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万博開催期には、海外からのお客様にも大勢お越し頂けました。　

Meiは、外国人のお客様に接客するのも大好きです♪

うちみたいなbudgetホテルで、最高の設備と接客をご期待ではない事も要因と思われますが、彼らはとても反応が良い。特に西洋からのお客様は、何て言うのだろう？躾が良いと感じます。



以前、航空会社でCAとして働くMikiが、サービスとしてお子さん達におもちゃをプレゼントする話をしてくれました。

日本人のお子さんは、本当にお礼を言わないそう。20人に渡した時に数えたら、1人しか『ありがとう』を言わなかった。ご両親の態度も、もらえて当前。それ所か、違うのは無いのかと文句を言ってきたり。

対して外国人は『Thank　you♪』　お子さんが言い忘れる事があっても、　『Say　something』　（何か言うことがあるでしょう？）　隣の親が必ず言わせるのだそう。


そうかもなぁ～と思いました。

彼らは、躾が良いと言うのか子供の時から愛想が良いと言うのか、日本人のコミュニケーション力の低さも、実はこの辺に起因しているのではと・・・



でもこれ、あくまで接客させて頂いての感想。　

それ以前の問題として、


外国人って、予約したのに来ない人多いーーーーっ！！！


ええ、ええ、日本人のお客様にだって、何百回とブチられています。　

が、例えばの数字ですが、外国人10組中1組と、日本人90組中1組ではやっぱり割合が違う。　

言葉の壁やメールor国際電話をかける手間が、キャンセル通知を頂けない理由かなぁ～・・・（泣）。




一件、凄く覚えているNoShowがあります。

5月のある日。　出勤すると、支配人から

『Meiさん、この予約だけど・・・』

PC上には、ダブルを4部屋、明日から一週間の御予約。　しかも同じお名前で、7月には更に多くのダブルが、10日間ほど予約されていました。　

予約表を見ると、3月にわざわざホテルまでお越し頂いてご予約賜ったヨーロッパの方。　Meiの字で書き込みもあったから、フロントで色々お話したのは間違いない。

『覚えてる？』　

『何となく。。。。多分万博関係者で、ご家族をお連れになるとお話した気がします。　一度確認してみます！』


日本の携帯番号を頂いていたから、まず問題無いだろうと電話しましたが、応答が無い。

ならばと、時差を考慮に入れて、ヨーロッパとのご自宅に国際電話。ご本人がお出になりました♪（以下、A様）

『日本の○○ホテルです。明後日からの御予約について確認したく、お電話しました』

『Ohh：D！』

A様はホテルとMeiの事を良く覚えていて下さって、確かに予約したのは自分であることと一緒に、フライトが変更になった為、明後日からご宿泊したいと仰いました。

細かい事を言えば、“明日分キャンセルもA様から連絡してよ”　ですが、とにかく確認できて良かったＸＤ♪

『明後日からのご宿泊は、間違いございませんね？』

念押しすると同時に、御予約が一部屋ではないので、FAXかメールで全員の名簿を送って頂けたら助かります、とお願い。　

彼は快く了承下さって、その日中に送ると仰いました。


しかし、FAXもメールも届きませんでした。　




ご予約日当日。　

一昨日お話したばかり、確かにお越しになると明言されたし、MeiはA様一行が現れると信じて疑いませんでした。　

ネットで見る限り、その日キャンセルになったフライトは無し。22時、Meiの終業時間になってまだお越しにならなくても、

『絶対来るから切らないで。（＝飛び込みのお客様に売らないで）何かあったら彼の日本の携帯に連絡して』　

チャイニーズカナディアンのMちゃんに引き継いで帰宅しました。



23時過ぎに、MちゃんからMeiの自宅に電話です。

『Meiさ～ん、A様達まだ来ません。携帯に電話したら、彼の部下だと仰る人（以下B様）が出ました。確かにA様は今日日本に来るはずだけど、彼も連絡が取れなくて困ってるって。。。。　どうしよう？』


うう～～ん・・・・'：（。　


でも、B様も来るはずと仰るのだし

『取りあえず、公共交通機関の最終まで待ってみて。　それでも来なかった時は切って』



で、やっぱり来なかったんですよ。　

3部屋売れ残りました（怒）。

　


翌朝支配人と相談したMちゃんが、もう一度携帯でB様とお話し。もちろん、B様からだって構わないからキャンセル料を頂くためです！　


するとB様も万博会場のパビリオン前で、困り果てているご様子。　Mちゃんに何度も


『Where is my booooooooss!!』

(僕の上司はどこーーーーーーーーーーーーーーー？？？！！)　


“知るかっちゅーの”　ですが、結局可哀想過ぎてB様には請求できず。
　


遅番出社したMeiが、責任を取る為再度ヨーロッパまで電話をしました。

キャンセル料もあるけれど、その日以降と7月のご予約がまだ残っているから。今晩も売り残す訳には行かない。

でも何より、一言言ってやらないと気が済まない。　　

（今冷静に考えると、国際電話かけてきて説教するホテルもどうかと思いますが）


今回も男性が応答されました。　私はA様だと思ったけれど、『日本のホテルです』　と名乗った瞬間から、不思議な言葉の羅列で意思疎通困難。　

かけ直しますと、時間を置いて改めたけれど、同じ状態。


と言うか、切られた！！　　　ううわぁぁ～～～っっ！！！！


めっちゃ腹立って、本気で万博会場まで行ってやろうかと思った。


最終的に、携帯電話へ再度連絡。　B様に、今日からと7月の予約は全てキャンセルしたと必ずA様にお伝え下さいとお願いして、この件は終了です。



以後外国人からのご予約は、ますます要注意となりました(笑)♪





Mei