カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます。 今宵お届けする名画は、香港ロケを大々的に敢行し、 しかも、宮下順子、小川節子、片桐夕子と、 ロマンポルノの3大スターが共演している「色情旅行 香港慕情」でございます! 団地に住むサラリーマン・浅利住夫(井上博一)の妻・章子(宮下順子)は、 夫と同じ会社に勤める青年・諸橋と不倫関係にあった。 ある日、諸橋が香港に出張してしばらくして、章子が姿を消した。 気をもむ住夫に、章子の妹・匠子(小川節子)は、 章子と諸橋の関係を打ち明け、章子も香港へ行ったのではないかと言った。 住夫は単身、香港へ飛び、章子を探し出そうとするが、 香港のスラム街でひょんなことから、謎の男・矢吹と知り合った。 矢吹は、船がたくさん浮いている海に住夫を誘い、 船のひとつに入るように勧めると……なんとそこには、章子そっくりの娼婦がいたのだった……!! この作品、濡れ場がなければ、まんまかつての日活無国籍アクション映画です。 魔窟のような九龍のスラム街、チンピラとの乱闘、娼館、麻薬、拳銃等々、 日活アクションが得意中の得意とした題材や小道具が、そこら中に散らばってます。 ポルノというよりは、ハードボイルドとして愉しめる映画ですね。 その香港の魔窟・九龍の街の様子を、 モイラの大学の大先輩である小沼勝監督が 独特のカメラワークで撮っています。 これだけでも見ものです。 日活アクション好きの方、この作品をご覧になってはいかがでしょう? ではまた。ごきげんよう! にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 7, 2024 09:48:11 PM
コメント(0) | コメントを書く
[独断と偏見に満ちた映画評] カテゴリの最新記事
|
|