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テーマ:仕事しごとシゴト(23727)
カテゴリ:ホテル日誌・事件簿
以前、初対面の方から突然
『タバコ吸うでしょう?』 と聞かれてちょっと驚きました。何故そう思うのか伺うと 『だって、デパートとかホテルで働いてる女の子って大抵タバコ吸うじゃな~い』 へぇぇ~~ 世間にはそんな認識があるのかなぁ? あまりそんな感覚なかったけれど、改めて今まで働いたホテルでを思い出してみると、、、 ああ、当たってるかも(笑)。 確かに一般職のOLさんより、ホテルの女性スタッフは喫煙率が高いかもしれません。女性だけでなく、男性スタッフも多いんじゃないかな? もちろん部署やポジションによって、違いはあると思います。断言できませんが、外資系チェーンのマネージャークラス(=海外ホテルの勤務経験者)になると、喫煙者率はぐっと下がりそう。欧米人にとって命である白い歯に気を使う人達は、まず喫煙しませんよね。 でも立ち仕事がメインの従業員に、やっぱり喫煙率は高かった気がします。 タバコを吸う時って誰でも溜息つくみたいになるから、畳みの敷かれた休憩室で一人喫煙されてると、そんなスタッフが少し怖く見えたのも本当。 ただ、(仕事ができるできないは別として)、どこのホテルを思い出しても、タバコを吸うスタッフは面白くて存在感のある人が多かった(笑)。灰皿に集まって来るから、喫煙者同士のおしゃべりは凄く楽しそうでした。良く喫煙者の間には通じるものがあると聞くけれど、同じ空間を共有される関係からか、例え違う部署、先輩と後輩でも仲良くなりやすいし、一度仲良くなると皆とてもフランク。 Meiは新しい職場で大勢の女性の中に飛び込む度、微妙にハンデを抱えた気分になったものです。 もう一つ、私が喫煙者を羨ましいと思う点があります。 現職場では、9時間勤務中“手が開いた時に”45分間の休憩が認められています。所が常時電話が鳴り、いつお客様の列ができるか予測できない現場ですから、休憩を取るタイミングが非常に難しい。一人ずつ休憩に入らなくてはいけない上に呼び出されるから、客室を借りて眠る時、買い物に出かける時以外、結局フロントで同僚とお喋りしている方がよほど息抜きになっています。 でも喫煙者は 『トイレ行って来ま~す♪』 と同じ頻度と気軽さで(正規の休憩時間外に)タバコ休憩が取れて、しかも本当に気分転換できるらしい。。。 完全に勤務と休憩の時間が決まっている業種や、喫煙者の肩身が狭い職場では無理かもしれません。が、特にカナダのオフィスなんかビル内完全禁煙の為、外で喫煙する上に同じく喫煙休憩者と長話ししされるので、下手をすると、禁煙者と比べて1時間近く余分に休憩を取っているかも! 喫煙者の言い分は 『タバコ休憩のお陰で仕事効率がアップするのさ♪』 んん~~・・・(笑)? まぁそうだと仮定して、 禁煙者の仕事効率が、喫煙者より余分に働かなくてはいけない程悪いとも思えないんですよね~。 だからって、今更タバコ吸おうとは思わないですけどね~ かく言うMeiの父は、15年間の禁煙の後、数年前からまた喫煙を始めてしまいました。いつも禁煙を勧めているけれど全然止められません。 (ついでにマナーもイマイチ・・・) 一度始めてしまうと、禁煙とは相当難しい様ですね。 でも体に良くないのは明らかですから、何よりご自身を大切にして欲しいと思います。ホテルの同僚を含めて、Meiが大切に思う人達には、特に。 Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.10 01:07:11
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