Live Well, Laugh Often, Love Always

超マイペースのK・Mさん、4月より新しくホテルスタッフに加わってくれたYさん、Meiの珍しい3人組で勤務をしていた日。

いつも通り、K・Mさんはお喋りが止まりません。　手も動かすよう注意しながら、会話に引きずられてゆくMei・・・（笑)。

何度も電話に中断されつつ、今回K・Mさんが力説下さったのは、彼女の実のお兄様の奥様、彼女にとって義姉にあたる方についてでした。



要約すると、彼女のお兄様は大学卒業後、東京で証券会社にお勤めされ、そこで出会った女性とご結婚。　2人のお子さんにも恵まれ東京で生活を続ける中、何故かお兄様は会社を辞め、愛知県の実家で金魚養殖？をされるお父様の跡を継ぐ決心をされました。

義姉様は大反対。

東京にマンションも購入してローンもある。仕事だってあったのに、何故今実家を継ぐのか？（ご結婚時にお兄様がその辺を彼女にどう伝えていたのかは、K・Mさんには分らないそう）

まぁ、戸惑うお気持ちが分らないでもありません・・・よね？


ただ、お兄様が実家に帰ってきてしまったのと同時に、彼女も埼玉県のご実家に帰ってしまった。

『とにかくこっち来る気は無いって。でも離婚も嫌だって。どう思います～？？』



『う～ん、、、、私も似たような状況だから人の事どうこう言えんな～（笑)（笑)。

でもね、K・Mさんだって遠距離って言えば遠距離中でしょ？』



K・M家はお子さん一人の3人家族ですが、実はご主人様が昨年春から関東へ転勤。当然K・Mさんも付いて行かれると思っていたら

『こっちで家も買っちゃったし、息子を転校させるのも困るしぃ～』

結局K・Mさんとご子息はこちらに残り、ご主人様だけが単身赴任されています。これがまた、ご主人様がいつお帰りか分らないそうで、多分彼の定年退職までずっと別居されるらしい。

彼女より9つ年上の超温厚なご主人様は2週に一度お帰りになるし、K・M家の絆の強さだっていつも感心させられるけれど、これだって客観的に見れば義姉様のケースと大して変らない。


『やだそうじゃ～～ん！！！！』　


K・Mさん、途端に目を大きくして大爆笑♪　（←普通は言われる前に気付くと思ふ）





それにしても、K・MさんとMeiに限らず、うちのホテルの女性“非学生”スタッフは、皆個性に富んだ人生を送っています。特に恋愛・結婚面で。

夜勤チーフのKさんは、幼なじみの彼氏が彼女のご実家で毎晩夕食を一緒に食べる、つまり結婚同然の生活をされているにも関わらず、何故か入籍はしない。

中途半端が出来ないバツ1支配人は、Meiとは又違った意味で波乱万丈過ぎる為今回は割愛。

同じくバツ1、現在新しい彼氏が出来て超、超～ラヴラヴなカフェのWさんのお話も面白い。

夜勤新人のIさん（30才）は、イギリスに惚れ込んでしまったそう。派遣と高収入バイトで資金を貯めては、イギリスへの短期留学を繰り返す自由人。


しかし一番凄いと言うか凄まじいのは、もちろん　社長　





こんなK・MさんとMeiの会話を、何と言えば良いのか分らないお顔で聞いていたYさん。

情に厚く、実はMeiと同じ位ドジなYさんは（笑)、まだお子さんが無くご主人様とお二人暮らし。エリート（と私達が勝手に決めている）で出張族のご主人様はあまりお家に帰らないそうで、それが少し寂し気だけど、

『そう考えると、Yさんは立派だね！尽くす良い奥さんだし、このホテル内で唯一まともな結婚されていると思うよ♪』

『本当～♪♪』

お話を向けると、突然顔を伏せて

『いえ、、、　　　　家は主人がやりたい放題で、、、』






（さすがのK・Mさんも）

シ～～～～～ン





『何で！？そんな事ないよ！』

『やだYさ～ん、大丈夫大丈夫！』

とか言ってみるものの、まだY家の事情を良く知らないくて言葉が続かない（滝汗）。


『良いんです良いんです、慣れましたから♪　あっ、いらっしゃいませ～♪♪』

・・・・・・・・・・・・！





とにかく、みんながやりたい放題。

なんて自由な国と時代に生まれたのだろうと、改めて感謝しました



けれど、誰もが一生気楽でいられる訳はありませんね。　

奔放な生活も（一部の人にとっては）後少しとなりそうです。






Mei