カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます♪
今日お届けする名画は、あのビートルズのリーダー、ジョン・レノンが出演している 「ジョン・レノンの僕の戦争」(原題:”How I Won The War”)です!! 第二次世界大戦開戦まもない1939年…… グッドボディ(マイケル・クロフォード)青年は軍隊に志願し、 ほどなく幹部候補生に抜擢され、訓練所での猛訓練のあと、 第3歩兵隊の指揮官として、北アフリカ戦線に配属された。 しかし、彼に与えられたのは、ドイツ軍の陣営にVIPのためのクリケット場を3日間で作れという なんともバカげた任務だった。 しかも部下は、戦争などハナからやる気のないグリップウィード(ジョン・レノン)を筆頭に 落ちこぼれのような連中ばかりで、およそ戦闘集団とは程遠い始末だった…… 映画の題名の頭に「ジョン・レノンの……」とは書いてありますが、 ジョンが演じたのは主役ではありません。 ジョンは出番もセリフも少なかったです。 まあ、彼はミュージシャンで、プロの俳優じゃないから、仕方ないけど…… でも、ビートルマニアのモイラとしては、もっとジョンを露出してほしかったですね。 ここかしこに、ブラックな笑いを散りばめながら 戦争の愚かさ、悲惨さ、無意味さを浮き彫りにさせた秀作です。 監督は、ビートルズ主演映画「ハード・デイズ・ナイト」や「HELP!4人はアイドル」を撮った 名匠リチャード・レスター! モイラの愛蔵本 "THE BEATLES An Illustrated Diary"(原書です)によると、 ジョンは1966年の9月3日に、この映画の撮影のため、当時の西ドイツの北部へ赴き、 レスター監督自らの手で、髪を刈ってもらったそうです。 そして、そのロケの最中、あの名曲・"Strawberry Fields Forever"を作詞作曲したとか…… また1966年と言えば、ジョンやビートルズにとって大きな出来事が起こった年でもあるのです。 ひとつは、6月30日のビートルズの初来日&武道館公演! ふたつめは、ジョンの有名な「キリスト発言」。 "Christianity will go.(省略)We're more popular than Jesus now."(キリスト教は逝っちゃってるよ。(省略)僕らは今やイエスよりも有名なんだ。) そしてみっつめは、11月8日、ロンドンで個展を開いていたヨーコ・オノとの初めての出会い。 ……なんか、こう書いていると、すごいことが起こってばっかりですね。 この「僕の戦争」は、日本未公開作品です。 レンタル店でも置いてあるところは、少ないんじゃないかなあ…… ちなみにモイラは、メルカリで、この映画のDVDを買いました。 ではまた明日! にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 3, 2023 08:51:41 AM
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