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good times gonna come...

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2022

2008年04月の記事

全33件 (33件中 1-33件目)

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Coldplayの新曲

あんまり好きじゃないとか微妙とか言ってますが、Coldplayのニューアルバム「Viva La Vida Or Death And All His Friends」より、先行シングルの「Violet Hill」が、オフィシャルでフリーDLできます。期間限定です。ココタダでくれるものはもらう主義なので、さっそくDLしてみました。聴いてます。Coldplayっぽいですね(当たり前)。ただ、まだこの時点ではピンと来ないのも事実。冒頭の「なんちゃらかんちゃらremember、うんたらかんたらDecember」と韻を踏むところの歌い方が好きじゃない。私が、Coldplayの歌なら「Fix You」とか「Swallowed in the Sea」とか、メロウなのを好むからだと思います。アートワークは好きな感じ。これはドラクロワの「民衆を導く自由の女神」でしたっけ？世界史の時間、こういう絵や歴史資料が載っている便覧ばっかり見ていました。

2008.04.30

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ジャンル変えてまして。

最近、ボサノヴァっぽいものを聴いています。わりとよく顔を出すショップに、店長さん(たぶん)の趣味の一環でCDが置いてあるのです。しかし、何が何やらサッパリわからないので、「どんなのから始めたらいいですかね～？」と聞いてみたところ、「これはどうかな～」と一枚ピックアップしていただきました。「音楽聴くのに初心者も上級者もないですよ」とはこの店長さんの名言。で、なぜか私の手元にあるアルバムには「X' mas2001」と書いてあります。でもあんまり関係ないみたいです。アーティスト名はGina & Chris。マイスペがありました(更新してないけど)パブでのライヴを録音したものみたいで、お客さんのおしゃべりとか、何かいろいろな周りの物音が入ってます。それもまた良い味付け。とても落ち着きますね。ヴァイオリンが新鮮に感じます。そして、ライヴならではの即興的演奏が、まるで自分の傍でやっているみたいです。Ginaさんの声は、そんなに高すぎなくて(むしろ低いかな？)、夜、こういう時間にほっと一息つくときにぴったり。ANGEL'S EGG日本でのリリース元おととし来日してました…しかも地元に来てた！！うわー悔しい…(涙話題は転じて、Cajun Dance Partyのアルバム「Colourful Life」を買いました。が。まだいまいちピンと来ない…(愕然マイスペで聴いたときはもっとガツンと来たのですけれども。聴き込めば変わるかな？Bernard Butlerプロデュースなら、Sons & Daughtersの方が私にはしっくり来たかなあ。そのCajun、兄がなぜか試聴しておりました。結果は「ピンと来なかった。」だそうで。最近この人、時代を逆行して、TravisとかElliott SmithとかBlurとか聴いているようなのです。OCSとGeneとMaroon 5買ったぞというメールが来て、ワタクシ妹はひっくり返りそうになりました。兄、マルーンはどうなんだ、マルーンは…。ブリットポップもネオアコも通り抜け、ハウスやクラブははるか昔のこと、最近までまったく異世界のシティポップとか聴いていたくせに(笑ま、共通の話題ができたのは良いことです。

2008.04.29

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キノコの世界

今日は珍しく邦楽アーティストです。木之下渉(Vo.G)さんと土信田有宏(G)さんによるユニット・The Young Groupのアルバム「tjonnik」。いつものように洋楽ばかり聴いていたら絶対に出会わないであろう人たちでした。しかし、きっかけは本当にごく身近に存在していて、しかもちょっと奇妙な縁でした。行きつけの「服屋のにいさんち」に行ったところ、にいさんがこのアルバムを聴かせてくれたのです。なぜかといえば、彼らがLad Musicianの2008s/sのショーでパフォーマンスしたからなのです(にいさんちはLad Musicianを取り扱っており、私はわりと長いことこのブランドのファンでもあります)。「うわ何コレ！！」と興奮しましたね。翌日には自分の店でオーダーをかけていました。2本のアコギが響き合い、優しく呟くようなVoがそれにふわりと乗ります。もうこれだけでちゃんとした「世界」がその場に創り出され、何ともいえない輝きをはなつのです。ほとんどは日本語詞なのですが、木之下さんのVoは、まるでそれが日本語でも英語でもない、何か他の言語のような国籍不詳の雰囲気を持っています。だけど、とても心地良い。ラウンジ・ミュージックのようなギターの重なり合いは、S&Gひいては私の大好きなKOCを想起させたり。Voは、最近聴いた中から記憶を拾うと、Egil Olsenみたいな印象でした。もっとふわふわとしていますが。とにかく、この2本のギターが創り出す世界は、儚くもろい夢のように私を魅了してやみません。こんなに素敵なアーティストが日本にいるなんて嬉しい。マイスペで、なぜ「奇妙な縁」なのか。彼らが「Lad Musicianのショーでプレイした」ということなのです。おそらくデザイナーさんが選んだのでしょうが、彼らが選ばれた理由を明確に聞かなくても、私にはうなずけました。彼らの音は、たぶん、「彼」と同じものをどこかに持っているから。そうだよね？

