U-23代表、ポルトゲーザを下す。 *続報あり
ブラジルキャンプ中のレネ・シモンエス率いるU-23代表がポルトゲーザとの練習試合を行い見事に3-2で勝利を収めた。得点者はユーセフィ、モハンマド&ミラド・ヌーリ。以下www.lastkick.comのKaveh Mahjoob氏によるシモンエスへのインタビュー。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~Kaveh:ミスターシモンエス、FCサントスからの勝利おめでとうございます。試合はどのようなものでしたか?Simonez:私達が勝利したのはイランで報じられているサントスではなくポルトゲーザです。ポルトゲーザはブラジルで最も重要な州リーグであるサンパウロの1部のチームです。しかしながら私達が対戦したのはナショナルリーグの2部に所属するチームです。2部は1部や3部と同じように20チームで構成されていています。そして毎年4チームがそれぞれの部門で昇格と降格を繰り返します。10年前には1部は66チームを有しました。その為全てのリーグにナショナルリーグで優勝を経験したような素晴らしいチームが存在します。Kaveh:詳しい説明をしていただきありがとうございます。ところでこのキャンプの目的は?Simonez:キャンプの目的は選手達に責任感を持たせることです。各々の選手がチームに対する責任感とフィールド内外でのチームメイトの行いに対する責任感を持たなければなりません。私は選手達が結果に対する危惧を専らコーチ任せにして少ししか抱いていないように感じました。これは誤った考え方です。なぜなら結果を危惧することはチーム全員の責任であるからです。優れたチームはフィールド上でゲームを「読み」、間違いを正すように努力するものです。Kaveh:ポルトゲーザ戦でのチームの出来には満足でしたか?Simonez:前半は良くなかったですね。スピードに欠け、先を読むプレーが出来なかったためにボールをキープされ守備に専念することを余儀なくされました。先を読むプレーとは相手が何をできるかを読み、それを事前に食い止める事です。私達が対戦したポルトゲーザのイレブンはスターティングメンバーではない、もしくは前日の試合で少ししかプレーしていない選手達でした。ブラジル選手権は水曜日か木曜日もしくは土曜日か日曜日に行われているのです。ですのでここ最近プレーをしていない選手達が翌日に我々の試合の相手となりました。彼らはとても素晴らしいテクニックを持っていました。Kaveh:この試合のスターティングメンバーはどのような面子でしたか?Simonez:スターティングメンバーは---------------Rahmati?-Arzani----Sheys-----Hosseini------Akbari---------Gharavi----Khosro.Heidari---Mohammad.Nouri-----------Yavarzadeh----------Gholamin----MadanchiSubbed inArzani(Sheys???),Chahjoee(Akbari),Yousefi(Yavarzadeh),Gholamin(Khorsandi)Kaveh:ブラジルキャンプで他にどのチームと試合を行いますか?Simonez:次の試合は我々にとっていいテストになるでしょう。世界王者であり現在全国選手権のトップをいくサンパウロと、パルメイラス、サントスという素晴らしいチームと対戦する予定です。私達と対戦するサンパウロの選手はスタメンの選手、もしくは翌日に控える試合のスタメンとなる選手達です。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~一度は頓挫したブラジルキャンプであったが、シモンエスの念願叶って実現した試合で見事に結果を出したU-23代表は貴重な経験を積んでいるようだ。尚、国民を落胆させたU-19代表からはアリ・レザ・ハギーギとメフディ・ガラヴィのみが召集されている。オラーディがビザの問題で外れたこともあり最終帯同メンバーは以下の21名のようだ。*合流が遅れていた()内の3名については未確認。Eslami, Haghighi, Rahmati, Arzani, Mahini, Chahjoee, Akbari, Madanchi, Ghoravi, Heidari, Yavarzadeh, M.Yousefi, Khorsandi, Gholamin, Mohammad Nouri, Milad Nouri, Sheis Rezaei, J.Hosseini,(Montazeri,Kolahkaj,Maz. Zareh)一方、国内では韓国戦に向けて代表キャンプが行われキャリミやテイムリアンも合流した模様。ハシェミアンとレアル・マドリー戦を戦ったネクナームは未合流。ただ怪我のレザイーに続きマハダヴィキアも負傷で韓国戦を欠場するようだ。となると注目されるのは誰がキャプテンを務めるのかというところ。この試合を最後に引退するフェクリに華を持たせるのか、もしくはキャリミが務める可能性がある。そのキャリミだが来シーズンにはバイエルンを離れる事を示唆したが、噂されるオーストリアのザルツブルグへの移籍は否定した。もし自らがビジネスを手がけるUAEに戻る事になれば彼はサッカー選手としてではなく実業家としてファンの冷ややかな視線を集める事になるだろう。誰も彼が第二のダエイになる事は望んでいないにもかかわらず。代表においてもホセイン・バダマキという天性のトップ下の選手が台頭しており、エースに対する期待と落胆の眼差しはますます厳しいものとなっている(ベッケンバウアーやベルティ・フォクツからも苦言を呈され、彼の獲得を熱望したマガトもドイツ語を習得しようとしないキャリミに失望している)。21歳以下の選手に遅れを取ることは厳しい状況下にあるエースにとっても指揮官にとっても致命的だ。また韓国代表のスタッフであるアフシン・ゴトービのイラン入りが拒否されたと報じられ話題になっている。(事実は市民権とパスポートが絡む問題があったようだ。詳しい説明はこちら。この問題は解決された模様。)韓国戦予想メンバー----------------Roudbarian-------Nosrati-----Fekri-----Sadeghi---------Teymourian-----Nekounam----Kazemian-----Karimi---------Vahedi-----------Enayati-----Hashemian続報:パルメイラス(Bチーム)との試合は1-1の引き分け。得点者はベフシャド・ヤヴァルザデ。また韓国代表がイラン入りしています。イ・チョンスも居ますので報道されていたU-21ではなくU-23ですかね。U-21は韓国で日本戦があったばかりですし。一方イランもネクナーム、ハシェミアンが合流しました。画像はこちら。