまったからだ。そこで彼がとった手段は大幅なメンバーの入れ替えであった。イラン人の父とアフガニスタン人の母をもつエフサン・ホルサンディや、この年代でキャプテンを務めることの多かったミラド・ヌーリ、さらにはフーラドやパスでも主力を務めているナデル・アフマディらの主力を外し、３４名の召集メンバーのうち実に１３名もの新メンバーを加えたのである。Hajati (Saipa).Afra ( Saba)Mohamadi(Peyhan)Namazi (Ardebil)Daneshdoost(AboMoslem)Ashouri (Zoba)Mirabi(Pas)Aziz_Mohamadi(Peykan)Parhizkar(Bargh)Jafari(Malavan)Salari(Est A - Shardari Tabriz)Manochehri(Saipa)Daneshvar (Sadra Shiraz -Futsal)*Thanx for the info Hejaz jan.モフセン・ミラビは復帰メンバーだが、べゴビッチ政権では初召集。そして国内リーグ首位をいく王者エステグラルを沈めたゴールなど４ゴールをあげるペイカンのMFモルテザ・アジズモハンマディも初召集。さらに話題を呼んだのがDaneshvarというフルコートでのサッカー経験のないフットサル選手の招集だった。確かにアジアの強豪として鳴らすイランのフットボールとフットサルの関係は親密だが、この召集は奇策としか言いようのないものであった。それほどOmid Iranは追い詰められていたということだろう。そして迎えた昨日のヨルダン戦。スターティングメンバーは以下の通り。-----------------Makani--Hamoudi---Karimi---Nazifkar---Mirturabi----------------Nazari---Aziz-Mohammmadi-------Pouladi---------------Ravankhah---------Kaabi-----------Amraeeアデル・コラフカジとモフセン・ハミディが負傷で欠場した穴を、ラヴァンハフとミルトラビが埋め、怪我あがりのオラディーと不調のメイダブーディに代わってカービィとアムライーが２トップを務めた。序盤からスピードを生かした２トップがヨルダンゴールを幾度となく脅かすと、前半３７分ついに試合が動く。左サイドでボールを持ったアムライーが、一人を交わすとそのまま中央へと侵入し、ハミディを経由して、アジズモハンマディへとボールが渡る。唯一新たな召集メンバーでスタメンを飾った背番号１９は巧みなチップキックでDFの背後に抜けたカービィへとボールを送ると、これを小さなキャプテンは冷静にポストに当てて叩き込んだ。アウェーゲームで先制して前半を終え、後半はどちらもゲームを支配できずに膠着状態が続く。そこでべゴビッチは追加点を狙いプーラーディに代わり、初めてスタメンの座を外れたメイダブーディを投入。その後も幾度とチャンスをふいにしたが、後半８１分ゴールをこじあけたのは、またも先制点の起点にもなったアムライーだった。右サイドでアジズモハンマディのコントロールしたボールをかっさらうと、圧倒的なスピードと巧みなコース取りであっという間にペナルティエリアに侵入しゴールを陥れた。そして８２分には交代出場したオラディーもこの試合でハイレベルなパフォーマンスを披露したアリ・ハムーディの完璧なクロスをヘッドを叩き込み、ここ最近批判に晒されている鬱憤を晴らしている。試合はこのまま３－０で快勝。決して内容を見る限り楽観できるものではなかったが、ここにきてやっと守備が安定しチームが成熟しつつある事を印象付けた。これで勝ち点９のサウジを追って豪州と勝ち点５で並び、首の皮一枚で北京五輪への望みをつないだ結果となった。ゴール動画それにしても今回２つのゴールに絡んだヴァヒド・アムライーは1990年生まれの若干１６歳。当ブログでも幾度となく取り上げてきたが、やっと期待に応えてくれたのは嬉しい限り。勿論チームに合流してからフィットするまでに時間を要した事もあったが、私が危惧していたオラーディとメイダブーディとの相性の悪さがサウジ戦、ヨルダン戦で出ていただけに、今回メイダブーディ、オラディーを外してアムライーが結果を出したのは前線の大幅なテコ入れが成功した結果とも言えそうです。もちろん前述の２人もイランの誇る才能ある若手ですので、残る２試合での再起を期待したいところ。サウジと豪州を攻撃でねじ伏せ北京への切符を掴む事ができるだろうか。

  2007.04.19

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  テイムリアンアゲイン！

  まるでカップ戦の再現だった。１－１の同点で迎えた後半６８分、エル・ハッジ・ディウフが前線で後方からのフィードをパーフェクトなトラップでコントロールした瞬間、ハーフウェアラインから鬣を翻し猛然と駆け上がったテイムリアンは、勢いそのままにゴールを見事に陥れた。さらにそのままスタンドに駆け寄ったテイムリアンをファンは暖かく迎え入れた。グレートなアンドラニクという思いを込めて「グランド」の愛称を授かった彼が、さらにボルトンファンの心を掴んだ瞬間でもあった。さらにその五分後、リプレーのような攻め上がりを見せるがセンタリングは彼の元に届かない。しかし、こぼれ球をつないだ仲間のセンタリングは再びテイムリアンの額を的確に捉える。昨シーズンまで同じアジア人が背負ったボルトンの背番号１６はこれ以上ない輝きを放った。ネクーナムの怪我による離脱という暗いニュースもあったが、彼が居る限りボランチの心配は無用だろう。むしろ、ここでマジャール・ザレ、ホセイン・カゼミ、エブラヒム・サデギ、ペジマン・ヌーリといったバックアッパーを試すには絶好の機会ともいえる。特にテイムリアン、ザレの２ボランチはU-23でもヴェトナムで開催されたスプリング杯を制した時のコンビでもあるだけにスムースな連携が望めるはずだ。ともあれ、苦戦する海外組にあってテイムリアンの活躍はアジア杯に向けて好材料だ。また彼の場合、特筆したいのがコミュニケーション能力の高さで、既に英語をかなりマスターしており、特にフランスのかつての悪童アネルカとの中が睦まじく、それが試合でも多くのパスを受け好機につながるという好循環を呼んでいる。この様子を見るにつけ、若くして欧州への挑戦を放棄し、バイエルンでの孤立を招いたアリ・キャリミの失敗を悔いてしまう。ゴール動画一方、もうひとり仲間の祝福の輪の中にいたのがアミン・モテヴァセルザデだ。前々節３－０での敗戦の戦犯となったパシャザデとファラジはベンチ入りすらも許されなかったが、唯一モテヴァセルザデだけは自らの実績でスタメンの座を確保した。前半２６分、自らボールを左サイドにさばくと、U-21オーストリア代表の若武者モアゲンターラーが左サイドを疾走し中央へ折り返す。そのボールを老練なキャプテン、シャッラーが胸で落とし、イラン人ストライカーは躊躇なく右足を強振。ボールは見事なカーブを描いてゴールに吸い込まれた。自身１５試合で７得点目。その後３５分にDFのフェサラーが退場し８５分に追いつかれドローで試合を終えたため、降格圏内からの脱出はならなかった。このままアドミラが３部への降格を喫すれば、残念な話ではあるが、モテヴァセルザデ個人にとっては飛躍のチャンスだろう。というのもブンデスリーガのVfbシュツットガルトが彼に接触しており、同じ地方のワッカーチロルも興味を示すなど、チームが降格後の移籍は必然ともいえる状況だからだ。他にもパシャザデ、ファラジ、マジディといったイラン人が在籍したラピッド・ウィーンがピルーズィのママニに興味を示しているという話もある。なぜイランでさえ評価の低いボランチに、このような噂がたつのか不思議でならないが、ピルーズィの会長アンサリファードは何度かアドミラを訪れており、カシャヤール・モフセニといったパイプもあることからあながち否定もできない噂だ。しかもバルゲ・シーラズというイランでもマイナーなクラブで控えであったモテヴァセルザデが、オーストリアに渡り結果を残している現状では尚更だ。テイムリアンに続く新たな欧州への挑戦者が生まれる事は是非とも歓迎したい。ゴール動画一方、ラフマン・レザイーがアジア杯後の代表引退を表明した。代表デビューは２５歳とダエイと同じように遅咲きの選手ではあったがペルージャ、メッシーナ、リヴォルノでの経験を代表に還元した。個人的に知的なプレーができないため最後まで好きになれないDFだったが、その貢献度には敬意を表したい。彼の後釜にはノスラティを筆頭にホセイニ、サデギといった若手が十分にその穴を埋める事だろう。特にホセイニにはノスラティ以上に守備のリーダーとなる資質が備わっている。アジアカップでは代表を去る選手と、新たな骨格となる選手のパフォーマンスに注目したいところだ。

  2007.04.08

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• 実況LIVE:ヨルダン戦。

  U-23の五輪予選U-23ヨルダン戦始まっています。mms://live.iransima.ir/irib3スタメンです。Sosha MakaniAli Hammodi-Nazifkar-Ebrahim Karimi-MirtorabiRavankhah-Esmail Nazari-KalahkajOladi-Vahid Amraei-Meidavoudiミルトラビが左SBですか。アムライーまた先発ですね。得点を期待したいです。この試合プーラーディ、カービィはサスペンションで出られません。今日は観衆けっこう入ってるのかな？オラディー完全にいかれてますね。まるでパスしません！２６番を背負ったアムライー、エリア内に素晴らしい突破で倒された。ホイッスルはない！前半１１分　０－０カービィいないのでキャプテンはコラフカジです。前半１５分　０－０アザディけっこう埋まってますね。ナジフカーは左利きかな、ヘッドが高い！オラーディ素晴らしいジャンピングトラップからのパスもつながらず。ナザリ中盤でよく潰しています。おおメイダブーディ、コラフカジの波状攻撃！　おしい！オラディー中央突破からシュート！ナジフカー、ちょっと中途半端なスライディングで抜き去られました。オラディー相変わらずパスしないですね。決めてくれりゃいいんだけど。アムライー果敢な突破。ホームなのに互角ですね。このチームは丁寧にパスをつなぐサッカーができていません。アムライー、オラディーとつないでメイダブーディのヘッド！　おしい！しかし今日のディフェンスあまり良くないですね。中央が不安定です。３４分　０－０ミルトラビが左足でCKを蹴っていますね。しかしオラーディはまるでパスをしません。アムライーはトップ下ぽい位置ですね。ミルトラビ、ミドルを吹かした。前半４２分　０－０前半終了。見どころなし。べゴビッチのチームはこの程度なんでしょか。ホームで死に物狂いで勝ち点３をあげるべきゲームなんですが、チームが機能していませんし、それぞれが単発のプレーを繰り返すだけです。後半のたてなおしに期待したいですが・・・後半キックオフ。オラディーからアムライーのヘッド。やはり危惧したとおりアムライーはセルフィッシュなオラディーやストライカーのメイダブーディとでは持ち味が出せてませんね。後半５０分　０－０ヨルダンの強烈な左のFK.コラフカジのいいパスからハムーディの突破。倒されてFK.こぼれてCK.オラディー倒されて再びCK.グーダルズィあたり入りますかね。アザディ雨が降ってきました。コラフカジいい飛び出しからヘッド！　GKと接触しました。ホルサンディはいります。アムライーと交代です。ほろ苦いホームデビューとなりましたね。ラヴァンハフの突破からコラフカジ倒されFK.またもオラディー自力で突破し奪われた。ナジフカー今日は不安定ですね。スライディングがことごとく空振りです。オラディー突破からメイダブーディのシュートはGKに防がれた。メイダブーディ下げてハミディはいりました。ナザリのロングスロー。オラディーからホルサンディ！　ピルーズィホットラインも不発。ん、ちょとストリーム映像途絶えましたね。後半７８分　０－０まだオラディーいるんですか。ナジフカーがコラフカジのCKからゴールかと思いましたが、キーパーチャージ。後半８１分経過　０－０コラフカジ強烈なFK!CKからラヴァンハフが吹かしました。あららべゴビッチが退場です。このまま辞任してくれないでしょうか・・・オラディーはFKも不発。イラン前がかりになって危うく失点の場面でした。オラディーからナジフカーのヘッドもGK正面。９０分経過　０－０ロスタイム４分。５分過ぎてますね。試合終了。ホームで点を取れないチームが五輪にいけるわけないですね。べゴビッチは前節で即座に解任すべきでした。オラディーも前節で外すべき。それ以前にチームが組織されていません・・・

  2007.03.28

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  カタール戦レポ。

  ちょっと遅れましたが先日のカタール戦の情報です。この試合またも放送が無かった為、大変情報が少なく交錯してました。スタメンは以下の通り。------------Rahmati-Kia--Hosseini----Sadeghi---Vahedi------------Nekounam-Teymourian------------Zandi--------------Karimi--------Enayati---Hashemian【交代】59 Zandi-Rajabzadeh.Enayati-Madanchi68 Karimi-Shojaei76 Vahedi-Asadi守備ラインはクラブに残ったレザイーと怪我のノスラティが不在なため、アミール・ホセイン・サデギとジャラル・ホセイニの急造コンビが務めました。また中盤はネクナム、テイムリアン、キャリミにザンディを加えた欧州組がダイヤモンドを形成。トップにはUAEで活躍するエナヤティがハシェミアンのパートナーを務めました。試合は前半７分にザンディのCKのこぼれをヴァへディが決めて先制し、そのまま勝利。新聞を見るとまなり押し込んだようですが追加点は奪えず。それでもカタールから勝利をもぎ取ったのは、ドーハアジア大会のU-23の仇を討つ見事な勝利です。特にこの試合で重要なのはジャラル・ホセイニが素晴らしいパフォーマンスで再びガレノイの信頼を確実にしたことでしょう。この試合ドーハでゴールを許した元ウルグアイ人セバスチャン・キンタナをマンマークで完封。実はホセイニ自身イスラム大会、ドーハ大会、そして今回と３回目のカタール戦であったわけですが、積み重ねた経験をしっかりと実戦で証明してくれたのは嬉しい限り。恥も外聞もなく外国人選手を金でかき集めたカタール代表の切り札は勿論、AFC最優秀選手をも完封し、まともにシュートを打たせなかったのは素晴らしい。サデギとの国内最強CBデュオが機能したのもガレノイにとっては収穫でしょう。ホセイニに関しては昨年のW杯前から注目していたタレントですが、ハンブルク戦や親善試合で結果を残し、国内リーグでも首位を快走するサイパの守備の要として活躍したことで、チームメッリに定着したと言えそうです。スピードにこそ難があるものの、冷静な判断、統率力、守備能力、エアバトルの強さとDFに必要な全ての能力を備えています。彼がレザイーをベンチに追いやる日も近いかもしれませんね。 またザンディの復帰も好材料だ。３－５－２では適所を得られないザンディだが、４－４－２に移行することでガレノイはザンディとヴァへディのレフティーの共存を試みたのだろう。得点は偶然にもこの２人から生まれたが、まだまだ連携面での成熟は不可欠である。ドイツ２部からキプロスへと移籍したことは、都落ちとする声もあるがそれはナンセンスな話だ。重要なのは彼が自分らしいプレーを持続できるかという事だけだ。アジア杯に向けてガレノイの評価は決して高くないが、結果は十分に残しているし、多くの選手をしっかりと試している。そしてそのチャンスをホセイニのような選手が確実にモノにしている現状はアジア杯での戦力の充実を促し、着実にアジア王座へのステップを刻んでいるといえるだろう。試合画像はこちらとこちら

  2007.03.28

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  カタール戦へ向けて３１名を召集。

  来週に迫ったカタールとの親善試合に向けて３１名が召集された。尚、ピルーズィとパスからは月曜日の試合後に追加召集される模様。またホセイン・カービィは現在五輪代表に帯同している為今回は召集を見送られた。以下が召集メンバー。【GK】ハッサン・ルードバリアン（パス）アバス・モハマディ（メス・ケルマン）メフディ・ラフマティ（エステグラル）ヴァヒド・タレブルー（〃）【DF】ラフマン・レザイー（リボルノ）セェイエド・ジャラル・ホセイニ（サイパ）エブラヒム・サデギ（エステグラル）ピルーズィ・ゴルバニ（〃）アリ・アンサリアン（〃）モジュタバ・シリ（E.アフヴァズ）ペジマン・モンタザリ（フーラド）セペル・ヘイダリ（ゾブ・アハン）【MF】メフディ・マハダヴィキア（HSV）アリ・キャリミ（バイエルン）ジャヴァド・ネクーナム（オサスナ）アンドラニク・テイムリアン（ボルトン）フェリドーン・ザンディ（アポロン）マスード・ショジャイー（シャルジャFC）ジャヴァド・カゼミアン（アル・シャーブ）イマン・モバリ（アル・シャバブ）ホセイン・カゼミ（エステグラル）マジャール・ザレ（マラヴァン）ハシェム・ベイクザデ（ファジル・セパシ・シーラズ）モルテザ・アサディ（サバ・バッテリー）モハンマド・マンスーリ（ゾブ・アハン）アフマド・ジャムシディアン（ラフ・アハン）アフマド・タガヴィ（〃）【FW】ヴァヒド・ハシェミアン（ハノーファー）ゴラム・レザ・エナヤティ（アル・エミレーツ）ラスール・ハティービ（〃）メフディ・ラジャブザデー（ゾブ・アハン）ザンディがガレノイ体制になってから初召集。そして確執の噂されたショジャイーの復帰が注目される。他にもファジルのレフトウインガー、ベイクザデやメスのGKモハンマディに、国内で高い評価を得ながらなかなか召集されなかったヘイダリが復帰。初召集は４名。元ピルーズィで今季エステグラル・アフヴァズの堅守を支えるベテランのシリ、ゾブの中盤を精力的に支えるマンスーリに、ラフアハンの中盤からはタガヴィ、ジャムシディアンが召集された。選手の画像はこちら。現在最下位のチームからの２名の召集は意外だが、ジャムシディアンはかねてから実力を評価されていたラフのプリンスで、アジジ引退後のチームを支えるマラヴァン産の２２歳は監督からの信頼も厚い。１０番を背負い、威風堂々としたプレーはフランチェスコリを想起させる司令塔で、FWとしての能力も兼ね備えている。勿論今回初召集された選手達はカタール行きを前に落選する可能性が高いし、試合出場への道は厳しそうだが、アジア杯を前に多くの選手を見たいというガレノイの精力的な動きは評価できる。是非ともカタールアジア大会の雪辱を果たしてもらいたいところだ。一方、オーストリアではエステリーガが再開。アドミラはホームにFC Gratkornを迎えた。試合は前半にシャッラーのPKで先制するも後半に追いつかれドロー。イラン人３人は揃ってスタメンに名を連ねた。以下がフォーメーション。-------------KnallerPanny---Pasha---Polhuber--Morgenthaler--------Horvath-----Faraji---Schachner-----Scharrer------Vishaj--------MotevaselzadehVfB Admira Wacker Mödling - FC Gratkorn 1:1 (1:0)Südstadt, 1.200, Seidler.Goal: 1:0 (25.) Scharrer (PK), 1:1 (70.) Abu KannehAdmira: Marco Knaller - Panny, Pashazadeh, Pöllhuber, Morgenthaler - Vishaj, Faraji (59. Fürthaler), Schachner, Scharrer, Horvath - Motevaselzadeh (59. Roman Koller)Gratkorn: Heinz Weber - Neukirchner, Gsellmann, Rauscher, Rasinger (60. Hacker) - Ehrenreich, Lukic, Wemmer, Puntigam - Eibinger (88. Gorican), Brauneis (60. Kanneh)Gelbe Karten: Schachner, Faraji, Vishaj, bzw. Neukirchnerなお、クナラー、パニー、モルゲンターラー、ヴィシャイといった面々はカナダU-20W杯に出場するU-20オーストリア代表の主力でもある。（またエースであるエルウィン・ホファーも元はといえばアドミラでチャンスを掴んだ選手だ。）２部の降格争いも熾烈な為、決して満足できる結果ではなかったが、次節に期待したいところだ。最終リストの２３名は以下の通り。1. Seyed Mehdi Rahmati Oskouei 2. Vahid Taleblou 3. Hassan Roudbarian 4. Pirouz Qorbani 5. Amir-Hossein Sadeqi 6. Seyed Jalal Hosseini 7. Hadi Shakouri 8. Ali Ansarian 9. Javad Nekounam 10. Hossein Kazemi 11. Andranik Teimourian 12. Mohammad-Ali Karimi 13. Ebrahim Sadeqi 14. Mehdi Mahdavikia 15. Alireza Vahedi-Nikbakht 16. Morteza Assadi 17. Fereydoun Zandi 18. Vahid Hashemian 19. Gholamreza Enayati 20. Mehdi Rajabzadeh 21. Mehrzad Ma'danchi 22. Hossein Badamaki 23. Massoud Shojaei