2008.04.26

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ギネスは好きじゃないけど

アルコールはいけるクチではないので、ライヴ中に飲むビールのおいしさとか全くわかりません。Flogging Molly。ちゃんとアルバムを買ったのは今回の「Float」が初めてです。ライヴもいちども見たことはありません。ああ見ておけばよかったなあと後悔の真っ只中…。疾走するヴァイオリンとかアコーディオンとかに弱いのです。そしてもともとアイリッシュとかケルト系のフォークが好きなもので(マイスペ巡回しまくりました)、ツボを突かれまくっております。ときおりふっと出てくる、落ち着いたテンポの曲が特に良いと思いました。コーチェラに出ます。楽しいだろうなあ。彼らのおかげで、再び私の中でアイリッシュフォークが一大ムーブメントを起こしそうな予感がします。

2008.04.26

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人は彼を鬼才あるいは狂人と呼ぶ

ロックやポップばかりを聴いていると、時折、無性に無機的なビートだけを聴きたくなるときがあります。このときばかりは、私が大好きなSoulwaxや2many dj'sではダメなのです。彼らの音は、私からするととても「生きている」音なので。Luke Solomonの「The Difference Engine」は、その点、何か違います。彼は、UKやUS西海岸では圧倒的な人気を誇るDJ。自身のレーベル「Music for freaks」も経営しています。シカゴ・ハウス/アシッド・ハウスというカテゴリでくくられるようですね。こういうところはまったく疎いのでわかりません。勉強不足。シンプルな音が繰り返すビートが心地良いのです。そして、妖艶な女性Voやフルートの音がたまに入ったりして、何とも言えず奇妙な世界を作り上げているようです。シンプルだからこそ、計算され尽くしたものなのかもしれません。低音がきいていて、カッコイイ。頭が無になります。リセットしたいときに聴くといいな、個人的には。ちょっと頭の中がぐちゃぐちゃしているので、今日一日はこればかり聴いていました。

2008.04.24

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Joy Division、New order、そしてcontrol

先日の日記にも書いたとおり、終了間際の「control」を観に行ってきました。「24hr party people」も観ましたが、これとはまた違う描かれ方(当たり前なんですけど)が非常に興味深かったです。最後に待つ悲劇がわかっているからこそ、そこに至るまでの経緯を見ているうちに、胸が痛くなりました。なぜイアンは死を選んだのか。何が彼をそこまで苦しめたのか。彼の周りの人々は、どんな思いでそれを見ていたのか、そしてなぜどうにもならなかったのか。けれど私にはやっぱりわからない。どうしてイアンはアニークを選び切らなかったのか。いや、心はアニークに捧げていたのだろうけれど、どうしてデボラと別れなかったのか。「Love Will Tear Us Apart」の詞は、そこを切り取ったものなのかなと思います。でも、本音を言いますと、こういうどっちつかずの男はひっぱたいてやりたいくらいなんですよ(笑)。ごめんねイアン、あなたの心の苦しみを抜きにして、私がそう思ったというだけのことなんだよ。俳優さんに言及。サム・ライリーは本当によく似ていました。雰囲気というのかな。すごい、と思いましたね。そして、脚長っ！！スティーヴン・モリス役のハリー・トレッダウェイは「Brothers of the Head」の双子の役だった人です。最初からずっと出ずっぱりで、嬉しかった～。フッキーがカッコよすぎる(笑)。そしてバーナードは可愛い(笑)。WARSZAWA～JOY DIVISIONとして活動を始めた直後くらいまで、彼ら4人は本当に楽しそうでした。これがだんだん息苦しいものになっていくのを見ているのがつらかったです。本編の話に戻りましょう。Iggy Popの「Idiot」をイアンが手に取ったときは、来るものが来てしまった…と背筋がぞくりとしました。ダメだよ、それダメだよ、と思ったくらいです。無駄なことなのですが。そして、ロープに触れたイアンの手。Killersがカヴァーした「Shadowplay」が流れている間、不思議とこみ上げてきた涙に戸惑いました。どういう感情から来たものなのか、まだよくわかりません。後味が良い映画ではないけれど、何か考えさせるものを持った、感性を刺激する一本でした。イアンが残した娘・ナタリーは、私とおそらく同い年。おそらく記憶にもほとんどないのでしょうが、こういう父を、彼女はどう思うのでしょうか。私の父はごく普通の仕事人間です。イアンのような父じゃなくて良かったなあ、としみじみ思いました。そして、「お父さんがイチバン」と実感しました。変なところで父に感謝までしてしまった、休日の一コマでした。

2008.04.24

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she's lost control

映画「control」を観てきました。何と言えばいいのか…。とても印象的な映画でした。しかし、救いがない…。わかってはいたけれど。エンドロールが流れ、killersがカヴァーした「shadowplay」を聴きながら、涙が目の端に浮かんできたのを感じました。あまりに辛いですね。ハリー・トレッダウェイが出てたのは嬉しかったですが。それにしても、メンバーみんな似てましたね。サム・ライリー、ホントにイアンのようでした。しばらく心に残りそうです。

