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昨日14日、日本映画界の大御所俳優・三國連太郎氏が亡くなりました。
90歳でした。 三國氏が映画デビューしたのは昭和26年、28歳の時と、俳優としてはやや遅いスタートでしたが、 二枚目スタア、アクの強い憎まれ役、スケベ親父役、老け役、コミカルな役など、 それは幅広い役柄で俳優としての名を高め(主役のみならず、シブい脇役としても)、 特に晩年(と言ってもいいですね)、22作もシリーズ化された「釣りバカ日誌」では、 平社員の浜ちゃん(西田敏行)から釣りを教わる一流建設会社社長のスーさん役で、 国民的な人気を博しました。 モイラ、コミカルな三國さんも大好きでしたが、 憎まれ役の三國さんも大好きでした。 特に印象に残っているのは、昭和52年の「八甲田山」(東宝)の山田少佐役。 無能なくせに仕切り屋で横暴で、 雪中行軍隊の大部分を、猛吹雪の中で死なせてしまうダメ指揮官役を、 白熱の演技で演じていましたね。(雪山でのロケ、さぞかし寒かったことでしょう) 三國氏は昭和61年、「親鸞・白い道」という映画では監督デビューも果たし、 この作品はカンヌ国際映画祭で、審査員特別賞を受賞しております。 嗚呼、また日本映画界の巨星が消えてしまいました。 残念でなりません‥‥ ご冥福をお祈り申し上げます‥‥ 【中古】 人間の約束 ニューマスター版 /吉田喜重(監督),三國連太郎,佐藤オリエ 【中古】afb 釣りバカ日誌 大漁箱 [ 西田敏行 ] にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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