来季のペルシャ帝国、アドミラの展望。
ついにイラン代表がドイツ行きのチケットを獲得した一方で、オーストリア・ブンデスリーガのペルシャ帝国アドミラ・バッカーは来季に向けて着々とチーム作りを行っているようだ。そしてアドミラのチームマネージャーを務めるイラン人トリオの一人、ドクター・カシャヤール・モフセニがiran-fussballのインタビューに答えている。意訳はこちら。(ドイツ語から英語への翻訳の為、間違っている部分がある事をご了承ください。)このインタビューの中でアドミラの現状や、なぜ若いイラン選手を獲得しないのかなど興味深い内容が含まれています。また先日ハメド・カヴィアンプールが怪我から復帰したにも関わらずピルーズィのトップチームに登録され無い事で、UAE、そしてアドミラ入りの噂がありましたが、同じくピルーズィのジャバド・カゼミアンにも興味があるようです。そういえばパシャザデがインタビューでマハダヴィキアよりカゼミアンをスタメンに据えるべきだと言っていましたので、彼の進言があったのかもしれませんね。また、獲得寸前にまでいったアリ・ダエイについては、やはり予想通り結婚したばかりで家族を優先したというのがオファーを断った理由のようです。来季に向けてのアドミラの移籍事情はかなり活発ですので、決定、未定含めてまとめておきます。【獲得】ホダダド・アジジ, (イラン)geb. 22.Juni 1971, 169cm, 70kg, FW48 L舅derspiele, 11 Tore1.FC Kn (1997-2000, 23 Spiele, 6 Tore), S.J.Earthquakes, Al Nassr, Pas Club Teheranヘルド・ヴィマー, (オーストリア)geb. 9.J舅ner 1977, 177cm, 72kg, MF5 L舅derspiele, 142 Bundesligaspiele, 8 ToreAdmira Wacker (8/0), SK Sturm Graz(10/1), Admira Wacker (41/1), SK Rapid Wien (83/6), Eintracht Frankfurt (52/1), Hansa Rostock (30/0), RW Oberhausen (18/0)ミカエル・ホルヴァッツ, (オーストリア)geb. 5.Februar 1982, 189cm, 83 kg, MittelfeldChallenge Team, 62 Bundesligaspiele, 3 ToreBNZ Burgenland, 1860 M・chen, BNZ Burgenland, Eisenstadt, FC Superfund (34/3), SC Interwetten (14/1), FC Superfund (28/0)Dr. アコス・フジ, (ハンガリー)geb. 24.M舐z 1978, 185cm,75kg, MF,DF(左サイドバック)12 L舅derspieleETO Gy (20/1), BVSC-Zuglo (59/4), Ferencvaros (54/3) MTK Budapest (145/13)トマス・フレーゲル,(オーストリア)geb. 7.Juni 1971, 175cm, 70kg, MF37 L舅derspiele, 3 Tore, 325 Bundesligaspiele, 43 ToreFK Austria (248/31), Hearts of Midlothian Edinburgh (135/9), FK Austria Magna (53/12), SV Superfund (24/0)J・gen PANIS, (オーストリア)geb. 21.April 1975, 168cm, 68kg, MF5 L舅derspiele, 248 Bundesligaspiele, 17 ToreAdmira Wacker (102/9), LASK (79/4), FC Tirol (47/4), FK Austria Magna (19/0), SC Untersiebenbrunn (31/2)ロマン・ヴォルナー,(オーストリア)geb. 4. Feb. 1982, 178cm, 80kg, FW19 L舅derspiele, 5 Tore, 134 Bundesligaspiele, 42 ToreSK Sturm Graz, SK Rapid Wien (134/42), Hannover 96 (10/0)Thomas MANDL, geb. 7. Feb. 1979, 185cm, 88kg, GK13 L舅derspiele, 81 BundesligaspieleHirm, SV Mattersburg, FK Austria Magna (65/0), SK Sturm Graz (16/0), FC Basel (1/0)【放出】Alfred TATARミカエル・ハッツ →引退アダム・レドヴォン →Sturm Grazグレゴルツ・スツァモツルスキ →Sturm Grazヴラディミール・ラバント →SK Rapid Wienボスコ・ぺライカ 未定マテ・ブラジョコヴィッチ 未定トマシュ・オラヴェッチ 未定エンリコ・クロヴィッツ →Mattersburgシュテファン・コグラー 未定ハッキ・トゥルナイ・カフカス 未定パスカル・オートナー 未定マルクス・ピュルク →Eisenstadt?Mario SCHヨNY 未定Patrick WUNDERBALDINGER 未定Martin KRENN →Sollenauイヴァン・トマシュ 未定ヤノシュ・マテュス 未定ぱっと見、シュタム・グラーツに移籍が決定している元ポーランド代表のレドヴォン、スツァモツルスキを含め軒並み主力の放出が決定している。ただ補強にも精力的でラピッドに左サイドバック、スロバキア代表ラバントを移籍させる代わりとしてアコス・フジというハンガリー代表左サイドバックを獲得。来季はフジとラザーギーでアドミラの左サイドのポジションを埋める事になるだろう。またゲームメイカーには元ポーランド代表イヴァン・トマシュや元クロアチア代表ニェナド・ビェリカに変わりご存知ホダダド・アジジ、さらにセンターバックにトーゴ代表のエリック・アコトを獲得し、元ハンガリー代表ヤノシュ・マテュスと元トルコ代表トゥルナイ・カフカスは移籍する事になりそうだ。そしてアダム・レドヴォンの抜けたボランチにはホルヴァイツを獲得している。また新加入でアジジと共に注目なのが現オーストリア代表のヴォルナーだろう。彼はブンデスリーガのハノーファーから移籍してきたが、その背景にはハシェミアンの移籍は勿論、カイザースからチェコ代表FWロクヴェンツをハノーファーが獲得した事があるのだろう。また元オーストリア代表FWでソシエダや1860ミュンヘンで活躍した元オーストリア代表FWマルクス・ピュルクはたった1試合の出場記録を残しチームを離れるだろうし、スロバキアのエース、トマシュ・オラヴェッチもチームを離れるだろう。さらに長らくスタメンをはった若手大型FWマルク・ヤンコはクルト・ヤラ率いるザルツブルグへの移籍が決定している。(ザルツブルグはバイエルンからトマス・リンケやツィックラー、ブレッシアからショップを獲得するなど精力的だ。)大幅に入れ替えたメンバーでどこまでペルシャ帝国アドミラが8位から順位を上げられるのだろうか。ワールドカップと共に2006年の楽しみのひとつになりそうだ。