カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
今夜はちょっと毛色の変わった難病モノについて書きますね。
映画の題名は「ビューティフル・マインド」。 【送料無料】 BD/洋画/ビューティフル・マインド(Blu-ray)/PBH-132512 プリンストン大学大学院数学科を、優秀な成績で卒業したジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)は、 日夜数学の研究に没頭し、やがて新しい数学理論を作り上げた。 そんなナッシュの才能に眼をつけた諜報員が、 彼に暗号の解読という極秘任務を頼むのだが‥‥ 中盤で、暗号解読という極秘任務に勤しんでいたナッシュが、実は統合失調症で、 暗号も諜報員も極秘任務も、ルームメイトとその親戚の少女までが すべて病から出る幻覚だったとわかった時のショックは、ハンパじゃありませんでした。 いやあ、うまく観客を騙したもんですね。 ナッシュの妻アリシア(ジェニファー・コネリー)が、病に長年苦しむ彼を 辛抱強く見守るあたりも、泣けました。 統合失調症は、何がどこまで現実で、どこまで幻覚なのかわからなくなり、時にはとんでもない奇行に走る病気。 それを妻とはいえ、見守るほうは大変の一言につきます。 夫婦愛などという言葉を越えた愛を感じましたね‥‥ 日本にはびこる「統合失調症(今でも一部では精神分裂病と言われている)=危険きわまりないキ○○イ。生涯精神病院暮らし」という偏見を、 少しでもやわらげてくれた映画かもしれません。 監督は「バックドラフト」「コクーン」のロン・ハワード。 脚本は「依頼人」「評決のとき」のアキヴァ・ゴールズマンです。 モイラの無農薬安納芋は、こちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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