  2007.03.18

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• 実況LIVE:サウジ戦。

  あと２０分ほどでしょうか。放送IRIBでいつもどおりあると思いますが、どこまで鮮明に見れるか怪しいところです。直前情報にも書きましたが全員がアラーのご加護を受ける為？頭を丸めたとの情報があります。これが本当ならツンツン頭で奮闘したカービィもすっきりしたんでしょうかね。スタメンなど分かり次第追記します。うーん放送ないっぽいですね。これもサウジの嫌がらせですかね。前半１０分　０－０前半３０分　０－０前半終了　　０－０後半キックオフ　後半６０分　０－０後半７０分　０－０なんか得点情報が交錯してますね。サウジが終了間際に先制もカービィのヘッドで追いついたとか・・・あるサイトによると８８分にサウジの先制は本当みたいです。試合終了　１－０イラン敗れました。これでサウジが勝ち点６点で豪州が２点、イランとヨルダンが１点となり五輪出場は厳しくなりました。急遽就任したべゴビッチは選手のポジションすら把握できないままイランの五輪出場の道を閉ざすのでしょうか。Why did Begovicuse Karimi as CD? He is RB of RahAhan!use Hamidi as LB? He is RB or Right Wing of Foolad!use Ravankhah as CM? He is Right Wing of Fajir!use Kolahkaj as DM? He is Attacking MF of Foolad!use Pouladi as DM? He is left or CMF of Peykan!use SUCK Oladi again?All of His choice are crazy. He didn't watch IPL game,Doha Asian games closely.He didn't know their players & their role.Omid 0-1 BeralusOmid 3-1 UAEOmid 0-0 AustraliaOmid 0-1 KSA --------------makani-hamoudi--karimi--nazifkar--hamidi---------kolahkaj---pouldi----kaabi--------------maydavoudi---------oladi-----amraee今後半８２分のゴールシーンを確認しましたがマークがゆるゆるですね。あと頭を丸めてはいませんでした。

  2007.03.14

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  サウジ戦直前情報。

  深夜２時ちかくのキックオフなので、まだまだですが直前情報など。先日のリストからプーラーディ、ラヴァンハフ、マルダニが怪我で外れ２０名でサウジ戦に挑むようです。（選手情報は各紙報道が違っていてハギーギ、ヌーリ、ナザリ、ホルサンディがOUTとの情報もあり）予想スタメンはこちら。------------------Makani---Hamoudi---Karimi---Nazifkar---Hamidi-----------Kolahkaj---Nazari？------Kaabi----------------Meydavoudi------------Oladi------Amraeeある新聞の報道では１６歳のヴァヒド・アムライーがスタメンに入る可能性を伝えています。守備陣は豪州戦の出来が良かったのでこれで不動でしょう。元々右サイドバックのキャリミや右ライトバックもしくは右ウイングのハミディもこのポジションで結果を残しています。ただボランチは相変わらず、トップ下のコラフカジを使う事で彼の攻撃力やパスセンスが生きないという問題を抱えています。ドーハアジア大会でクラブ事情により出場できなかったショジャイーの代役としてトップ下で結果を残した彼のプレーを果たしてべゴビッチは見ているんでしょうか。激しく疑問です。また右ウイングながらボランチ起用されたラヴァンハフが怪我で外れそうなため、当たり強く右足の正確なフィードが売りのナザリが入るとすれば明るい兆しといえそうです。（彼が怪我したとのNEWSもありミルトラビ先発の可能性もあり）彼は所属クラブでも有能なボランチとしてプレーしていますし、CBとしても期待できます。確かに若い選手にあらゆるポジションをこなさせるべゴビッチのやり方は悪くは無いのですが、問題はこのコンバートの氾濫が選手達に混乱を招き、攻撃面でほとんどコンビネーションを熟成させていないことです。ここまでの２試合では、ほとんどの攻撃が個々の選手の能力を生かした単発的なものでした。この点の連携面が解消されているかが気になるところ。またキャプテンを務めるカービィは豪州戦において常に最前線にまで顔を出すFWのようなアグレッシブなプレーを見せましたが、やはり体格面で勝る豪州の選手にことごとく跳ね返されたのも誤算でした。やはり彼はマハダヴィキアの後ろからワンクッションおいてスピードを生かして飛び出すようなポジションの方が適任でしょう。身長１６７センチの選手の頭に何本クロスを合わせたところで、相手守備陣の脅威になるとは思えません。フル代表よりひとつ高い位置である右MFとしての課題を覗かせた場面でしたが、サウジ戦では同じようにプレーするつもりでしょうか。他の選手との連携面でも、課題が多くまた孤軍奮闘にならないかも心配ですね。またアムライーが先発するか、控えとして投入されるかに関わらず彼が誰のパートナーに最適かも見極めたいところ。というのも所属クラブでの６得点は明らかにラジャブザデという優れたパートナーに起因する部分が大きいからです。ラジャブザデといえば昨年は１４得点７アシスト（アシストのみ２３試合までで）、今季も２２試合で１２ゴール５アシストを決めているベテランで、彼が若いアムライーの得点力を引き出しているのです。常にアムライーの位置を把握し絶妙なそらしやスルーパスを出す技術は、彼がイラン国内で最も評価されるべき選手である事を再確認させてくれます。だがU-23でコンビを組むであろうオラーディはドーハ大会から自己中心的なプレーが目立ち、メイダブーディも強引なストライカーである為、彼らがアムライーの良さを引き出せるかが危惧されます。１）度重なるコンバートによる問題を解消し、攻撃面での連携を成熟できているか。２）カービィのプレーがチームに溶け込み、彼をチームとして生かせるか。３）アムライーの起用法とパートナーとの相性を見極める。この３点点においてべゴビッチがどうチームを仕上げたかが、このサウジ戦の見所といえるでしょう。

  2007.03.14

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  サウジ戦へ向けて。

  サウジ戦を水曜日に控えるイラン五輪代表は、UAEでのキャンプを終えドバイからサウジアラビアへと旅立った。帯同メンバーは以下の通り。The names are:Sosha Makani,Omid Ravankhah, Adel KolahKaj,Mohsen Hamidi, Reza Mardani,Mohsen Foroozan, Alireza NazifKar, Milad Nouri, Mehrdad Puladi, Shahram Goudarzi, Ebrahim Karimi, Vahid Emraei , Alireza Haghighi, Hossein Kaebi,Ehsan Khorsandi, Ali Hamoudi, Milad Meydavodi, Sayid ChahJoui, Hossein Mahini, Reza Taheri, Milad Mira Torabi, Nader Ahmadi, Esmaeil Nazariこのキャンプにオラーディとマカニがビザに問題があり合流が遅れたが、怪我で外れたプーラーディを除いてはべゴビッチのベストのメンバーが揃ったといえよう。１６歳のストライカー、アムライーが正式に招集されチャフジョイー、タヘリ、ミルトラビが前回の落選から復帰。個人的にはパス・テヘランでレギュラーを張っているハニフ・オムランザデの再落選は疑問だが、彼の同僚であるナデル・アフマディと合流したばかりのオラーディが練習中に殴り合いをしたとのニュースが流れた。共にU-19から同じ釜の飯を食ってきた間柄だけに問題は無さそうだが、ここ数ヶ月ドーハアジア大会からずっと試合で結果を残せていないオラーディにとっては、さらに自らの評価を下げる事となった。彼の狂気が正しい方向へ向かえばアウェーでの勝利もぐっと近くなるが、サウジ戦での出来が彼にとっての最後通牒となりうる事も肝に銘じるべきだ。なおもう一人、このキャンプから初召集されたレザ・マルダニは、べゴビッチがフーラドの監督時代に登用したフィジカルが強くワンタッチのパスを得意とする堅実なボランチ。徴兵された際にフーラドからシーラズのチームへの移籍を余儀なくされていたがフーラド以外でのプレーを拒否していた。本職が不足しているボランチのポジションでかつての恩師の力になれるだろうか。なお４日間のUAEキャンプ中にアル・ナスルのU-23チームと練習試合を行い１－１で引き分けている。得点者はコラフカジ。カービィの加入によってキャプテンの座こそ譲ったが、このチームの司令塔としてチームを牽引する気概を感じさせた。ホームでの豪州戦を引き分けたべゴビッチにとって、アウェーとはいえその評価が試されるサウジ戦、是非とも勝利を持ち帰って欲しいところだ。一方、１６日に再開するオーストリア２部リーグ（エステリーガ）に向けて、アドミラ・ヴァッカーも準備万端のようだ。開幕までの最後の２試合の練習試合を残した時点でやっとファンをやきもきさせたモテヴァセルザデが合流。早速OFB杯で敗戦した因縁のあいてであるSVホルン戦に先発しゴールを叩きこんだ。【SV Horn - VfB Admira Wacker Mödling】 (0:2) 1:3 Knaller - Morgenthaler, Pöllhuber, Pashazadeh, Panny - Vishaj, Horvath, Schachner, Faraji (70. Koller) - Motevaselzadeh (82. Studeny), Scharrer Weitere Ersatzspieler auf der Bank: Randjelovic, Probst Goal: 20'. Markus Scharrer 43'. Amin Motevaselzadeh 69'. Tor für Horn (Elfmeter!) 89'. Butrint Vishaj 【VfB Admira Wacker Mödling - sports association sea-churches】 (1: 0) 1:0 Btw,Mote changed his back number 27 for 32.(bcz of 32group)Admira played with: Knaller - Panny, Pashazadeh, Pöllhuber, Morgenthaler - Vishaj, Faraji, Schachner, Horvath - Motevaselzadeh, Scharrer No replacing, bad climatic conditions Gate in minute of 35 by Markus Scharrer 続くシーチャーチ戦でもパシャザデ、ファラジ、モテヴァセルザデの３人が先発し、新加入の超大型CBプルヒュバー、GAKから復帰したホルヴァートらの戦力と共にアドミラの２部残留に向けての戦いがいよいよ始まる。尚、背番号２７を背負っていたモテヴァセルザデはクラブの会長であるマジッド・フィッシャーの３２Groupにちなんで、背番号を３２にするなど冬季マーケット期間に移籍も噂されたストライカーの慰留にも成功したといえそうだ。

  2007.03.11

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  ひるまざる猛者。

  ペルシアンガルフカップ第２１節、悠然と首位を行くアリ・ダエイ率いるサイパは、ホームにダエイの古巣でもあるピルーズィを迎えた。首位と名門の意地をかけた一戦は２－２の痛み分けとなったが、そんな試合内容よりも興味深かったのがアリ・ダエイに遠慮ないバトルを仕掛けたシェイス・レザイーのプレーだった。シェイスといえばU-23代表の主力としてプレーし、センターバックとしての才能のみならず右のアウトサイドとしても優れ、強靭な体躯に見合わぬスピードと得点力を有している事で知られている。その実力はフル代表のデビュー戦でいきなり得点を挙げたことからも実証されたが、同じポジションのマハダヴィキア、カービィの壁もあり、ここのところフル代表には召集されていない。だがその豪傑ぶりや、どんな相手にもひるまぬ勇猛さは彼が２２歳の若者である事を忘れさせるには十分だ。例えば同僚となった為今では見られないが、ヴァへディとの肉弾戦はテヘランダービーでは恒例であったし、オラーディとの小競り合いが生じた際にもひるむ事無く仲裁に入る姿は印象的であった。さらには今やフル代表の守備の要となったノスラティに対しても、過去に遠慮ないバトルを仕掛けている。彼にとってはピッチ上では年齢差も代表経験も関係無いのだ。そんな２２歳が３９歳のキングに対しても遠慮する理由などあるはずが無い。実際に昨年の同じカードでもシェイスは真っ向から肉弾戦を申し込んでいる。そしてこの日も同様の光景が繰り返された。 しかし年老いたとはいえキングの怒りを買えば、ただで済むはずもなくピッチに這わされる羽目になる。怒れるキングの苛立ちに歪んだ表情に余裕は無く、その背後で心配そうに見つめるかつてのU-23代表でのセンターバックのパートナー、ジャラル・ホセイニや、ダエイの盟友キャリム・バゲリ、そしてかつてのライバル、バヘディらそれぞれの表情もなんとも興味深い。そして、それでもシェイスはひるまず食らいつく。骨と骨、肉と肉とがきしみ合うようなバトルは見ごたえ十分。その表情はむしろ生きる伝説と化した英雄とのバトルを楽しんでいるかのようなふてぶてしさすら感じさせた。なんとも頼もしい表情だ。確かにダエイがピッチに立つ時間はそれほど残されてはいない。それを考えればシェイスのようなイラン代表の未来を支える若手にとって、これほど貴重な経験は無いのだ。だがほとんどがその威圧感に負け、尊敬と萎縮のあまりキングとのバトルを放棄とは言わないまでも楽しめていない。しかしキングが若手の台頭を実感し、ピッチから去る日が近くなるかは彼ら次第なのだ。シェイスは図らずもその見本を示した。

  2007.03.03

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  実況LIVE:豪州戦

  あと１時間ほどで五輪予選：U-23オーストラリア戦です。イランのスタメンはこちら。-----------------Makani---Hamoudi---Karimi---Nazifkar---Hamidi----Kolahkaj-----Pouladi----Ravankhah-----Kaabi-------Oladi------Meydavoudi４－３－３でいくようですが、本職のボランチであるヌーリを外して左利きのプーラーディを入れてきました。タイプとしてはザンディのような選手なので彼がボランチをこなせるのか疑問ですね。おまけにラヴァンハフも本来は右ウイングの選手ですし、べゴビッチはどうも選手達を新たなポジションで起用するのが好きなようです。またこの３トップも強烈ですね。かなり攻撃的すぎる印象はありますが、センターバックのキャリミの相棒にアリ・ナジフカーを選んだのは賢明なチョイスだと言えそうです。完全にホームで相手を攻撃的に叩くつもりでしょうが、急造ボランチが相手のパサーを抑えられなければ失点も辞さない両刃の剣ともいえそうです。個人的にはカービィとメイダブーディに期待したいところ。いあ試合もう始まりますね。こちらで見れると思います。キャプテンはカービィです！こっちのが接続いいかな。カービィいきなり単独突破しシュートまでいきました。ラヴァンハフふつうに右ウイングですね。オラーディもいいですね。カービィいい壱で倒された！キッカーはプーラーディ。外れました。プーラーディさらにミドル！ああ！　惜しいメイダブーディ１対１を決められず！ラヴァンハフ、顔を抑えて倒れています。ハムーディの完全突破からメイダブーディ決めきれず！カービィまた同じ位置で倒されました。オラーディ、ラヴァンハフもいいですね。キッカー、コラフカジ。うーんちょっと中盤でフリーに持たせる場面が目立ちますね。オラーディも動きはいですね。またカービィ、ハムーディにラヴァンハフが絡む右サイドも連携がとれています。オラーディのシュートはGKの正面。コラフカジのパスからメイダブーディが中央に戻したところオラーディが倒されましたがノンホイスッル。うーんちょっと危ない場面でした。カービィがプーラーディのパスから抜け出すもオフサイド。ペイラヴァニも観戦してますね。コラフカジ今日はボランチに近い位置ですね。だいぶオーストラリアがつなぎだしましたね。イランはちょっと運動量が落ちています。４５分経過。惜しい場面は作っていますが攻めきれない。コラフカジのCKからこぼれをラヴァンハフがミドル！外れました。オラーディの突破！倒された！さあいい位置でFK!うーん止められました。前半終了。前半最初のいいプレーが最後できませんでした。後半にグーダルズィ、ホルサンディあたりの出番もありそうですね。しかしカービィのヘアスタイルとんがりすぎですね。後半キックオフ。カウンターをしかけた豪州選手をプーラーディが倒しイエロー。おおーハミディ左からの素晴らしい突破からセンタリング。カービィがヘッドも吹かしました。惜しい！ああ危ない場面でしたがキャリミが顔面ブロック！至近距離から受けたのでそのまま担架で運ばれました。イラン一人少ないです。オラーディ突破を阻まれた。豪州にイエロー。プーラーディいいカットからシュートも力なく外れました。またキャリミが競り合いで頭を痛めました。お、べゴビッチの脇に懐かしのナイーム・サーダヴィが居ますね。豪州のCKからカービィがカウンター。オラーディに流すもタッチを割りました。しかしバイエルン戦でもそうでしたがオラーディは肝心な場面で簡単に倒されますね。うーん危ない場面でしたがオフサイドで助かりました。プーラーディちょっとお粗末なパスミス。ナジフカー地味に守備がいいですね。オラーディがCKを取りました。さて予想どおりグーダルズィ入りそうですね。うーんカービィのヘッド惜しい！オラーディと交代でグーダルズィ入ります。彼はアジジタイプですね。６９分経過。依然チャンスをつくれず。豪州も攻撃の選手を２枚代えました。ラヴァンハフがファウルで倒された。キャリミ最悪のパスミスからカウンター。ハミディが体を張って止めました。うーん、グーダルズィがオフサイド。ホセイン・マヒニが入りますかね。いあメイダブーディOUTでアーマディはいります。結局２トップは無得点ですか・・・７７分経過。やはり豪州は楽な相手ではないですね。豪州は最後の札を切りました。８２分、プーラーディの深いタックルでファウル。８４分経過。アーマディからグーダルズィにいいラストパスでしたが、彼もフィジカルが弱く倒されました。ハムーディのセンタリングからグーダルズィ。しかしヘッドが届かない。逆に豪州のCK。しっかり守れ！うーんプーラーディのミドルも力ない。最後にナザリはいりそうです。ラヴァンハフOUT。９０分経過。カービィ頭を打って担架で出ました。ロスタイム４分。よし、最後にグーダルズィがCK獲得。ナザリが入れるもカービィ決めれず。試合終了。スコアレスドローでした。まあ最悪の結果では無いですがべゴビッチのチームの完成度の低さにがっかりしましたね。攻撃の形も後半はほとんど作れず。カービィも奮闘していましたがチームになじんでいるかといえば疑問です。トップ下でゲームを組み立てるコラフカジを下げすぎたのとナザリあたりのパサーをもっと使うべきでした。またプーラーディはフル出場もちょっとプレーの質が低かったですね。ラヴァンハフは及第点。唯一DFのナジフカーがソリッドなプレーをしてくれました。キャリミも頑張っていましたし、ハムーディもハミディも悪くなかった。期待された攻撃陣が振るわず、逆に守備陣が奮闘した試合でした。どちらにせよ修正は必要ですね。試合画像はこちらさて決定力を欠いた五輪代表の試合の裏で行われたセパハンとゾブアハンのイスファーンダービーですが、ラジャブザデーが決めてゾブアハンが先制したあと、モハンマド・ヌーリが決めてセパハンが追いつくというフル代表が点を取り、７５分に決勝点となったのがヴァヒド・アムライーの今季６点目となるゴールでした。この１６歳のストライカー、次は確実に五輪代表で試されるでしょう。

