カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます。
今夜は香港の名匠ウォン・カーウァイ監督の名作で、 あのクエンティン・タランティーノも絶賛した「恋する惑星」(原題:重慶森林)を、ご紹介します! 香港・九龍の雑居ビル・重慶大厦の一角にある小さな飲食店では、 失恋した警官223号(金城武)や、 ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」が大好きな女店員フェイ(フェイ・ウォン)、 フェイに想いを寄せる警官663号(トニー・レオン)らの恋が それぞれ交錯してゆく…… この映画、特にストーリーらしいストーリーはないんですよね。 眠らない街・香港の、あまりきれいとは言い難い雑居ビル内にある飲食店やコンビニ(今はなき「サークルK」)、 カバン屋、アパートメントなどを、手持ちのズームカメラで撮影しまくってます。 その映像は、とにかくアジアン・テイストが満載で、スタイリッシュ。 台詞も広東語、北京語、英語、日本語と、これまたアジアン・テイスト満載! フェイ・ウォンのマニッシュなヘアスタイルやファッションも この作品の見せどころです。 そして、当時まだ日本では無名だった金城武が、この作品で有名になりました。 ラストに流れるフェイ・ウォンの「夢中人」(クランベリーズの「ドリームズ」のカヴァー)も、素晴らしかったです。 ちょっと変わった映画を観たい方には、超おすすめの一作ですよ! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 30, 2020 07:57:45 PM
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