カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます。
今宵は、いかにもアメリカ的なサクセス・ストーリーの傑作をご紹介しますね。 あの可愛いリース・ウィザースプーン主演の、「キューティ・ブロンド」でございます! エル・ウッズ(リース・ウィザースプーン)は見事なブロンドヘアで、ファッションにも超敏感な陽気な娘。 そんなエルは、ロサンゼルス市立大学でファッション・マーチャンダイジングを専攻し、 大学内の女子社交クラブの会長も務め、 頭脳明晰でイケメンの彼氏・ワーナー・ハンティントン(マシュー・デイビス)もいた。 ところが……ある日、エルはワーナーからこう言われてしまった。 「僕は30歳までに上院議員になる。悪いが、君のようなマリリン・モンローみたいなブロンド女は、議員の妻にふさわしくない。だから別れよう」 猛烈なショックを受けたエルだが、超ポジティブ思考の彼女は一念発起、 ワーナーと同じ超名門のハーバード大学ロースクールに進学することに決めた。 猛勉強の末に何とかハーバード大学に合格し、意気揚々と学生寮に入るエルだったが、 ワーナーにはすでにビビアン・ケンシントン(セルマ・ブレア)という、秀才の婚約者がいたのだった…… モイラはこの映画を2002年の春、ロードショーで観たのですが、 ブロンドのヒロイン・エルの可愛さもさることながら、 彼女の超ポジティブ思考に、ただただ圧倒されてしまいましたね。 「ブロンド女は議員の妻にふさわしくないから、別れよう」なんて婚約者に言われようものなら、 モイラだったら大ショックの果てに、もう何も手につかなくなりますよ。 ほんっと、勉強どころじゃない…… ところが、エルは元彼を追っかけて超難関のハーバード大学ロースクールに行こうと決意し、 猛勉強の果てに見事合格! ロースクールでも、大好きなおしゃれを欠かさず、メイクもネイルもばっちりキメて、 身なりの地味な秀才学生達から浮いてしまいながらも、勉強についていくのですから、すごい……! 講義室で、他の学生達が普通の(たぶん)Windowsのノートパソコンを使うのに、 エルだけがおしゃれなパステルカラーの(たぶん)Macのノートパソコンを使うシーンには、 思わず笑ってしまいました。 あと、エルが恋敵ビビアンの両手を見て、 「何よこの女、マニキュアもしていないじゃない……!」と、内心で毒づくシーンにも笑いました。 (余談ですが、このモイラもネイルはばっちりキメています。尤も高いマニキュアは使わないけどね……) そして、勉強にもファッションにも超熱心なエルは、 いつしか、一流の弁護士になるという夢を抱き始めるのです……!! アマンダ・ブラウンという女性作家の同名小説(”Legally Blonde”)が原作だそうですが、 このモイラ、ぜひ原書で読んでみたいものです。 そして、この映画は2007年にアメリカでミュージカル化され、 トニー賞の候補にもなりました。 モイラ、ミュージカルのほうも、ぜひ観てみたいなあ…… では、今宵はこのへんで……おやすみなさいませ。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 15, 2023 12:11:02 AM
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