  2007.02.28

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  五輪予選豪州戦へ向けて２４名を召集。

  さあ、いよいよ明日に迫った五輪予選、U-23豪州戦へ向けて２４名が召集されました。【GK】サーシャ・マカニ（ファジル・セパシ）モフセン・フォルーザン（ぺガフ・ジラン）アリ・レザ・ハギーギ（ピルーズィ）【DF】モハマド・エスマイール・ナザリ（パス）エブラヒム・キャリミ（ラフアハン）サイード・チャフジョイー（エステグラル・アフヴァズ）アリ・ハムーディ（〃）モフセン・ハミディ（フーラド）メフディ・チャマナラ（〃）アリ・ナジフカー（ぺガフ・ジラン）【MF】ホセイン・カービィ（フーラド）アデル・コラフカジ（〃）ナデル・アーマディ（パス）ミラド・ヌーリ（ペイカン）メフルダド・プーラディ（〃）ホセイン・マヒニ（エステグラル・アフヴァズ）ミラド・ミルトラビ（パス）オミド・ラヴァンハフ（ファジル・セパシ）【FW】メフルダド・オラーディ（ピルーズィ）エフサン・ホルサンディ（〃）シャフラム・グーダルズィ（バルゲ・シーラズ）ミラド・メイダブーディ（エステグラル・アフヴァス）レザ・タヘリ（〃）ヴァヒド・アムライー（ゾブ・アハン）先日のUAEで大活躍のカービィは勿論、不安定なディフェンスの要としてチャマナラを再召集。残念ながら大型CBのオムランザデがベラルーシ戦での監督批判によりチームを外れ、さらには控え扱いに不平を言った英雄の息子も落選。召集された６枚のFWのうちオラーディとタヘリが復帰し、注目の１６歳ののストライカー、ヴァヒド・アムライーが初召集。このアムライーは所属するゾブ・アハンで短い出場時間ながらゴールを量産し、現在ではラジャブザデーの相棒としてスタメンに定着し既に６ゴールを挙げている超新星である。リードされている場面での終了間際の投入も十分にありそうだ。豪州戦予想スタメン--------------------Makani---Hamoudi---Chamanara---Karimi----Hamidi---------------Nouri-------Ravankhah-------Kaabi(C)-------Kolahkaj--------------Oladi--------------Meydavoudiまた先日お伝えしたベルギーへのノスラティの移籍であるが、やはり負傷したのが災いし交渉が難航。本人は既にパスに戻っている模様。レザイーに次ぐDFの欧州移籍が実現しかかけていただけに、このまま破談となれば残念なニュースである。一方ウインターブレイクから再開したオーストリアブンデスリーガだが、２部のエステリーガのアドミラの初戦は３月１６日に迫っている。しかしアミン・モテヴァセルザデがなかなか合流せずアドミラのファンをやきもきさせたが、先週の土曜日にやっとチームに合流。３日に行われるSVホルン戦で初のテストマッチに臨むことになりそうだ。ちなみにホルンにはカップ戦で敗退させられている因縁の相手だけに彼のゴールが期待されている。さて日本人選手の加入で注目を集めだしたオーストリアブンデスリーガだが、油断するとこんなキックも飛んでくるハードなリーグである。そのリーグのレベルに関してはあまり知られていないがイラン目線から言うと、オーストリア代表とイラン代表が対戦した2000年9月の対戦では５－１でイランは蹂躙されている。（過去ログ参照）ちなみにこの試合はアントン・ポルスターの引退試合でもあった。（画像はこちらで「Iran Polster」で検索可）そしてイラン代表はW杯前にオーストリアでは強豪クラブであるスーパーファンドと練習試合を行い、確か２－０で勝利している。そのスーパーファンドがザルツブルクの次節の相手である。追記：今朝のトレーニングでさらに１８名まで豪州戦のメンバーが絞られました。チャマナラが怪我で、タヘリ、ハギーギ、ミルトラビ、チャフジョイーそして残念ながらアムライーも外れました。う～んチャフジョイーは唯一の左利きのサイドバックなのですが・・。モフセン・ハミディでいくのかな。攻撃面は充実していますがチャマナラも外れるなど守備面の不安は大きいですね。またこの試合と同日にフル代表はカタールと試合を行います。アジア大会の借りを返して欲しいですね。そしてこの試合にガレノイはメディアにザンディを召集すると発言したようです。ドイツ大会以降初のガレノイの元でどのように使われるのか気になりますね。

  2007.02.27

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  U-23イラン　VS　U-23UAE。

  ネット中継あるかまだわかりませんが、ヴィンコ・べゴビッチ率いるイラン五輪代表の第２戦目となるUAE戦が本日UAEで行われます。召集メンバーはこちら。なんと言っても最近UAEから帰国しピルーズィに移籍したホセイン・カービィの召集が目に付きます。ただドーハアジア大会の際に年齢詐称疑惑がかかり、本当は２４歳じゃないかと騒がれて参加しなかったはずですが・・・メンバー的には相変わらずフーラドのセンターバックコンビ（アルハミス、チャマナラ）が召集されておらず、さらにぺガフ・ジランからもクラブ事情からGKのモフセン・フォルーザン、ベラルーシ戦でソリッドなプレーを見せたCBのナジフカーが帯同できていないので、またオムランザデとエブラヒム・キャリミのコンビで行くつもりでしょうか。またオラーディはビザと徴兵の関係で欠場。また前回U-23UAE代表との試合でハットトリックと大暴れしたチャハルマハリも愚かなクロアチア人指揮官は招集していない。予想スタメン---------------Haghighi-Hamoudi---Hanif-----Karimi----Chahjoee----------------------Mirtrabi--------------Nouri----Kaabi(C)---------------Kolahkaj-----------Ahmadi-------------------Myedavoudiもちろんレアル・マドリー戦に先発しそうなキャリミの動向も気になりますね先日のアーヘン戦で温存されたキャリミですが控えの可能性もありそうですね、残念。U-23のゲームですが現在５０分経過しコラフカジとカービィのゴールで２－０とリードしている模様。イラン３－０で快勝しました。得点者はMehrNewsによるとカービィではなくコラフカジ、ミラドメイダブーディ、ホルサンディのようです。内容が分からないのであれですが、順調にいっていると見て良さそうですね。得点の流れは前半１０分、この日キャプテンを務めたカービィが倒されて得たPKをコラフカジが決め、２５分にはカービィのアシストからメイダブーディの見事なシュートが決まり、多くのリーザーブメンバーが出場した後半８０分にはシャフラム・グーダルズィのパスからエフサン・ホルサンディが３点目を叩き込んだ模様。強敵と目されているU-23豪州が先日U-23中国に２－０で敗れていますので、ますます初戦が楽しみになってきましたね。Makani.Karimi, Hamidi( Mirturabi) , Hamoudi , Nazari ( Omranzadeh ) , Ahmadi ( Khorsandi) , Kolahkaj (Mahini), Ravankhah (Chahjoee) , Nouri ( Pouladi ), Kabi ( Parvin) , Meydaoodi ( Gudarzi) スタメンは分かりましたがフォーメーションはこんな感じかな。-------------------Makani--Hamoudi---Nazari------Karimi------Hamidi------------Nouri----------Ravankhah----Kaabi-------------Kolahkaj-------------Ahmadi-----------MeydavoudiキャリミとナザリがCBで右がハムーディ、左サイドのラヴァンハフがチャフジョイーと交代のため左サイドだったのか微妙、ベラルーシ戦ではボランチ気味だったのでポジションの入れ替えがあったかもしれません。後はこの通りでしょう。カービィは本来のMFでプレーしています。後半はマカニがキャプテンを務めたとの事。

  2007.02.20

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  ノスラティがベルギーへ。

  水面下で行われていたモハンマド・ノスラティのベルギーリーグ、ムスクロンへの移籍が決定した。欧州移籍市場の締め切りである１月３１日を前に２８日からベルギー入りしメディカルチェックやテストを受けていたのだが、テスト中に軽い負傷を負いながらもクラブは２５歳のイラン人DFの獲得を決めたようだ。まさに代表においても新たなディフェンスリーダーとして期待を集めているノスラティにとっては最高のタイミングでの欧州移籍である。ベルギーでプレーするイラン人としてはシャルルロアのアバス・バヤット会長による３人のイラン代表選手の獲得以降の事となる。（過去ログ参照）当時バヤットがベルギーに連れて来た３人のイラン代表は、決して実力的に遜色のある選手達ではなかった。モハメド・マハダヴィは大型CBとしてアジアカップでソリッドな守備を披露していたし、アリ・レザ・エマミファーは代表でもピルーズィでも両サイドを器用にこなすウインガーであった。そしてダリウシュ・ヤズダニはアジア大会で活躍後代表にも定着し、レヴァークーゼンでこそチャンスをモノに出来なかったがエステグラルでは不動のボランチとして君臨していた。そんな彼らだがベルギーでは何の実績も残すことができず、それ以来バヤットの口からファンに向けてイラン人選手を獲得するという意思が伝えられることは無かったのである。そんな験（げん）の悪いベルギーリーグへの移籍だが、現在イラン最高のDFであるノスラティがヨーロッパの舞台で経験を積むことは喜ばしいニュースである。ブランコ・イヴァンコビッチの秘蔵っ子であったため、恩師を追ってクロアチアリーグへの移籍も噂されていたが、彼を間違った起用法で批判の渦に巻き込んだクロアチア人監督の後を追う事は決して賢明なチョイスではない。そしてガレノイ政権下では本来のポジションで起用される事で輝きを取り戻し、所属するパスではネクーナムの後任としてキャプテンとしてもリーダーシップを発揮していた。ベルギーリーグ下位に低迷するムスクロンにとって２５歳で４０試合を越える代表経験を持つノスラティの獲得は移籍金以上の価値を生み出すに違いない。早く怪我を治して欧州デビューを果たしてもらいたいところだ。またオーストリアのアドミラは練習試合を行い２－２のドローを演じた。この試合新加入の長身CBプルヒュバーとのコンビで５８分間プレーしたパシャザデは見事に無失点に貢献。またモフセン・ファラジも途中出場を果たしたが、未だにアミン・モテヴァセルザデは合流していない。どうやらビザは無事発行されたようで月曜日にはチームに合流できそうだ。先日のドイツではマハダヴィキアがPKを獲得し、久しぶりの得点も挙げるなど新監督の下で輝きを見せたし、テイムリアンも先ほど先発し８０分間見事なプレーを披露した。前節で２アシストを決めたハシェミアンにも十分にチャンスはあるだろう。そしてあと３０分ほどで行われるバイエルンとアルミニア・ビーレフェルトとの試合でもキャリミの先発が予想されている。新たにノスラティを加えた欧州組からますます目が離せない。Wiener Sportklub - VfB Admira Wacker Mödling (0:2) 2:2 Aufstellung: Knaller - Morgenthaler, Pöllhuber, Pashazadeh, Panny - Vishaj, Horvath, Schachner, Koller - Scharrer, Randjelovic Goal für uns: Horvath (26.), Morgenthaler (44.) Auswechslungen: 46' Baumgartner für Knaller 58' Pecelj für Pashazadeh 58' Faraji für Schachner 58' Delic für Scharrer 64' Studeny für Panny 64' Probst für Morgenthaler Die Goal für den Wiener Sportklub fiehlen in den Minuten 62. und 88.

  2007.02.11

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  イラン五輪代表の初戦レポ。

  べゴビッチ率いるイラン五輪代表にとって重要な初戦となったベラルーシU-23代表との試合を振り返りたいと思います。今回対戦したベラルーシ五輪代表は、第６回ドーハ国際ユース大会において韓国とイランが抜けたため（バーレーンが代理出場）１勝１敗でグループリーグを勝ち抜き（４チームから３チームに減ったため）ホスト国カタール五輪代表を１－０で破り決勝でエジプトに４－１と敗退し準優勝。（ちなみにエジプトとはグループリーグ初戦でも２－０と敗れている）決して準優勝とはいえ芳しい成績を残してはいないが、現在のオミデ・イランより成熟したチームである事は確かである。まず心配されたのが最終選考に残ったメンバーに純粋なCBがオムランザデ以外に不在だったという事。特にフーラドのチーム事情（アラヴィの怪我など）からアルハミスやチャマナラといった数少ない経験のあるCBが最終選考で漏れた事も驚きであった。ちなみにアルハミスは日本とのU-19選手権で決勝点を叩き込んだ選手である。こういった経緯から果たしてべゴビッチはどの選手で最終ラインを形成するのかが注目されたのだが、彼のチョイスはなんとも奇妙なものであった。以下がベラルーシ戦のスタメンとフォーメーション。First half-------------------MakaniHamoudi---Omaranzadeh--karimi------Mahini------------------Nouri------Mirtorabi--------Ahmadi------Kolahkaj(C)----------------------------Meydavoudi-------------Oladi右サイドのアリ・ハムーディはいいだろう。エステグラル・アフヴァズでもコンスタントに出場を重ね、若手ながら不動のSBとして躍動している。そしてオムランザデもノスラティやシャクーリの欠場の穴を埋め、先日のリーグ戦ではフル代表のシャクーリをベンチに追いやっている。問題はエブラヒム・キャリミとホセイン・マヒニだ。キャリミはクラブでは右サイドバックを務めており体格的にもベラルーシのような大型選手をマークさせるのは困難だ。それはリーグ戦においてのピルーズィ戦でも容易に確認された。そして左サイドには本来右のウインガーであるマヒニを据えたのだ。確かにスピードに優れ、突破力のある選手ではあるが、彼が左サイドから一度でも有効なクロスをあげる場面はついぞ見られなかった。失点の直接的な原因はミルトラビのカバーが遅れた為に喫したものであったが、最終ラインの整備の拙さは明らかでオムランザデとキャリミを中央で組ませる事自体奇妙なチョイスであった。べゴビッチは前半で自らが選手の特徴を把握していないことを露呈した。また攻撃面においてはコラフカジやメイダブーディが時折個人技でベラルーシゴールを脅かしたが、同点弾に結びつくことは無かった。それでもアーマディをはじめU-19代表から共にプレーしている選手間では幾度か決定機を演出していた。（前半３０分以降からの観戦のため、それまでの詳細は新聞などの評価より転用）2nd half---------------Makani----------Karimi-----NazifkarHamidi----Nazari-----Shiri--------Chahjoee-------Parvin-----------Ravankah-------Khorsandi(C)--------GoudarziAfter Karimi Red Carded:---------------Makani----------Nazari-----NazifkarHamidi----Shiri------Ravankah---Chahjoee----------------Parvin-------Khorsandi(C)--------Goudarziそして多くの選手を入れ替えた後半、自らが率いていたぺガフ・ジランから召集したナジフカーを中央に入れ守備の安定を図る。そして左サイドにはマヒニと同じエステグラル・アフヴァズの左SBチャフジョイーを投入。どうして前半から左利きでSBのチャフジョイーを使わなかったのか疑問である。後半チャフジョイーは何度も有効なクロスを配給し、ナジフカーも堅守に貢献した。さらにボランチに入ったナザリが得意のロングパスで攻撃の活性化を図るが、ホルサンディ、グーダルズィとの連携不足で攻撃も単発で終わる。さらに英雄の息子、モハンマド・パルヴィンは一時期の中田を彷彿とさせるわがままなスルーパスを連発しチームをさらなる混乱に陥れる。そして、ここまで無理なポジションを任されていたキャリミがついに破綻をきたす。ラフなプレーでベラルーシFWを食い止めていた彼が２枚目のレッドカードを受けた時点でイランの敗北は決定的となったのである。後半もホルサンディやラヴァンハフが突発的な突破を試みるが、フィジカルで勝るベラルーシにことごとく跳ね返された。もはやヴィンコには打つ手が無く、彼の初戦は点差以上の修正点を浮き彫りにした。勿論思ったような選手を招集できなかったジレンマもあっただろうが、それにしても準備不足と選手への理解があまりにも欠けていた。この責任はべゴビッチよりも、むしろIFFやパンジャリをはじめアシスタントコーチに非があるだろう。どちらにせよイラン五輪代表は大幅な修正が必要となりそうだ。ライバルのオーストリア五輪が１１点を叩き込み大勝している現状では、決して安穏としている場合ではないはずだ。果たして今月２８日の直接対決までにべゴビッチは豪州に対抗できうるチームを形成できるだろうか、その手腕が問われそうだ。

