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Apr 28, 2009
カテゴリ：独断と偏見に満ちた映画評
数あるバイオレンス映画の中でも、
モイラの脳裏に焼きついて離れないのが、'75年東映の「神戸国際ギャング」。 神戸国際ギャング 昭和22年、闇市が立ち、アジア系外国人ヤクザがはびこる神戸を舞台に、 荒稼ぎをする団（高倉健）をボスとした若者たちのギャング団。 毎日が、やるか、やられるかの瀬戸際。 ある日、団は自分たちが強奪した物資をさばく中国系ヤクザ九竜同盟が 弟分の五郎の母が闇市に出している店のショバ代をとっていることを知って激怒し、 彼らに激しい殴りこみをかけた。 そんな折、韓国系ヤクザもこの争いに介入し‥‥ 高倉健、菅原文太、丹波哲郎、夏八木勲、石橋蓮司、ガッツ石松、 大滝秀治、和田浩治、田中邦衛、戸浦六宏、今井健二‥‥と、 昭和の日本映画ファンなら、泣いて喜ぶようなキャスティングがうれしいですね！ 日活ロマンポルノで数々の名作のメガホンをとった田中登監督の演出が、 やや荒削りながらも、それが非常に効果的！ 無鉄砲なギャングたちの生き様を、リアルに描いています。 石橋蓮司演じる韓国人のチンピラが、とても印象的でした。 目にとまった少女をレイプしようとして追いかけるけど、 彼女が同じ韓国人だと知って、急にせつなくなり、 純愛に目覚めるシーンは、ジーンときました。 正直、モイラ自身は名優とは認めがたい菅原文太の バイオレンス全開の演技も、なかなかのもの。 当時はまだ、ウイークエンダーのレポーターに過ぎなかった泉ピン子とカランでいるのが、ちょっと笑えました。 ピン子さんの台詞で覚えているのは、 「あ～ん、あんたいくつ真珠入れとるん？」（笑） ただ、ギャング団の紅一点マキ役の真木洋子は、完全なミスキャスト。 あの役は‥‥梶芽衣子が良かったなあ。 まだDVD化されていないようです、この作品。なんでかな‥‥？  ジェネオン エンタテインメント 秘色情めす市場  ジェネオン エンタテインメント 実録 阿部定  江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者(DVD) ◆20%OFF！  この商品は送料無料です。 日活名作ロマンシリーズDVD-BOX 女教師選集 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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