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テーマ:愛・地球博(446)
カテゴリ:ホテル日誌・事件簿
中国人団体が良いお客様だったなら、一体どこの方達に困ったかと言うと、
そんな覚え殆ど無いんですよ。 本当に:D! お給料頂きながら楽しい思いが沢山できて、心の底から光栄でした(涙)。 それでも以下は、特にその国の方達だったからとは思えませんが、異様に接触が多かった為、心に残ったお客様です♪ 大手家電メーカーの中近東支社から、万博と日本本社見学の為お越しになったドバイ・インド・サウジ・UAEの団体様(主に40代~50代の男性。ほとんどがインドご出身だったので、以下インド人と呼ばせて頂きます)が忘れられません♪♪ あの日は、万博期間中で一番疲れた夜でした。 この団体様、彼らがどうこう以前に、まず会社で組まれたスケジュールに無理が有りすぎ(笑)。 上海とソウル支社経由でお越しでしたが、その2日間は機内or船内泊。酷暑の名古屋到着そうそう体調を崩された女性の為、英語が話せる&往診できるお医者様探しに最初のバタバタ。 お疲れの皆さんからも、出来る限り早くお部屋を使用されたいとのご要望で、メイクさんに掃除を急かせて更にバタバタ。 ドバイ在住の日本人社員も、3名同行されていたんです。お世辞抜き、とても爽やかで知的でユーモアまである素敵な方達でしたXD♪ ただ彼らも本当~にお疲れだったから、私達の英語力を把握されるやいなや、“後は任せた” インド人のお客様が入室された途端、内線で呼ばれまくりました。エアコンの操作方法が分らないとのお申し出です。実際お部屋に出向くと、超真夏なのに、暖房が入っていたり。。。。 確かに、ホテルが英語版操作方法を、各部屋に用意していないのが悪い。 ただ、一応Powerボタンを押すだけで冷風が出る様には設定済み。↑↓で温度調節は、世界共通かと・・・。事実、万博期間を通して、エアコン操作方法でお部屋まで呼ばれたのは、この時を除けばほんの数回。 家電メーカーお勤め故の好奇心が、色々なボタンを触らせたのかな(笑)。 いえ、皆さんご自宅には家政婦付きだそうだから、人にしてもらうのが当然だったのかな(爆)。 良い意味でも悪い意味でも、皆さん全然人見知りされなかったんです。普通、初対面のフロントスタッフよりは、まず近くのお部屋の同僚にお聞きになるんだけど。。。 続けて日本人社員さんからのご依頼で、2時間~3時間後に全部屋モーニングコールをセット。夕食を御予約済みだったから、眠り込んでしまう方がいるといけない為。 所がインド人の皆さん、眠るだなんてとんでも無い(笑)! ホテル周辺を散歩&買い物以外に、何をされるかと言えば、お電話。毎日必ずご自宅に連絡を入れる、ご家族思いの方達ばかりでした♪ 問題は、うちのホテルではお部屋から国際電話をかけられ無い事。未だに一階の自販機で1000円のカードを購入、公衆電話からID番号入力によって数十分話せるプリペイド方式なんです(涙)。 もちろん英語表記のご利用案内が公衆電話横に置いてありますが、これ又皆さん、代わる代わるフロントへお尋ねに。 お一人に説明し終えたと思えば、また一人。 あれ? 通常、インド人に限らず日本人団体でもアメリカ人団体でも、2~3人に説明すれば、彼らから全体に広まってゆくものなんですけどね。。。 本気で、全員を集めてオリエンテーションしようかと思いました(笑)。 でも皆さん、本当に人懐っこくて憎めない':)。 ある方は鍵の受け渡しする時に、必ず歓声と一緒に握手を求められる。 それはスーパーウルトラ嬉しいけれど、国際電話プリペイドカードの使い方を何度説明差し上げても、良く分らないと仰る。 取りあえずデモンストレーションの為、私が実際にかけてみる。 すると、次もMeiにかけてくれと。(一晩に何回もお電話される・涙) もちろん時間があればさせて頂きますが、同タイプのインド人客の対応で泣きそうな程忙しいから、再度使い方を説明。 でも、やっぱり出来ないらしい。 もう説明する方が面倒になって来て、Meiがかける。当然繋がる。 『Wow!君は天才だね~~:D:D♪♪』 もちろんからかってらっしゃるんだろうけれど、 『本っ当に誰でも出来るんですよ~・・・』 “お願いだから、自分でやって~・・・(大泣)” お夕食に予約された有名和食店について問われたので、何故だろうと思いながら、 『そうですね~。そこそこフォーマルなお店ですよ♪』 そう申し上げてしまったのが、次の騒ぎのキッカケ。 皆さん正装してゆかねばと、一斉にアイロンの貸し出しをお申し付けです。 貸し出し用は2台しかないから、ご利用が終わった方からお待ちの方へ、館内を駈けずり回る事に・・・・・。 和食店からお迎えのバスが到着して、ちょっと静かになったなぁ~♪と思ったのも束の間。 食事からお帰りの時刻を見計らって、今度はインドやドバイのご家族から、電話が鳴りまくり! その脇で、別のお客様がプリペイドカードでシリアに電話がかけられないと仰る。 内心 “またかよ” と思いつつ(←こら)試してみたら、本当に繋がらない。 早速カード会社に問い合わせたけれど、「繋がらないはずは無い。シリアの回線側にトラブルがあるんじゃないか」の繰り返し。 確かに物騒な地域に隣接している国だから、そう言うこともあるのかなとNTTに問い合わせると 「シリアの回線も正常ですよ」。 完璧Meiにはお手上げレベル♪ 早々にカード代を返金。大変申し訳ございませんがと、クレジットカードで国際電話がかけられる公衆電話を案内しつつ、コンビニで別会社のプリペイドカードが買える事も案内。 『そのカードでもかけられなかったら、今度はコンビニに返金請求して下さいね♪』 に皆さん、Mei達の肩を抱いて大爆笑! 一緒に苦笑いしつつ、 “彼らでこれだけ手間がかかるのなら、メキシコ人やブラジル人の団体様は、もっともっと大変かもしれない(汗)” こっそり考えていました♪ 余談ですが、 口もきけなくなるくらい疲れたこの日の帰り道、天然を自覚するMeiにも珍しい程の、大ボケをかましています(笑)。 Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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