  2007.02.09

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  実況LIVE:ベラルーシ戦。

  さあ試合始まります。----------Roudbarian---Aghili---Rezaei----Sadeghi------------Nkounam(C)-Asadi---------------------Vahedi-----Teymourian---E.Sadeghi------Rajabzadeh----Khatibiハティービ、ゴーーーール！！！！！！ラジャブザデのFKからオーバーヘッドヘッドで叩き込んだ！！！！前半５分先制しました。イラン　１－０　ベラルーシしかし何かとファンに嫌われがちなハティービですが、FWとしてきっちり仕事していますね。この先制点はファンタスティックでした。ここ４試合で３得点は素晴らしい。なおU-23は惜しくも１－０で敗れています。やはりカタール国際で４試合を戦っている相手には厳しかったですね。それでもメイダブーディ、ラヴァンハフ、マカニあたりは動きが良かったです。フル代表に敵を取って欲しいですね。ハティービいいシュートでした。やはりテイモリアン、ネクナームの動きが秀逸ですね。ラジャブザデー痛みました。レザイーはチームで出場機会に恵まれていませんが、今のところスイーパーとしてもよく統率していますね。アサディ素晴らし突破でしたがファウルで止められました。テイモリアン最終ラインまで戻っての素晴らしいディフェンスです。さあ、いい位置でラジャブザデーがFKを獲得です。ヴァへディが壁に当てました。ルードバリアンいい飛び出し。ラジャブザデゴール前への素晴らしい突破でしたが酷いファウルで止められました。ネクーナム可能性を感じさせないFKでした。怪我のカゼミアンとミルザプールが観戦しています。またもハティービの素晴らしい突破。ラジャブザデーとのコンビもいいですね。VIP席にはアリアバディも居ますね。カウンターからヴァへディのシュート！　惜しい！前半終了。攻守に渡り動きはいいですね。守りも堅くサイドも生きてます。後半始まりました。タレブルーとホセイニが入っています。ベラルーシ、ゴール。DFちょっと対応が甘かったですね。イラン　１－１　ベラルーシサデギ代表でも素行の悪さが出ますね。カードが多いだけにこらえて欲しいところ。うーん、ハティービいいかわしから流しましたが味方に合わず。あららベラルーシ追加点。ちょうどモバリが入るところでしたが・・・イラン　１－２　ベラルーシさあモバリ入りました。マジャール・ザレあたりも試して欲しいところです。バダマキも入りそうですね。ハティービいい突破からのシュートでしたがDFの足にひっかかりました。サデギ外してバダマキ入ります。攻撃的にいきそうですね。７０分経過。どんどん新たな選手を試して欲しいですね。モバリのミスパスから決定的なピンチを迎えましたがDFが追いつき素晴らしいスライディングで止めました。うーんネクナム後半良くないですね。後半イランの攻撃が機能していません。ラジャブザデ決めた！！！！８８分イラン　２－２　ベラルーシベラルーシのかなり危ない攻めでしたがなんとか凌いだ。さあ最後のCKか。試合終了。最後レザイーが押し込みかけましたがドローです。主力が居ない中、国内組にとってはいい経験になったことでしょう。２トップはそれぞれ得点をあげて責任を果たしましたが、後半のレザイーを中心とした守備はちょっと綻びましたね。やはりノスラティが怪我から戻ればレザイーはストッパーに入るべきでしょう。ゴール動画

  2007.02.07

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  ベラルーシ戦直前情報。

  いよいよ本日ベラルーシとの親善試合が行われますが、フル代表の試合の３時間前にはお互いのU-23代表が対戦します。イランU-23代表の最終選考に残った２１名は【GK】サーシャ・マカニ（ファジル・セパシ）モフセン・フォルーザン（ぺガフ）【DF】ハニフ・オムランザデ（パス）モハマド・エスマイール・ナザリ（〃）エブラヒム・キャリミ（ラフアハン）サイード・チャフジョイー（エステグラル・アフヴァズ）アリ・ハムーディ（〃）？・ナジフカー（ぺガフ）ハメド・シリ（ファジル・セパシ）【MF】アデル・コラフカジ（フーラド）モフセン・ハミディ（〃）ナデル・アーマディ（パス）ミラド・ヌーリ（ペイカン）ホセイン・マヒニ（エステグラル・アフヴァズ）ミラド・ミルトラビ（パス）オミド・ラヴァンハフ（ファジル・セパシ）モハンマド・パルヴィン（ピルーズィ）【FW】メフルダド・オラーディ（ピルーズィ）エフサン・ホルサンディ（〃）シャフラム・グーダルズィ（バルゲ・シーラズ）ミラド・メイダブーディ（エステグラル・アフヴァス）怪我で外れたプーラーディやチャマナラ、チャハルマハリ、アルハミスらフーラド組、そしてハギーギなどが漏れたのがやや意外だが、メンバーとしては悪く無さそうだ。べゴヴィッチの五輪に向けての初戦はどのようなものになるだろう。選手の画像やプロフィール等はこちらで。予想メンバー------------------Makani---Hamoudi---Hanif-----Nazari--Chahjoee-------------------Nouri(C)-----------Ahmadi----------Kolahkaj------Mahini-------------------Meydavoudi-------------------Oladi一方フル代表のメンバーにはイマン・モバリと今季好調のメス・ケルマンからキャプテンでGKのアバス・モハマディが追加召集された。ただエナヤティとカービィはチームが出さなかった模様。カゼミアン、マダンチ、マハダヴィキア、ハシェミアン不在の前線のチョイスはさらに難しくなりそうだが、ラジャブザデー＆ハティービでは若干高さに欠ける為ヴァへディやバダマキのトップ起用も場合によっては考えられる。しかし純粋なFWがハティービしか居ない時点で国内から追加召集すべきだと思うのだが。また残念ながらベラルーシ代表のアレクサンドル・フレブは帯同していない模様。こちらも数少ない欧州の代表との試合だけに貴重な試合になりそうだ。予想メンバー-----------------Roudbarian------------Rezaei--------Sadeghi-Shakouri---------------------------Vahedi------------Teymourian-------------------------Nekounam(C)---------------Mobali-------Rajabzadeh----------------Badamaki------------------------Khatibiまた先日お伝えしたアブモスレムとピルーズィの試合でハットトリックを達成した23歳のナイジェリア人ストライカーOlerumがイラン国籍を取得する申請を出したとのこと。彼は続くゾブ・アハン戦でも２試合連続となるハットトリックを達成し得点ランクでも8ゴールのアリ・ダエイを上回る１１ゴールで単独トップに立っている。現在のチームメッリにはトルコ、アルメニア、アゼルバイジャン、トルクメニスタン、クルドなど様々なルーツを持つ選手が混在しているが彼がもしイラン代表に入る事になれば初のケースとなる。というのもザンディのような２世の帰化やテイムリアンのように血筋こそ違えど先祖から長きに渡りイランに住んでいる～系イラン人でもない、まったく関係ないルーツを持つ国からの帰化になるからだ。ただザンディを外し、ショジャイーをも自らがエステグラル監督時に獲得の打診に応じなかった事を理由に外すようなアミール・ガレノイが積極的に帰化したナイジェリア人を起用するかは疑問符が残る。しかしアリ・ダエイ以降、固定しないストライカーの座を狙うには今季の彼の活躍は十分すぎるものだ。ペルシャ語も話し、イスラム教に改宗し、妻もイラン人とくればアシュカン・デジャガーよりよほどチームメッリに近いことは確かだが。

  2007.02.07

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• ベラルーシ戦に向けて２５名を召集。

  いつの間にか決まっていたベラルーシ戦に向けて２５名が召集されました。【GK】ハッサン・ルードバリアン（パス）ヴァヒド・タレブルー（エステグラル）【DF】ラフマン・レザイー（メッシーナ）ハディ・アギリ（セパハン）アミール・ホセイン・サデギ（エステグラル）ピルーズィ・ゴルバニ（〃）ハディ・シャクリ（パス）ジャラル・ホセイニ（サイパ）ペジマン・モンタゼリ（フーラド）ホセイン・カービィ（アル・エマラト）【MF】メフディ・マハダヴィキア（ハンブルガーSV）ジャヴァド・ネクナーム（オサスナ）アンドラニク・テイムリアン（ボルトン）ホセイン・カゼミ（エステグラル）マジャール・ザレ（マラヴァン）エブラヒム・サデギ（サイパ）ホセイン・バダマキ（ピルーズィ）メフルザド・マダンチ（〃）アリレザ・ニクバフト・ヴァヘディ（〃）モハンマド・ヌーリ（セパハン）モルテザ・アサディ（サバ）【FW】ゴラム・レザ・エナヤティ（アル・エマラト）メフディ・ラジャブザデー（ゾブアハン）ラスール・ハティービ（シャルジャFC）ジャヴァド・カゼミアン（アル・シャーブ）尚、ハシェミアンはガレノイとの相談のうえで、キャリミは先週のリーガでの怪我のため、ノスラティも同様に怪我で召集を見送られた。メンバー的にはU-23代表組のモンタゼリとマジャール・ザレやセパハンの中盤の要であるモハンマド・ヌーリが復帰。だいぶメンバーが固まってきた感があるがモバリの落選はやや意外。UAEのチームが選手を手放さない事はよくあるが、ショジャイーがまたもメンバーから漏れているのは同じチームのハティービが召集されていることからガレノイの意向だろう。（別ソースではホセイニ、エブラヒム・サデギを除いた２３名が召集とも）予想スタメン------------------Roudbarian--------------------Rezaei-----------Shakouri----------Sadeghi----Kaabi----Teymourian--Nekounam-----Vahedi----------Kia-----------------Khatibi--------------------Enayatiヴァへディが若干前に出れば４－４－２移行することもありそうだ。またネクナームとテイムリアンがゲームメイクを交互にこなす可能性もある。注目したいのはネクーナム、テイモリアンの不動コンビを控えであるカゼミとマジャール・ザレが脅かす事ができるか。またモハンマド・ヌーリがリーグで見せるドリブルとゲームメイク、そして得点力を披露できるかというあたりか。ただ彼らに与えられる時間は多くは無いはずだ。また試合情報など詳細が入れば追記します。追記：ベラルーシ戦は来週水曜日、代表キャンプは明日から行われる模様。またモバリも追加召集されたようです。尚ベラルーシのメンバー１９名も発表になりアーセナル所属のフレブも含まれているようです。またベラルーシU-23代表もイランに来るらしくキャンプを行っているイランU-23との親善試合も組まれるかもしれないそうです。そういえばイランが出場をキャンセルしたカタール国際ユースの決勝まで行ったチームですね。試合は決勝でエジプトに４－１と大敗したようですが、イランU-23にとっても貴重な試合になりそうですね。またフル代表の方からマハダヴィキアがチームでのポジション争いを優先して、マダンチ、カゼミアンが怪我で外れました。

  2007.02.02

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  ガレノイの企み。

  北京五輪へ向けて新たなスタートをきったU-23代表監督ヴィンコ・べゴビッチの前に、さらなる難題がつきつけられそうだ。先日べゴビッチは２９名の代表候補をU-23代表に召集し２月１９日にドゥバイでU-23ＵＡＥ代表と、２８日にはアザディでU-23オーストリア代表と親善試合を行うことを発表したが、同時にアシスタントコーチとしてモハマド・パンジャリのほかバンクメリ・テヘランの監督アリ・ドゥースティとペガフ・ジランのGKコーチであったホセイン・トラブプール（一部報道でイランフットサル協会会長のアバス・トラビアンとの誤報あり）などを指名したのだが、この選択を強要したのがアミール・ガレノイのようだ。（トラブプールは現役時代に代表でのガレノイの同僚である）べゴビッチ自身はフーラド・フーゼスタンの監督時代に共に働いた事のあるナイーム・サーダヴィをアシスタントコーチに望んでいたのだが・・・常にU-23代表に対しても発言権や選手の選抜権を主張するフル代表監督は自らがべゴビッチのアシスタントとなる事も厭わないというのだ。勿論フル代表と五輪代表の監督が密な関係を保つことは重要である。しかしこれから自らのチームを形成しようとするべゴビッチにとって、この現象が障害にこそなれメリットがあるとはとても思えない。なぜ思えないかといえばガレノイのシモンエスに対する前科があるからである。それならば初めからブランコのようにフル代表と五輪チームを兼任した方がよほどましでは無いだろうか。ガレノイの試みによって壊されたドーハでのアジア大会３連覇の夢に続き、五輪出場までも阻害されるとしたら、それはあまりにも馬鹿げているし許されざる行為だ。ガレノイは常に自らの下のカテゴリーの監督が結果を出すのを恐れているのだろうか。どちらにせよ今週土曜日に２５名の最終リストとアシスタントコーチが発表となる予定だ。一方キプロスリーグで奮闘するフェリドーン・ザンディはキプロスでの自身初得点としてCKを直接叩き込むという見事なゴールを披露した。GKに許されたのは優美な放物線を描くボールを成す術なく傍観するのみであった。こういったゴールはJリーグの創成期によくエドゥー・マランゴンが披露していた覚えがあるが、イランにはやはりこういった芸当をこなすタレントは少ない。ガレノイも所属チームでスタメンを確保すればザンディの復帰もあり得ると公言しているだけに先日紹介した背番号１０候補の一人に加わる可能性も残されている。Scorers: 51; Solomou, 67; Zandi.Our Team: Chvalovsky, Merkis, Haydar, Moustakas (56; Alvarez), Solomou, Barun, Andone, Demetriou (74; Karim), Arig (64; Korolovszky), Sosin, Zandi.またオーストリアのアドミラはSC Sollenauとの親善試合を行い２－０と勝利した。この試合パシャザデとファラジが共に後半から交代出場を果たしたが、モテヴァセルザデは未だにビザの問題が解決せず合流が遅れているようだ。また新戦力として復帰したホルヴァートと共に１９９センチの大型DFでU-21オーストリア代表でもあるアレクサンダー・プルフュバーもデビューしている。両者ともアドミラにとって身の丈ばかりでなく戦力としても大きい力になるだろう。SC Sollenau - VfB Admira Wacker Mödling (0:1) 0:2 Admira spielte mit: H. Wenninger - Studeny, Pöllhuber,Pecelj, Probst - Morgenthaler, Horvath, Schachner, Koller - Randjelovic, Delic 交代: 46' Banovits für Pecelj 46' Faraji für Studeny 46' Gradinger für Probst 46' Bernscherer für Delic 46' Pashazadeh für Schachner 得点: Koller (40., Kopf), Morgenthaler (49.)

  2007.02.01

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• U-23代表ブログ開設のお知らせ。

  ２００８北京五輪への出場を目指すイランU-23代表についての特集ブログを開設しました。五輪出場資格のある１９８５年～生まれのU-23代表選手のプロフィールやニュースなどはこちらで扱おうと思います。正直苦しいグループに入ったイランですが未来の代表選手に注目しておいて損は無いでしょう。是非とも近年遠ざかっている五輪出場を成し遂げてもらいたいものです。ニュース：１件選手：４０人監督、コーチ：６人更新：1/30

  2007.01.27

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  カリスマの監督デビュー。

  メルボルンの奇跡を起こしたカリスマの前ではトルコの名将ムスタファ・デニズリも霞んでしまう。注目されたホダダド・アジジの監督デビューとなったピルーズィ対アブ・モスレムの一戦は先日の乱闘騒ぎのペナルティーでガレノイ、べゴビッチら一部関係者のみが見守る中、無観客のアザディスタジアムで行われた。この試合ピルーズィはスタメンからシェイス・レザイー、バダマキ、バヘディ、ママニ、ハジザデ、オラーディら主力を出場停止や怪我で欠くという苦しい布陣を強いられたがマダンチが幸先良く先制するや、バゲリがＰＫで加点し早々と試合を決めたかと思われた。しかし、ここからアブ・モスレムが反撃を仕掛ける。細かいつなぎで根気良く主力不在のピルーズィを押し込むと強烈なシュートでゴールを脅かす。だが代表ＧＫのメフディ・ヴァェジの好セーブでピンチを凌いだピルーズィであったが、そこから与えたＣＫのこぼれ球をナイジェリアのストライカーOlerumに押し込まれてしまう。そして勢いの止まらないアブ・モスレムはマンスーリのファインボレーで同点とするとＣＫのこぼれ球を再びOlerumが押し込む。こうなると褐色の弾丸の勢いは止まらずセェイエド・アバシのタックルを軽々といなして独走するやハットトリックを達成。フーラドから移籍してきたペルシャ語も堪能なストライカーの活躍でピルーズィを４－２と大きく引き離した。（ちなみにOlerumは奥さんがイラン人で宗教もキリスト教からイスラム教に改宗した２３歳、デジャガーよりも帰化の可能性が高い）その後ホルサンディが意地の一点を返すが試合はそのまま４－３で終了。両軍あわせて７点を奪った劇的な試合は、ホダダド・アジジが再びフィールドで起こした奇跡とも言えるものだった。アブ・モスレムは今季アンドラーニク・テイモリアンやホセイン・バダマキという主力を放出したものの元代表ＣＢであるメフディ・ハシェミナサブやジャヴァド・ラザーギー、アリ・ムサヴィらを獲得。特にペルージャへの移籍も噂された事があるハシェミナサブはピルーズィとエステグラルでプレーしたベテランで、ＡＣＬでジュビロ磐田とプレーした際にはそのあまりの跳躍力に松木安太郎氏が驚嘆していた事もあるイラン伝統の頑強なＣＢである。また代表としてもアメリカ遠征などに帯同し評価が高い。近年はサイパやパスを経て２部リーグでプレーしていたものの、一部リーグに復帰した今季は素晴らしいキャプテンシーとソリッドなプレーで最終ラインからチームを支えている。彼らの活躍がサイパ、エステグラル、そしてピルーズィに続く４位につける原動力になっているのは確かだが、マシャードの英雄ホダダド・アジジが監督に就任した事も大きなモチベーションとなる事だろう。首位を快走するサイパのダエイとの直接対決も楽しみである。ゴール動画試合画像一方、ウインターブレイクに入っているオーストリアリーグのアドミラはFC Harreitherと練習試合を行い１－１で引き分けている。この試合合流が遅れているパシャザデ、ファラジ、モテヴァセルザデの姿は無かった。尚この冬季移籍期間に若手のクリストファー・ドラザンをラピッドに放出したアドミラは出番の無いイラン人デュオ、シャドハフとハルーバゲリのイランリーグへの放出を検討している。彼らにもラザーギーのように頑張って欲しいものだ。また獲得選手としてＧＡＫに放出した大型ボランチのミヒャエル・ホルヴァートが戻ってくる。攻守に精力的な彼とファラジのダブルボランチが機能すれば３月に再開するリーグでも、いい結果を残すことが出来そうだ。彼の獲得は2部ですら苦戦を強いられているチームにとって本当に大きい。そしてシュタム・グラーツから獲得したＵ－２１オーストリア代表のアレクサンダー・ピルヒュバーにも期待したい。FC Harreither WY - VfB Admira Wacker Mödling (1:1) 1:1 17.30, Neuhofen (Kunstrasen) schlechte Wetterbedingungen (starker eisiger Wind). Admira spielte mit: Baumgartner - Panny, Pöllhuber, Pecelj, Fürthaler - Vishaj, Schachner, Horvath, Morgenthaler - Scharrer, Randjelovic.

