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テーマ:サービス業の舞台裏!(119)
カテゴリ:ホテル日誌・事件簿
今年も鈴鹿サーキットでF1が開催されました。 三重県でのレースなのに、実は毎年この3日間、名古屋市内のホテルが一年で最も混み合う日です。
去年は台風まで一緒に来ちゃったから、それはもう大変で~(笑)(笑)。 今年は台風こそ来なかったものの、7・8・9の3日間は、予約受付開の始直後から満室。 忙しくて当然なのに、つい最近まで万博の為毎日F1状態だったから、電話が少ない分楽に感じたのが不思議でした(笑)。 8日のお昼。Sさんと和気藹々、ゆったり仕事をしていました。 (※そう!F1はコンサートと同じで時間が決まっているから、朝と夜だけ忙しいんです。万博中は、朝・昼・夜と常時人の出入りがあって、ず~~っと忙しかったんです・・・思出涙) そこへ、スーツと言うよりは、ブレザーを着た男性がお越しに。 にこやかにお迎えすしたら、彼は別のホテルの方だと自己紹介されました。 驚いてご挨拶すると、早速 『今日名古屋駅前のメルサビルで事故があり、全館停電になったのはご存知ですか?』 『いえ。朝から働いており、特に存じませんでした。』 『実は、うちのホテルも停電になっちゃったんですよ(泣)』 えええぇぇぇ!!! 『館内全部がですか???』 『そうなんです~~・・・』 『大丈夫ですか??? 復旧のメドは立っていますか????』 『全く分らないんですわ(号泣)。 それで、もしも御社に空室が出る様な事があれば、後程で結構ですからご連絡頂けないかと。』 『か、かしこまりました。必ず!』 頭を下げ下げ、男性が別のホテルへ向われるのをSさんとお見送りしてから 『今日全館停電だって・・・・・一年で一番忙しい日に。。。。 有り得ないねーーーーっっ!!!』 『きゃ~~っ、うちで同じことがあったらなんて、想像もしたく無いです~~っっ!!!』 夕方ホテルへ届いた夕刊に記事を見付け、改めて絶句です。 グランドホテルさんは(←新聞にもお名前が載っているので、恐れ入りますがそのままで)242室をお持ち。当然8日は全館満室状態だったろう。 この場合事情が事情なだけに、多分殆どのお客様は 『仕方ないね』 と別ホテルへの移動をスンナリ承知してくれはず。 だからと言って、そんな遠くをご案内出来ない。でもF1のなか日に市内で空室なんて、1部屋探すだけでも大変なのに、242室。。。。 考えるだけでヨロけました。 もちろんお客様が一番可哀想だけど、今この瞬間にスタッフ達が何をしているかを想像すると、もっと可哀想。 可哀想過ぎます。 20時近くになって、シングル2部屋だけですがキャンセルが出ました。 即お電話したら、 『お陰様で停電も復旧し、何とか落ち着きました。 お心遣い本当にありがとうございます』 何度もお礼を伝えて下さいました。 お忙しいだろうとあまり詳しく伺えず(←本当は超聞きたい)、『頑張って下さいね』 とだけ。 翌日の新聞には、18時頃復旧したとありました。暗い中で客室清掃をある程度済ませ、電気が戻ってから仕上げ&確認されたのかな。 ロウソクの中で、披露宴も行われたそう。そりゃ中止なんて出来ませんよね。 新郎新婦もだけど、担当者さんだって泣きそうだったろう。。。 お待たせしたり、迷惑をかけた御予約客には、返金で対応したのかな。一切頂かなかったのかな。 スタッフがどんな対応をされたのか、その場に居合わせたかった気もちょっとだけします! いや、、、、停電だけじゃなく火事の可能性のあったから、やっぱ怖いわ。 前言撤回(笑)。整備には細心の注意を払ってを肝に銘じます。 ホテルの皆さん、何とかなって本当に良かったですね。お疲れ様でした。 辛抱下さったお客さまにも、心よりお礼申しあげます♪ 後は、お怪我された技術者さん達の、お早い回復をお祈り申し上げます。 全然関係ない上に日付まで違っちゃいますが(笑)、日本TV系 『笑ってこらえて』で、“2005吹奏楽部の旅” 2時間スペシャルを観てました。 全国大会に向けての、文化部版、青春&成長ドキュメンタリーです。 最高ですね。生徒さんも先生も、全員が!!! あまりに皆泣くから、こっちまで泣ける。TVでは、スマスマで野口宇宙飛行士を乗せるスペースシャトルのモーニングコールとして、『世界に一つだけの花』が流れた時以来の感動です。 福井の先生、格好良いね~♪ 京都のお爺ちゃま先生(←失礼)超可愛い♪♪ 金沢の先生も笑顔が素敵だし、サポートに回った学生さん達も偉かった。 けど自分が参加するなら、千葉の高校が良いかな。厳しくて。アルトサックスのソロ演奏した生徒さん、めちゃウケました(笑)。 楽器はからっきし出来ませんが、大人数で演奏するのが好きなんです。 自分の高校に吹奏楽部があったら、絶対入ってたよ~~。 (↑実際はプライベートenjoyの帰宅部・笑) Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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