カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます♪
モイラは今日、築地にある国税局で、確定申告をしてまいりました。 国税局と聞いて思い出すのは…… 故伊丹十三監督の名作「マルサの女」シリーズですね。 今宵はその第二弾・「マルサの女2」をお届けいたします。 【中古】DVD▼マルサの女 2▽レンタル落ち 国税局査察部、通称マルサきってのやり手査察官・板倉亮子(宮本信子)は 「天の道教団」という新興宗教法人を隠れ蓑に ヤクザどもを手下に、地上げでウハウハ儲けている鬼沢鉄平(三國連太郎)を 巨額脱税の罪で起訴しようと、 大蔵省のエリート官僚・三島(益岡徹)らとともに、追いつめようとするが…… 宮本信子は今回もおかっぱ頭で、大活躍でしたね(そのヘアスタイルが、またよく似合うんだ!)。 彼女を助ける他の査察官たち(大地康雄、桜金造、津川雅彦ら)も、熱演でした。 東大卒のエリート官僚役の益岡徹も、 鬼沢とその一味の内偵のために、ソープランドにまで行っちゃうんだから すごいですよね。 我々庶民達が、ヒイコラヒイコラいって稼いで収めた血税でヌキに行けるなんて、 まったく結構な御身分だなあと、モイラは少し怒りを覚えました。 天の道教団の教祖で、鬼沢の妻役の加藤治子も いかにも新興インチキ宗教の教祖様然としていました。 でも、その側近役の柴田美保子(脚本家・市川森一氏の奥様)は、 ミスキャストだなあと思いました。(演技もイマイチうまくないしね) ああいう役は、なんというか、もっと色気のある女優が演じないとだめだなあ…… その点、鬼沢の一番若く新しい愛人役の洞口依子は、 不健康な色気としたたかさに満ちてましたね。名演技です! この作品ほどの巨額脱税は言うに及ばず、 「この程度なら……」と、帳簿をごまかすような小細工をする社長さん達へ…… 国税局は甘くないですよ。 モイラも過去に一度、確定申告の時、必要経費が多すぎるとのことで (言っておきますが、決して悪意で経費を水増ししたのではありません。単にモイラの勘違いで起こったミスです) 税務署に呼び出され、修正申告をするはめになったことがあるんですから。 納税は国民の義務ですよ。 税金は「とられる」もんじゃない。「納める」ものです。 いい大人が、「税金をとられる」なんて言っちゃいけませんよ。 【中古】伊丹十三DVDコレクション お葬式 【中古】 タンポポ(Blu−ray Disc) /山崎努,宮本信子,役所広司,伊丹十三(監督、脚本),村井邦彦(音楽) 【中古】afb 【中古】 あげまん /伊丹十三(監督、脚本),宮本信子,津川雅彦,大滝秀治 【中古】afb にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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