  2007.01.26

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  背番号１０の行方。

  ドイツ大会直前の無念の負傷から８ヶ月、モジュタバ・ジャッバリがピッチに帰ってくる。ブランコ・イヴァンコビッチによって認められた才能は、アブ・モスレムから名門エステグラルへと活躍の場を移し、即座にトップ下のポジションでタクトを振うとアザデガンリーグ時代から５シーズンぶりとなるイランプレミアリーグ（現ペルシアンガルフカップ）優勝へと名門を導いたのである。そんなまさに最高の形で迎えるはずであったワールドカップを棒に振ったジャッバリにとって、この８ヶ月で失った物はあまりにも多い。松葉杖をつきながらエステグラルの練習に顔を出す彼の表情には笑みがこぼれてはいたが、物静かな指揮者の胸中は表情とは裏腹に穏やかなものであるはずが無かった。そのジャッバリがついに次節ゾブ・アハン戦への出場をほのめかした。決して１００パーセントの状態では無いようだが、彼はこの数ヶ月で失ったものを取り返すためフィールドへと帰ってくる。勿論彼と同じように膝に重症を負って以降、存在感を示せずにいるモハラム・ナヴィドキアの例もあるし、苦しい戦いになるだろうが彼の復帰は喜ばしい限りである。そしてジャッバリの復帰はダエイが去って以降「空席」となっている背番号１０の正式な継承者問題を思い出させた。イランにおける背番号１０は、ダエイの代名詞でもあるようにポジションに関係なく影響力の強い選手が背負う場合が多い。それだけで考えれば現在のチームメッリにおいてマハダヴィキアやキャリミ、そしてネクナームの名が挙がってもおかしくは無いが、彼らは既に固有の番号を持っている為可能性は低い。そこで候補となるのがジャッバリのようなチームを操る能力に長けた選手である。彼がもしドイツ大会で才能を発揮していればすんなりとその大役を引き継いでいたのかもしれない。しかし彼の離脱によって後継者問題は今も解決されていないのである。そんな中、最も今１０番に近いのがイマン・モバリであろう。彼もワールドカップ前に英雄に見舞った一発の悪辣なタックルの為にＵＡＥへと新天地を求め、ドイツ大会までも欠場するはめになっていた。U-23代表時代から１０番をつける事が多く、正確なロングフィード、左右の強烈なシュート、そして魔球を駆使する芸術的なＦＫで１０番の後継者を確実視されていた彼が、ダエイの事実上の代表引退を機に復帰し先日のUAE戦でも素晴らしいパフォーマンスで再びその継承権が自らにある事を強烈にアピールしている。だがそのUAE戦で共にプレーしたホセイン・バダマキも忘れてはならない。モジュタバ・ジャッバリが去ったアブ・モスレムで頭角を現すと、ピルーズィへと移籍し才能に磨きをかける。ゲームメイクのみならず前線への果敢な飛び出しと積極的なプレスで攻撃を活性化するタイプのMFで、初召集となった韓国戦では１３分という限られた時間でゴールを叩き込み代表に定着した。その才能はシュツットガルトのゴールをも幾度と無く脅かしている。そしてジャッバリの欠場の為にドイツ行きを果たしたマスード・ショジャイーも候補者の一人かもしれない。だが彼のパスセンスやドリブルテクニックは背番号１０よりもアリ・キャリミの後継者と見た方が正しい。むしろ問題は召集に積極的ではないガレノイのもとでどれだけのチャンスをものにできるかという事だ。彼が奔放なドリブル以上に類稀なるゲームメイクにさらに磨きをかければ背番号１０への後継者に変貌を遂げる可能性も０ではない。そして下の年代からもショジャイーに代わりドーハで輝きを見せ、スピード、パスセンス、得点力を披露したアデル・コラフカジの存在も見逃せない。彼は既に所属するフーラドで背番号１０をものにしている。まだフル代表には呼ばれておらず直接の後継者とはなり得ないが可能性を秘めた若手の一人だ。誰が背負うにしてもイランの背番号１０はあまりにも荷が重い。その重責に誰もが喜んで背負うことは無いだろう。勿論ここに挙げたトップ下の猛者以外にもオラーディやボルハニ、そしてヴァへディやテイムリアンなどあらゆるポジションから後継者が現れる可能性はある。今年開催されるアジア杯で果たして誰が背番号１０を背負う事になるのか、できれば暫定的なものではなく正統な継承者がそれまでに生まれることを祈りたい。それはマハダヴィキア、キャリミ、ネクナームと並ぶもう一本の柱の誕生をも意味することだろう。

  2007.01.23

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  べゴビッチがU-23代表に２９名を召集。

  カタール国際ユースをキャンセルしたU-23代表にべゴビッチ自身が人選した２９名が初召集された。Hossein MahiniSaeid ChahjoeiAli HamoudiReza Taheri Milad MeydavoudiAlireza HaghighiEhsan KhorsandiMohammad Parvin Mehrdad OladiHanif OmranzadehMilad MirtorabiSeyyed Mehdi EslamiMohammad Esmaeil NazariSasha MakaniHamed ShiriOmid RavankhahFarhad Al Khamis, Adel KolahkajMehdi Chamanara Mehrdad Pouladi Hamid KazemiMilad NouriMohsen ForouzanZarif KarEsmaeil KarimiHossein SaediMehdi MohammadpourShahram GoudarziHojat Chaharmahaliモハンマド・ゴラーミンが外れ、自らが率いたこともあるフーラドやピルーズィからメフルダド・オラーディ、ホジャト・チャハルマハリを追加。それ以外に大きな驚きはなかったが、このチームをベースにイランは五輪出場を目指すことになりそうだ。ちなみにこの年代の多くは2003年時のU-19代表から苦楽を共にしているメンバーが多い。彼らは同年インドで開催されたJRD Tata Cupで優勝を果たしている。（上段左からミラド・ヌーリ、サーシャ・マカニ、モフセン・ミラビ、ミラド・ミルトラビ、サイード・チャフジョイー、ハニフ・オムランザデ、下段右からナデル・アーマディ、ミラド・メイダブーディ、メフルダド・オラーディ、？、？）特にアーマディがトップ下からオラーディ、メイダブーディを操るトライアングルは強烈で、この年代の目玉であったが今回アーマディはフーラドからパスへイラン独自のドラフト制度と徴兵の関係で移籍したばかりのため召集を見送られている。イランにおいて有能な若手を財政難の地方のチームが抱えるのは困難な状況にあり、例えば今季エステグラル・アフヴァズで４ゴールを挙げているメイダブーディも昨シーズンはパスに移籍しストライカーとして活躍したし、今シーズンもマラヴァンからミルトラビ、ミラビ、オムランザデ（レンタル終了）、フーラドからアーマディといった多くの若い有能な選手がパス（パスは軍隊のチームの為、徴兵時期にこのチームへの若手の移籍が多い）に移籍している。また、この年代でキャプテンを務めているヌーリもまた今シーズンにはペイカンへと新天地を求めている。やはりこのペイカンもあのロマーリオの獲得の噂があがるほど裕福なクラブである。こういったクラブ間の格差は決して恵まれている環境ではないイランのリーグにおいても存在するのである。五輪チームについて話を戻すと、私のお気に入りは若干２０歳にして完璧なフィジカルを持つハニフ・オムランザデである。今季パスに移籍したもののノスラティ、シャクーリといった現役フル代表や元代表のクシュキなどの壁は厚く一度も出場機会を得られていなかったが、先日のハズフィ杯にて初の先発を勝ち取っている。その際移籍したばかりのアーマディも先発に名を連ねシャモーシャクからPKではあったが勝利をもぎ取っている。彼らが序々に所属チームで出場機会を増やし、五輪チームへとその力を昇華してくれれば北京も見えてくるのではないだろうか。その為にもこれ以上IFFのマネージメントの拙さが彼らの未来を阻まないことを願いたい。

  2007.01.21

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  愚行と混沌。

  イランサッカーを取り巻く混沌の闇は晴れる気配が無い。フーラド・フーゼスタンの監督に就任したヴィンコ・べゴビッチを強奪しU-23代表の監督に据えたIFFであったが、当のべゴビッチがあまりにも性急な協会の決定に異を唱え準備期間の短さとクラブが召集を拒否し選手が揃わない現状を理由にカタール国際大会への参加を正式に拒絶した。事実パンジャリのもとキャンプに召集された選手達の前にべゴヴィッチは現れず、一人の選手も見ていないチームを２２日に初戦となる韓国戦で率いろというのが無理な話である。場合によっては大会自体の参加キャンセルもあるというのだが、そもそもこの大会への参加は昨年から既に決定していた事である。このドタバタ劇はFIFAからの国際試合からの締め出しを受けて設置されたサファイー・ファラハニーを委員長に据えた移行委員会がIFFの構造改革を今だ断行できず、事実上機能していない事を端的に示している。その障害となっているのはアリアバディ副大統領兼体育庁長官、つまりはサッカーをプロパガンダの道具に使う政府であり、サッカー界の利害に常に顔を出す６人の委員の一人でピルーズィの会長でもあるアンサリファードといった有力者達である。（参考：過去ログ１、２）政治と権力に汚されつつあるイランのフットボールを救う手立てはひとつ、FIFAがイランの締め出しを正式に決定する事だろう。もはやイランに自浄作用は無く、魑魅魍魎共にはイランサッカーにとって最悪の裁断以外の言語は通用しない。だがこのような混沌は現場にもはびこっているからたちが悪い。先日ドーハでU-23代表を率いたレネ・シモンエスがアミール・ガレノイが私のチームを壊したとインタビューで憤慨したのである。彼を食事の席に招いたガレノイはラハマティ（先日再入院したアベドザデが最も評価するＧＫ）、アクバルプール、マダンチをドーハへ連れて行くよう進言し、それを受けたシモンエスは大会直前のブラジルキャンプに彼らを帯同し最終的なチームを構成したのである。（参考：過去ログ）しかしシモンエスは彼らのパスポートを見て愕然とする。ガレノイに２３歳以下だと聞かされていた３人の選手は実際には年齢を詐称しており、直前で彼らをドーハへ連れて行くことが出来なくなったのである。事実彼らはいったん公式サイトの選手リストにも登録されながら直前で変更を余儀なくされていた。ガレノイがどうしてブラジル人監督を陥れようとしたのか、真意は定かではないがU-23代表率いるシモンエスがドーハで成功を納めれば退屈なフットボールを批判されていたガレノイにとって自らの足元をすくう存在に映ったとしても不思議ではない。またガレノイはU-23代表の人選に対しても影響力を持ちたかったのは確かであろう。娘の看病のためにIFFからのU-23代表監督続投要請を拒否しブラジルに帰国したシモンエスは別のインタビューにてドーハ大会を戦ったチームを「３軍」と表現した。彼はネクナーム、テイムリアン、ショジャイーというチームの柱を召集できず、前述の３人そして降格したシャムーシャクからエステグラルに移籍しスタメンを確保したお気に入りの選手であるモフセン・ユーセフィをもガレノイの嘘によって失った為にこう表現をせざるを得なかったのだろう。その後補充された選手は彼の知識のなかに無いガレノイによって強要された人選であったという。こうしてイランのアジア大会３連覇の夢はイラン人自身によって阻まれたのである。シモンエスはこの事について「年齢的に誰が召集できて、誰が召集できないかを把握するのは協会の仕事だ」と理不尽な悲劇を嘆いた。このようにイランサッカーに政治と権力が横行し、協会は親善試合への準備もままならず、選手を召集するにも年齢詐称やビザの問題が毎度のように繰り返される現状には、諦めの気持ちを込めてFIFAの英断しかないのでは無いかと思わされてしまう。ドーハアジア大会からの除外こそ免れたが、遂にこのような混沌によって若手の貴重な国際経験を積む場は奪われた。このような現状が続けばアジア杯への参加も危ぶまれるに違いない。サファイー・ファラハニーの苦悩とイランサッカーの闇が晴れる日は来るのだろうか。

  2007.01.19

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• U-23代表、一時選考３２名が選出。

  先日、第６回カタール国際ユースへ向けて召集された５１名から１９名が落選し３２名へと絞りこまれた。HaghighiAfrozianAghazamaniAli SadeghiAmir R TaheriChahjoeiChamanAraChatrabgoonKarimianKhorsandiNazariGholaminGudarziHamed ShiriKazemiHamoudiAsadiKolahkajMahiniMakaniEslamiMaydavoodiNouriMirabiMirturabiMohammadpourNamaziNiknafasOmranzadehParvinRavankhahKhaliliこの大会は国内リーグと同時期に開催されるため、多くのチームが選手の招集に難色を示している。特に下位に低迷するフーラド・フーゼスタンからはホジャト・チャハルマハリやミラド・ザニドプール、アリ・アミリなどが今回の選考で外れたが、これは落選というよりも彼らがチームで主力を務めている事からチームが召集を拒否したと言えそうだ。そしてこのチームの建て直しを期待されてフーラドの監督に再任したばかりのべゴビッチがU-23の監督も兼任することになりそうだ。しかし問題は大会までほとんど時間が無い事と、べゴビッチ自身がほとんどU-23の選手達を把握していないということだろう。この事で再びIFFの手際の悪さが露呈したわけだが、果たしてこの状況で初戦で戦うU-23韓国という強豪に対処できるのだろうか。べゴビッチは早速選手を吟味し場合によっては新たな追加や入れ替えがあるそうだが、あまりにも時間が無いのは明らかである。しばらくは選手を把握しているパンジャリが実質的な指揮を執る事になりそうだ。またピルーズィなどもモハンマド・パルヴィンやホルサンディの召集に難色を示し、サバ・バッテリーなども同様であるためモハマド・パンジャリはIFFに対し解決策を講じるよう要請しているという。この状況は反町監督がアジア大会に向けてU-21代表を１チームから１人ずつ招集した状況とよく似ているが、その結果日本は予選敗退の憂き目に遭っている。また今回選出された32名の顔ぶれは、U-23ではあるが五輪出場資格のない選手が外れたためアジア大会のスタメンであったホセイニ（オーバーエイジ）は勿論、シェイス・レザイー、ペジマン・モンタゼリといった守備の要がごそっと抜けている為、新たな守備陣の構築が必須だ。だが下のカテゴリーであるU-19のハギーギ、チャマナラといった選手をベースに据えたくても彼らの守備が北朝鮮に５失点を喫し改善を要しているものではあまりに心許ない。フル代表によって２－０で敗れたU-23韓国代表は雪辱を期しており、そんな彼らを迎えるにはあまりにも不安な状況である事は否めない。はたしてこの状況でクロアチア人監督は何ができるというのだろうか。今週水曜日には最終メンバー２０名が発表され五輪を見据えドーハへと旅立つことになる。現時点でのU-23予想スタメン--------------HaghighiNazari----Yousefi-----Omranzadeh---Chahjoei--------------Chamanara-----Khorsandi-----------Pouladi--------------Kolahkaj--------Gholamin------MeydavoudiGKは代表での実績ならハギーギ、クラブでならサーシャ・マカニだろう。右サイドはラフ・アハンのナザリもしくは元U-19のヤシャ・ハリリ、中央はU-19のユーセフィと大型CBのオムランザデ、左はチャフジョイー。ボランチはU-19のチャマナラかパスのミルトラビ、もしくはミラビ。右サイドは召集できればホルサンディで控えにはマヒニ、左はプーラディでトップ下はコラフカジでミラド・ヌーリが控え、トップはゴラーミン、メイダブーディ、チャトラブグーン、グーダルズィと手駒は豊富だ。やはり守備、特に中央に不安があると言えそうだがオムランザデは規格外の選手であり私が最も期待している選手だけに最終選考まで残り、いいプレーを披露して欲しいところだ。選手の画像などはこちら

