Glasgowの不思議
UKはGlasgow発の7人組・Butcher Boy。とても詩的で美しい曲を奏でるバンドです。メンバーは以下John Blain Hunt (vocals, guitar)Basil Pieroni (guitar)Garry Hoggan (bass, guitar)Findlay MacKinnon (drums, percussion)Alison Eales (piano, accordion)Aoife Magee (viola)Jacqui Grant (cello)ピアノ、アコーディオン、ヴィオラにチェロと、パートのラインナップを見ただけで、なんとなく良いバンドに思えてきてしまうのが不思議なところ。そして、これらの楽器がこのバンドの核。音数はそれほど多く感じないのですが、サウンドは、あたたかくもあり、どこかほろ苦かったり。そう、ほろ苦いという表現がぴったり当てはまる音なのです。ベルセバっぽいといえばそんな気もしますが、この悲しげにも聞こえる音は、Smithsのようでもあったり。そしてやっぱりGlasgowの音だなあと思いました。オフィシャルマイスペGlasgowは本当に不思議な土地です。出てくるバンドすべてが素晴らしい。しかも、Fratellisのようなのも出てきてしまうのだからなおさら不思議。音楽の泉のような街なんでしょうね。一度行ってみたいところです。