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テーマ:サービス業の舞台裏!(119)
カテゴリ:ホテル日誌・事件簿
2003年4月。
英会話学校での個人営業に回され、思いっきりヤル気の無くなったMeiは退職を願い出ました。(⇒『転職を考える』) 業務形態上?中々辞め難い会社でしたが、上司にあたるA課長はお話の分る素敵な方だったのが救い。いえ、このままMeiが働いても結果は出せないと、彼女は察知されたのかもしれません。 ただ 『次の仕事が決まるまでは、続けなさい』 支店長と課長より説得されました。 なるほど。確かに家でボケッとする時間を作るなら、もう少しここでA課長やOさんを勉強(観察)させて頂くのが良いだろうと、その場は了解。 そして求人誌を即買い。“自分にはやっぱホテルかなぁ?”を念頭に目を通す。 目星を付けたのは、3つのホテルでした。それぞれにお電話して、面接のアポ。 翌日には課長の許可の下、仕事を抜けて最初のホテルへ出掛けました:D。 そこは、シティとビジネスの中間コンセプトを持つ、スタイリッシュなホテル。入口からして素敵♪♪ 担当面接官も優しく、、、、、、、、なんて言うんですかね? 大変物腰柔らか。いかにもホテリエ。しかもF&Bやバンケットでは無く、フロント業に従事されて来た雰囲気を漂わす、中性的な男性。 素敵な方だったんです、本当。しかも、ホテル業界に共通の知人がいて、ちょっと盛り上がりましたし。ただ、笑顔が涼し過ぎると言うか、一緒にいてテンション下がる気がしないでも・・・。 そこへ私が又、『外国人との入籍を控え、働けるのは1年半ほど』 面倒な事情をお伝えしたものだから、尚更表情が読み取れない(笑)。 勤務内容は、フロント業務の契約社員。男女関わらず、交代で夜勤も有り。 『殆どの女性スタッフは、夜勤で体調を崩して辞めてしまうんですよ・・・大丈夫ですか?』 ここを何度も確認下さいました。夜勤の経験は無いけれど、面接中にできませんと言える訳が無い(笑)。 『はい、頑張ります:D!』 今の仕事を辞める為なら、何でもしますの勢い(笑)。 結果連絡には数日かかるとの事。 採用されると良いなぁと思いました。 そのまま会社に戻って仕事し、夕方再度別のホテルへと面接に出向きました。 道中、先程とはちょっと違う緊張が・・・。 と言うのもそのホテル、今までに一度も名前を聞いた事が無かった(笑)。余裕を持って会社を出たのに、いざ近くまで来ると、求人誌の地図を見てもどこか全然分らないんです~~!! 面接に遅刻なんて有り得ないので、当時会社で持たされていた携帯からホテルに電話しました。その時応対して下さったのが、今一緒に働く支配人♪ でも近くに似た名前のビルがあって又迷い、結局時間ギリギリとなりました。 近くは何度も通った事があるのに、そこに存在するなんて一度も気付かなかった、小じんまりしたホテル。 一番に迎えて下さったのは、当時のフロントチーフ、今の支配人と、Yさんの笑顔でした。すっごい綺麗、しかも明るいオーラを持った人達だと思いました。 『どうぞこちらへ~~:D:D♪♪』 声をかけて下さった社長を見て、又息を呑む。結構お歳のハズですが、凄い美人なんです! しかもお洒落! “絶対ただの人じゃない” あれで超一般人だったら、その方が驚くわ。 挨拶と簡単な自己紹介の中で “この方は、声まで綺麗だなぁ~” そう思ったのも覚えています。 社長は、お渡しした履歴書と職務経歴書をしばらくご覧に。 『カナダへいってらしたのね』 『はい・・・・それで、最初にお伝えしなければいけない事が。。。』 6月に入籍予定である事。その後永住権申請を開始するので、1年半ほどしか働けない旨を、午前に面接頂いたホテルで同様にお話しました。 ここでの反応が、Mie的に面接のハイライト。一番心臓に悪い部分。 なのに社長ったら 『まぁそうなの:)♪』 ・・・・・・・・だけ?! それ所か、そんなの全然関係ないとばかり、ご自身の考えと理想をお話し始められました。 今探す人材に求めるのは ● 社長と似た価値観・美意識 (←これが一番重要らしい・笑) ● 従業員全員と仲良く働ける、協調性 ● 正社員として積極的に経営・改革に参加する意欲 ● 絶対条件として、英語力・ある程度の接客業経験 ● お客様と会社、両方に対する誠実さ 他にもあったと思うけれど、正直忘れました(笑)。 でも楽しそうに、歌うようにお話下さったのは大変印象的でした:)♪ Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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