  2007.01.15

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  実況LIVE:UAE戦。

  ガレノイが審判団に不信感を持ち中止の噂もありましたがUAE戦行われるようです。今ガレノイがIRIBのインタビューでスタメンを発表していたのですが、前半聞き逃したので分かっているスタメンは------------Roudbarian=-Ghorbani----Nosrati--------Aghili------Kazemi-------Mobali-Shakouri?----Badamaki-------Vahedi--------Enayati---Rajabzadehまた判明したら追記します。尚試合はこちらでネット放送あります。またカタール国際ユース大会に向けて５１名が召集されたユースチームですが、監督にクロアチア人監督のヴィンコ・べゴヴィッチが有力のようです。（追記：フーラドの監督に復帰しました）べゴヴィッチはフーラドやピルーズィの監督を務め、最近ではイラン２部のぺガフ・ジランを率いていました。これからのOmid Team（U-23）の予定は１１日：キャンプ開始１２日：監督発表？１３日：一時選考、２０人落選（５０－２０）１７日：最終選考、１０人落選（３０－１０）１９日：ドーハへ出発２０日：第６回カタールユース大会開幕２１日：韓国戦２４日：ベラルーシ戦２６日：エジプト戦３１日：最終日大会はA（カタール、南アフリカ、日本、UAE）とB（イラン、ベラルーシ、韓国、エジプト）の２グループで争われ、それぞれの１位と２位が準決勝へ。賞金は１位：１０万ドル、２位：７万ドル、３位、５万ドル。この年代は本当の意味でユース年代の集大成といえるだけに楽しみですね。明日の一時選考を含め誰が最終メンバーに残るのか大変楽しみです。尚臨時監督を務めるパンジャリ以外にも、元代表選手の牛殺しの異名をとるフォヌーニザデ、エステグラルの名DFレザ・ハッサンザデ、GKコーチにベフルーズ・ソルタニといった懐かしい面々がスタッフに加わっています。ソルタニはこのピルーズィの古い写真のGK、革命後ナサール・ヘジャジの後継者として最も評価された大型GKです。彼の右には元IFF会長であったDFモハマド・ダドカンですね。その横がご存知マィエリ・コハン。その横もピルーズィの監督なども務めたハミド・デラフシャンという名選手。下段の真ん中がアリ・パルヴィンでその左がパンジャリ、パルヴィンの右が婦人殺害容疑をかけられた元ピルーズィのコーチでストライカーのナセル・モハマドハニです。話が逸れましたがそろそろ試合が始まると思います。スタメンは------------RoudbarainShakouri-----Nosrati---Aghili---------Mobali--------Kazemi--Rajabzadeh---Badamaki------Vahedi----------Khatibi-----Enayatiの４－４－２のようです。モバリは若干前目でバダマキとラジャブザデが入れ替わる可能性もありますし、エナヤティのワントップ、カゼミのワンボランチの可能性もあるでしょう。あれ、子供番組が始まりましたね。試合開始の時刻ですが生中継なしかも知れません。エナヤティがPKを外したようです。試合は５８分でいまだ０－０．どうもUAEはガルフカップが近いので試合を放送したくないのかもしれませんね。む、どうやら４５分にハティービがPKを決めたようです。どうもブルーノ・メツが試合を放送しないよう要請したみたいですね。ガルフカップで結果を出さなければすぐにクビになるからか神経質になっているようです。そんな卑怯なことしなくてもイランに負ければクビが飛ぶかもしれませんね。ほんと腹立たしいしフェアじゃないですね。試合終了。９０分にエブラヒム・サデギの追加点で２－０で勝利。メツは自らマッチメークを望んだ試合で自らの首を絞めましたね。ガルフカップまで指揮を執れるのでしょうか。逆にガレノイはこの３試合で評価を上げたといえるでしょう。そして国内組で挑んだチーム・メッリの面々にとってもいい結果になりました。

  2007.01.12

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• 実況LIVE：シュツットガルト戦。

  http://www.persianhub.com/thread.php?threadid=51975試合はこのフォーラムにメール登録すれば見れます。キャプテンはノスラティのようです。イランは赤ユニです。シュツットガルトのキャプテンはフェルナンド・メイラです。キックオフです。めんどうくさい人は昨日の試合のIRIB3のリンクでも見れるかもしれません。キーパーはルードバリアンですね。モバリも先発かな。トップはエナヤティのようです。カゼミアンが右サイドのようです。ボランチはキアヌシュ・ラフマティとカゼミみたいですね。バダマキも居ますね。さあモバリのFKです。mms://66.90.101.45/EIPHTVここでも見れるかな。カゼミアン素晴らしい突破でGKを抜いたパスからアサディ詰めたが決まらず。惜しい！------------Roudbarian?-------------Nosrati-----Shakouri?--------Aghili--------Rahmati----Mobali--Kazemian---Badamaki------Asadi---------Enayati-----Rajabzadehこんな感じでしょうか。シャクーリなのかよく見えませんが。そうですね、シャクリが入ってますのでノスラティ、ルードバリアンとパスの守備陣です。カゼミアンが交代を要求しています。さっきの突破で痛めましたかね。カゼミアンとバヘディ交代です。早速キャプテンが交代しました。バダマキいいセンタリングのようなシュート！ヒルデブラント辛うじて弾いた。エナヤティいいカットから決定的なスルーパスもヒルデブラントの足で弾かれました。エナヤティ、モバリの決定的なスルーパスをふかした！ヴァへディ不用意に奪われますね。バダマキ素晴らしい前線へのチェックです。ヴァへディのワンツーからの素晴らしい突破。ファウルで止められました。シュツットガルトのバダマキがペナルティエリアで抜く際DFのハンドがありましたが見逃されました。イランベンチに審判が注意を与えています。ペイラヴァニも居ます。イランのスタッフが退場を命じられたのかな？ヴァへディがなだめています。試合が止まっています。イラン側が抗議して退場に従っていないようです。没収試合にならなければいいのですが。試合が止まったまま７分が経過。ああ、ガレノイが退場でした。審判が下がるように言ったのを聞かなかったのか、抗議したんでしょうね。イランのベンチにはマハダヴィキアも陣取っています。カゼミアンが退いて左のアサディが右に移動したようです。ガレノイはPKを取ら無かった事に抗議しすぎて退場みたいです。ロスタイム７分かな？前半終了。　０－０エナヤティ、モバリの動きがいいですね。後半に期待です。後半始まりました。ああ、エナヤティ押し込んだがオフサイド。惜しい！モバリとラフマティのパス交換でしたが奪われました。ゴーーーール！！！！！！！！ヴァへディの深い位置からの折り返しをラジャブザデー押し込んだ！イラン　１－０　シュツットガルトバダマキの放り込みをエナヤティが競り勝って後方に頭で逸らし裏に抜けたヴァへディのパスがヒルデブラントをぶち抜いて裏に抜けたラジャブザデの押し込みでした。素晴らしい！バダマキ素晴らしいジャンピングトラップからいいシュート！シャクーリ、シュツットガルトの褐色の選手をふっ飛ばしました。イランいいペースで試合を進めています。しかしシュツットガルトもUAE戦に続き敗戦では情けないですね。さあいい位置でFK。モバリいけ！ちょっと遠いくらいが得意ですからね。いいシュート！ヒルデブラント一瞬弾きましたが押し込めず。モバリが相手選手と小突きあっています。両者にイエローです。ガレノイ、スタジアムからじっくりと観戦しています。しかしモバリのプレーがいいですね。シュツットガルト２人目の交代です。トマソン何も出来ませんでしたね。ドバイカップのバイエルンはマルセイユに２－０とリードを許しています。キャリミが出ているかは分かりませんが。しかしイランは交代ないですね。６人までOKのはずですが。フェルナンド・メイラ、オソリオとドイツで戦ったポルトガルとメキシコの選手も居ますね。ルードナリアンCKも安定したハイボールの処理です。またもメツが観戦中。あさってはUAE戦もありますしね。しかしリーグ戦で好調だったラジャブザデやバダマキもいいですね。特に後者は落ち着いて攻撃を指揮しています。モバリ下げてペジマン・ヌーリ入ります。守備固めですね。しかしモバリよくやりました。やっと１０番の後継者が帰ってきましたね。エブラヒミコーチがもっと上がれと叫んでいます。後半４０分経過。スタジアムにいるのはUAE代表の選手ですかね。しかしガレノイのお気に入りであるカゼミはHSV戦の出来で外されましたね。ハディ・シャクーリ落ち着いた球捌き。バダマキ、ラジャブザデーがOUT.エブラヒム・サデギとミルゴルバニが入ります。試合終了。イラン見事にシュツットガルトを下しました。試合内容も良かったですね。特にバダマキ、モバリといった攻撃のタクトを振るえる選手が中盤に揃っていたのが勝因でしょう。どちらも正確なフィードや前線への飛び出しでチームを牽引しました。またヴァへディもキャプテンとして悪くない動きだったと思います。またシュツットガルトの攻撃陣を沈黙させたノスラティ、アギリ、シャクーリ、ルードバリアンも見事でした。さあ、この勢いでUAEも撃破してもらいましょう！

  2007.01.10

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  五輪に向けてU-22代表に５１名を召集。

  レネ・シモンエスの後任として臨時で五輪代表監督を務める事になったモハンマド・パンジャリが５１名の召集メンバーを発表した。Alireza HaghighiMilad NouriAdel KolahkajSaeed ChahoeiHossein MahiniEhsan KhorsandiMohammad GholaminMehrdad PouladiSasha MakaniMahjar Hassan NejadMohsen ForouzanSaman Agha ZamaniSeyed Mehdi EslamiAmir Reza Khan MohammadiEbrahim KarimianHanif OmranzadehKaveh ZangianMohsen MirabiMohsen YousefiSina AbbasiSina AshouriMohsen NikzaratAttabak NemaziMostafa ChatrabghounMehdi ChamanaraFarhad AlekhamisMeysam MohajerMilad MirtorabiSaeed DaghighiMOhammad PiraeiHamid JokarYasha KhaliliAli HadadOmid RavankhahMohammad ParvinSaeed YousefzadehEsmaeel NazarMehrad KafshghariMilad ZinadpourAli HamdaviMehrdad AbbasiMilad MeydavoudiAli AmiriShahram GoudarziHojat ChaharmahaliKamaledin KamyabniaMohammad HeydariMehdi KargharEsmaeel KarimianGhader Afkari太字にした３０名が私がU-23もしくはU-19で見た事のある顔と名前が一致する選手です。ほとんどの選手がリーグ戦では出場機会が無いかもしくは控えでたまに出る選手で、スタメンに定着しているのはこの中の２、３割くらいでしょうか。アリ・パルヴィンの息子であるモハマド・パルヴィンは例外ですが、U-23代表でも年齢的に五輪出場可能な選手やU-19の主力がこぞって選ばれています。特に大型CBのハニフ・オムランザデや、書類の不備などで大会を棒に振ったホジャト・チャハルマハリ、エステグラル・アフヴァズの期待のストライカーであるミラド・メイダブーディ、テクニカルなドリブラーでU-19でも活躍し所属するバルゲでもスタメンに定着したシャフラム・グーダルズィ、彼と２トップを組み見事なボレーシュートを含む２得点をみせたモスタファ・チャトラブグーンやキア２世ともいわれるファジルセパシ所属のオミド・ラヴァンハフあたりが個人的に注目でしょうか。ただオラーディとアクバルプールは呼ばれていませんね。アクバルプールは年齢詐称疑惑があったせいかもしれませんが、オラーディは間違いなく１９８５年生まれなので落選ですかね。またエスマエル・ガラヴィが呼ばれていないのも気になりますね。どちらにせよU-19、U-23共にAFCU-19トーナメント、アジア大会と目標を達成できなかっただけに五輪に向けてしっかり立て直し、未来のチーム・メッリを支える彼らの活躍に期待したいですね。*追記情報本日１０日のシュツットガルト戦に続いて１２日にオファーが来ていたUAE代表との親善試合が決定しました。またアル・シャルジャの要請でハティービがクラブに戻り、代わりに合流の遅れていたラジャブザデーがチームに加わりました。また残留の決まったキャリミに対してドイツのいくつかのメディアが今年の夏のアル・アリへの２年契約での移籍が報じられています。

  2007.01.09

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• 実況LIVE：HSV戦。　追記：キャリミ残留へ

  チェレンジカップ２００７。イラン代表　vs　ハンブルガーSVさあ試合始まります。映像きました。mms://live.iransima.ir/irib3イランは白、ハンブルクは青っぽいアウェーユニでしょうか。HSVのマハダヴィキアが誰かを倒しました。メンバー確認しだい追記します。ノスラティ、カゼミアン、それに長袖を着こんでいるのがヴァへディかな。エブラヒム・サデギも先発ですね。FWはエナヤティですね。ラインナップは以下のようです。Iran: 1.Talebloo, 4.Nosrati, 7.Khatibi, 8.Nikbakht, 9.Kazemeian, 14.Kazemi, 15.Hosseini, 17.Enayati, 18.E.Sadeghi 24.A.Sadeghi, 25.KaebiTrainer: Mehdi MonajatiHSV: 35.Rost, 4.Reinhardt, 5.Mathijsen, 7.Mahdavikia, 9.Guerrero, 14.Jarolim, 16.Klingbeil, 17.Sanogo, 23.van der Vaart, 26.Schmidt, 27.LaasTrainer: Thomas Dollファンデルファールト強烈な一発でした。-------------------Talebloo-------Hosseini-----Nosrati------Sadeghi-------------Kazemi------E.Sadeghi----Kaabi-----------------------------Vahedi--------------------Khatibi-------------Kazemian-----Enayatiという感じかな。ハティービとカゼミアンは入れ替わるかもしれませんが。エブラヒム・サデギがキアを倒してFK献上。サノゴ決定的なシュートでした。ゲッレーロの決定的な飛び出しをホセイニがス晴らしスライディングでカヴァーしました！しかしサデギの左サイドがかなりやられてますね。ファンデルファールトのFK、タレブルー防いだ。ノスラティいいカヴァーだがパスが良くない。ホセイニいいですね。ハンブルクのドルにもアピールして欲しい。イランのベンチにモバリ戻ってきました。カービィいいシュート！　ガレノイ丸刈りです。２７分経過。０－０ハティービからカゼミアン！　惜しい！！！ハティービがためて素晴らしいスルーパスでしたがシュートは枠の外！ハンブルク先制。ファンデルファールトからの高いボールをゲッレーロがヘッドで押し込みました。HSV　１－０　イランカービィいいスピードでPエリアに侵入しCKゲット。ファンデルファールトまたもいいシュートでした。サノゴは高さも速さも兼ねてますね。トップ下にバダマキあたりを入れてしっかり攻撃のリズムを掴みたいですね。カービィ、ファンデルファールトに倒され睨みつけています。HSVの先制点の場面ははタレブルーの飛び出しが中途半端でしたね。うーん、ノスラティのパスがちょっとお粗末。セットプレーからホセイニのヘッド。カゼミアン、ヤロリムに厳しいタックル。ヘシメット・モハジェラニも観戦していますね。カービィ危険なファンデルファールトにタックルでイエロー。ドルが怒っています。ゲッレーロがサデギに倒されて頭を負傷したところで前半終了。後半入れ替えありそうですね。カービィが一人で奮闘しカゼミアン、ハティービも数回見せ場はありましたが物足りないですね。エナヤティは何もできていませんしヴァへディもまったく攻撃に絡んでいませんでした。ところでキャプテンはやはりヴァへディのようです。後半始まります。メンバー交代無さそうですね。HSVはリュボヤ入りました。マハダヴィキアも退きましたね。アップしている控えの中に２３歳の初召集、サベル・ミルゴルバニが居ますね。ボルハニはスタジアムで観戦しているようですが携帯で話してますね。HSVは交代３選手が交代しています。HSV: Ljuboja f. Sanogo (46.)HSV: Berisha f. Guerrero (46.)HSV: Ban-Hatira f. Mahdavikia (46.)ヴァへディがGKと揉めています。カービィいい守備だ。カゼミ中盤で不用意に奪われました。イラン交代です。モバリとエブラヒム・サデギが交代です。２７番も入りましたが、サメレーかな？モバリ、イエローもらいました。ホセイニ、リュボヤに競り負けていませんね。ブルーノ・メツも観戦中のようです。ああ、ハティービ惜しい！バーに当ててさらにオバーヘッド狙いましたが外れました。モバリからのFKをハティービが古巣のゴールにヘッドで叩き込んだ！イラン　１－１　HSVエナヤティ素晴らしい突破からGKに倒されたがシュミレーションをとられイエロー。ハンブルク追加点。リュボヤかな。タレブルーはオフサイドをアピールしています。イラン　１－２　HSVさあいい位置でFK、モバリ狙うか。GK抑えた。後半入ったのはキアヌシュ・ラフマティかな？サデギ、イエロー。リーグ戦でもカードコレクターですが代表でも悪い癖が出ますね。８２分経過。ヴァへディに代えてぺジマン・ヌーリ入ります。キアヌシュ・ラフマティ。ミドルをふかしました。ホセイニに代わってミルゴルバニかな？うーんハティービ動きはいいですが得点につながりませんね。２６番はやはり２３歳の売り出し中のストライカー、サベル・ミルゴルバニですね。さあいい位置でFK!　モバリ決めろ！キャプテンはノスラティに代わっています。素晴らしいFKでしたがGKが弾きました。試合終了。初戦は落としましたが、HSVにここまでやれれば悪くはないでしょう。明後日はシュツットガルトですが臆せずにやってほしいですね。ゴール動画またいいニュースがをひとつ。移籍の噂されたアリ・キャリミの今年の夏までの残留がバイエルン公式サイトにより伝えられました。契約を全うした後どうなるかは彼の出来次第。これでドイツで再びチャンスをものにしてスタメンに復帰して欲しいですね。そのキャリミですが早速ドゥバイ杯ベンフィカ戦に先発出場し、前半４５分でパスにドリブルに素晴らしい活躍を見せたようです。第二のホームタウンであるドゥバイで英気を養ったんでしょうかね。またこの試合が行われたのが古巣アル・アリのスタジアムで多くのキャリミファンが声援を送った事も好調の要因かもしれませんね。なおバイエルン対ベンフィカはキャリミのプレーした前半は０－０でしたが、多くの選手を入れ代えた後半はPKまでもつれ込み４－３でベンフィカが勝利しました。