2008.04.22

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ドイツでサンバ

ドイツのバンド・sambaのアルバム「Himmel für Alle」、他のアルバムも買い集めたくなるくらい素敵な一枚です。オフィシャル、マイスペ共にドイツ語なので、さっぱりわからないのですが、どうやら結成は1995年付近と、キャリアは長いバンドのようです。メンバーチェンジを何度か経て、今に至る…のかな？現在、マイスペでは3人の写真しかありませんが、私が持っているアルバムには5人の写真が載っています。何なんだろ？現在の所属はTapete Records。またココか…！と拳をくう～っと握り締めたくなります。本当に良いレーベルです。もちろん歌詞は全部ドイツ語です。最近この言葉の響きには慣れて来ましたね。最初のころはかなり違和感をおぼえていましたが…ドイツ語わかるようになりたいなあ、なんてよく思うようになりました。ここのところ出会うバンドが、ことごとくドイツのバンドだったりするものですから。少しパワポ風味を加えたトラキャンのような瑞々しさ、時折垣間見えるエレクトロニックなナンバーは、New orderのようなビートがきいていたりします。ギターなんかも、ニューウェーヴっぽいときがありますね。でも基本はギターポップです。清々しいという言葉がふさわしい、ポップでリズミカルなナンバーがずらりと並んだこのアルバム「Himmel für Alle」、ボーナスディスクにも5曲も入っています。いやあお得ですよ(笑)。一度Apple Crumbleさんで買い逃してしまっていたのですが、再入荷で手に入れることができました。マイスペジャケットが素晴らしいです。まさに彼らの音を絵で表しているかのようです。

2008.04.21

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so long forever

いちおうUKロックとくくって良いのでしょうか。ロンドンを拠点に活動していた(過去形にはワケがあります)、Vega 4。メンバーはアイルランドにニュージーランド、カナダ出身です。何が気になるって、ex-IdlewildのGavinが入っているとこじゃないですか！彼らが一気にその知名度をあげたのは、ドラマ「グレイズ・アナトミー」の中で彼らの楽曲「Life is beautiful」が使用されてからです。最近の洋ドラマで使われると人気出ますね。私は見ませんが…(誰が誰だかわからなくなっちゃうのです・苦笑)というわけでブレイクのきっかけとなった一曲を収録した2ndアルバム「You And Others」。プロデュースはジャックナイフ・リーです。おお！オープニングから、盛大に鳴り響くギター。流麗なメロディ、そして楽曲のスケールの大きさは、イギリスで好まれそうな雰囲気です。シンガロングは、もちろん、できないわけがないですね。メロがとても覚えやすいので、一度聞いたらけっこう耳に残ります。Travis、Coldplay、Keane、Snow Patrol…といった系統でしょうか。私はこういう音は好みですなあ。まあ、「よくある」タイプと言っては身も蓋もありません。しかし、そうは言っても、ブレイクしたその曲にそれだけの力があったからこそだと思います。マイスペ栄光へのステップを駆け上がったVega 4。けれど、昇った舞台から降りる時が来たのは本当に突然のこと。今年の2月、解散がアナウンスされました。うーむ………。生き抜くというのは本当に難しいことです。人間そのものの世界も、音楽の世界も。Gavin、どこ行くのかなあ(それがいちばん心配なのですよ…)。画像は、国内盤でない方のジャケです。こっちの方が断然良いと思って。

2008.04.21

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涙するのは年のせいなのか

インディーバンドDLし放題のサイトを見つけて、今日はずっぽりそこにハマっています。素晴らしいバンドに出会いました。USはカリフォルニア、サンタバーバラのバンド・The Little Heroes。「Cinematic Americana」というアルバムが去年リリースされています。ひととおり聴きました。出会えて良かった。系統から言えば、デスキャブを筆頭としたUSインディー～エモの流れを組んでいると思います。美しいメロディ。これが本当に美しい。キラキラと輝くのとは違う、もっと控えめなのだけれど、その芯が放つ光が、強烈に美しいのです。何か忘れていたものを思い出させてくれるような音です。90年代の薫りがするのです。だから懐かしいのかもしれません。なぜか頭に思い浮かんだのはJEWでした(やはり90年代という共通項ゆえ？)。彼らと同じくらい、The Little Heroesの音は私の胸に響くのです。どの曲を取っても、完成度はかなり高いと思います。徹頭徹尾、清々しく美しい。マイスペ

2008.04.20

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ちょこっとね。

トップをちょこっといじってみました。といっても、E-card貼り付けただけですが。Thistimeさんからリリースされている、LukestarとThe Autumnsというバンドです。Dreamboy以来、ひさしくThistimeさんからのリリースをチェックしていなかったので(すみません…汗)、こういうバンドがリリースされていたとは！と今更知りました。どちらも美しいサウンドです。とくにThe Autumnsは気に入りました！CD、買いに行こうかな…。

2008.04.19

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イマイチ把握できない、そこが魅力

今日もまたオーストリアから。きっかけはJa, Panikというバンドなのです。こないだのgarishもそうだけど。Velojetというバンドです。「This Quiet Town」という2ndアルバムがリリースされています。ギターポップと呼ぶには、もっと音が厚めでしょうか。そして、ギターの鳴き方がロック。Voの雰囲気はポップなのですが、ミスマッチに思えそうなこの組み合わせが、意外にもハマっています。メロはキャッチー、でもギターはロック。ああなんだろう、Killersっぽいのか？うーん。でも、とてつもなくポップな曲が突然現れたりして、なんだかこのバンドはつかめません。なんとなく、ですが、中世っぽい匂いがほのかに薫っているような気がします。どこか哀愁めいたものが漂っている。こういう音は好きですね。マイスペJa, panikとかJosh Wellerとかとライヴやってます。しかし、ジャケットがSwitchesのに酷似しているのは気のせいでしょうか(笑)。はっはっは。

