カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます。
今宵は、日活ロマンポルノの傑作中の傑作 「人妻集団暴行致死事件」をお届けいたします♪ 人妻集団暴行致死事件|中古ビデオ【ポイント10倍♪2/28(金)20時〜3/11(水)10時迄♪期間限定】 舞台は、都市化が進みつつある東京近郊の農村… 中卒や高校中退の落ちこぼれの若者3人組は、 頭の中にあることはただひとつ、「女とやりたい!」だけ。 そんな彼らは、養鶏業を営むよそ者で、元テキ屋の江口泰造(室田日出男)の軽トラから卵を盗み、警察沙汰になりかけるが、 「若い時にゃ、ちょっとぐらい悪さをするほうがええ」と、泰造に許される。 若者3人組は、昔の侠客のような泰造にすっかり惚れ込んでしまうが、 その彼に、少し知恵遅れの女房(黒沢のり子)がいることを知ると…… 落ちこぼれ若者のリーダー格を演じた古尾谷雅人(当時の芸名は古尾谷康雅だったっけ)が 実に光っていましたね。 家業の農業を軽蔑して手伝わず、万事にいいかげんで、「女とやりたい病」にかかっている…… いかにも東京近郊の農村にいそうなタイプでした。 出番は少なかったけど、若者たちが行きつけの飲み屋の女将役・絵沢萌子も リアリティ満点の演技をしておりました。 でも、やっぱりいちばんハマリ役だったのが、泰造役の室田日出男と、その妻役の黒沢のり子! ことに黒沢のり子は、かつてはアイマイ宿で身体を売ってた知恵遅れの農婦を それは上手に演じていましたねえ……(身体はイマイチだったけど) 監督は、ロマンポルノの名匠・田中登。 脚本は、佐治乾。ほとんど過去形で書かれている、やや風変わりなシナリオでした。 殿方ばかりでなく、女性が観ても見ごたえのある習作ですよ~!! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 17, 2022 01:52:45 PM
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