カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます。
今夜は、高倉健さんの大ヒットシリーズ「昭和残侠伝」の二作目、 「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」をご紹介します! 昭和の初め。宇都宮で石材採掘請負業を営む左右田組の客人・花田秀次郎(高倉健)は、 親分の左右田寅松(水島道太郎)に命令されて、敵対する榊組の親分を、 「親分さんには恨みはござんせんが、これも渡世の義理でござんす」と言って斬り殺した。 そして三年の刑期を終えた秀次郎は、すぐに殺した親分の墓へ参るが、 そこには、未亡人となった親分の妻・八重(三田佳子)と幼い息子がいた。 深い自責の念にかられる秀次郎…… また、左右田組は仁義なきやり方で、その勢力を拡大し、榊組を痛めつけていた…… ヤクザだが、義理人情は決して忘れず、筋目はきちっと通す秀次郎が、 敵対する組の仁義なきやり方に腹を立てつつも、じっと我慢をしていたが、 ついに堪忍袋の緒が切れて、刀片手に殴り込みをかける…… まあワンパターンと言えばワンパターンなんですが、 それでも……とにかく健さんはかっこいい!! 敵対する組に乗り込んで、もろ肌脱いで、背中一面に彫った唐獅子牡丹の入れ墨を見せ、 「死んでもらいます!」(英語字幕では"You shall die!")と言って、刀を振り上げる…… モイラ、名画座で観ていてシビれっぱなしでしたよ。ほんとに……! そんな健さんと同行する池部良も、なかなかシブい役どころを見せてました。 この映画が、学園闘争に明け暮れていた時代の大学生たちに支持されたの、わかりますね。 配役は他にも、津川雅彦、芦田伸介、菅原謙二、花沢徳衛、三島ゆり子、今井健二、 八名信夫、室田日出男、織本順吉など、豪華版でしたね。 近ごろ冴えない日常を送っている方、スカッとしたい方、 この映画、おすすめですよ!! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 26, 2022 09:41:00 PM
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