2008.04.18

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おやおや

家に帰ってきたら、テイチク(インペリアル)から封筒が届いていました。開けてみたらなんと。Last Days Of AprilのTシャツです！ハガキ出したことすらも忘れていましたが、当たるとやはり嬉しいものです。色は赤、胸にLast Days Of Aprilのロゴがプリントされています。サイズはKids Lで、ぴったり。ちょうど赤いTシャツが欲しいなあと思っていたところにこれがやって来たので、嬉しいと同時にびっくり。Last Days Of Aprilは、一度だけ見たことがあります。たしか初来日の原宿アストロホール。懸命に電話をかけてチケットを取った覚えが。Karlの白さと細さに驚いて、「北欧ってやっぱ違うわ…」と違うところで感動してました。懐かしい。そんなLDOAも、ベスト盤を出し、今では知名度もだいぶ上がりました。手に入りにくかった1st2ndもお店でけっこう見かけるようになりましたし。私がいちばん好きなアルバムは「Angel Youth」。やっぱりこれ。「Ascend to Stars」も良いけど、「Aspirin & Alcohol」という曲の存在で、「Angel Youth」は特別な一枚です。なんだか懐かしくなってきたので、ごそごそしてみようと思います。いちばん新しいオリジナルアルバム、ほとんど聴いてないんだった…(汗

2008.04.18

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ソリチュードとアローン

ノルウェーの素晴らしき「singer / songwriter」Egil Olsen。彼のアルバム「i am a singer / songwriter」が、日本ではLiricoさんよりリリースされています。もうすでにいろいろなブログ等で彼のアルバムについて書かれているのを見ました。皆さんの賛辞に激しく同意。やはり、良いものは良いということですね。なので私がどうこう書くまでもなく(ただ単にめんどくさい・苦笑)。ぽつりぽつりと語るような彼の歌声は、消え入りそうなのに奇妙に耳に残ります。ライナーを手がけた大崎氏の「ソリチュードとアローン」の部分が、ガツンと胸に響きました。まさにEgilは「ソリチュード」ではないかと。孤高という言葉が思い浮かんだけれど、彼はもっと身近な感じがするかなあ。空気のように自然に私の周りを流れていく音。けれど、決して、単なるBGMではないのです。Egil Olsenの音です。オフィシャルマイスペしかし、膝抱えて聴きたくなってしまうのですよ。部屋の隅っこで体育座りして。一心不乱に歌詞とにらめっこしながら。そしてちょっと涙ぐんでしまうのでしょう。ほろりとしますね。死にたいだの私は無価値だの何だかんだと言いつつも、それを突っ支い棒にして生きているものですから、私はこういう音に滅法弱い。

2008.04.17

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今度はFratellis

Fratellisのオフィシャルで、新曲がDLできます。「headcase」という曲ですが、これがまたフラテリ節きいててとても良い！オフィシャルここではほかにデモやアコースティックVerなど落とせます。あらためて聴いてみて、そのキャッチーっぷりに脱帽した次第です。アルバムも完成したそうで、リリースは6月9日を予定。楽しみです。

2008.04.16

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やっぱりネオアコが好き

結成から20年を経ての、1stアルバムとなる(たぶん)「Songwriters Of The North」をリリースしたのは、UKはNewcastle出身のThe Honest Johns。ドイツのFirestationからは、編集盤が出ているそうです。聴き込んでいくに従って、じわじわと味が出てくる一枚だと思います。私はこれを先日Apple Crumbleさんで買い求めましたが、それからほぼ毎日聴いています。そして、どんどん好きになっていっているのがわかるのです。素晴らしいまでにネオアコしている曲たちがズラリ。150キロ台のストレートを投げ込まれたみたいに、ズドーンときます(笑)。キラキラギター・ソフトなヴォーカル・ささやくコーラス・ピアノといった、ネオアコ最重要要素がしっかり揃っています。トラキャンやTFCに似てないわけもなく。というか、彼らの方がむしろ先だったのかな？あたたかく包んでくれるような音楽は、私のお休み前BGMにぴったりです。マイスペしかし、「Honest Johns」で検索するとトイレの話ばっかり…(苦笑

2008.04.16

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DelaysフリーDL

Nokiamusicのサイトで、Delaysの「Pieces」ライヴVerがフリーでDLできます。ココの「Exclusive free tracks every week」というとこから行けますいやーやっぱりDelays良いですね…。力強くも美しい。デビュー当初の儚さよりも、しっかりとした芯の強い美しさがあります。Love Made Visible EPの出来も素晴らしかっただけに、アルバムが本当に待ち遠しい。間もなくですが。ネタを練っている途中なので書くことがありません。ので、我がコンポの中身の一部。Jens Lekman / Oh you're so silent JensJason Collett / motor motel love songsthe honest johns / Songwriters Of The Northどれもかなり聴いてます。Jens Lekmanはホント好きだな～。オーストラリアに移住したとかって本当なのかな？Jason Collettのこのアルバムは、最新作とその前の作品のさらにその前に出てるっぽい一枚。でもリリース元はちゃんとArts & Craftsです。これも良い。the honest johnsは…私にとっては伏兵的存在。もちろん、良いと思ったから購入したのですが、予想外のヘビロテっぷり。なんだか無性に泣けるアルバムです。素晴らしい！今日は出勤前に服屋をうろついていたのですが、ハイヴスみたいなジャケットを見つけて思わず買おうかと思ったけどまだ買ってないです(笑)。き、着たい…。

