カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
お久しぶりです。
しばらく更新を怠っておりました。 奇抜な設定、精緻なメイク、観客をあっと言わせるストーリー展開で、 大人気を呼び、シリーズ5作(バートン監督のは勘定に入れたくありません)を生み出した「猿の惑星」‥‥ 猿の惑星/チャールトン・ヘストン[DVD] その続篇である「続・猿の惑星」('70年)は、前作にも増して恐ろしい作品です。 続・猿の惑星 / チャールトン・ヘストン 「猿の惑星」に不時着した宇宙飛行士テイラー(チャールトン・ヘストン)は、 高度な文明と知力、強大な武力を持つ進化した猿たちに追いかけられたり、囚われたり。 それでも科学者(科学猿?)コーネリアスとジーラの助けを得て、 野生化した人間の女ノバ(リンダ・ハリソン)とともに、 猿が入ることのできない謎の砂漠地帯で生きることにする。 そんな折、「過去の地球」から宇宙飛行士ブレント(ジェームズ・フランシスカ)が、「猿の惑星」に降りたち、テイラーの行方を探すのだが‥‥ あまりにも救いのない展開に、身体が震えました。 核戦争の果てに出現したミュータントたちが、廃墟と化した礼拝堂で コバルト爆弾を神と崇め、陶然と賛美歌を歌うシーンは不気味すぎ。 「人間ってのはいつの時代も戦争が好きで、本当に救いようがないなあ‥」というのが、 モイラの率直な感想です。 でもあの不気味なミュータントたち、もしかしたらモデルは日本のSF大作「地球防衛軍」のミステリアンではないでしょうか? 姿形も雰囲気もなんか似てます。 今回、コーネリアス役は前回と違う人ですが、ジーラ役は前回と同様キム・ハンター。 知性を感じさせるメス猿(なにせ学者ですからね)という難しい役に、見事なりきっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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