モリッシーを聴くとなんでこんなにニヤニヤしちゃうんだろう
Morrisseyが1993年にパリで行ったライヴ盤「Betthoven was deaf」がリマスターされて再発されました。先日友人とのランチついでにタワレコ渋谷に行ったら、Moz様がずらりと並んでいたので思わずお買い上げ。タワレコ限定のオレンジ・ヴァイナルです。見た目ポップでめちゃ可愛い。1993年のパリ公演のライヴ盤で、リマスターされてはじめてのリイシューだそうです。アートワークも一新されたということですが、当然ながら表も裏も中もMoz様一色。なんとも言えずチャーミングですよね、この方。ずっと眺めてニヤニヤしてます。さて、ソロでも素敵なモリッシー節が炸裂しておりまして、どれを聴いてもキュンキュンニヤニヤしてしまいます。どうしてこの人は人間の醜い部分をこんなにも的確に掴み出して、こんなに美しいメロディに乗せて朗々と歌い上げてしまうのでしょうか。彼の作曲パートナーたちの腕もホント凄いと思います。モリッシーの詞のどういうところが好きかって細かく言及してしまうと、私の人格がヤバい人みたいになっちゃうのであまり言いたくないですし、本当に痛いだけの人みたいで恥ずかしいんですが、もう、共感しかない。の一言です。(We Hate It When Our Friends Become Successfulとか。こんなこと、思ってても言えないでしょ)かと思えば、You're Gonna Need Someone On Your Sideとか(このイントロめちゃくちゃかっこいい→つまりマーク・ネヴィン最高)I Know It’s Gonna Happen Somedayの無尽蔵の優しさとか、泣かせに来てるとしか思えません。しんどい時に聴くと刺さりすぎて辛い。まあ、その一方でSuedeheadみたいな、キャッチーなのに超セクシー(と自分では思った→歌詞が)曲もあったりして、そんなところも好き。終始ニヤニヤしながら聴ける素敵なレコードです。