見えざる敵
ちょっと気になる話があったのでUPします。これはパシャザデをイラン代表に招集すべきか?というスレでのファン同士の話なんですが、IFF(イランサッカー協会)会長のダドカンがパシャザデを嫌っていて召集を見送っているとの噂を耳にしたそうです。【It was all over news. When pashazadeh got elected as star and play asian star game ( I think asian star Vs world stars. not sure!), Daei got upset and said " we have better players than him, and ...." and ofcourse pasha respond to him by the same tune!As far as Talebi goes, there was major fight during the game vs. germany involving Azizi, Daei, Abedzadeh, and .... the reason was some players believed we can beat germany and we should attack more, but MR talebi believed " just don't lose with more than 2 goals!".... pasha started this with talebi and said" if we had better coach, we could have made it to second round! and ..... I think many ppl here should know about those two issues, and if I am wrong in details, plz correct me...】う~ん、これを読んで長年疑問を抱いていたあることが分かったような気がしました。というのも彼の言うパシャザデの選ばれたオールスターマッチとは97年に行われたヨーロッパ選抜vsRest of the Worldの間で行われた試合だと思われます。この試合は98年フランスW杯の組み合わせ抽選会の後に行われたオールスターマッチで日本からは中田が出場しているのですが、イランからの代表であったパシャザデは人数を合わせるために欧州選抜の方に名を連ねました。しかし彼は出場どころか、その姿すら会場に無かったのです。これが何を意味するのでしょうか。*その後あるイランサポが私にこのように語ってくれました。【Mehdy jan,mer30 for Info. He did not go. Iran federation said he never got invitation, didn't get visa,....etc( same bullshit they always come up with) and Many people believes Ali Daei had something to do with this too! Pasha believed the same thing!】IFFはパシャのオールスターへの招待をもみ消しVISAを出さなかった。そしてダエイもこれに絡んでいると多くの人は信じていると・・・これがパシャが未だに召集されない要因なんでしょうか。ダドカン率いるIFFは、まともなマネージメントもできない事でよく批判されます。彼らは資金不足もあるのでしょうが、まともな対戦相手をアザディに招致できず、それが日本との格差を広げる一因でもあります。そのくせ代表選手選考に口を挟みブラゼビッチに圧力をかけて日韓W杯予選敗退を招いた、いわばガンなのです。また多くのイラン人が欧州よりもUAEやカタールに移籍するようになったのも彼らが関わっていると思われます。また彼が率いるIFFはイラン代表とIPL(イラン国内リーグ)のスケジュールを決めているのですがヨルダン戦やカタール戦において多くの選手が疲労感を露にしていた事も忘れてはなりません。ブランコビッチもこの無理なスケジュールに対して何度も警告を発してはいるようですが。彼が一度イラン代表を離れたのはIFFとの関係に疲れたからだとの見方もあるのです。また彼らとハシェミアンの確執は日本でも知られるところですね。アリ・ダエイが上記のようにパシャを選考した事に異論を唱えたかは定かではありませんが、彼の影響力が時に代表監督を上回る事があるのは確かです。しかしアリ・ダエイという人間は歯に衣着せぬ発言をする事で有名ですから彼自身に悪意はなかったのかもしれません。彼はアリ・パルヴィン(アリ・ダエイ以前の国民的英雄だった78年のW杯メンバー代表)とも似た、この性格で依然にマイェリ・コハン(96年アジアカップの代表監督)と衝突し代表を外されるという事態を招いた事もあるくらいです。その時は国民の反発が凄く国民の一大キャンペーンの下代表に復帰していますが。ちょっと前にパシャがイラン代表を酷評し、マフィアが私の招集を阻んでいると答えたインタビューがありましたが、これが真実の記事であったのかフェイクだったのかは判断する術がありません。しかしながら、むしろこれも陰謀めいたものがあるように思えて仕方ないのです。あと、一つ言える事はIFFの体制を変えない事にはイラン代表が成功する事は無いという事です。時に偉そうにベンチに陣取るダドカンが監督を「監視」するようでは監督も自分の仕事に集中できないのではないでしょうか。また、古い話では多くの欧州や南米から来た監督が短期間にクビにされ退く際に「私に代表選手を人選する権利はなかったんだ」と漏らしているのです・・・もうそのような事は行われていないと信じたいのですが。アラブを敵に回し、彼らの影響力を存分にうけるAFCを敵に回し、ピッチの前途ある若手が彼らの欲望の犠牲にならない事を祈るばかりです。