カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんにちは、映画狂のモイラでございます。
本日お届けする名画は、名匠ロバート・アルドリッチ監督、 名作テレビドラマ「刑事コロンボ」で一世を風靡したピーター・フォーク主演の、 「カリフォルニア・ドールズ」でございます! 女子プロレスのタッグ「カリフォルニア・ドールズ」のアイリス(ヴィッキー・フレデリック)と モリー(ローレン・ランドン)は美人タッグだが、人気がイマイチで、 いつも地方のドサ回りばかり。 彼女らのマネージャー・ハリー(ピーター・フォーク)は、ギャラを値切られてばかりで、 移動はポンコツの黄色いキャデラック、 食事はいつも安いハンバーガー、寝泊りはしけたモーテルといった具合だった。 ハリーは何とかカリフォルニア・ドールズを世に売り出そうとするが、 ギャラが高いと思って契約した試合は、実は泥レスリングだったりと、さんざんな思いをするが、 徐々にアイリスとモリーの知名度は上がって行くのだった…… モイラはこの映画を日藝の学生時代にロードショーで観たのですが、 この映画の「女ですもの、闘います!」というキャッチ・コピーにまず惹かれたんですね。 で、映画館に入って観てびっくり、 アイリスとモリーの、出ているところはしっかり出ていて、 引っ込んでいるところはしっかりひっこんでいるナイスバディに、まず魅了されました。 そしてモリーの長いブロンド・ヘアを見て、「うわー、きれいな髪!」と感心しました。 (余談ですが、この時から約10年後、モイラは髪をブロンドに染めました。今は黒だけど。) でも、何といっても一番光っていたのは、さえないマネージャー・ハリー役のピーター・フォーク! この人はさえない中年男を演じたら、ほんとピカイチですよ。 この映画のハリーしかり、コロンボしかり…… もっとも、ハリーはコロンボと違って、ちょいとばかりキレやすく、 ギャラを値切った大物興行師の愛車を、野球のバットで何度もぶっ叩き、 めちゃくちゃにしてしまうのだから、すごいです……! また、カリフォルニア・ドールズの宣伝費を稼ぐために、 怪しげな博打場にまで出入りするところも、笑えましたね。 序盤、ドールズが日本からやってきたミミ萩原とジャンボ堀相手に、リングで闘うシーンも見ものでしたよ。 モイラはもう20年以上前、プロレス狂の友人に誘われて、 後楽園ホールで行われた女子プロレスを一度だけ観たことがありますが、 デビル雅美とコマンド・ボリショイの勇姿に、惚れ惚れしましたね。 リングで戦うカリフォルニア・ドールズは、この上なくかっこよくて、美しかったです! この映画、未見の方には、ぜひおすすめですよ!! にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 16, 2023 04:52:03 PM
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