2008.04.15

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モッズだ

オランダはロッテルダム出身の4人組・The Madd。1stアルバム「Ongeneeslijk Beat」を、オランダの素敵なレーベルExcelsior Recordingsからリリースしました。ここには私が大好きなSoloも今は在籍していますし、ベルギーのSioenもいます。Supersubも。見ての通り「モッズ」なファッションでキメたグッドルッキングなヤツラです。音の方はと言えば、たたみかけるようなテンポのガレージロックンロール。時々つんのめったりしながら疾走する様が実に爽快。がなりたてるように響くオルガンの音色も、しっかり60年代していてカッコいいですね。1曲目の「Jump Now！」。これにハートを直撃されたら、しばらく彼らの中毒になるかも…。11曲で約30分という、1曲3分弱というルールをキッチリ守った展開なのですが、飽きが来ないのは、ひとえに楽曲の良さかなあ。私が彼らに即ほれ込んだのは、キャッチーさとUKよりUKらしい佇まいゆえか？マイスペ

2008.04.14

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ダウン

昨日からずっと体調がすぐれなかったのですが、今日もやはりダメで、ダウンしてしまいました。さっきようやく起き出したところです。胸がぎゅうっと苦しくなって、めまいと吐き気が急にやって来て、顔がカーッと熱くなったり冷たくなったり。貧血みたいな状態がまだ続いています。なんだこれ。本当ならバイト休みたくなかったのですが…。仕事進まないし、迷惑をかけてしまうし。ああ使えない私。最悪。あー、なんでこう弱いんだろ。情けない。話は変わりますが、Dreamboyに続き、andersonも来日詳細が決定しました。Thistimeさんとこだがしかし…大きな問題が…。夜、遅い。これでは連休を取らないとムリなスケジュール。しかし連休はヒジョーに取りにくいのです。ああ、諦めないといけないのか…(涙)たぶんどれも行けないっぽい…。実は、Dreamboyも始まるのが遅いので、これはどうしようかと。バイト上がってから行って次の日休ませてもらおうかなあ。ひさびさにフジロッカーズorgを見たら、いつの間にかすっぱ抜きとか何とか色々出ているじゃないですか。Travis？Kasabian？なんとJason Falkner？！Ben Folds？！これがホントならかなり楽しいことになりそうです。

2008.04.14

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アゲイン

今日は母の誕生日です。昨年と同様、まだプレゼントを買っていない私…学習能力ゼロ…MLB見ながらずっとダラダラして終わってしまいました。母のサポートがあるからこそ、なんとか社会復帰できている私。本当にありがとう。最近はDylan MondegreenとfountainsとMoccaがお気に入りの模様。でもやっぱりMuseは好きなのね(笑)。今度の休みは二人で気合い入れてオシャレして出かけましょう。

2008.04.12

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王様

Bauhausの25年ぶりの新作となる「Go Away White」。25年ぶりですか…私がポンキッキ見てたころですねえ。Bauhausといえば、ゴスの源流とも言われてますね。たしかに、そのヴィジュアルは何か一貫したコンセプトに基づいた、独自の美学みたいなものがあるなあと思って見てます。そして私は何を隠そう元ヴィジュアル系っ子なので、こういうの大好きなのです。しかし「Go Away White」を買ってライナーを読もうとして愕然。私がいっとーキライな人が書いております…。うねるベース、歪むギター、地の底から聞こえてくるような声。呪われそうです。でもそこがカッコイイのです。今のバンドにはできない音だろうなあ…と思います。何と言っても、3人が作曲と詞を手がけるのだから、ぶつかり合いも相当すさまじいことだっただろうと思います。才能に恵まれすぎたがゆえに、長く続かなかったのでしょうね。このアルバムは一発録りで作られたそうで。でも、本当に一発なの？！と思うほど、震えが来るような出来だと思います。緊張感に満ち満ちた、聴いているこっちも身構えないといけないような鋭さと冷たさ。BauhausマイスペDavid JマイスペLove and RocketsマイスペDaniel AshマイスペPeter MurphyマイスペDavid Jのマイスペで聴ける音は、意外なほどメロディアスでアコースティックで良いですね～。たぶんいちばん好きなメンバーは彼だな。

2008.04.12

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音楽の都から

フラフラしているうちにこのバンドのマイスペにたどり着きました。マイスペgarishという、オーストリアのバンドです。ドイツのTapete Recordsとかも関わりがあるようですね。ここのレーベルはかなりクオリティが高いので、信用できます。オーストリアではそれなりの知名度があるみたいです。オルタナティヴアワードの「Amadeus」というのに、何度もノミネートされているようです。といってもドイツ語なので、あんまりよくわからないのですが…。2007年にリリースしたアルバム「Parade」はユニバーサルから出ているようです。私がマイスペで聴いて、なんだかとっても気になっている曲は、「saqt nicht ich haett euch nich」という曲。エキゾチックであやしげなイントロが、頭に残ります。何度聴いても飽きないくらい。これこそ中毒・キラーチューン。かと思えば、ジャジーかつソウルっぽいナンバーもあり、正直、どれが本当のカラーなのか掴めないくらい、掴みどころがない(笑)。誰っぽいとかそういうことが言えないバンドです。あえて言うなら、トップフレンドに居るJa, Panikでしょうか。このバンドもなんか変で良いのです。このgarish、「Tintenfischalarm」という映画のサントラも手がけたそうです。実力派なのかな。このプレス写真、メガネが二人もいる～！嬉しい～！

