カテゴリ:嗚呼なつかしのテレビ番組♪
志村けんと来れば‥‥このお笑いバラエティでしょうね。
【中古】志村けんのだいじょうぶだぁ BOXI だっふんだ編 [DVD] '87年から6年間、フジテレビ系列で放送され、爆発的な人気を得た番組です。 田代まさしとのかけあいが面白かった「ジイサン、バアサン」、 どこか憎めない「ヘンなオジサン」、 トボけた童女・オハナボウ(いしのようこ)と、その父親のコント、 見るもおぞましかった柄本明のすごーい芸者、 「ウンジャラゲ」 「飯アまだか?」が決まり文句のおじいさん‥‥などなど 爆笑もののコントが盛りだくさんでした。 お笑いばっかりかな‥‥と思ったら、 メロドラマの無言劇が唐突に始まったり、 人間ルーレットのコーナーで、スタジオの観客をどっと湧かせたりと、 まさにバラエティの王道を行っている番組でした。 ゲストも、倍賞千恵子、太地喜和子(緋牡丹お竜を演じていました!)、 沢田研二、梅宮辰夫といった、そうそうたる面々が時々出演し、 それが当時の老若男女にウケたのでしょうね。 この番組のコントは、かなり計算されています。 視聴者を思いっきりミスリードさせたり、 大どんでんで「やられた!」と思わせたり。 今のお笑い芸人と称する人たちがスタジオで演じている乱痴気騒ぎとは、根本的に違います。 前にも書きましたが、古今東西の劇作家たちがもっとも創作に苦悩したのは、 恐らく『喜劇』だと思います。 今の芸人たちは、ふたこと目にはネタ、ネタと口にするけど、 ネタなんてものは、料理で言えばただの素材。 ネタに振り回されて、アドリブ的に面白おかしいことを演じたり、口にしたりなんて手法は、邪道もいいとこ。 喜劇には、「驚き」「意外性」を生み出すための綿密な計算が欠かせないのです。 「だいじょうぶだぁ」は、日本のお笑いバラエティには珍しく スクリプトが練りに練られていたようですね。 志村けん氏は無論のこと、他のレギュラー出演者もかなり苦労したことでしょう。 しかしまあ‥‥この番組をお腹抱えて笑いながら観ていた時には、 まさか後年、田代まさしが「ミニにタコ」騒動を起こすとは 夢にも思いませんでしたねえ。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 2, 2020 07:59:03 AM
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