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テーマ:サービス業の舞台裏!(119)
カテゴリ:ホテル日誌・事件簿
続けて電話のお話:)。
最初は“うわ~~っ!”と声を上げた 『満室でございます』 に無言のガチャ切りも慣れたこの頃(笑)♪ 未だにカチンと来る御予約依頼電話があります。 『○○(社名)の××ですけど。△日は空いてる?』 『あいくにその日は、全館満室を頂いております。』 『ちょっとぉぉ~~いつも使ってるんだよ!! 何とかなんないのっ?!』 “××様って覚えないなぁ~~” お話を続けながら、PCにカタカタお名前を入力。 宿泊履歴が一覧表示されます。 “いつもって、、、、2回?” いえ、1回でもご宿泊頂いていれば良い。全く履歴が見付らない方もいらっしゃいます。 通常常連として優遇させて頂くのは、2001年のコンピューター導入以来、少なくても30泊、多い方達だと300泊以上頂いている、本当に懇意なお客様。 もちろん彼らからのご依頼ならば、確保を提供するなりキャンセル待ちに載せるなりして、必ず、絶対、お部屋はご用意致します。 そんなホテルの誠意?営業戦略?をご存知なのか、 ホテルの規模的に一発検索は出来ないだろうとタカをくくってなのか、 常連客を装ってお電話される方に、未熟者のMeiはどうも一言いたくなります。 (↑スマートな接客をされる支配人を見習って、このとき以来言ってません・笑) ついでに、大企業が社名で依頼されるのも何だかなぁって感じ。 『△△自動車の□□と申します。』 個人名まで仰って頂ければ、“ああ丁寧な方~♪” もしくは “常連様だったかな?” こっそり検索してみるけれど、 会社名だけ名乗られると、どうしても上客扱いを狙われる雰囲気が漂います。 実際、会社名でお客様を優遇するホテルは多いだろう。 ただ、今自分が働くのは、あくまでも個人を大切にするホテル。 会社名で御予約賜るのだって十分ありがたいけれど、反って信用を楯に、ホテルポリシーに副わない事を半強要される事も多いのです。 (例:前会計鉄則を承知&一度キリの御予約で、末締め翌20日払いをにして) もう1パターン。 尊大な態度で嫌な思いをさせられた方と言うのは、中々忘れないもの。 そんな方に限って、 馬鹿が付くほど丁寧にお電話下さいます。 もちろん 馬鹿が付くほど丁寧にお断りします(笑)。 色々考えてしまうけれど、一年後に 『ホテルも、ここまでお客にソッポを向かれるなんて、スーパー事務的だった万博中には想像さえしなかったろうね』 な~んて言われない様、 どんなに忙しくとも、安いホテルでも、常に一定レベルを保った接客&電話応対は死守して行こう;)♪ Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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