カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんにちは、映画狂のモイラでございます♪
今日は石原プロモーションの超大作にして、(もちろん)石原裕次郎主演の 「富士山頂」をお届けいたします! 【DVD】富士山頂石原裕次郎 [PCBP-52988] 時は昭和30年代半ば…… 気象庁測器課長の葛木(芦田伸介)は、 日本列島の南方800キロメートル先に発生した台風が察知できるレーダーを、 富士山頂に設置したいと思っていた。 しかし、そのためには莫大な費用と人力がかかる。 それでも葛木は、台風の被害を少しでも軽減するべく、 3年もの間、大蔵省に通いつめ、やっとレーダー設置の許可が下りた。 設置工事の主任担当者は、三菱電機のエンジニア・梅原(石原裕次郎)と、 大成建設の伊石(山崎努)。 総工費2億4千万円の大工事が、いよいよ富士山頂で始まるのだったが…… 原作は新田次郎の同名小説。 新田氏はかつて気象庁課長として、実際に富士山頂のレーダー設置に携わっていたそうです。 この映画、まずキャスティングが超豪華なんですよね! 裕次郎や芦田伸介の他にも、 渡哲也、勝新太郎、宇野重吉、佐藤允、中谷一郎、 山内明、東野英治郎、市原悦子、星由里子……!! 先月10日に亡くなった渡さん、この映画では、 直径9メートル、重さ600キログラムのレーダーのドームを 果敢にヘリで運んで、設置しようと躍起になっていましたね。 極寒、高山病などの様々な障害を乗り越えて、 かつてない富士山頂での大工事に挑む男たちの姿には、 モイラも観ていて惚れ惚れしちゃいました。 特に印象に残っているのが、勝新がブルドーザーで富士山の斜面を登っていくシーン…… いかにもたたき上げの土方の親分って役柄を、上手に演じていました。 シナリオはやや粗削りな感が、なきにしもあらずですが、 村野鐵太郎監督の演出は、冴えわたっていましたね。 さすがはのちに「月山」で、日本アカデミー賞をとった名監督です。 熱い思いを抱きたい方には、ぜひおすすめの一作ですよ!! 夜霧のブルース [ 石原裕次郎 ] 【中古】俺は待ってるぜ [DVD] 【中古】DVD▼風速40米▽レンタル落ち にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 22, 2020 04:56:16 PM
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