2008.04.11

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銀色の海を泳ぐ

USはテネシー州ナッシュヴィル出身のバンド・The Silver Seas。前身バンドはThe Beesというそうです。地元では、「最高の"unsign band"」と呼ばれていたようで。テネシーという響きが、勝手に「フォークっぽい」と思っているのは私だけでしょうか。そんな私の考えに珍しくも見事当てはまり、彼らの音は素晴らしくフォーキーでレトロ。アルバム「High Society」は、60～70年代を思わせる華麗なコーラスワークにキラキラしたギターが最高です。このギター、マイスペを見ると、12弦を使っているようで…うーん、Byrds。ピアノがちょっとジャズ風に入ってくるナンバーなんか洒落てて良いです。なんともいえない郷愁を誘う響きは、その場を包み込むことわずか32分足らずですが、キラリと光るダイヤモンドの輝きすら放っているような気がします。そしてこのヴォーカル、どこかで聴いたことがあるような懐かしい雰囲気があります。誰かに似てる…んだけど思い出せない。誰だっけ…けどとにかく素敵な音です。このあたたかさはアメリカだな～とか思っちゃったり。こういう、60年70年ふうの音が、最近私の好みのひとつになってきたような気がします。やっぱり、母親のお腹の中で聴いていたものは、懐かしさを誘うのでしょうか…。マイスペそうだ！最近聴いたBrent Cashさん風なのかもしれない！

2008.04.11

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webcamを買いました

マジックミラー WEBCAMメッセンジャー歴はけっこう長い方だと思うのですが、やっとwebcamなるものを購入しました。初めてアフィリを入れてみましたぞ。これは、鏡の形をしたwebcamです。周りにLEDライトがついていて、こっちはちょっと眩しいんだけど、相手には顔が明るく見えるみたいです。今日使ってみて、「なんでもっと早く買わなかったんだ～！」と激しく後悔。どうしても、メッセだけだと、感情が伝わりにくいことが多々あります。返事が遅いと、余計な気を回してしまったり。でも、webcamで相手の顔が見えるとなんか安心しますね。ニコニコしているのが見えると、こっちも嬉しくなります。それに、CDコレクションとか雑誌とかを見せることもできるし。今日いちばんアガったシーンは、Smithsの「Ask」のクリアヴァイナルを見せてもらったときでした。時間が過ぎるのもあっという間。もっと話していたい感じでした。楽し～。

2008.04.10

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うっそー！！！

さっきミクシィ見ていたら、驚きのツアー告知が！Dreamboyが来日するようです。しかも驚きはこれだけじゃなくて。なんと、我がギョーザの街に来るらしいのです！！！あんなちっちゃいハコに…！！なぜか、東名阪と、ギョーザ市なのです。なぜだ…！＜＜DREAMBOY JAPAN TOUR＞＞～It Means the World to Me～ 6/5（木）O-Nest　（東京） 6/6（金）Heaven's Rock　（宇都宮)6/7（土）KD Japon　（名古屋） 6/8（日）鰻谷　燦粋　（大阪）【総合問合せ】Thistime Records: 03-3324-7343 http://www.thistimerecords.com/これ、ontheoneさんがソースだから、ほぼ決まりで良いのかな？？何はともあれ、嬉しすぎるニュースが飛び込んできました。おかげでBGMはすっかりDreamboy。

2008.04.09

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世界の終わりでDJ

Death is pretty final.I'm collecting vinyl.I'm gonna dj at the end of the world 'cause it heaven does exists with a kickin' playlistI don't wanna miss it at the end of the worldカッコ良くてシニカル。こんな歌詞がアルバムの最後を飾っているなんて、素敵。R.E.M.のニューアルバム「Accelerate」のラストナンバー「I'm Gonna DJ」からの歌詞です。スタイプ御大が、ストレス発散のように書き殴った様子が目に浮かんでくるようです。正直なところ、前作「Around the Sun」はインパクトに欠けるアルバムだったように思います。そのころ出たベスト盤ばっかり聴いていた記憶がありますね。なので、待たされまくった新作に私がどれだけ期待していたか、推して知るべし。ライヴを一発で録ったような、個々の曲の勢いに圧倒されました。R.E.M.が久しぶりにロックしている。何なの、この、臨場感たっぷりのザラザラした音。躍動するそれがガンガン鳴り響く様は、まさにライヴ仕様。流麗ながら力強く、ときにダミ声っぽくなることすらある御大のヴォーカルの存在感は抜群です。そしてそれを支えるバンドも、ワカモノの疾走感とベテランの貫禄を見せ付けてくれます。もう平均年齢は50歳になるそうです。でもそんなことは欠片も感じさせない彼ら。「Everybody Hurts」で実に月並みな出会いをして、やっぱり今でもその曲が心の拠り所になってしまうのだけれど、私はマイケル・スタイプという人が大好きなのだから仕方ないのです。インテリな顔の裏側に秘めた複雑な感情が、曲を通してガッとこちらに伝わってくると、なんだか嬉しくなってしまうのです。変態チックだなあ(笑また日本に来て欲しいなあ。極東という名の世界の果てでDJしてください、御大。

