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テーマ:戦争反対(1190)
カテゴリ:時事問題・国際関係への私的見解
前々から勉強しなおさなければと思っていたので、
最近は通勤時間を利用して、こんな本を読んでいました 『面白いほどよくわかる太平洋戦争』 で、感想です。 日本って、 怖い!! 無っ茶苦茶怖い!!! 竹槍しかなくても米兵の本土上陸に抵抗するつもりだったとか、神風や回天・桜花の特攻機くらいは存じていましたが、 軍幹部は、国民一億人、最後の一人まで特攻させるつもりだったなんて、、、。 意思の強さと従順さと(資源は尽きていたと言え)当時の国力を考えると、今の北朝鮮なんか全く比較にならないレベルで恐ろしい。 私だけかもしれませんが、確かにこう言う事までは、学校で教えてもらえませんでしたね。 昔から父は、日本は太平洋戦争に負けて、本当に良かったと言います。 『確かに様々な点で優れた国ではあったけれど、途方も無く思い上がっていた。もしあのまま勝ち続けていたら、現在こうして世界に胸を張れる日本は無い』 そうかも知れません・・・・。 太平洋戦争(※日本海軍VSアメリカ)の敗因として ● 人命軽視 (例え短期決戦が前提だったとしても、です) ● 情報戦・レーダー開発の軽視 ● 日露戦争勝利時の、旧式戦法重視(無策の人海戦・空母より大戦艦) ● 陸・海軍の内部抗争 (生産性減退と新兵器開発スピードの遅れ) ● 自国民に対する情報操作 (正確な戦果が伝えられなかった事) ● 戦時でも年功序列 他にも列挙されており、改めて考えさせられます。 ここでふと、“ならば現在の自衛隊は?” と視点を変えてみる。 あってはならない事ですが、有事に備えて控えめに(公にはできず)、でも着実に同じ失敗を繰り返さない為の開発・購入・訓練を続けていますよね。 「眠れる獅子」 巨大国家、中国に対して良く使われる表現です。 事実、ソビエトが崩壊した現在、アメリカと対等に戦えるのは、中国だけかもしれません。 でもその強さと可能性を自らアピールし続ける為かな。国民一人一人を見た時の、国に対する不満かな。根気と執着心の薄さかな。利用する事はむしろ賢いと認識される為、それを大袈裟に隠しもしないからかな。 いざ蓋を開ければ、良い意味でも悪い意味でも、そこまで酷い国では無い気がします。 本当は、日本の方がずっとずっと怖いのかも。 島国的度量の狭さ、体躯の小ささから獅子には例え難いけれど、アメリカによって巧妙に抜かれた牙と爪、野心と狡猾を、DNAに潜めている。 それを一番ご存知なのが、中国であり朝鮮半島であり、世界の有識者達。 当の日本人に気付かせぬ様、飴と鞭と裏工作で必死。 そんな気が、しないでもない。 次は 『面白いほど良く分る自衛隊』 を読んでみよう。このシリーズは他にもかじっておきたい分野が多く、時間がある時にゆっくり勉強して行こう。 と考えながら、何故か 『電車男』 買っちゃいました。 今頃なんてすが、映画もドラマも全く観てないから、どんな世界のお話か楽しみです(笑)♪ Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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