カテゴリ:独断と偏見に満ちた映画評
こんばんは、映画狂のモイラでございます。 今宵は和製女ドラゴン(?)志穂美悦子の人気シリーズの一作目 「女必殺拳」をお届けします! 李紅龍(志穂美悦子)は香港と日本のハーフで、中国拳法の達人。 兄は香港警察の麻薬Gメンだが、麻薬組織を追っているうちに、突然姿を消した。 そこで紅龍は兄を探しに、日本の横浜へ飛ぶのだが、 彼女を待ち受けているのは、想像以上に巨大な麻薬組織の面々だった…… 志穂美悦子さんはデビュー前、JAC(ジャパン・アクション・クラブ)のオーディションで、 「足が太い上に胸が小さい」という理由で、不合格だったそうです。 しかしトップの千葉真一さんが、彼女の並外れた運動神経に着目し、 千葉さんがアクション演技を次々と命じると、それを完璧にやりこなす志穂美悦子さんに、審査員一同大いに驚き、 即、芸能界入りが決まったのです。 いやあ、「女必殺拳」での志穂美悦子さんのアクションのレベルの高さは、 それはもう半端ではありません! まさに、「和製女ドラゴン」と言ってもいいでしょう! 中国拳法だけでなく、ヌンチャクも使いこなすのだから、すごい! 日本映画史上初のアクション女優とも言えるでしょう…… 結婚してすぐ女優を引退したのは、実に惜しいです。 キレのある山口和彦監督の演出もさることながら、 トラック野郎の鈴木則文と掛札昌裕の無駄のないシナリオも、なかなか秀逸です。 今夜のように大雨が降って、気がくさくさしている時に観ると、 たちまちスカッとする映画ですよ! ぜひ一度、ご覧あれ!! にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 2, 2024 11:01:39 PM
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