2008.04.09

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クルクルクルクル

水曜発売の新譜の入荷日です。まったくノーマークのヤツらのCDを買ってしまいました。The Kooks。1st持ってました(売っちゃった…)。しかし、それがセキュアCDなるクソ厄介な代物だったせいで、聴くことも少なく、彼らの音をあまり理解できずにいました。しかし、友人が巻き毛巻き毛と騒ぐもので(だからクルクルクルクルなのですよ)、ちょっとKooks聴いてみるかという感じだったのです。で。ごめんねLuke。見くびりすぎておりました。明日発売の2nd「Konk」、さっそく聴いていますが、カッコ良すぎ。ストレートなロック。そして、アルバムの大半を占めるミディアム・チューンたちの完成度が素晴らしいです。テンポの速い、調子の良いロックは、わりとどうにでもカッコがつくものです。私個人的には、ミディアム～スローテンポの曲をどう聞かせてくれるか、それが問題なのです。そして、Kooksはいとも簡単にそのハードルを飛び越えてしまいました。ラフなのに完璧。つけいる隙がないのに、耳に残る親しみやすいメロ。10代のバンドがもてはやされたり、次世代ポストパンクやニューレイヴ生き残りなどなど、追いかけることすら諦めてしまいそうなほど目まぐるしく入れ替わるシーンの中で、こうもストレートな音を鳴らしてくれた彼らに感謝したいほどです。ギタポだって好きだし、次世代バンドもそこそこ好きだし、シンガーソングライターだってすきだけれど。こういうロックを求める部分は、やっぱり、根底にあるのです。海外ではリリースはまだですね。友達に「もう聴いちゃったよ」って自慢したろー(笑

2008.04.08

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人生はスウィート

UKはリーズ出身のバンド・The Lodgerが、名作1st「Grown-Ups」に続く2nd「Life Is Sweet」を早くもリリースしてくれました。レーベル買いもする私なので、実を言うと、彼らのリリース元を知って、手を出すのをやめていたのです。だけど、やっぱり周囲の評判の高さにいてもたってもいられなくなって、ついに聴いてみて「なんじゃこりゃあ！」となったわけです。3分間ポップの魔法がここにもしっかりと存在するのです。このThe Lodger、メンバーチェンジがありまして、メンズ3人になりました。ちょっとムサいがまあ良し(失礼！まあそんなことは置いといて、「Life Is Sweet」、期待を裏切らない素晴らしい一枚です。ジャケからしてすでに名盤の匂いがします(笑)。2色刷りだし、この所在無さげにベンチに並んで腰を下ろした男たち！情けなさたっぷりで、私はこの時点でもう十分です。甘くもどこか切ないビターな部分が秘められたギターサウンドは、やはりというべきかSmithsの血が混じっているようですし、VoはときにOrange Juiceみたいな雰囲気になったり。でもやっぱSmithsかな。ジェントルヴォイスという形容が良く似合うVoに、あざやかなアコギのカッティング。怒りや悲しみが湛えられた歌詞。これでよくないわけがないのです。「The Good Old Days」、これでまずズキューンと胸を撃ち抜かれてしまいました。高らかに鳴り響くギターと弾むビート。なのに歌詞はあくまでウジウジメソメソとしていて、ほうっておけない感じがします。この、頼りない感じが、余計に彼らの音を魅力的にしているのかもしれません。とにかく、ギタポ好きなら聴いとけThe Lodger。マイスペ歌っていることは全然「Life Is Sweet」じゃないのにこのタイトル。痛烈なユーモアを感じます。素敵。だってこんなですよ、こんな。

2008.04.07

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静けさの中に

現在はUSはブルックリンを拠点に活動している模様のSSW・Luke Temple。私は、彼が2005年あたりにリリースしたアルバム「Hold a Match for a Gasoline World」で彼を知ったものの、欲しいリストに入れながら放置したままになってしまっていました。そして先月、偶然に渋谷のタワレコで発見した彼の名前。新しいアルバム「Snowbeast」がリリースされていました。バンジョーの音がとても心地良いです。そして、彼の独特の声が、いつの間にか癖になってしまうのです。ひっくり返りそうな危うさがありながら、Jeff Buckleyにも似た響きが実に魅力的。何と言うか、私が常に聴くSSWの系統とは明らかに異なる位置に居ます。けれど何度でも聞き返したくなる中毒性があるのです。フォークのカテゴリに入るのでしょうが、この声がやっぱり一筋縄ではいかない雰囲気に満ち満ちていて、フォークという言葉で片付けられないものを持っていると思います。このアルバム「Snowbeast」は、淡々と楽曲が進んでいく感じですが、この淡々としたものこそが最大の武器ではないかと。カツ、カツ、と刻まれていくビートに乗る軽やかなバンジョーは、異質だけれど、それゆえに美しい。何か、狂気すら秘めていそうなアルバムです。だから「beast」なのかな。オフィシャルマイスペ

2008.04.06

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羅列してみた

ネタを練りきれないので。Vincent Vincent And The Villains / Gospel BombsLuke Temple / snowbeastNick Cave and the Bad Seeds / Dig!!! Lazaros Dig!!!Procol Harum / Grand Hotelkelt / tomorrow is another todayDays / Downhillその他、いろいろ。疲れ切ってしまい、いろんなことが滞っています。ライヴにもしばらく行けなくなると思います。今後の予定はすべて白紙に戻しました。気力も体力もありません。午前中は、体は動いているもののほぼ意識不明です。午後は体が重たくだるく、さっさと寝たい。夜は、眠いのに眠れない。そのうち朝が来る。ベッドから這い出すときに、意識はない。困りましたねえ。

