カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます。
今宵は泣けるけど心温まる、この映画をお届けします。 デス(カン・ドンウォン)とミラ(ソン・ヘギョ)は高校生の時に恋に落ち、 2人は17歳で子どもを授かった。 ところが生まれた息子アルムは、早老症という難病を抱えていた。 アルムは17歳になったが、肉体年齢は80歳くらいで、 今しも死を迎えようとしていた…… デスはタクシー・ドライバー、ミラはクリーニング工場の女工…… ブルーカラーの夫婦が、互いに支えあって難病の息子を育てる姿には、心打たれました。 夫婦二人とも、本当に逞しかったですね。 なんか韓国と言えば、子どもへの教育熱が異常なほど高くて、 名門大学を出ていたり、海外留学をして外国語(主に英語)がペラペラでないと まともな人間として扱ってくれないような風潮があるようですが、 デスもミラも、自分たちがブルーカラーであることを誇っているようで 観ていてとても新鮮でした。 可笑しかったのが、聖歌を歌いに病室を訪れるクリスチャンのアジュンマとデスのやりとり。 聖歌を歌って祈りを捧げれば病人やその家族が癒されるとでも思ってるのか、とばかりに 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と唱えながら、デスがおせっかい焼きのアジュンマを追い出すシーンには クリスチャンのモイラも笑ってしまいましたね。 隣の酒好きなおじさんも、アルムを温かく見守っていて モイラの心も温まりました…… ラストは、ほんとうに泣けます……心から…… イ・ジェヨン監督、観客を泣かせるツボを心得ています、ほんとに…… 百聞は一見に如かず…… ぜひ一度、ご覧あれ! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 22, 2020 12:59:54 AM
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