  2007.01.08

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  テイムリアン２ゴーール！！！追記：ザンディ情報

  新年最初のビッグニュースはドゥバイではなくイングランドから届けられた。FA杯ドンカスター（リーグワン）戦に挑んだボルトンのアンドラニク・テイムリアンが先発出場し２ゴールを挙げる活躍でチームを勝利に導いた。ここまでプレミアに移籍してからほとんど出場のチャンスを得られずにいたが、格下相手とはいえこのパフォーマンスは見事。カリム・バゲリがイングランドで成しえなかった栄光を手にする第一歩を踏みだしたと言っていいだろう。彼をイングランドに招いた恩師サム・アラダイスも中田英寿から背番号１６を引き継いだイラン人MFを絶賛した。「アンドラニクは見事にチャンスをモノにしました。彼の２つのゴールは中盤の深い位置から長い距離を駆け上がり決めた素晴らしいゴールだ。彼は言葉の壁や文化の違いからイングランドに慣れるのに時間を要しました。しかしこの若者はそれらの困難を乗り越え、フットボールを楽しんでいる。今日のパフォーマンスがその証明だ。彼がこのパフォーマンスを維持すれば我々はプレミアシップでの新たな駒を手にする事だろう。」スペインではネクナームがスタメンを手中に収める一方、テイムリアンがこのパフォーマンスを維持しリーグ戦でも結果を残せばチームメッリの２ボランチはバゲリとエスティリのコンビを超える事も不可能ではないだろう。ネクナームは選手として脂がのっている時期であり、テイムリアンは破竹の勢いで成長を遂げている時期での欧州移籍は最高のタイミングである。クラブの都合ではあったが結果的にそのタイミングを逃しUAEで才能を疲弊した魔術師の悲劇を考えると、彼らの欧州での活躍は嬉しいかぎりである。彼らの控えのカゼミ、ペジマン・ヌーリ、そしてU-23代表でもマジャール・ザレなどが台頭しておりボランチのポジションはしばらく安泰と言えそうだ。そしてアジア屈指のダブルボランチが今年のアジアカップでチームメッリの舵取りをこなすことを考えれば、国民のアジア制覇への期待が膨らむのも無理は無いだろう。（チームメイトのイスラエル代表MFイダン・タルの祝福を受ける）*ゴール動画一方、ハンブルク戦を明日に控えたチームメッリは既にドゥバイ入りしているが、ブルーノ・メツの要望でUAEサッカー協会からIFFに対し滞在期間を２日延ばしUAE代表と親善試合を行わないかと打診があったそうだ。なかなか代表試合が組めない時期だけに是非とも実現し、UAE組や国内組のパフォーマンスを見るいい機会になってくれればいいのだが。またショジャイーをまたも出さなかったアル・シャルジャが召集されたハティービに対してもクレームをつけているとの事。彼らはカップ戦に向けて全ての選手を揃えてキャンプを行いたいようだ。またバイエルンのUAEキャンプに帯同しているアリ・キャリミについて、フェリックス・マガトはバイエルンに必要な選手であり近いうちにスタメンの座に戻るとコメントしたと報じられている。確かにドス・サントスの放出やショルが今シーズンでの引退表明する中、彼に再びチャンスが訪れる可能性はあるはずだが・・・そして召集が噂されたデジャガーについてガレノイが交渉を行っていると認めた。ダエイの後継者、そしてハシェミアンのパートナー探しはまだまだ続けられる事になりそうだ。*追記情報アポロンでの初戦にスタメン出場したザンディが８７分プレーし２－１の勝利に貢献しました。詳細はこちら。（画像あり）新年早々いいニュースが続きますね。

  2007.01.06

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  ドゥバイツアー公式リスト発表。

  ドゥバイツアー（Challenge Cup 2007 in UAE）の召集リスト１９名（８名追加）が発表になりました。【GK】ヴァヒド・タレブルー（エステグラル）ラフマン・アーマディ（サイパ）ハッサン・ルードバリアン（パス）【DF】モハンマド・ノスラティ（パス）ハディ・シャクーリ（〃）ピルーズィ・ゴルバニ（エステグラル）アミール・ホセイン・サデギ（〃）ハディ・アギリ（セパハン）ジャラル・ホセイニ（サイパ）モルテザ・アサディ（サバ）ホセイン・カービィ（アル・エマラト）【MF】ホセイン・カゼミ（エステグラル）エブラヒム・サデギ（サイパ）キアヌシュ・ラハマティ（パス）ペジマン・ヌーリ（ピルーズィ）ヴァへディ・ニクバフト（〃）ホセイン・バダマキ（〃）ハシェム・ベイクザデ（ファジルセパシ・シーラズ）メフディ・ラジャブザデー（ゾブ・アハン）イマン・モバリ（アル・シャバブ）ジャヴァド・カゼミアン（アル・シャーブ）マスード・ショジャイー・ソレイマニ（シャルジャFC）【FW】サベル・ミルゴルバニ（メス・ケルマン）レザ・エナヤティ（アル・エマラト）アリ・サメレー（アル・シャーブ）ラスール・ハティービ（シャルジャFC）アラシュ・ボルハニ（アル・ナスル）なぜかFWが一人しか居ないのですが、UAEで開催されるだけにアリ・サメレーやエナヤティなどのUAE組が合流する可能性が高そうです。（UAE組８名追記）まぁヴァへディやラジャブザデーもFWをこなせますが、それにしてもHSV、シュツットガルトというドイツの名門チームを迎えるにはちょっと心許ないメンバーですね。復帰組はエステグラルのストッパー、ゴルバニとファジルのレフトウイング、ベイクザデ、パスのラハマティです。（ショジャイーとカービィも復帰）初召集は以前に紹介したミルゴルバニとモルテザ・アサディですね。アサディはサバの左サイドバックとしてリーグ戦や、先シーズンはACLでもスタメンとして精力的に活躍していました。残念ながら噂されていたデジャガーをはじめ海外組の召集はありませんでした。気になるのがHSVでマハダヴィキアがプレーする為、チームメッリのキャプテンを誰が務めるのかというところ。このメンバーだと先発ならルードバリアンかヴァへディですかね。エナヤティ、ノスラティの可能性もありそうですが。またドゥバイといえばこの時期多くのクラブがキャンプを行っておりオーストリアのアドミラも滞在しています。そしてUAEのアル・アリへ「里帰り」するという噂のアリ・キャリミの動向も気になるところ。移籍といえばザンディがキプロスのアポロンに移籍しましたが、とにかくプレーする時間をもってトップフォームを目指すことは決してマイナスでは無いでしょう。ブランコほどガレノイはザンディを重要視していませんが、とにかくチームでスタメンを確保し、いずれフル代表に復帰してくれることを願っています。どちらにせよチームメッリの新年はドゥバイから始まることになりそうです。*追記情報先日発表されたリストからゴルバニ、キアヌシュ・ラフマティ、アサディ、ベイクザデ、ボルハニ、ショジャイーが漏れました。HSV戦予想スタメン----------------Talebloo----------------Nosrati-------Shakouri---------Sadeghi(Aghili)--Kaabi----Kazemi-----Nouri------Vahedi---------------Rajabzadeh(Badamaki)----------Enayati------Khatibi(Samereh)できればジャラル・ホセイニを見てみたいですね。またこの試合でインパクトを残せば欧州移籍のきっかけができるかもしれませんね。

  2007.01.04

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  ９８年戦士のその後。

  ２００６年の締めくくりは１９９８年のフランスワールドカップのメンバーの近況についてのまとめです。一部消息不明な選手もいますが分かり次第追記しようと思います。01.アーマド・レザ・アベドザデ エステグラル・アフヴァズのコーチを務めた後、脳梗塞で倒れるもカンバックしバイエルン戦をもって引退。先日のドーハアジア大会ではU-23代表のGKコーチを務めた。02.メフディ・マハダヴィキア ボーフムを経てHSV一筋。シャルケへの移籍が噂されている。03.ナイーム・サーダヴィ Teraktor Saziというクラブでプレーしていたが現在は不明。04.モハンマド・ハクプール W杯後渡米しメトロ・スターズでプレーした後引退。アメリカでMKサッカースクールを開校するなど定住していたが今季マィエリ・コハンの右腕としてフーラド・フーゼスタンのコーチに就任。しかし成績不振によりコハンと共に解任される。05.アフシン・ペイラヴァニ ペイカンなどでプレーした後、引退し現在はイラン代表のアシスタントコーチ。06.キャリム・バゲリ 現在もピルーズィでプレーするが代表からは引退し復帰要請にも応じていない。07.アリ・レザ・マンスーリアン ドイツ２部やギリシャでプレー後、古巣のエステグラルに戻りキャプテンとしても活躍。今シーズンはサブでの起用が多いが往年のドリブルテクニックとカリスマ性は今だ健在。08.シリウス・ディーンモハマディ 小柄な左利きのテクニシャンはマインツでプレー後、古巣のエステグラルからDanesghah Azade Zanjanを経て現在もぺガフ・ジラン（アザデガンリーグ＝イラン２部）でプレーしている。09.ハミド・エスティリ ピルーズィで引退しアリ・ハーンのサポート役としてアシスタントコーチに就任。現在もムスタファ・デニズリと選手達の貴重なパイプ役として名参謀ぶりを発揮。10.アリ・ダエイ代表からは退いたが、今だ得点王に名を連ねるなど衰える気配を見せない。アリ・パルヴィンとの不仲からピルーズィを離れサバ・バッテリーを経てサイパに移籍。ドイツ人監督の突然のトルコ移籍にともない暫定的にサイパのプレーイングマネージャーに。代表監督の座も視野に入れているとの噂も。11.ホダダド・アジジ パスのキャプテンとして国内リーグ優勝＆ACL出場に貢献した後オーストリアアドミラへの短期間の移籍の後、家族との時間を持つために引退。故郷マシャードの古巣でもあるアブ・モスレムのスタッフに就任。最近では同チームのヘッドコーチになるとの噂も。12.ニマ・ナキサ ギリシャリーグでの挑戦の後、先シーズンまではパスに所属。ピアノなど音楽の才能でも注目を集めた（2005年にアルバムをリリース）が現在はEsteghlal Jonub Dezfulでプレー。13.アリ・ラティフィ W杯後、オーストリア初のイラン人プレーヤーとしてアドミラに移籍し１０番を背負うも活躍できずに古巣のエステグラルに舞い戻った。その後の消息は不明。14.ナデル・モハマドハニ ２０００年のアジア大会で有終の美を飾った後引退。ピルーズィでコーチを務め、以前に妻の殺人容疑の疑いがかけられた元代表FWのナセル・モハマドハニとは別人。15.オスタド・アサディ アザデガンリーグでプレーしていたという情報があるが詳細は不明。16.レザ・シャフルディ 大連などでプレーした後古巣のピルーズィへ戻りアザデガンのPasargad Tabriz、ペイカンを経て引退。現在はDamash Tehran（２部）の監督を務める。17.ジャヴァド・ザリンチェ モハマドハニの後釜としてスイーパーを務めた後引退。数年前まではエステグラルのアシスタントコーチを務めていたが現在は不明。18.サタル・ハメダニW杯後エステグラルからUAEのアル・ナサルを経て去年まではパスでプレー。19.ベフマン・セラ W杯後ピルーズィでプレーした後Sanat Naft（２部）へ移籍。20.メフディ・パシャザデ エステグラルに復帰後オーストリアの３クラブを渡り歩き現在はアドミラのアマチュアチームのコーチに就任。21.メフルダド・ミナヴァンドピルーズィからシュタム・グラーツへ移籍しCLやリーグ優勝を経験後、古巣へ戻りUAEアル・シャバブ、さらにセパハンへ移籍した後引退。現在は歌手やモデル業などもこなしている。W杯前にはナキサ、ジャムシディと共に応援ソングを披露した。22.パルヴィズ・ボロマンドエステグラルでスタメンに定着できず現在は移籍したラフ・アハンでプレー。監督.ジャラル・タレビW杯の後辞任するも２０００年アジアカップで再びチームを指揮。現在はアメリカのパロアルト在住。思えばあれから早８年。栄光の９８年戦士も年をとり引退してコーチ業に携わっている者もいれば、現役で頑張っている選手もいます。ただ共通しているのは彼らの多くが９８年大会の成功によって未だに多くの国民から愛され、尊敬の念を集めているということでしょうか。２００６年のイラン代表のドイツでの戦いは満足のいくものではありませんでしたが２００７年のチームメッリには是非とも彼らの偉業を上回る結果を残して欲しいですね。来年はアジアカップ、五輪などがありますが、まずはフル代表はドゥバイツアー、U-23代表はカタールトーナメントでいい新年のスタートを切れるでしょうか。来年もチームメッリの活躍に期待しましょう。

  2006.12.31

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  ドゥバイツアーに３４名が召集。

  未確認情報ながら一部メディアで来年１月にドゥバイで開催されるイラン代表、ハンブルガーSV、シュツットガルトの参加する親善試合に３４名が召集されたと報じられた。（正式なリストは１月４日に発表との情報も）以下が召集リスト。【GK】ヴァヒド・タレブルー（エステグラル）ハッサン・ルードバリアン（パス）ファルシド・キャリミ（ピルーズィ）【DF】アミール・ホセイン・サデギ（エステグラル）モハンマド・ノスラティ（パス）ハディ・アギリ（セパハン）アリ・バダヴィ（エステグラル・アフヴァズ）ペジマン・モンタゼリ（フーラド）ジャラル・ホセイニ（サイパ）ニクバフト・ヴァへディ（ピルーズィ）セペル・ヘイダリ（ゾブ・アハン）ホセイン・カービィ（アル・エマラト）ラフマン・レザイー（リヴォルノ）【MF】ホセイン・カゼミ（エステグラル）ホセイン・バダマキ（ピルーズィ）メフルダド・マダンチ（〃）ペジマン・ヌーリ（〃）エブラヒム・ラヴィニアン（セパハン）アデル・コラフカジ（フーラド）ハシェム・ベイクザデ（ファジルセパシ・シーラズ）エブラヒム・サデギ（サイパ）マジャール・ザレ（マラヴァン）メフディ・ラジャブザデー（ゾブ・アハン）イマン・モバリ（アル・シャバブ）ジャヴァド・カゼミアン（アル・シャーブ）アンドラニク・テイムリアン（ボルトン）ジャヴァド・ネクナーム（オサスナ）【FW】シアヴァシュ・アクバルプール（エステグラル）ゴラム・レザ・レザイー（ファジルセパシ・シーラズ）サベル・ミルゴルバニ（メス・ケルマン）レザ・エナヤティ（アル・エマラト）アリ・サメレー（アル・シャーブ）ラスール・ハティービ（シャルジャFC）アシュカン・デジャガー（ヘルタ・ベルリン）まずは何といってもアシュカン・デジャガーの初召集だろう。ドイツのU-21代表でも１０番を背負い、所属するヘルタ・ベルリンでもスタメンに定着しだしたタレントはストライカー不足に悩む両親の祖国の救世主になり得るだろうか。そしてUAEで２９試合に出場し２５得点を叩き込んでいるアリ・サメレー（元ペルージャ）も復帰を果たした。元々エステグラル所属時にアミール・ガレノイとの折り合いが悪くチームを出た経緯があったが、お互いの確執は解消されたようだ。大型でありながらアクロバティックなプレーをもこなす「テヘランの荒鷲」とも「イランのインザーギ」とも形容される抜け目の無さが売りの生粋の点取り屋でアリ・ダエイの後継者に名乗りを挙げることができるだろうか。彼の招集は２００３年に香港で開催されたウルグアイやデンマークとのカールスバーグ杯以来だろうか。この時アジジとの２トップでサメレーはウルグアイから一点をもぎ取っている。またデンマーク戦では観客のホイッスルを主審の笛と勘違いしたゴルモハマディがボールを手に取りPKを宣告され、イランの選手が猛講義するなか、デンマークの監督の指示でキッカーのビーゴルストがわざとPKを外すという珍事もあった。その後後半にカービィがペナルティエリアで倒されたPKはネクナームがきっちりと決め１－０で勝利している。当時指揮を執っていたのは２００２年のアジア大会で優勝を成し遂げたイヴァンコビッチの代理を務めていたホユマン・シャフルーヒである。彼はつい最近リーグ戦で絶不調のパスを解任されたマジッド・ジャラリの後任として名門の再建にホセイン・ファラーキとともに尽力している。話が逸れたがサメレーについてはこちらを参考に。またモバリとカービィの復帰や、U-23代表からはモンタゼリ、コラフカジ、マジャール・ザレ、ホセイニの召集が目に付く。デジャガーの他に初召集はカップ戦を制したセパハンのエブラヒム・ラヴィニアンとメス・ケルマンの今季５得点を挙げているストライカー、サベル・ミルゴルバニだ。共にリーグ戦やカップ戦での活躍がガレノイの目にとまったのだろう。また先日帰国したマハダヴィキアはHSVのメンバーとしてプレーすると述べた。チームメッリとHSVの親善試合はこれで２回目。前回の対戦の画像はこちら。（試合日程）01-08-2007 Iran-Hamburg 17:00 Tehran Time in Dubai 01-10-2007 Iran-Stutgart 17:00 Tehran Time in Dubai 公式発表があるまでデジャガー召集の真偽は定かではないが、どちらにせよドイツの名門を相手にチームメッリが素晴らしい活躍を見せ、２００７年がイラニアンフットボールにとっていい年はじめになることを祈りたい。

