いくつになってもネオアコプリンス
どこかで誰かが(複数)絶賛していた、Roddy Frameの新譜「Seven Dials」。もちろん私がタワレコに行ったときにはリスニングに入っていなかったので、無い知恵しぼってインターガイド様の力をお借りしました。シンプルに結論を述べるならば、今年買って聴いたものの中ではダントツで素晴らしい。Roddyの伸びやかな声はさらに深みを増しているように感じられましたし、ちょっとジャジーなテイストが落とし込んでありつつ根っこはやはりRoddy Frameネオアコプリンスな感じで、何度聴いても何度も感動できる一枚だなあと思いました。「In Orbit」がいちばん好きなナンバーです。対訳なしを買ったので、意味はあいまいにしか読み取れませんが、恣意的なものを感じる詞の世界に引き込まれます。これは、そのまま「orbit」の詞だと思えば良いのか、それとも?輸入盤を買うと、詞の意味を読み取れずに難渋することもありますが、自分でいろいろと考えを巡らせて思考を働かせることができるので、たまにはいいかもしれません。Aztec Cameraに関しては、嫌いじゃないけど、世間一般で信奉されるほどの思い入れがありませんでした。そのことで、「私、おかしい??」と思ったりする時期もあったのですが。ま、そんなこともさらっと流せてしまえるくらい、今回のRoddyソロは素晴らしい!