カテゴリ:名作と言われているけど嫌いな映画
このコーナーでは文字通り、世間では「名作」と褒め称えられているけど、
モイラ自身は嫌いな映画を、辛口批評します。 その第1号は‥‥こちらの名作。 ユル・ブリンナー/王様と私 製作50周年記念版 ご存知、イギリスの名家の未亡人アンナ(デボラ・カー)が、 シャム(今で言うタイ)王国へ派遣され、王子や王女たちの家庭教師になるお話。 歌あり踊りありのミュージカルで、日本でも舞台化され、今なお人気がありますが、 モイラは全然好きになれない! だってこれ、アジア人侮蔑映画ですよ! たかだか家庭教師ごときのアンナが、シャムに到着したしょぱっぱなから、 「栄えある大英帝国から来た名門のレディでござい」といった態度をとるのが、 めっちゃ鼻につきました。 彼女はハーレムの存在に目をひそめたり、 シャム王の前にひれ伏す家臣や側室たちを見て、「なんという時代錯誤!」みたいな顔をしますが、 それなりに教養もあるのでしょうに、自分の国と他国の文化の違いを根本的にわかっていない、 否、わかろうともせず、「英国式が最も進歩的!」とばかりに、 身分もわきまえず、一国の王にきつい箴言をするなど、 まったくとんでもない女です。 欧州人はアジア人には何を言ってもいいとでも、思っていたんでしょうか。 欧米人だというだけで、アジア人を目下に見る様子は、 めっちゃ腹が立ちました。 あまりにも有名な王様とアンナのダンスのシーンは、すばらしかった。 昔のバンコクの町並みや、王宮のセットの精緻な様も、良かった。 でもあとは、全く生理的に受けつけませんでしたね。 この映画、今なお王制をとっているタイでは上映禁止だそうですが(ミュージカルも上演禁止) まったくもってよくわかります。 モイラの新しいお店はこちら!食品や雑貨などのほか、ブランド品も扱っています! 食品・生活雑貨・化粧品・洗剤などの格安まとめ買い通販 実用業務用本舗 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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