2008.04.05

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青い影だけじゃなかった

今月のストレンジ・デイズにBauhausのインタビューが載っているので買ったのですが、巻頭特集はProcol Harum。母がやたら昔から「青い影」と連呼していたので、「青い影」のバンドだな、と実に素直に思っていました。なので、勝手にバッハみたいなバンドだと思い続けて育ちました。しかし、この特集がとても面白くて、時間も忘れて読みふけったことで、「青い影」だけのバンドではないということに、いまさら気付かされた次第です。お恥ずかしい。その中で、私がとても気になったジャケと解説が、「Grand Hotel」でした。これはストレンジ・デイズの表紙にもなっています。タキシードを着た6人の男性が、それぞれの方向をなんとなく見やって、たたずんでいる。建物は白亜。荘厳ささえ感じさせる雰囲気が漂っている。このジャケットが、いたく私の関心を惹きつけました。魅了されたと言っても良いのかもしれません。このアルバムが、彼らがポップ化したターニングポイント的な作品であり、彼らの代表作としても数えられているということで、ポップというならココから行こうかな、と、翌日にはCD屋へ行って、手に取ってしまいました。驚きました。73年といったら、まだ私は生まれてもいません。だけど、まったく違和感がない音。今、この時点で聴いていても、何の古臭さも感じません。それどころか、私にはこの華麗なアレンジと、楽曲のスケールの大きさが新鮮です。オーケストラとの融合も、溜息が出るほど見事だし、その中でしっかり主張するソウルフルなヴォーカルが印象的でもあり…。こんなに絢爛豪華で、かつ気高いポップは、今ではそう出会えるものじゃないなあ…。ひたすら圧倒されています。すごい。歌詞も、優雅でありながら痛烈。怖くなるほど。歌詞担当メンバーがいるというのも、私にはとても斬新でした。参った参った。おかーさんにも言わなくちゃ、「青い影」だけじゃないんだぞ、って。オフィシャル

2008.04.04

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涙が止まらない

Ally Kerr、彼の音楽を聴いたら、もはやどこ出身なんて言及する必要もないことでしょう。そう、こんなにあたたかくて優しい音は、Glasgow。先月、待ちに待った2ndアルバム「Off The Rader」をリリースした彼(リリース元は、Star Sign Recordsという新たなレーベル。なんて素敵なレーベル名…！！)。ようやく私にも落ち着いてこれを聴く時間ができて、今じっくり噛み締めながら聴いているところです。聴いていてこんなに胸がつぶれそうになって、涙が出てきたアルバムは、今のところ他にはないかもしれません。スピーカーから、ふわりと流れ出てきた彼の声は、私の心を食い止めていた重たい箍を外してしまったのです。いろいろなことが頭の中を駆け巡り、しばらく泣きました。Allyの声は、今の私にはあまりに優しすぎるのです。こんなに素直で良いのかしらと思うほど、彼の音はストレートでやわらかい。一度だけ彼のライヴに行って、少し話したことがあるけれど、あのはにかんだ笑顔がそのまま音になったような感じがします。優しい声で、優しくも少しほろ苦い歌詞を唄うAlly。涙が止まらないのです。And suddenly old friend,well all this hurt will start to mendYou cannot keep a good man down oh boyYou'll rise so strong. Strong. So hold onSo listen up old friend,the current will carve up the sandRevealing life you've never seen beforeYou'll feel so aliveYou'll feel so aliveアルバム中の「Old Friend」という曲。You'll rise so strong. Strong. So hold on...というくだりは、私の心に深く焼き付けられました。マイスペ前回の下北沢ラ・カーニャのライヴで、私はAllyに「歯ブラシの歌が良かった！」と興奮して言いました。その曲もしっかり収録されています。あたたかいけど、ちょっと悲しい歌なんだってことに、気付きました。そんなAlly、来日します。東京では4月6日にO-nestにて。たぶん行けると思います。行かなきゃ。

2008.04.01

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ネオアコフォーク

スウェーデンのSSW・Pinto。Andreas Magnussonによる一人プロジェクトです。彼のリリースしたアルバム「Hook me up」は、まさにネオアコとトラディショナルフォークの薫りを感じさせる、高貴なものすら漂わせる美しい一枚です。繊細ながらしっかりと3分間ポップの中におさまり、フラジャイルな歌声は、その優雅なサウンドと相俟って、さらに魅力的です。トラキャンのような優しい雰囲気や、Jayhawksのフォーキーな部分も持ち合わせ、これは素晴らしくクオリティの高いアルバムではないかと思います。influenceが「Lack of money, lack of time, lack of support」なのは、彼流の皮肉でしょうか。その中から生み出されるこのメロディたちは、確かに、漠然とした淋しさのようなものをにじませてもいます。しかしそれにしても美しい。#7のアコギのイントロが、Teddy Thompsonの「I wish it was over」に聞こえてしかたないのは私だけでしょうか(たぶんね)。でもやっぱり、Teddy Thompsonとか思ってしまうのだから、アメリカのフォークっぽい要素も持ち合わせているのかもしれません。オフィシャルマイスペPintoことAndreasは、Hanifというバンドのヴォーカルもやっています。というかそっちが本業みたい。

2008.04.01

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