  2006.12.26

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  再燃するストライカー問題。

  アジア大会で期待されたアラシュ・ボルハニとメフルダド・オラーディのパフォーマンスは国民を落胆させ未来への危惧を抱かせた。前者は４得点という数字上の結果こそ残したが、その印象はあまりに薄く自らの愚かなパフォーマンスでかき消される程度のインパクトしか残さなかったし、後者に関しては存在しないも同然の出来であった。エステグラルやUAEとの練習試合で見せたパフォーマンスはまったくのフロックだったのだろうか。勿論アジア大会での低調なパフォーマンスが全て彼らに起因しているものではないし、協会の不始末による大会前のいざこざ、年齢詐称疑惑での主力選手の不出場、病床の娘をブラジルに残し大会を率いたシモンエスなど様々な障害が彼らの3連覇の夢を阻んだともいえる。特にシモンエスに関してはチームをまとめる状態に無く、大会後にアリアバディによって早々に五輪監督への就任が無い事が発表されている。さし迫った五輪予選にはガレノイのフル代表との兼任案やマィエリ・コハン、チームを成績不振で解任されたマジッド・ジャラリやファーハド・カゼミの名前が挙がっている。確かにブランコ・イヴァンコビッチと同じようにU-23代表をガレノイが見ることは、戦術的にその後のフル代表との融合を速やかなものにする事は実証済だ。もしそうなったとしてガレノイがまず取り掛かる事になるのがストライカーの問題だろう。U-23代表のボルハニとオラーディのチョイスが果たしてベストなのか。そしてフル代表ではハシェミアンの脇に誰を添えるべきなのか。アリ・ダエイが代表を去って以降常に抱えるこの難問をいつまでも野放しにしておく理由は無い。いやダエイも１０９得点という偉業を成し遂げたものの、決して世界の舞台で結果を残したとは言い難い。バイエルン・ミュンヘンではチャンスを与えられる事無くチームを去り、ヘルタ・ベルリンでも長身のドイツ人と奔放なブラジル人に定位置を奪われた。そしてW杯でも仏大会は勝手知ったるユルゲン・コーラーやヴェルンスといった強靭なドイツのDFに完封され、３８歳で挑んだドイツ大会では戦犯扱いを受ける出来で代表からの引退を余儀なくされた。そのダエイの穴すら埋め切れていないのが今のチーム・メッリの前線の実情である。勿論、瀕死となった韓国戦で値千金の同点弾となるループシュートを決めたハシェミアンが柱となる事は確実だが、今の彼に誰を組ませてもダエイとアジジを越えるインパクトを期待する事は難しい。バゲリの後継者としてネクナームが成長を遂げる一方、前線の後継者探しはいまだ難航している。それを解決するためにもガレノイはブランコ時代からもしくはエステグラルからのエナヤティ、ハティービ、アクバルプール、マジディといった駒に固執する事無く多くの若手に平等にチャンスを与える必要がある。そして海外の若手にも目を向けるべきだ。アシュカン・デジャガーは両親の祖国でのプレーに興味を示しているし、アミール・シャプールザデも２部のハンザ・ロストックで奮闘している。実際にデジャガーに対しては代表のアシスタントコーチであるアフシン・ペイラヴァニも関心があると発言している。だが今チーム・メッリが必要としているのは欧州・南米の厚い壁に風穴を開けられるような力強いストライカーではないだろうか。これはドイツ戦でのダエイ、メキシコ戦でのハシェミアンが封じられる様を見て痛切に感じたことだ。個人的には理屈無しにゴールに突進し体ごと投げ出すゴールへの欲望と、献身的なプレーでチームの為に犠牲にもなれる相反する要素を備えたストライカーが理想である。それぞれがエゴイスティックなプレーに終始し個人技のみのイラン代表と揶揄される時代からの脱却を図るべきだ。その点において是非とも注目して欲しいのがアドミラの２４歳アミン・モテヴァセルザデだ。当ブログでも何度か紹介しているオーストリア２部のレッドザック・エアステリーガに降格したアドミラ・ワッカーにバルゲ・シーラズから加入したストライカーである。確かに彼のプレーするリーグのレベルは低いが、彼のプレーには既に同じ地方のヴァッカー・チロルやミナヴァンドをはじめ多くのイラン人が在籍したシュタム・グラーツも関心を寄せているという。今季選手としての出場機会が減り、アドミラのアマチュアチームのコーチに就任したパシャザデの意思を継ぐ選手としても思い入れのある選手だ。彼は初出場となったカップ戦で初得点を記録し、リーグ戦では第８節からウインターブレイク前の２０節まで全試合出場を果たしている。以下が彼の残した記録である。【モテヴァセルザデ】「IPL２００５～２００６」SUBIN：９試合　SUBOUT:１試合　Yellow:1　ノーゴール「Ersteliga2006～2007」１３試合：６ゴール、４アシストカップ戦：1ゴールイエロー２枚カップ戦　ゴール（９０）８節　ゴール（９０）９節　アシスト（９０）１０節　ゴール（８７）１１節　アシスト（９０）１２節　アシスト（９０）１３節（９０）１４節　ゴール（９０）１５節（９０）１６節　アシスト　ゴール（８９）１７節（９０）１８節（６８OUT）１９節　ゴール（IN５７）２０節　ゴール（９０）6 Goal (Right foot:3/Head:3)4 Assist (Right foot:3/Head:1)ゴールへの渇望、勇敢な突進、献身性、破壊力、アシスト能力、視野の広さと全てを備えているのが分かるだろう。彼がこの１３試合で見せたパフォーマンスは十分にハシェミアンのパートナー候補として試される価値がある事を証明した。マンUが獲得した中国代表FW董方卓もベルギーの２部で得点王となる活躍を見せているが、モテヴァセルザデにも同様の活躍を期待したいところだ。そうすれば彼が最後のピースになる可能性も出てくるだろう。

  2006.12.18

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  実況LIVE:韓国戦。

  いよいよアジア大会最後の試合です。勿論銅メダルという結果は欲しいのですが、ここまで正直チームとして機能した試合がなく多くの国民やファンに落胆を招いてしまっているので、結果より何よりもいい内容の試合をして欲しいです。未来につながる可能性を示して欲しい。メンバーも何人か変えてくるでしょうね。いい加減ボルハニ、オラーディの２トップにこだわるのは愚かです。ただボルハニは大会得点王の可能性を残しています。この大会で私がシモンエスに思うことはひとつ、大会前から危惧していたことですが、どうして守備的MFを本職とする選手をマジャール・ザレ一人しか選ばなかったのかということです。コラフカジやヌーリは守備に奔走する選手では無いため、どうしても中盤に穴を開けてしまいます。ベトナムで優勝したスプリグ杯の時、ザレの横にはテイモリアンがいたんですよね。今思えば海外組のネクナームやテイモリアンが使えないならペジマン・ヌーリもしくはカゼミといった攻守のバランスが取れて運動量もあるボランチをオーバーエイジに加えておくべきでした。ましてやコラフカジはヤヴァルザデをベンチに追いやってまで使う価値は無いと思います。イ・チョンス率いるU-23韓国にシモンエスがどのようなメンバー、戦術で挑むのか。シモンエスボーズの最後の意地を見せてもらいましょう。すいません、試合は始まっていますが放送が無いようです。試合経過情報のみUPします。スタメンは以下のとおり--------------Roudbarian--Arzani---Sheys----Hosseini---Akbari--------------Zareh--Heydari---------------Pouladi--------------Kolahkaj------Khorsandi-------Yavarzadehメンバー表を見る限りこんな感じでしょう。ボルハニもオラーディも外すとは大胆ですね、シモンエス。前半４０分経過　０－０IRIB３にて音声のみ聞けますが、どうして放送しないんだろうか。ゴラーミンがヤヴァルザデに代わってスタメンじゃないかとか混乱していますね。前半終了。０－０イラン、前半またもシュート数０のようですね。後半はじまりました。FWが居なかったのですがボルハニ投入、ヤヴァルザデOUT.５５分、イ・チョンス出てきました。６３分イランかなりあぶなかった。GKも抜かれましたがアルザニのカバーでなんとか防ぎました。オラーディIN.ホルサンディOUT.ハシェミアンさんからの情報でmms://210.114.221.153/busanmbc_tv_onair_9541こちらでネット中継見れます。イランまたもかなりのピンチ。イ・チョンスのCKが続きます。韓国のシュートの雨あられ！プーラーディ、鼻血出してますね。７２分経過。またも韓国のチャンス・・・イランかなり苦しい戦いを強いられています。アクバリに代えてチャフジョイー入ります。８７分経過。いい勝負になってきましたね。前後半終了。０－０延長戦に入ります。延長戦キックオフ。頑張れOMID!コラフカジ鋭いスルーパス。延長に入ったせいかニュースに切り替わってしまいましたね（笑）延長前半終了。このままPKまでもつれ込むのか。ボルハニの動きがいいようです。頑張れ！！！コラフカジゴーーーーーーーーーーール！！！！！！！！！！！！！！！延長後半見事なゴーーーール！！！！イラン　１－０　韓国韓国のニュース、試合に切り替わりました！イラン先制の場面で代わるとは皮肉です。試合終了！！！　１－０イラン、韓国を破りました！　よくやった！！！内容は全て見れませんが、この銅メダルは価値があります。苦しい戦いが続きましたがよくやった！ゴール動画試合画像

  2006.12.14

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  カタールへの疑惑。

  確かにイラン代表は完敗でした。この試合で大活躍したのはウルグアイから帰化したセバスチャン・キンタナです。彼はカタールリーグの得点王でもあります。この選手まだ若干１８歳との事。年齢にそぐわぬスピードとテクニックを併せ持った選手ですね。散々アルザニの右サイドを破り先制点までもマークした選手です。カタール代表は今回のチームにオーバーエイジを３人加えて臨みましたが、うっかり４人目のオーバーエイジも入れてしまったようです。セバスチャン・ソリア・キンタナ？こちらWIKIから転載。Sebastián Soria Quintana (born 8 November 1988 in Paysandu, Uruguay) is an Uruguayan - Qatari footballer.He played for Qatar U-23 team, as in 2006 Asian Games, but some sources claim that he was actually born in 1980. The official Qatar SC website has him listed as being 22 years old (likely born in 1984).[1]そしてこちら他サイトから。Sebastian Soria All name: Sebastián Soria Nationality: Uruguayan Height: 1.83 cm Weight: 71 kg Position: not available Birth Day: 24-11-1978私の見ている間に上の24-11-1978の部分が1-12-1984に編集され、さらに1-2-1985へとリアルタイムで変化したのを確認しました。どんどん若返っちゃってます（笑）もし彼が１８歳だとすると２００４年にカタールに来た時、彼は１６歳ということになります。そしてそれ以前にウルグアイのモンテヴィデオでプレーしていたのが１４歳から１６歳の頃ということになりますがよろしいですか？いくら童顔とはいえ既に既婚で一児の父だそうですが・・これが２００４シーズンのモンテヴィデオ在籍時、つまり１６歳の時の画像のようです。これがこのシーズンの得点記録。これが２００３シーズン、つまりは１５歳の時のウルグアイリーグでの得点記録。１５、６歳でトップリーグでPKも任されるほどの選手なんですね。FIFAもできればイランに向けてる疑いの目の十分の一でもカタールに向けてもらえると嬉しいのですが。ほぼ全員オーバーエイジだったりするんじゃないですかね。まあ、イランも過去にやってるんで大声では言いませんが。やはりキンタナは２３歳で間違いなさそうですね。地元ソース優勝こそ決めましたが、まったくゆかりの無い外国人を年齢を偽ってまで代表選手に仕立て上げるカタールのやり方がまかり通るのは納得いきません。金は金でも金で買った金メダルにどれほどの価値があるのでしょうか。五輪予選にまでキンタナを召集すればカタールは間違いなく手痛いしっぺ返しを食らうことでしょう。

  2006.12.12

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• 実況LIVE:カタール戦。

  さあ、いよいよアジア大会準決勝カタール戦です。相手はホームですし厳しい試合になりそうですが韓国を破ったイラクとの決勝に向けて是非とも勝利を収めてもらいましょう。この試合で見たくない物は３つ、非紳士的行為、不当なジャッジ、そしてイランの敗北です。情報入りしだい追記します。予想スタメンです。------------------ルードバリアン-----------------------------------------------------アルザニ------モンタゼリ-------ホセイニ----------------------------------------------------------------ザレ-------------ヌーリ----------------シェイス--------------------------------アクバリ----------------------コラフカジ-------------------------------------------------------------------------オラーディ----------ボルハニ------------------------------------------------------------本来はアクバリがバックラインに入った４－４－２ですが、ここ最近３－５－２気味の布陣で戦っています。勿論状況によって４バックに戻すこともありますが。現地映像では選手達がアップを始めています。因縁のペルシャ対アラブ、審判のジャッジなど気になることばかりですが、後味のいい勝利を期待したいところ。特にボルハニには汚名返上となる活躍を期待したいですね。イランの選手達の表情から気合が伝わってきます。彼らならやってくれるでしょう。国家斉唱です。スタメンは予想どおりです。頑張れ！！！！カタールは軽快なリズムの国家ですね。とにかく熱くならないこと。ちょっとしたことですぐにレッドが出る可能性もあるでしょう。イラン陣内でのキープが続きます。シェイスシザースドリブル！カタール危険なチェック。相手のファウルにも要注意です。さあザレがいい位置でFK獲得。後ろからのレイトタックルでした。コラフカジ思いっきり外した。ボルハニゴール前でボールが足につかない。ヌーリかな？不用意なパスからピンチを招きました。CKを与えました。イランは本当に自軍でのこういった不用意なパスが多すぎる！紹介したLINKよりいい画質のネット映像ありました。http://www.andisheh.tv/お試しください。危ない！キンタナの突破から危ない場面！CK与えました。ボルハニ、シェイスのいい突破をふいにした！！オラーディ惜しいシュート！アルザニ抜かれて決定的！あぶなかった！！アルザニ、カタールの１０番に抜かれまくりです。ドフリーで危ない場面！ウルグアイかどっかからの帰化でしたかね。それにしても２トップの連携が皆無に等しいですね。シェイス、イランの１０番を壊しました。２４分経過。オラーディ不用意なキープから奪われた。先ほどのLINKですがサッカー中継やめちゃいましたね。コメント欄にあるLINKをお試しください。ボルハニ痛みました。ああ、カタールロングボールから先制！イラン　０－１　カタール２９分カタール見事なフィード一本でキンタナが決めました。イラン追いつけ！キンタナが止まらない！　アルザニファウルで止めました。アルザニとシェイスを入れ替えないとついていけませんね。残り１０分。またしてもボルハニ決め切れない！なかなかチャンスをものにできませんね。カタールごときひるむ相手だとは思えないんですが。ヤヴァルザデ早めに使って欲しいですね。シェイスが簡単に取られてまたもカタールの左からの攻撃でリズムを掴まれています。ロスタイム２分。さきほどのLINK復活しました。前半終了。イラン先制されたまま終えました。今日もいいプレーができていませんね。いい加減ボルハニ、オラーディにこだわる必要は無いと思うんですが。ボールも足につかずキープもできないようではビルドアップもままなりません。シモンエスは後半即座に動くべきでしょう。後半始まります。ヌーリに替えてプーラーディ入りますね。U-19のエースで左利きの選手です。１８歳の彼にとって大舞台での投入です。さっそく右サイド突かれています。またもアルザニのパスミス。ちょっと酷いですね。焦らず正確につないで欲しい。プーラーディキックミス。またアルザニがキンタナに簡単に抜かれた。追いかけもしないですねｔボルハニFKからシュートも打ち上げた。シェイスいい突破。FK獲得。カタールのGKも安定していますね。５５分経過。コラフカジまったく機能していない。イランまずパスがつながらないですね。プーラーディいいファイトを見せました。ボルハニひとりよがりのプレーは変わりません。残り３０分。さあFK。セットプレーしかチャンスなさそうですね。ボルハニまたも独りでプレーをしています。７０分経過。シモンエスまだ動かないか？やっとヤヴァルザデIN。　コラフカジOUT。１０分遅い！！！！！！カタール追加点・・・・イラン　０－２　カタール残り１５分厳しくなりました。キンタナの素晴らしいシュートがホセイニに当たって入ったようです。しかし諦めてはいけない！残り１０分。アルザニOUTかな？　ヘイダリ入りました。ヤヴァルザデ相手選手を突き飛ばした。残り６分。ボルハニまたも独りで突破しボールを失った。彼は個人競技に鞍替えした方がよさそうですね。ロスタイム３分。というかイランのシュートはほとんど枠に飛んでませんね。試合終了。カタールは金で帰化しまくった甲斐がありましたね。残念ながらシモンエスはこれで大会後イランを去ることは間違い無さそうです。しかしシモンエスが訴えるイランサッカー協会のサポートの拙さや、大会前のごたごたは考慮すべきかなと。オーバーエイジのごたごたでカービィ、マダンチ、アクバルプール、そして不可解なショジャイーの召集拒否も響きましたね。今日の試合に関しては完敗どころか勝負になりませんでした。残念ながらイランの３連覇の夢はついえました。これだったらオーバーエイジ３人フルに使うべきだったかもしれませんね。ただ後からごたごた言ってもしょうがないのですが。負けても内容が良ければ納得できますが内容も結果も悪いとなると・・・残り３位決定戦の韓国戦、最後に何ができるでしょうか。観戦お疲れ様でした。疲れの倍増するようなゲームでしたが、これもフットボール。這い上がるしかありませんね。

  2006.12.12

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  愚かな背番号１０。

  そのまま叩き込んでいればアデル・コラフカジからの素晴らしいパスに鋭く反応したボルハニの見事な先制点という事になっただろう。しかしボルハニのとった振る舞いはライン間際でボールを止め、味方を招き入れるポーズをとった上でゴールを決めるという挑発的なものだった。ゴール動画これに対し試合後、中国メディアは怒りをあらわにしボルハニ本人はもちろん、シモンエスまでもが中国側に謝罪の意を示すこととなった。確かにボルハニのとった振る舞いの背景には２００４年のアジア杯での因縁が少なからず影響している。アリ・キャリミへの明らかな退場に値する反則を不可解なジャッジで取り消され、サッタール・ザレが中国選手のオーバーなアクションで退場に追い込まれた試合だ。そのリベンジを果たした気持ちがボルハニの振る舞いの裏にあったのは確かだが、果たしてこれが賞賛されるべき行為であっただろうか。勿論憂さを晴らした彼を賞賛したい気持ちはあるのも自然な感情だ。しかしボルハニはこの時自らが１０番を背負っていることを認識していただろうか。イランで１０番といえば勿論アリ・ダエイの番号である。そのアリ・ダエイは中国戦で退場になり泣きわめくザレを優しくなだめ、続くバーレーン戦でも自らが酷いファウルを受けたにもかかわらず、真っ先に乱闘寸前のピッチで両軍の仲裁に入るなどの振る舞いをみせたものだ。それゆえ同じ１０番を背負ったボルハニの行為はあまりにも子供じみたアンフェアなパフォーマンスのように見えて仕方が無かった。いや、アリ・ダエイが長年築いてきたイランの１０番に泥を塗ったと言ってもいいくらい恥ずべき行為だった。たとえU-23代表の１０番とはいえ、事実ボルハニにかかるシモンエスの、そしてチームメイト、国民の期待は大会前から大きかった。そして、ここまでエゴイスティックなプレーながら４試合連続ゴールでチームを準決勝に導いたのも事実だ。しかし、この陳腐なパフォーマンスが得点を決めても賞賛されない彼自身を象徴するかのように映ったのはなんとも皮肉な話だ。エースの配慮を欠いたこのパフォーマンスに端を発し、荒れ始めた試合の中で引き起こされたマヒニの負傷退場も彼の責任である。アリ・ダエイという偉大なキャプテンが抜けた穴の大きさを憂慮しているのは何もプレーの面ばかりではない。果たして彼のような振る舞いができる後継者がチームメッリに現れるのかという事も重要な課題だと感じたことは過去ログにも述べたとおりだ。既に謝罪を口にしたボルハニはまだ若く、二度と同じ過ちを繰り返すことは無いだろう。だが、彼の行為は改めてキングの存在の大きさと後継者問題を浮き彫りにした出来事でもあった。報復に報復で返すようなチームにイラン代表が成り下がった時、本当の意味での締め出しを食らいかねない。日本とのジョホールバルの決戦で交代を告げられたタハミが時間稼ぎに靴紐を結び始めた時、彼をピッチから追いやったのは誰だっただろうか。８年前のアジア大会決勝戦となったクウェート戦で足の攣った相手選手のストレッチを買って出たのは、ピッチに倒れた北朝鮮の選手に対して爆竹を投げ込む自国の観衆に声を荒げたのは誰だったのか、覚えているだろうか。まだまだ偉大な１０番は私達の心の中に刻み込まれている。選手達がその心意気を継承できないことがファンとして何より悲しい話である。

  2006.12.10

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